【楽天モバイル】実際に使って感じる楽天ケータイのメリット・デメリット

減らすTips
ワタシ

今回は“楽天モバイル”について言及します。

普段、月々の携帯料金はどの程度支払っているでしょうか。

スマホを利用してはいるものの、この毎月かかるコストはなるべく抑えたい。それは誰もが思う共通の悩みです。

多くの人が今では格安SIMで契約して割安で利用していることかと思います。

一時期は、3大キャリアを中心に通信費7000~8000円くらい当たり前でしたが、今では格安SIMが広がりグッと減って3000~4000円くらいになってきました。

さらに楽天モバイルのプランで格安になっております。

とはいえ

楽天の新プランは確かに得そうではあるが、出来立てホヤホヤでリスクも多くありそう…

と興味はあるものの漠然とした不安が拭いされないのが現実だと思います。

そのため、今回実際に契約してみて使ってみてのメリット・デメリットも含めレビューしていきます。

月々のコストを抑えつつも、諸々のリスクヘッジをしてどうオトクな運用をするかということが気になる方の一助になれば幸いです。

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今回の論点

この楽天モバイル、まだまだ一般的に広がっている状況ではないですが、結論から言うと

節約をしたい人はリスクをとってでも楽天モバイルに速攻で変えるべきです。

個人的に一番怖かった「全然繋がらなくなる問題」も思ったほどの通信の悪さではなく、むしろ快適に使えています。

そして、上記と合わせて穿ってみていた「電話かけ放題も見えない前提があるんでしょ疑惑」も私の杞憂に終わりました。

また、契約と共に付与される楽天ポイント+1%の得点も地味に嬉しく、通信費0円のコストメリットも含めて、結果的に大満足だったと感じております。

今回は、実際に使ってみて思う所感を中心に、契約前に気になっていた以下のことにふれていきます。

今回の抑えドコ
  • 楽天モバイルの特徴

  • 楽天モバイルの通信

  • 楽天モバイルの通話

  • iPhoneの利活用

  • 具体的な契約方法

  • お得なポイント

順から触れます

ツマ

節約にはつながりそうだけど、ぶっちゃけどうかを聞きたい

楽天モバイルとは

楽天モバイルとは楽天モバイル株式会社が2020年にスタートした新たな携帯事業のサービスのことです。

なんといっても一番の特徴は価格破壊をして市場参入していること。(後発サービスなので定石と言えば定石ですね)

電話も通話も使い放題で2980円、今後の5G対応もしつつ、300万人までは1年間無料という大判振る舞いです。

新聞やメディアでは、第4のキャリアとして、docomo, AU, SoftBankと比較されることが多いですがサービス内容や価格帯を考えれば格安SIMと一番競合します。

また、2021年になってから大手3社がそれぞれ首相の要請を受けて割安プランを出してきたので、楽天モバイルとしても新プランとして段階的な価格設定を提示しています。

このプランのすごいのは容量を多く使わない場合(1ギガバイト以内)であればタダになること。

これは無料キャンペーンがなかったとしても、屋内外でWi-if などを利用して通信料の節約をすれば、実質0円運用がずっとできるわけです。

生活費の中でかなりの割合を占めていた通信費が0になるのは革命的です。

楽天モバイルの通信について

では楽天モバイルの一番肝心の通信についてはどうなのか。

実際のところずっと圏外なんじゃないの?

と、穿った目でみていましたが、実際のとこ現状どうなのかを記載します。

通信速度について(個人的所感)

私の場合、今まで格安SIMのワイモバイルを利用しておりました。

ワイモバイルは格安ブランドでいながら通信速度は圧倒的につながりやすく、不便に思ったことはありません。

楽天モバイルよりも通信は安定しているため、楽天モバイルでないなばら、未だにワイモバイルだったと思います。

ただ、結論としては生活をしている上では楽天モバイルの通信速度でも全く支障がないレベルで、許容範囲内です。

例えば、家にいる時や、外に出て散歩している時や、電車に乗っている時などは問題なく繋がります。(生活圏は東京です)

一方でつながりにくくなってしまう、圏外になってしまうのは、エレベーター内で移動している時と近くのスーパーに入っている時だけ(なぜだ。。)です。

この程度なので、特に不便はないです。

むしろ、使い放題のため、外にいながら大容量のデータをDLしたりテザリングしたりみたいなことが容量気にせずできるのはめちゃくちゃデカいです。

メリット・デメリット(個人的所感)

上記を踏まえて、メリットデメリットを整理します。

メリットは、価格が安い意外にも、通信量気にせず無限に使えるということです。

スピード第一優先でなければ満足できます。

とはいえ、勿論4GLTEは対応しているので、めちゃ重い動画などを利用しない限りは不便に感じません。

一方で、デメリットはスピードが常に最速でないことくらいです。

そのため、ビジネスで常に通信速度は早くないと支障が出るという人はNGです。

また、しょっちゅう海外旅行にいくことなどが多い人などは通信難民になる可能性があるので、そう言う人は様子をみた方がよいかもしれないですね。

ただ、私の場合は、現在在宅で家にいることが多い場合、家のWi-ifで大体は事足りており、最低限の通信がお安くできればいいや程度に思っており、そこのニーズにはバッチリはまります。

また、テザリングを利用すれば、iPadでもノートPCも外出中に無限に使えるというのはめちゃくちゃ心強いです。

ワタシ

テザリングでいつでもどこでもiPadをネットにつなげられるのはアツイですね。

楽天モバイルの通話について

では通話はどうなのか?

『専用アプリという時点で怪しい感じするけど…』

これまたこんな穿った目でみていたのですが、実際どうだったのかを記載します。

通話方法について

通話は専用アプリを利用します。

Rakuten Linkというアプリを利用します。

デザインは好きくないですが、内容には不満はないです。

使い方としても非常にシンプルで、このアプリを開いて電話番号をいれるか、登録された連絡帳にかけるかの2択です。

iPhoneで電話をしていた人などはあまり使い勝手は変わりません。

また、特筆すべきは電話機能+SMS機能が一つにまとまっているため、簡易メッセージもこのアプリ内でやりとりできます

勿論、LINEのように同じアプリ同士でないとダメみたいな話ではないので特にこれも違和感なく使えます。

肝心の通話もかけたりかかってきたりしますが、特に聞こえにくいなどもなく満足しています。

そのため、結論としては使い勝手は今までと特に何も変わりません。使うアプリが変わるだけです。

通話機能の注意点

当たり前ですが、通話かけ放題というのはこの専用アプリを使った時に限ります。

そのため、今まで使っていた電話アプリから利用すると有料になります。

これは分かってはいることなのですが、注意点が一点あります。

それは何かというと、無意識に今までのアプリを使っている時があるということです。

慣れとは恐ろしいもので、電話をするときに気づいたら無意識に、今までのアプリを利用しています。

私はこれで2回ほど無駄に有料電話をしてしまいました…。。

これは機能が悪いのではなく、慣れの問題であり自分の問題です。

そのため、iPhoneデフォルトの電話とSMSのアプリを削除しようか検討中です。。

ツマ

確かに慣れないと無意識にやっちゃうよね

楽天モバイルの契約方法

では、契約はどう進めればいいのか。

これには大きく2点

  • Web上で契約
  • 店舗で相談して契約

の2種類があります。それぞれ少し試しみたので記載します。

Web上で契約する流れ

これは家でサクッとできます。

やることは驚くほどらくです。

入力フォームは以下で、あとは流れに沿ってポチればOKです。

■ご参考リンク(楽天モバイルの契約)

上記リンクを踏んだ後は流れに則して入力するだけです。

まずは、1つしかないプランを選択して先に進み、

オプションは必要であれば…で基本は不要かと

次に機種を選びます。

オトクなのはRakuten HandとOPPOの機種

手持ちiPhone利用の場合、格安SIMだけの契約もできますが、大分格安で手に入るのでサブ機として利用するのもありです。

個人的に還元額の大きい2機種がオススメであり、特にRakutenHandであれば本体価格分のポイントバックになるため、実質タダです。

特に必要に感じていなかったとしてもこれは手にいれておいて損はないと思います。

ちなみにRakuten Handはメイン機にしても支障がないスペックです。超コスパ良いです。

あとは楽天IDを入力(もしくは新規登録)して出てきたフォームに情報をポコポコ入力するだけです。

基本的にはこれだけです。

尚、ウェブの契約の良いところは登録がすぐできるという点の他、特典で買える携帯の種類が豊富だという点です。(店舗の場合はその店舗の在庫に依存します)

そのため、パパっと済ませたい人や、マイナーな機種の携帯を同時契約してオトクにサブ携帯を持ちたい人はウェブでの契約をオススメします。

店舗で相談して契約する流れ

次に店舗での契約の流れです。

Webで完結する形式の方が楽に対応が完了できますが、店舗のメリットはやはり

スタッフに質問攻めして疑問を一気に解消できる

という点です。(調べる手間が省けて情報収集効率がよいです。)

かくいう私も、途中までWEBでやろうとしながら、途中で気になることが色々でてきて

結果的に途中で店舗相談に対応を切り替えました。

尚、実際に店舗に行く際は予約が必要になるので、こちらでまず最寄りの店舗での相談を予約します。

■ご参考リンク(店舗の予約)

店舗についたら話を聞きながら登録を進めるわけですが

基本的にはWEBの申し込み画面を店舗で入力することが求められます

(私の場合はすでに途中まで入力していたのでその時間はカットされました)

あとはSIMカードのチェックや電話の開通・確認と口頭で規約などを説明を受けるだけです。

また、私の場合は、ポイントの付与などについて、色々と気になる事があったので細かくききまくりました。

そのため、質問したいことがある方や、自力での設定に自信がない方は店舗での契約がオススメです。

ワタシ

自分みたに聞きまくりたいタイプは訪問するの良いですね

iPhoneの利用はできるのか

また、合わせて利用するときにかなり気にしたのがコレです。

「てか, 自分のiPhone使えるの?」

結論としては使えます。ただ、使える機種が全てではない点が注意点です。

使える機種と使い方について

対応するiPhoneについて

私の場合、格安SIM×iPhone(SIMフリー)の組み合わせで利用していたため、SIMだけ入れ替えればいいと思っておりました。

ただ、以前の公式の楽天モバイルのHP(2020当時)には以下の文言が記載されていました。

「iPhoneの利用はできません」

なんだよ。出来ねぇのかよ。

と思って一時期は楽天への移行を考えることを塩漬け状態にしていました。

ただ、ある日とあるブログなどを見るとこんな文言が書かれています。

「普通にiPhoneで利用できるわww」

と。

なんと!使えるのか!と思い、調べてみると、どうやら対応機種とそうでないとがあることがわかりました。

結論から言うと、iPhoneXR移行の機種であれば使えます

私の利用しているのはiPhoneSE(第2世代)で該当機種であったため、これが分かってすぐに移行の検討をしました。

尚、今では楽天モバイルのHPに記載があります。

▪️ご参考リンク(iPhoneの対応確認・利用方法について)

海外無料利用ができないと言う点だけは全てに共通しますが、普段国内で使うのがほとんどの場合は別に問題にならないと思います。

むしろSIMフリーを利用しているわけですので、海外旅行の際は、現地のプリペイドSIMを購入して設定をすればよいです。

iPhoneでのSIM設定について

そしてSIM設定についてです。

ただこれは文字面からして

「難しそう…めんどくさそう…」

と思いがちですが、さほど難しい話ではないです。

基本的に楽天モバイルのホームページの方で扱い方は確認ができます。

▪️ご参考リンク(iPhoneでの登録方法について)

また、今回、私はiPhone用にSIMを契約しつつも、Rakuten Handもサブ機として手に入れることを画策しました。

その場合は、面倒ですが下記の2ステップで行う必要があります。

  1. Rakuten HandにnanoSIMで契約する
  2. 後からiPhoneにSIMを入れ替える

このステップを刻めば、基本的に手持ちのiPhoneで楽天モバイルを使いつつも、Rakuten HandはWifiなどに繋いで使うサブ機として使えます。

勿論、SIMカードを入れ替えればその日の気分で使うスマホを変えることも可能です。

結果的に問題なかったのですが、上記がうまくできる自信がなかったため、今回私は直接店舗で契約をしつつも、上記の実験を試みております。

上記はWEBの申し込みでも問題ないと思いますが、心配な方は店舗で話を聞きながら設定することをオススメします。

ワタシ

結論としてはiPhoneでも問題なく使えます。

楽天モバイルのオトクなポイント

最後に、楽天モバイルに切り替えることでどの程度コストメリットが発生するのか。

日々の節約という点で整理します。

月々の通信費の大幅節約

まずは月々の通信費についてです。

一番の乗り換えのメリットはこれに尽きます。

私の場合、以前はワイモバイルを使っており、通信の安定性なども含めある程度は満足をしていました。

ワイモバイルの価格も契約した当初は、それ以前に利用していたAuと比較して、半分以下になった(3000円弱くらい)ので当初は大満足でした。

ただ、この価格は諸々の乗り換えなどのキャンペーンによるもので、気づいたらキャンペーン期間が終わっていて月額4000円くらいになっていました。

なので強い不満はなかったですが、より良いプランがでたら変えたいと漠然と思っていた矢先、楽天モバイルが現れたので、渡りに船状態でした。

たまに出てくるキャンペーンが終わったとしても、段階プランに移行するため、データ活用をおさえれば無料で運用ができるわけです。

単純に月額4,000円×12=48,000円が節約できます。

家にWifiがある場合は、正直1ギガバイトでも問題ない人は数多くいると思います。

つまり多くの人が毎月額4000円分(場合によっては毎月7000円~8000円)をマルッと節約できるはずです。

携帯端末料金の節約

そして、この点も地味にインパクトがあります。

何かというと携帯端末の節約です。

最近の携帯端末はジリジリと単価が上がっており、分割払いの表示されることが多いため感覚がマヒしがちですが、端末料は大体4万~7万くらいします。

■ご参考リンク(携帯端末料金に関する調査)

これに対しRakuten Handを実質無料(2万円で購入して2万ポイント還元)で購入すれば、単純にコストカットができます。

私の場合は、2大目スマホとしてお試しに使ってみましたが、これは、メイン使いでも全く問題なくない仕様です。

■ご参考リンク(Rakuten Handとは)

Handと出ている通り、めちゃくちゃ持ちやすく扱いやすいです。(これはまたどこかでレビューでも記載しようかと思います。)

携帯は時々写真を撮る程度で、正直通信と通話ができれば何でもいいというような人であれば、十分に機能を果たしてくれると思います。

日々のポイントの節約

また、最後に楽天系列になるので、ポイント面でもオトクです。

具体的には楽天市場で何等か購入する場合、ポイントが常時+1%つきます。

これが塵も積もって結構なお得さになります。

例えば、ふるさと納税などを毎年やっている場合、仮に10万を申請すると、それで1000円分オトクです。

また、ふるさと納税含めて生活必需品などを楽天市場中心に購入した場合、

仮に、年間の利用額が100万円程度であれば、丸々1万円程度がお得になるわけです。

当然他の楽天のポイ活と組合せれば相乗効果としてポイントが2倍3倍となったりもします。

この点は、別記事でまとめます。

【実践】家計節約術!楽天ポイントを使って毎月約5,500円分を節約する

そのため、諸々加味すると何万円も節約ができるわけです。

これが楽天経済圏の一番のメリットですね。

商売上手だなーとおもいつつも、節約をしていきたい人は現状は楽天モバイル一択です。

ツマ

ポイントでのオトクさも考えると2倍嬉しいね

まとめ

以上のポイントを一言でまとめると以下の通りです。

今回の抑えドコ
  • 楽天モバイルの特徴
    ▷新たに出てきた携帯キャリア、価格破壊を起こして市場参入している

  • 楽天モバイルの通信
    ▷繋がりやすいとは言えないが、許容範囲で思ったよりも繋がるというのが所感

  • 楽天モバイルの通話
    ▷全く問題なく無料で使え、SMSと電話機能がセットになっており使いやすい。

  • iPhoneの利活用
    ▷iPhone XR移行であれば海外利用以外は普通に使える。

  • 具体的な契約方法
    WEBで契約と店舗で契約の2種類があり、それぞれメリットが違う。

  • おトクなポイント
    ▷毎月の通信費、携帯端末量、日々のポイ活の3点でオトクを享受できる

繋がりにくいだろうし、色々使い勝手わるいんでしょ?と勝手な先入観がありましたが、想像以上に使いやすいです。

また、今後はこの動きを踏まえ、各キャリアがサービスを充実させてさもオトクかのようなキャンペーンを展開してくると思います。

そうなった場合、うわべのセールストークに乗せられずに自分の手で情報を探り、自分の頭で考えて最もオトクな活用方法を見極める視点が求められてきます。

今後も、思考停止して損をしないように、お得な最新情報をキャッチして発信してまいります!

ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m