
今回はリクルートエージェントで「書類選考が通らない」問題について触れていきます。
リクルートエージェント経由で応募しているのに、書類選考が全然通らない。。
こんなことでモヤモヤを抱えている人はいませんか。
私自身、転職活動の中でリクルートエージェント経由の応募で書類選考に落ち続けた時期がありました。
「自分で応募したときや別エージェントだと通るのに、なんでリクルート経由だと落ちるの?」
「そもそも本当に企業まで書類が届いているの?」
と疑問に思って調べたことが、この記事を書くきっかけです。
そこで今回は、自分の経験に加えて調べて分かったことも含めて
- なぜ書類選考に落ちやすいのか
- どんな人が落ちやすいのか
- そして通らないときにどうすればいいのか
まで、実際に転職経験者として、そしてキャリアコンサルタントの視点も交えながら整理します。
ちなみに以前、同じ転職エージェントであるJACリクルートメントについてもレビューしているので、あわせて読んでみると比較の参考になると思います。
転職活動をよりよい活動にしたいと思っている人の一助になれば幸いです٩( ᐛ )و

結論:リクルートエージェントで書類選考が通らないのは珍しくない

結論からいうと、リクルートエージェント経由の書類選考通過率は、目安として10%以下と言われています。
つまり、10社応募して9社は落ちるのが平均的なペースということです。
リクルートエージェントに登録して担当者から最初に言われ、実際にこういうメールも頂きました。

まぁ言っていることはごもっともだと思いつつも、目安としての数字としては
「それ低すぎじゃない?」
と思いましたが、実際に、リクルートエージェント経由のものは想像以上に書類で落とされ、かなり焦りました。
転職活動を始めた最中で数社落ちると
「自分はダメなんじゃないか…。。」
と出端をくじられますが、数字だけ見れば通らない方がむしろ普通だとわかります。
とはいえ、原因を知らないまま応募し続けても状況は変わりません。今回の押さえドコは下記3点です。
- なぜ書類選考の通過率が低いのか
- 書類選考に落ちやすい人の特徴
- 通らないときの対処法・使い方
書類選考の実態の不透明さについて

まずは「書類選考の実態」について考えます。
他のエージェントと並行して使ってみると、書類の通過率は明らかに低く、複数の要素が影響していると思います。
実際に使ってみて思いましたが、主には下記の2つの要因が影響していると感じています。
要因1:リクルートエージェントのスタンス(数打ちゃあたる)
まず主要因の1つが「大量求人と数打ちゃ当たるのスタンス」です。
リクルートエージェントは業界no1の圧倒的な求人数を持つため、求人が多すぎて捌ききれないという状況に最初は陥ります。
そして、エージェントのスタンスととしても
「通過率は10%程度なので、とにかく興味があるところはバンバン履歴書を出しましょう!」
のスタンスで応募数を出すことを推奨しており、細かくマッチングの精度を精査することはありません。
(とはいえ、初回面談で興味のある業界や、おおよその条件は加味してくれます)
そのため、応募数を大量に出すので、通過する”率”は極めて低くなるというのが構造的な要因です。

ワタシの場合、今までの経歴と関連しない人気企業に興味本位で出してみましたが案の定玉砕しました。
要因2:リクルートエージェントのブラックボックスな部分
2つ目の要因が、そもそも本当に応募がされているか怪しいという点です。
「書類選考が通らない」と一言でいっても、実は中身が2パターンあります。
- 不採用:書類が企業に渡り、企業側の判断で落ちる
- 社内選考落ち:企業に届く前に、エージェント側の判断で見送られる
これはブラックボックスなので推測の域を脱しませんが、企業側にそもそも出されていない可能性もあるということです。
リクルートエージェントを介した応募の敷居は低いです。
あらかじめ、履歴書と経歴書を登録したら、ガンガン届く求人に応募ボタンをポチッと押せばそれで終わりです。
その上に、担当者から
「いっぱい応募数を出しましょう!」
と発破かけられるので想像以上に応募をしていたりします。
ただ、そもそも、このビジネスは企業から成功報酬を受け取るビジネスモデルのため、明らかに要件を満たさない応募は、企業側に逆に悪い印象になりかねない側面もあります。
そのため、応募はさせるものの、企業に送る前の段階で見送られている可能性があります。
これがいわゆる「社内選考」で、体としては応募先の企業に断られたみたいな感じにしつつも
「より条件に合致する候補者が他におられたため」
「今までのご経験とスキルが企業側の求めるものと若干異なったため」
といった定型文で連絡が来ることが多いです。
実際にSNS上でも、選考が進まないまま終了してしまったという声が見つかります。

理由をちゃんと教えてもらえないと、次に活かせなくてモヤモヤするよね
書類選考に落ちやすい人の特徴

続いて「書類選考に落ちやすい人の特徴」についてです。
書類選考の通過率が低いのは先に挙げた通りですが、とはいえ自分にマッチした企業はちゃんと書類が通過します。
ただ、調べたことと自分の経験を踏まえると、主に下記のようなケースの場合は落ちやすい傾向があるようです。
- 経歴・スキルが求人要件に届いていない
- 職務経歴書が長すぎ・要点が見えない
- 転職回数が多い・年齢とのバランス
- 志望動機や熱意が伝わっていない
順に解説します。
①経歴・スキルが求人要件に届いていない
最も多いのが必須要件(MUST条件)を満たしていないまま応募しているケースです。
人気企業や好条件の求人ほど倍率が高くなるため、「歓迎条件」レベルの経験しかない状態で応募が集中すると、相対的に見劣りしてしまいます。
人気企業ならば人気企業なだけ、求める暗黙の条件が高く、ライバルの求職者と比較された上で判断されていると捉えるのが良いです。
②職務経歴書が長すぎる・要点が伝わらない
職務経歴書のボリュームが多すぎたり、逆に少なすぎたり、実績が数字ではなく抽象的な表現に留まっていたりすると、採用担当者に強みが伝わりません。
特に少ないページに収まっていて、実績が数字で語られているかは、書類選考を突破できるかどうかを大きく左右します。
ちなみに2ページくらいが一般的には良いとされますが、30代後半以降で経験が多くストーリーとして一貫性があれば3〜4ページになっても中身が伴っていれば、減点にはなりません。
③転職回数が多い・年齢とのバランス
短期離職を繰り返している場合や、年齢に対して経験年数・役職レベルが釣り合っていない場合も、企業側が定着性を懸念しやすく、書類の時点で慎重に見られる傾向があります。
転職回数は1〜2年で転職する回数が多いとジョブホッパーとしてみられる可能性があり、ネガティブに映るというのが一般的なみられ方です。
また、年齢は35歳の壁とあるように、30代後半からはポテンシャル採用の枠が極端に減るので、即戦力としての業界の知識や仕事の実績やマネジメント経験などがみられます。
④志望動機や熱意が伝わっていない
意外と見落とされがちですが、担当のコンサルタントに熱意がうまく伝わっておらず、推薦文が弱くなっているだけ、というケースもあります。
企業に送られる推薦文はコンサルタントが書くため、こちらの意欲や強みをきちんと言語化して伝えられているかで、書類の通りやすさが変わってきます。

実際に別エージェントでは、同じ情報量・同じ業界にも関わらず担当者によって、通過率が全然違うということが発生したので、担当者によってもこの数字に影響する可能性は大いにありそうです。
実際にリクルートエージェントを使って感じたリアルな所感

続いて「実際に使って感じたリアルな所感」についてです。
書類選考のことも含めて、ネガティブなことを多く書きましたが、当然良いところもあります。
そのため、次は実際に使ってみて感じたリクルートキャリアのイケてる点・イマイチな点も含めて正直にレビューします。
リクルートエージェントのイケてる点
- とにかく求人数が多く、業界最大級
- 非公開求人も含めて幅広く紹介される
- 書類添削や面接対策のサポートがある
求人数の多さは業界でも圧倒的で、選択肢の幅を広げたいフェーズでは非常に頼りになる存在です。
また、書類応募の手配や面接日程の調整、内定後の年収交渉まで代行してくれるので、転職活動の事務的な負担が減るのも大きなメリットです。

個人的には、JACやビズリーチなど数を絞って受けるものと並行して、幅広で数を増やしたり最初のお作法を学ぶのには適していると思います。
リクルートエージェントのイマイチな点
- 書類選考で落ちても理由の詳細までは教えてもらえないことが多い
- 担当者によってサポートの質にばらつきがある
- 求人数が多い分、紹介が「数」重視に感じることもある
特に落選理由については、定型文での連絡になりがちで、次にどう改善すればいいか分かりづらいのが正直なところです。
そのため、ある程度は自分で書類の質を高めたり、他社サービスと併用したりするのが得策(後述します)です。

求人数が多いのは魅力だけど、選ぶ側にもコツがいりそうだね
書類選考が通らないときの対処法

続いて「通らないときの対処法」についてです。
書類選考が続けて通らなくても、それで転職活動が終わるわけではありません。優先順位をつけて動くのがおすすめです。
【最優先】職務経歴書を見直す
まず最優先でやるべきは、職務経歴書を1〜2ページに収め、実績を数字で語れるようにすることです。
担当のコンサルタントに再添削を依頼し、応募する求人ごとにアピールポイントを微調整してもらうだけでも通過率は変わってきます。
>>【関連】手帳でキャリアの棚卸し!転職時にも使える振り返りのフレームワーク
【並行して】別の転職エージェントを併用する
職務経歴書の改善と並行して、他の転職エージェントを併用するのもおすすめです。
1社だけに絞っていると、その担当者の推薦文や紹介スタイルに結果が依存してしまいます。
個人的なおすすめは、ビズリーチなどで用意された職務経歴書のフレームを併用することです。
すでに用意されているフレームに打ち込んでファイルDLし、それをリクルートエージェントへの入力にも使い回すと効率的です。
また、ハイキャリアや外資・グローバル系を検討している人は、JACリクルートメントのような専門特化型のエージェントを併用すると、業界に詳しいコンサルタントから別の推薦文をもらえる可能性が広がります。
>>【関連】JACリクルートメントは門前払いされる?使って分かった実態と活用法
【気長に】担当者に率直な理由を聞いてみる
前述の通り、落選連絡は定型文になりがちですが、担当者に「今後の転職活動の糧にしたいので落選理由を教えてほしい」と率直に聞いてみるのも一つの手です。
すべて答えてもらえるとは限りませんが、社内選考落ちなのか企業側の不採用なのかが分かるだけでも、次の応募の精度を上げやすくなります。
焦って応募数だけ増やすよりも、状態を整えてから数を重ねる方が結果的に近道です。

1社の結果だけで転職活動全体を判断しなくていいと思います
リクルートエージェントの登録〜活用の流れ

続いて「登録〜活用の流れ」についてです。
登録は簡単ですし、もちろん無料です。やり方は下記のステップに沿って進めるのみです。
ステップ1:会員登録
リクルートエージェントの公式サイトから無料会員登録をします。

まずは氏名・生年月日といった基本情報をもとにリクルートIDを作り、その後に、現在の就業状況や直近の職務内容、希望条件などを入力していきます。
画面推移に従って入力すればOKで、所要時間は3分程度とあっけなく終わります。

登録が完了すると「パーソナルデスクトップ」と呼ばれるマイページが使えるようになり、以降の求人紹介・応募・選考状況の管理はすべてここから行います。

この段階ではまだ職務経歴書は簡易的なもので構いません。
ステップ2:キャリア面談
登録後、担当のキャリアアドバイザーとの面談が設定されます。
メールで登録完了とともに、日程調整のメールがきます。

対面・電話・オンラインから選べるため、忙しい人でも隙間時間で受けやすいのが特徴です。
所要時間は30分〜1時間程度で、これまでの経歴やスキル、転職理由、希望条件などを丁寧にヒアリングされます。
この面談で伝えた内容が、後々企業に送られる推薦文のベースになるため、経歴や希望条件はあらかじめ整理しておき、転職への意欲が高いこともきちんと伝えるのがおすすめです。
ステップ3:職務経歴書のブラッシュアップ
面談を通じて感じたことや助言してもらったことは、随時マイページのアップローダーで職務経歴書に反映していきます。
履歴書・職務経歴書の反映画面は「レジュメを確認・編集」から行きます。
具体的にはリクルートエージェントのマイページのホームから「レジュメを確認・編集」のボタンを押します。

その後は順番に基本情報から入れていけばOKです。
なお、左中段下の、「お持ちの書類をレジュメに反映」からあらかじめ作っておいた履歴書・職務経歴書をアップロードをするだけで自動で入力してもらえてとても楽です。

また。日本語・英語どちらの職務経歴書にも対応しているため、外資系企業を視野に入れている人はこの段階で英文レジュメも準備しておくと後がスムーズです。
ここで手を抜かないことが、書類選考の通過率に直結します。
まずは1〜2ページに収め、実績はできるだけ数字で表現することを意識しながら、担当者に何度でも添削を依頼するくらいの気持ちで臨むとよいです。
ステップ4:求人紹介・応募
面談内容をもとに求人が紹介され、自分でも検索をしにいくことができます。

ちなみに、リクルートエージェントは非公開求人だけで25万件以上を保有しているとされ、自分では検索してもたどり着けない求人に出会える可能性があります。
マイページ上で気になる求人にアクションしておくと、AIが好みを学習して精度が上がっていく仕組みもあります。
また、登録しておくと企業側から直接オファーが届く「企業スカウト」が来ることもあるので、こまめにチェックしておくと選択肢が広がります。

あとはこの中から興味がある求人に積極的に応募していきましょう。

応募までは本当に2タップで完了します。
ステップ5:書類選考・面接〜内定
応募後は前述の通り、書類選考通過率はおおむね10%が目安です。
選考状況はマイページ上でステータス管理されるので、進捗を随時確認できます。
書類選考を通過したら担当者から連絡が来るので、事前対策をして面接に進みます。

その後、企業ごとの過去の質問傾向や面接官の雰囲気まで共有してもらえるほか、面接後にはフィードバックをもらえることもあり、次の面接に活かしやすいのも魅力です。
内定が出た後は、年収や入社日といった条件交渉、さらには現職の退職交渉に関する相談まで、コンサルタントに間に入ってもらえるので安心です。

ステップ3の職務経歴書のブラッシュアップが一番大事そうだね
リクルートエージェントに関するよくある質問

最後に「よくある質問」についてです。
- Q. 書類選考の結果はどれくらいで届く?
A. 一般的には1〜2週間程度が目安です。応募が集中している時期や、企業側の選考フローによってはさらに時間がかかることもあります。 - Q. 何社も落ちたらエージェントを変えるべき?
A. 職務経歴書を改善しても結果が変わらない場合は、担当者の変更や他社エージェントの併用を検討してよいタイミングです。1社の結果だけで転職活動全体を判断する必要はありません。 - Q. 落選理由を教えてもらえないのはなぜ?
A. 企業側から詳細な理由を開示されないケースが多いためです。差し支えない範囲で担当者に聞いてみると、社内選考落ちか企業側の不採用かだけでも分かることがあります。 - Q. 自分で応募した方が通りやすい?
A. 一概には言えません。エージェント経由は非公開求人や推薦文というメリットがある一方、直接応募は自分の言葉で志望動機を伝えられる強みがあります。併用して比較するのがおすすめです。

正直、担当者次第でよくも悪くもなりますが、事実ベースで言えるコトは保有求人案件数は最大なので、どういう人であっても戦略的に使うべきサービスなのは間違いないです。
まとめ

今回の押さえドコは以下の通りでした。
- 書類選考通過率:目安は5〜10%、通らないのがむしろ普通
- 落ちやすい人の特徴:要件不足・経歴書の質・転職回数・熱意の伝わり方
- 対処法:経歴書の見直し→他社併用→理由を率直に聞く
書類選考が通らないと落ち込みがちですが、そもそも通過率自体がそこまで高くない仕組みだと知っておくだけでも、気持ちの負担はだいぶ変わってきます。
誰でも最初は初心者ですので、今後なりたい自分の姿を妄想しながら、まずは職務経歴書のブラッシュアップから始めてみましょう。
この手の話は、機を逃すと急にやらなくなるので、思い立ったが吉日です!
今後、新たなキャリアを作りたい!と思っている人は、まずは無料登録から試して一歩を踏み出していきましょー(^^)/
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m
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