ども、らーにゃです。今回は私のキャリアの在り方についてまとめます。
社会人になってから将来のキャリアをどのように思い描いていますか?
働き始めたら自ずと自分の将来の道が見え、参考にするべきロールモデルも働いている中で出会えるはず…
学生時代は大企業に入れば、きっと何かが見えるはず!と思っていましたが、この考えが誤りであり、全て自分で設計しないとダメだ!と20代後半でやっと気づきました。
とはいえ、巷にあふれる情報をみていても、どうもピンとこない。脱サラの話は色々あるが、それも一握りのセンスがある人に最適化されたものに感じる…。
こんなモヤモヤと格闘することはや5年。将来のキャリアの考え方について整理ができつつあるので備忘録的にまとめます。
そのため、会社に属しながらも、いずれは会社依存から脱却したいとボンヤリと考えているような似た考えの人のご参考になれば幸いです。
ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴1年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
今回の論点整理
キャリア実験とは一体何か
最初にキャリア実験とは一体何なのか。
これは自らのキャリアを、自らの頭で考え、自らの意思で切り拓いていくこととしています。
誰かのキャリアを真似るみたいなことは実験ではなく、コピーです。
キャリアのコピーでうまくいくのは、参考にすべきロールモデルや成功が約束されている条件で働いている時に限定されます。
もしかしたらまだ、そういう職場もあるのかもしれませんが、少なくとも私の周りには存在しません。
恐らくキャリアのコピーでうまくいったのは、高度経済成長期の終始雇用を前提とした大企業です。
今の時代の大企業は永続する保証はないですし、企業寿命の短命化が叫ばれている今、あと10年くらいでなくなるくらいに思っておいてよいと思います。
そうなったら、正解や答えがない中、独自ルートを作る他ありませんので、これを個々人が皆で作って、企業もうまく利用するべきだというのが持論です。
ただ、キャリア実験のプランができたら、経験・スキル・稼ぎ、どれをとっても、ファーストキャリアとしてはもっともコスパの良いものだと思います。
では、まず、どのように計画立てるべきなのか?
ここから整理します。
キャリア実験の考え方
まず最初にキャリア実験するための計画の立て方についてです。
結論から言うと、
自分の思い描く理想状態からあるべきキャリアの計画を考えるのが一番良いです。
ただ、
というのが大多数の意見だと思います。
それではどんな考え方をすればいいのか?
これには色々な考え方がありますが、まずはやりたいことリストを思いつくままに並べてみてそこから考えればいいと思います。
私の場合は、単なるやりたいことの思い付きのブレスト集ですが、書いたものをまとめて手帳に入れ込んでいます。
この中から、何をいつまでにどうやって実現するかみたいな話が考えられるとキャリアの骨子が出来ると思います。
ちなみに、どのようにして自分のやりたいことを見つけるべきか、他の人はどんなキャリアを歩んでいるのか、注目されているキャリアの在り方とはどういったものか。
アイディアを広げるためには具体的な参考書籍やその中の参考例を見ながらの方がイメージが沸きます。
その点では下記の書籍をみながらやると具体的なイメージ沸き効率がグッと上がります。
▶退職条件やお金の考え方など、この著者のモデルや考え方が私のキャリア計画の骨子になっています。
▶後半に記載されているモデルケースが、脱会社依存のモデルとしてとても参考になります。
▶キャリアについて人生全体を俯瞰して整理する方法や具体例が参考になります。
どれも抽象論ではなく具体論に落とし込まれており、必要な箇所をつまみ食いするだけでも時間をかけずに考えるべき観点がサクッと理解できます。
これらをパラパラとみて観点をインプットすれば、今後のやりたいことのブレストもペンが止まる事なくスラスラできます。
オススメは制限時間1時間くらいに設定して大小さまざまなものを100個くらい書き出せば、柱になるネタが出てきます。
まずは自分で考えてひねり出したやりたいリストを元に次の計画化に移行します。
やりたいリストはいずれやろうと思いながら、結局着手してないなー
キャリア実験のポイント
今回は、上記のやりたいリストをボンヤリを洗い出した上で、それを元に、自分のキャリアをどう計画して、どう実践するかについてまとめます。
今回は具体的な計画作りの方法論と実践論とをそれぞれ記載します。
順に触れていきます。
キャリア実験の骨子作り
やりたいことリストの見える化
キャリア実験の計画を考えるのに最初にとりかかるべきはこれです。
これがキャリアの実験を実施する上で一番の柱になります。
まずは、これを思いつくままに書き殴っていきます。
やりたいことを考えるのに特に決まったルールはありません。
まずはブレスト同様に、質より量、出しまくる
これがファーストステップです。
何十個か、アイディアが出た後にやるべきことが、ライフイベントに絡むような事柄をピックアップして並べることです。
例えば私の場合は以下のようなもの
- 気合だけで成果を出す
- 結婚して子供を作る
- 家族でキャンプとかいく
- 海外で働く・暮らす
- 家を購入する
- ローンはなるべくしない
- 自分のビジネスを創る
- 会社なしで生計が立つ
- 郊外に別荘を買う
- 色々な人と絡んだ余暇をすごす
- なんらかギネスに載る
なんとも粒度の様々なものが並んでおります。
内容へのツッコミはおいておいても、このままでは目標というにはあまりにも雑なので、
SMARTの考え方に基づいて少し整理していきます。
- 20代で成果を出し全社表彰を1回以上受ける
- 30歳までに結婚し、30代で1人以上出産する
- 30代で毎年1回以上、家族キャンプを実施する
- 30代でTOEIC750以上をとり、海外駐在の機会を手に入れる
- 30代で家を4000万程度で購入する
- 40歳までに4000万分のローンを返済する
- 40代前半で会社を退社し45歳までに年300万以上稼ぐ
- 50歳までに養育費+5000万を貯蓄し、支出を200万におさえる
- 55歳までに郊外に2000万程度の別居宅を購入する
- 60歳から国内外の旅行を年に4回以上行う
- 65歳までにギネスレコードに1項目以上記載される
具体的な数字や締め切りを入れ込むと目標がより明確になり、
グッと計画の骨子が見えてきます。
やりたいことを必ず実現する仕組
次にやることは、時系列で整理して、自分の手帳に整理していきます。
例えば私の場合、上記のやりたいことリストを年号と合わせて整理すると下記のように落としこめます。
- 2015:成果を出し全社表彰を1回以上受ける
- 2020:結婚し、30代で1人以上出産する
- 2025:TOEIC750点・海外駐在の機会獲得・住宅の頭金準備
- 2030:4000万分のローンを返済する
- 2035:会社を退社し年300万以上稼ぐ
- 2040:一定額の貯蓄を行い4%ルールを適応する(後述)
- 2045:郊外に2000万程度の別居宅を購入する
- 2050:国内外の旅行を年に4回以上行う
- 2055:何らか1項目以上ギネスレコードにのる
あとはこれを私の場合はエクセルに落として、A5の印刷用紙に印刷して挟み込んでおります。
形はどうあれ、時系列で整理して、普段見る手帳などに一元化することがポイントです。
普段使いするツールに一元化することで、隙間時間でこの内容を確認して、おもいついたことをメモしたりして、やりたい想いを増幅できます。
また、この大きな骨子さえ出来てしまえば、あとはそれに向けて、何をすればいいか考えて、行動すればいいだけです。
これでめでたく
これが解決されます。
あとはこれを20代~50代の節目ごとの状態目標に落とし込み、それの達成に向けた計画にしていきます。
計画になったらあとは、それを達成させるために日々実践しつつ、手帳で繰り返し確認して潜在意識に刷り込みます。(領域としてはNLPに近いと思います)
これが、習慣化されて無意識にできるようになると、無意識のうちに目標達成をしており、結果として目指したいキャリアになっています。
これが私の今までの勝ちパターンであり、私のキャリア戦略の考え方です。
今後はこれを意図して10年後20年後30年後を見据えて実施していきます。
20代~30代におけるキャリア実験
では上記の計画を踏まえて、20代~30代はどのように過ごすのか?
今後の自分のあるべきキャリアについては正直、散々悩みました。
サラリーマン人生も脱サラリーマン人生もどちらもメリデメがあると思いますが、一体自分にはどのようなキャリアを向いているのか。
結論として私のプランでは30代までは組織人として(社畜として)のスキルアップ・キャリアアップを目指します。
そしてゴールに据えるのは
つまり、社内でやりたいことを手繰り寄せつつも、40になった時には自分でもビジネスを作れる、会社の看板に頼らずに生きれる状態を目指します。
40歳になった時に、仕事が楽しいから続けるか社外のチャレンジをトライするのかの選択肢が選べる状態になれるか
それとも借金とスキルのなさで会社にすがる以外の選択肢がなく、ウザがられながらも必死で奴隷としてすがる生き方になってしまうか
これは30代の生き方次第だと思います。どうすれば選べれる状態になれるのか。
それでは今までの振返りも含めて20代、30代の目指す状態を順にまとめます。
20代のキャリア実績(今までの振返り)
まず20代のキャリアを振返ります。
私の20代の目標は、会社で成果を出して認められる(表彰される)ことと、プライベートで結婚して家族をつくることの2つでした。
この2つは結果としてはどちらもクリアしています。
これの勝因は非常にシンプルで、手帳に目標として記載しており、ちょくちょく目にしていたことや、それによって普段の行動を意識出来ていたことに起因します。
また、何よりも成功の一番の根本は、入社して間もなくボンヤリと将来設計をしたことと手帳にアウトプットするというアプローチが功を奏しました。
何のスキルも持ち合わせない凡人代表のワタシでも、それなりの成果が出ているので、恐らくこのアプローチは誰でも再現性があると思います。
自分の型と目標さえ定まってさえしまえば、あとはそれに則りやるだけです。
時には自分の感情を殺してでも、ただただ目の前のことに集中すれば自ずと成果につながります。
振返ってみると、私が20代で行っていたアプローチは以下の3点でした。
- 漠然と将来に想いを巡らして仕事とプライベートでやりたいことを書き出す。
- やりたいことをベースに手帳に自分の計画を作りちょくちょく見返す。
- 仕事はライフワークではなくライスワークと割り切って、ただただやる。
まとめると手帳を元にした計画力と自己暗示力だけのパワープレイで目標達成できました。
私のように元々、意志力が弱い人ほど、この手帳アプローチはオススメです。自作の手帳作りなどに興味がある方はこちらをご参照くださいませ。
30代のキャリア計画(10年プラン)
そして問題が30代です。
30代はとにかく色々とライフイベントが多くあります。
例えば、子供の出産・入園・習い事、家族旅行や家の購入、転職・ジョブチェンジなどなど。。
また、子供の習い事や家族旅行などは無計画でいると支出が際限なく増えます。
これをどう整理していくか。
また、30代になると体力の低下や家族や子ども出来て、20代の必勝法であるパワープレイのアプローチができなくなります。
私の場合、この唯一といっていいほどの切り札が使えない今、どのように30代を過ごせばよいのか。
大きな目標となってくるのは、家を買ってかつローンを返済しきる。自分でビジネスを作る感覚やスキルを身に着ける。
これを達成するための30代のアプローチとは以下の3点です。
- 収入は共働きをしながらWインカムの構図で2本柱
- 今までの成果と根回しで新規事業と海外駐在のチケットを狙う
- 副業制度を使って自力でマネタイズする練習を行う
シンプルに考えると、金を稼いで、スキルを磨くという2点に収斂されます。
お金の稼ぎ方については色々な意見がありますが、私のような能力のない凡人の場合、やはり会社に属する方がコスパは良いです。
また、共働きというアプローチは同じ能力で同じ働き方が出来れば単純に家庭の収益が2倍になります。
30代で共働きをすれば、どの家庭でも年収1000万というのは簡単に到達しますので、ローンなどの借金をなるべく極小化する場合、この手段が最も合理的です。
また、家の購入というのも考えどころで、そもそも必要か?というところから考えるべきだと思います。
我が家の場合、夫婦ともども実家が都内のため、これも大分議論して地方移住も考えましたが、結論としては都内で買う方向性になりました。
ただ、購入後、子供が手から離れたら売ることを前提に検討しており、おおよそどの程度の価格帯でどの程度貯める必要があるのかも算出中です。
たとえば4000万くらいの家を購入する場合、返済の期限を2030と仮置きしているため、単年で400万貯金し、残りの支出で食いつなぎつつ養育費の捻出と貧乏旅行を楽しむ計画になります。
そして、もう一つ考えないといけないのがスキルを磨くという点です。
これがとても、戦略的に考えて行動しなければなりません。
往々にして、大企業で中間管理職になるとその先が長く、スキルセットとしても組織内だけで通じる調整力だけが異様に伸びて他の能力は伸び悩みます。
そのため、それ以外の経験・スキルが磨かれません(個人で勉強したとしても、能力の伸び率は効率が悪いと思います)
これはどうしたものかと考えていたのですが、ビジネス感覚を磨くという点では、多くの裁量が任されるキャリアを狙ってとりにいくのが合理的です。
具体的に狙うべきは新規事業開発・事業経営系の業務です。当然調査で終わるようなものではなく、予算がついて事業規模拡大が会社から期待されるポジションです。
会社によって、ここの重要度の大小はあると思いますが、今の世の中を考えると割とチャンスだと思っています。
日本の大企業においては新規事業を創らないと後がない状態になっているので、裏を返すとそこへの期待感やチャンスが多くあります。
そのポジションを狙ってとりにいくというのが30代でやるべきことかと思います。
さらにその先に、社内起業的に事業経営をしたり、全くのゼロベースから海外で事業を立ち上げるといった経験ができると尚よしです。
ただ、当然、なろうとおもってすぐつけるポジションではないと思うので、例えば以下のような条件は課される可能性が高いです。
- 社内起業系のキャリア
➡今までの成果と社内知名度が高い。 - 海外駐在系のキャリア
➡今までの成果と語学力がある。
それぞれハードルは高いですが、もしもどちらかでも経験ができるとスキル的にも経験的にも大きなメリットがあります。
この経験を業務で得ながら、かつ副業的に自分でビジネスを作ったり回したりのアウトプットができれば40代に入る前の予習としてはベストです。
そして、このほかにもう一点、このキャリアで何よりも大きいなメリットがあります。
それは何かというと。会社に属しているからこそ
という点です。
当然、期待もされて目標も課されるのでプレッシャーが高いのは間違いないですが、失敗したとしても、給料はでます。
そして、むしろ期待されて周りよりも良い可能性すらあります。
(ただ、失敗すれば当然クソミソに怒られると思いますが、忍耐力があればノーダメージ)
一方で、独立して挑戦した場合は、当然失敗したらお金にならないわけです。ローンなどの借金があったらいっかんの終わりです。
そのため、この2つを通じて、お金とスキルをWで欲張って手に入れること、そして借金をなくしてその後の準備をすること、これが30代で目指す状態です。
ここまでの状態が出来れば40代で脱サラをするのもサラリーマンを続けるのも好きなほうを選べる選択肢が出来ると思います。
40代~50代におけるキャリア実験
では最後に、40代~50代はどのように過ごすのか?
目指す状態は脱サラして、自分で生計が立てられるようになること。そして老後の憂いを無くすことです。
この目標はかなり先のことになるので、正直なところ、タラレバの領域で、地に足ついていない目標設定になるのは仕方ないです。
ただ、ここで抑えるべきはゴールイメージを明確化することで30代で準備すべきことが明確になり、かつやることの意思が強まるという点です。
また、会社を卒業するということを決め打ってしまうことで、そこまでに何をどのように会社で学んでおくべきかという思考に代わります。
そのため、40代以降のことは詳細でなくていいにせよ、思考して想いを巡らすことには絶対価値があります。
繰り返しになりますが、ここで目指すべきは、一言でいえば、脱・仕事人間を果たすこと。
お金の心配がない状態になり、稼ぐにしても食っていくために稼ぐライスワークではなく、食いぶちはある前提で趣味としてお金を稼ぐライフワークに移行することを目指します。
ここからは完全に妄想めいた話になります。
具体的な流れを考えます。
40代のキャリア計画(20年プラン)
まず40代で目指したい・達成したいことは以下の2つです。
- 40代で会社を退社し45歳までに生計を立てる
- 50歳までに養育費+5000万を貯蓄し、支出を200万におさえる
順に触れます。
自分で生計を立てるには
前者は30代までの経験・スキル・人脈にもろに影響します。
そのため、30代の仕込み・予習が全てだったりします。
今現在考えている、妄想では下記の5つの収益減作りを志向します。
- 30代で副業で試したものの延長戦
- 30代でお付き合い合った人脈や古巣からの下請け
- 30代までの経験を活かしたプチコンサル
- 資産運用(家・土地を活用したもの)
- 資産運用(投資信託や株など)
上記を考えるとやはり、過半数は30代の過ごし方によってお金にできるのかどうかが決まります。
なので後に残るような働き方ができるかどうかが勝負です。
□アプローチ①:副業の延長で収益化
この観点に関しては副業解禁の盛り上がりがでてきたので30代のうちにこの波に乗って実績を積みその延長で稼ぐこと。
企業側も雇用についての考え方をかえはじめる機運すらあるので今から準備をする必要ありです。
□アプローチ②:古巣とのつながりで収益化
この観点に関しても、企業のアルムナイ活用の動きが段々でてきたことで、割とハードル低く実現できると思います。
□アプローチ③:今までの経験ノウハウと元に収益化
3つ目は、正直なところどれだけ多様な実績を詰めて、如何にネットワークを広げられるかに依存します。
逆に3つ目は単に出世して、社内知名度が高いだけでは会社の看板がなくなった瞬間ただのオッサンになり果てて仕事を得られません。
ちゃんとした業界の専門知識と経験・実力を有していればこういったスキルの活用のさせ方も大いにあり得ると思います。
□アプローチ④:持ち家と人脈で収益化
4つ目は、何かというと、民泊的な話です。住居を安くシェアしていく動きは今後も広がると思います。
個人的に色々な人を家に読んで学び合うことをしたいので出来れば持続可能な形になるようにマネタイズしたいなーと妄想しています。
(ただビジネスとしては原価も高くイケてないと思うのでお金のかからない趣味くらいのノリで)
□アプローチ⑤:お金でお金を収益化
5つ目は、単純に資産運用の技術ですね。これは後述しますが、リスク分散して安定的に一定の利回りを得る投資術は身につけないといけないと思います。
これも実は30代のうちから養える視点だと思うのですが、40代からは時間をとってガッツリと学んでいこうと思います。
また、最悪、退社した後、上記5つの観点が全て全滅で全く個人のビジネスセンスがないと分かったとしても、借金はない状態なので下記の最終手段も使えます。
- 今までの専門性が生きるバイトを探す
- 悪い条件をのんで転職しなおす
- 妻のヒモになる(完全専業主夫になる)
どれも目指したいキャリアではないですが、まだ40,50のタイミングであればいくらでも軌道修正が出来ます。
ポイントは借金さえなければ、セーフ―ティーネットとしての選択肢はいくらでも考えられるということです。
これが40代の働き方・生計の立て方です。
お金の貯蓄について
では次にお金のことについてです。
これも結論から言うと、50までに目指したいのは、5000万以上の貯蓄と、200万以下の支出です。
この数字が意味は何かというと
そのため、3500万以上の貯蓄と、140万以下の支出でもOKです。
これは早期退職を実現するためのノウハウが詰まったFIREという本の考え方(4%ルール)をそのまま適応してゴール設定しています。
この4%というのは上記にあげた資産運用で初心者でも安定的に見込める利益の利息分です。
つまり、5000万円をためてしっかりとリスク分散して資産運用をすれば200万以上は運用益として期待できます。
そしてその運用益以下の暮らしができれば極論なにも仕事をしていなくても食っていけます。
夢の不労所得人生であり、実質的に人生あがり状態です。
ちなみに支出200万というのは、今の我が家での支出金額から家賃の費用をひくと大体これくらいになるので、あながち非現実的ではないと思います。
この状態にもっていければ、もはや食っていくためのライスワークは卒業で、趣味として仕事をするライフワークに移行できます。
(逆に言うと、この状態になるまではライフワークということはありえないと思っています)
あとは、趣味としてのライフワークで稼いだお金を元でに好き勝手遊んだり楽しんだりする。というのが目指すゴールです。
ここまでで既に
と思うかと思いますが、目標として据えて失うものは何もないので、目標設定にはちょうど良いかと思います。
むしろ、既に成功者とされる人たちの目からしたら、
と思う内容だと思います。
基本的に、平凡を代表するノースキル人間なので、ゆるゆると自分でも現実可能なラインで目標設定しています。
また、うまくいかない場合でも、都度都度、目標とプロセスを修正すればよいと思います。
人生100年時代ですので、どこにゴールを据えるかはやりたいこと次第だと思います。
50代のキャリア妄想(30年プラン)
もうここからはタラレバのタラレバみたいな領域です。
40代の過ごし方が明確にできていれば、30代のあるべき姿は見えるので、もはやここは考える必要すらないかもしれません。
ただ、妄想すること自体が好きなので、気づくと考えちゃいます。
ゲームでいうとクリアした後の裏ステージみたいな領域です。
例えば50代でやりたいことはこんなことを書いています。
- 55歳までに郊外に土地を買いリノベーションも行う
- 60歳から国内外へ遊び周り色々な人と交流しながら好き勝手過ごす
- 60歳までに何らかギネスレコードにのる
50代からは親の介護の真っただ中だと思いますが、子供も手を離れてくる時期だと思うので東京から離れようと思います。
自然に囲まれながらゆったりできる基地みたいなものを創りつつ、必要に応じて東京にかけつける暮らしかなーと漠然に考えています。
また、不労所得を手に入れ、ライフワークで小金が稼げるようになれば、好きなタイミングで旅行なども行けると思うので、気が向いたら国内外に旅をしたいとも思っています。
そこで出会った人とまた新しい学びがあったり人脈ができたり、新たなビジネスのアイディアが出たりと、そんな探検家みたいな過ごし方も出来そうです。
そして最後は完全にネタです。
何か面白いことしたいなーと思っており、やるならみんなでワクワクするようなことを…と思った時になぜかギネスブックにのるという意味不明なアイディアが出てきました。
例えばキャンプファイヤーをすることなどが好きなのですが、世界一多人数でキャンプファイアーをするなど、アくさい企画を本気でやるようなそんなオッサンでいたいなーと思っています。
20年後のことを考えるのは冷静に考えると不必要な気がしますが、何よりも大分先のことなので、現実・非現実を度外視してめちゃくちゃなことが考えられるので楽しいです。
ストレス発散的に、やりたいことを書き殴るのはオススメです。
もはや50代はなんでもありな計画だね。。
まとめ
上記、まとめるとポイントは以下の3点です。
- キャリア実験の骨子作り
▷まずはやりたいことリストを作成し自分の手帳で整理 - 20~30代の会社時代の戦略
▷20代はとにかく成果を出す。30代は戦略的に機会を手繰り寄せる - 40~50代の卒業後の戦略
▷会社を卒業し、仕事からも卒業しライスワークからライフワークへ
自分自身のキャリアづくりに正解なんてないですし、給料の高い安い、昇進の早い遅い、脱サラが良い悪いなど捉え方は人それぞれです。
私の場合は、スキルのない凡人であっても、無理なくやりたいことをやりながら、会社に依存しないキャリアを創るとなったら上記のような整理になりました。
ポイントは自分の価値観や考え方に合う形で、自分の頭で考えて、自分で動いてみて、試行錯誤を繰り返して自分ならではの計画を磨いていくことだと思います。
大企業に就職したものの、何か違和感があるし、いずれは会社を卒業したい、でもこのまま辞めたとしてもこの悩みは多分解決しない、ではどうやって今後のキャリアを考えるべきなのだろうか…
こんなことを頭の中でずっとグルグル考えてしまうような、20代~30代の若手ビジネスマン1人にでも、これを見て、あーなるほどこんな考えもあるのかーと感じてもらえたら嬉しいです。
人生100年時代といわれますが、どんなキャリアを刻みたいかを自由に考えるのはとても面白いですし、これを一度描いてみると今何を頑張るべきかも見えてきます。
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m
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