【手帳術】手帳でキャリアの棚卸し!転職時にも使える振り返りのフレームワーク

創るTips

今回は”キャリアの棚卸し”について言及していきます。

30前後になってから自分の中長期的なキャリアについて漠然と考えることが増えてきました。(毎月考えてしまいます)

前回は以下のような”スキル”に特化したものを記しましたが、こちらとセットで”自分のキャリア”についてもおなじように棚おろすとより思考が整理されると思います。

この習慣は確実に20代のうちからやるべきだったなーと思うので、今後のことをうっすら考える2~30代の方のご参考になれば幸いです(‘◇’)ゞ

また、キャリアの棚卸しと併せて、確認しておきたいのが自分の市場価値の算出やアセスメントによる自己分析です。

”そんなんどうでもいいからリフィルをよこせ!”という方は下記に作成しているリフィルを全て公開しておりますのでご参照ください!(‘◇’)ゞ

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今回の論点整理

結論から言うと、自分の成長が見える化して少しテンション上がります。

一方で、成長スピードに関して疑問が生まれ、プログラミングでもマーケティングなどでも自ら学んで経験を補填しないといけないと感じます。

具体的には以下のようなものです。

キャリアの棚卸しとは

まず、これは決まった型はありません。強いていうのであれば就職・転職などをする際に書く

職務履歴欄を埋める

みたいなものでしょうか。転職するしないに関わらずどのような形であれ、フレームにいれてまとめるだけでも思考が整理されます。

個人的には、棚卸して振り返るにあたっては、教育訓練歴いわば”学習歴”についてもまとめる必要があるかなと思うので下記のようにまとめています。

メモ程度のものですが、パッと俯瞰した時に、大学院を修了してから昨年に至るまで何の学習歴がないことに強い違和感を覚えます…。

と、こんな振返りをしつつ、どう書いてもいいと思うのですが、下記3点を簡潔にまとめると良いと思います。

振返り観点
  • 担った業務・役割は何か
  • 具体的な業務内容は何か
  • その中でどのような成果を出したか

この点でまとめられると「っぽく」なります。ここでポイントになるのは

良いことばかり書いてドヤる

特に誰かに「嘘つけ!」とか言われるわけでもないので誇張めにドヤるくらいで丁度よいと思っております。

棚卸しの手順

やることとしては下記の3ステップでシンプルです。

ここにタイトル

STEP1事実を書きなぐる
▷その年ごとにやってきたことを振り返り行ったことを記載します。

STEP2成果を思考する
▷どんなに小さいことでもいいので成果を記載します。(数値化できると○)

STEP3型に落とす
▷どんなフレームでもいいので一枚ものでまとめます。

個人的には、まずはとりあえず思いつく限りでエクセルに打ち込み、後から印刷して手帳化するにはどうすればいいかをコピペしながら考えています。

実際の例(ワタシの場合)

とはいえ、例がないとピンとこないと思うので自分のことを少し記載します。まず私の特徴は以下の通り

ワタシの特徴
  • 大企業に所属の社畜
    ▷所属は従業員2000人以上、資本金10億以上なので分類的にはココ
  • 数年前に悩んだ末に社内転職
    ▷内部で上がっていくことや外の転職と比較して敢えてこの選択
  • 営業あがりの企画職
    ▷気合論がまかり通る営業チームから一転・企画分析のチームへ

STEP1:事実をならべる

私の場合は以下のような働き方をしています。

今までの経緯
  • 1年目:初めての法人営業経験
    ▷クソミソに言われながら残業時間はサビ残を合わせると200時間を超える狂った働き
    2年目:数字に余裕、後輩指導係
    ▷昨年の異常な頑張りで多少の貯金が出来、苦しむ後輩のサポートへ回る
  • 3年目:数字も時間的にも余裕、業務を体系化
    ▷同じ担当が続くため手の抜き方も分かり恐らく最も楽な年で暇を持て余した
  • 4年目:エリア変更、各種アサイン
    ▷数字的には失敗の年。期待感だけはあり色々と任され、最も罪悪感をもった年
  • 5年目:リーダー補佐に昇格+アンテナ張り始め
    ▷同じチームのリーダーの補佐的な位置づけになり俯瞰してみるように
    6年目:リーダーに昇格+転職活動
    ▷自分のチームをもってエリア全体の戦略を考えて実行する経験が出来た
  • 7年目:社内転職(自主的なグループ会社出向)
    ▷元上司をマネジメントするという謎の立場で出向先で商品系責任者
  • 8年目:社内異動(出向先での異動)
    ▷部署が変わり新規事業を企画推進する部門に変更、組織の壁を日々痛感。

事実をならべるだけでも、どんな経験をしてきたのかが見える化して考える起点になります。

ワタシ

1年目は頭おかしいです。今やったら人生崩壊します。

STEP2:成果を思考する

ここでポイントになるのがネガティブなことは書かずに良いとこだけ盛って書くということです。

今までの経緯
  • 1年目:初めての法人営業経験
    ▷目標達成率 300% 新人の中では一番売上が立った。
  • 2年目:数字に余裕、後輩指導係
    ▷目標達成率 200% 後輩指導も任される。
  • 3年目:数字も時間的にも余裕
    ▷目標達成率 150% 若手向けマニュアルを作成し全社で表彰
  • 4年目:エリア変更、各種アサイン
    ▷800人規模イベントで講師として選出・登壇
  • 5年目:リーダー補佐に昇格
    ▷営業・リーダー補佐業務外に、+3つのアサイン掛け持ち
  • 6年目:リーダーに昇格+転職活動
    ▷自チームの目標達成率 250%
  • 7年目:社内転職(自主的なグループ会社出向)
    ▷1500人規模イベントで講師登壇、新組織の責任者として新商品開発
  • 8年目:社内異動(出向先での異動)
    ▷会社横断のプロジェクトチームのリーダーとして商品開発

どれもウソではないのですが、1年目は残業多いですし、4年目は数字が厳しかったなどをネガは記載せずポジだけを記載します。

ズルい!と思うかもしれませんが、特にこれで評価されることはないですし、もしも転職することになった時の魅せ方はきっとこうだろうと思います。

そこへの下準備くらいに思ってやればよいと思います。そのうちその年年のことを回想しながら深ぼってみたいたとも思います。

ワタシ

余談ですが「口下手、インドア、人付き合いが苦手」なタイプの自分でも営業はできるということを声を大にして伝えたい。

ツマ

見た目はアウトドアなんだけどね。

STEP3:型にはめる

あとはこれを型にはめるだけです。オススメなのは

エクセルに書いて印刷して出力

です。何かというと、せっかく書いても見返すことがなければ意味がないと思うので、実際に目にするところに張るなりはさむなりするということです。

私の場合は、手帳に一元化することが趣味なので、手帳に挟む(リフィルを創る)ということですが、単純にA5で出しておっていれておくでも良いと思います。

ここで、作成したものを見ると、一つのことが分かります。

7年間仕事以外何もやってねぇ…orz

まぁ1年目は残業時間を考えると不可能に近いとはいえ、2年目以降は自己啓発する余裕はあったはず…。

そして、今データ×新規企画みたいなものに携わる中で、データサイエンスもマーケティングも学んでいないのはおかしい。。

ということも分かります。

また、先日紹介した「学ぶべきことが分かるスキルの棚卸」と合わせて行うことで、どういう力を今後は身に着け・どう行動するべきかも見えてきます。

【手帳術】メタスキルとは何か?スキルの分類とメタスキルの実践法のご紹介

ワタシ

忙しさにかまけてほんまもんの社畜になっている自分に気づけます。

まとめ 

今回のポイントは以下の3点です。

キャリアの棚卸しの留意点
  • 担った業務・役割は何か
    ▷やってきたことをまずは機械的に並べてみる
  • 具体的な業務内容は何か
    ▷そこでの出来事や特筆点、感じたことを述べる
  • どのような成果を出したか
    ▷前向きなことだけを盛り目になるべく定量的に

    上記の視点で整理ができるだけでも、「意外と頑張っているな」と、自己肯定感があがります。

    また、上記は転職時に問われるものですが、現在転職を考えていないとしても、何をすべきかが見えたりします。

    そして何よりも自分が今まで何を成し遂げてきたのかを知り、自分を褒めて、自信をもち、自分を磨き続ける起点になるため、万人にオススメしたいです。

    ご精読頂きありがとうございました!
    m(_ _)m

    【参考】自作手帳のリフィル一覧

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