今回は「習慣化コーチング」について解説します。
「やりたいことがあるのに行動が続かない・・・」
このように感じる人は習慣化に向けてコーチングの手法を使うのがおすすめです。
とはいえ
「習慣化にコーチングって使えるの?」
「そもそもコーチングって高そうだし効果薄そう…」
と感じる人もいると思いますが、結論としては、目標設定から行動のモチベーション管理まで、習慣化をサポートする手段としては効果的です。
「ただ、それがどう効果的で、どう使えるのか?」
これらについてコーチング経験があり、セルフコーチングの資格もあるワタシが解説します!
ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴1年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
習慣化にコーチングは効果的か
そもそも「コーチング」は習慣化に有効なのか?
結論から言うと、習慣化を成功させるには、自己流で取り組むよりも、コーチングを使った方が断然良いです。
その理由は、プロのコーチが目標の具体化や行動計画の策定を通じて、迷いを減らし継続を支えるからです。
例えば、コーチとのセッションでは現状を深く掘り下げ、無理なく実行できるアクションプランを明確にします。
さらに、専門的な知識を持つコーチに伴走してもらい適切なアドバイスとフィードバックを受けることで、無理なく、成功体験を積み重ねられます。
また、コーチの存在が「やらなければ」という適度なプレッシャーを生み出し、行動の定着を後押しします。
実際に、自分でも経験したり学んだりしましたが、特にこの「やらねば感」は即効性がものすごくあります。
このように、コーチングは習慣化を効率的にサポートする手法でもあります。
コーチングの要素を自分一人で実践するというセルフコーチングという応用もあります。
習慣化にコーチングが有効な理由
次に「コーチングが効果的な理由」についてです。
コーチングは、習慣化を目指す際に具体的な目標や行動プランを明確にし、持続的なサポートを提供します。
その理由を3つ挙げて解説します。
- 適切な目標が作れる
- 具体的な行動が分かる
- コーチに見られてやらなきゃと感じる
適切な目標が作れる
1点目は「効果的な目標設定」です。
コーチングでは、漠然とした目標を具体化し、実現可能な形に変えるプロセスが含まれています。
多くの人は
- 「早起きを習慣にする」
- 「健康的な食生活を送る」
といった曖昧な目標を掲げがちです。
しかし、コーチはその目標をさらに掘り下げ、達成基準や期限を明確にします。
たとえば
- 「平日の朝6時、休日は6時半に起きる」
- 「1日2食は野菜を取り入れる」
など、行動可能な目標に落とし込み、同時に進捗が測れる形に落とし込んでくれます。
目標が具体的であるほど、自分が進むべき方向性がわかりやすくなり、習慣化へのステップがスムーズになります。
SMARTな目標設定って、日常に落とすと意外とできないんですよね。
具体的な行動が分かる
2点目は「行動の明確化」です。
コーチングを受けると、目標達成のために「今やるべき行動」がはっきりします。
たとえば、運動を習慣化したい場合、コーチとのセッションを通じて、どの運動をどのタイミングで行うかを具体的に決めることができます。
また、行動計画は現実的で無理のない形に調整されるため、挫折のリスクが減ります。
行動の具体性が高まると、「何をすればいいのか」という迷いが減り、毎日の行動を自動的に実行できる環境が整います。
このように、具体的なアプローチまで詳細に設計することが習慣化を成功に導くカギとなります。
自分で考えていると、あれも、これも、ってなっちゃうんだよね。
コーチに見られてやらなきゃと感じる
3点目は「〜やらねば感」です。
コーチがサポート役として存在することは、行動の継続に強い影響を与えます。
誰かが自分の進捗を見守っているという感覚は、行動をサボりたくなる瞬間の大きな抑止力になります。
たとえば、毎週のセッションで進捗を報告する場があると、行動しなかった場合の後ろめたさが生じます。
このプレッシャーが適度な刺激となり、行動を促進します。
一人で努力する場合とは異なり、コーチとの関係性が心理的な支えとなり、習慣化へのモチベーションを高める役割を果たします。
コーチへの報告が良い意味での強制力になります
習慣化に向けたコーチの見つけ方
続いて「コーチの見つけ方」です。
習慣化をサポートしてくれるコーチを見つけるには、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
以下に3つの選択肢を紹介します。
- 知り合いに依頼する
- コーチング会社に登録する
- ネットから探す
順に紹介していきます。
知り合いに依頼する
1点目が「知り合いづて」です。
信頼できる知り合いにコーチを依頼する方法は、最も身近で始めやすい選択肢のひとつです。
すでにお互いのことを知っているため、短期間で信頼関係を築きやすく、具体的なアドバイスをもらいやすい点が魅力です。
例えば、過去に自分が尊敬していた同僚や、経験豊富な友人に相談することで、自分の目標に合ったサポートを得られる可能性があります。
ただし、親しい間柄ゆえに、適切な距離感や客観性を保つのが難しい場合もあるため、依頼する相手には慎重に選ぶ必要があります。
コーチング会社に登録する
2点目が「コーチングサービスの利用」です。
プロフェッショナルなサポートを受けたい場合は、コーチング会社(ポジウィルなど)への登録が効果的です。
コーチング会社は、多様な分野で実績のある専門コーチを紹介してくれるため、自分の課題や目標に適したコーチと出会える可能性が高いです。
また、初回のカウンセリングや体験セッションを提供している場合もあり、コーチとの相性を確かめることができます。
たとえば、継続的にフィードバックを受けながら、習慣化の進捗をチェックする環境を整えることが可能です。
料金面での負担は増えるものの、専門的な支援を受けることで、結果を出しやすいメリットがあります。
コーチングサービスを使うと大体は費用は高めです。
ネットから探す
3点目が「ネット経由」です。
手軽に選びたい場合は、ネットでコーチを探す方法があります。
多くのコーチが自身のウェブサイトやSNSを通じてサービスを提供しており、詳細なプロフィールや口コミを確認できる点が利点です。
自分に合ったコーチを見つけてオンラインセッションを選べば、時間や場所を問わずコストも抑えて気軽に利用できるのも魅力です。
ただし、コーチの実績や信頼性をしっかり確認する必要があります。
例えば、資格の有無や過去のクライアントの声を調べることで、自分に合ったコーチかどうか判断しやすくなります。
コーチングのマッチングプラットフォーム(Coachee、ココナラなど)などを使うと、口コミなども元に判断がしやすいです。
口コミがあるとはいえ判断力が必要かもね
習慣化に向けたコーチングの活用ステップ
最後に「効果的な活用ステップ」です。
コーチングを活用して習慣化を目指す際は、計画的なステップを踏むことが重要です。
以下に5つのステップを解説します。
- STEP1: セッションを受ける
- STEP2: 効果的な目標を設定をする
- STEP3: 現状とギャップを分析する
- STEP4: 今やるべきことを計画する
- STEP5: 毎日行動し振り返り修正する
順に紹介していきます。
STEP1: セッションを受ける
STEP1は「初回セッション」です。
最初のステップは、コーチとセッションを行い、自分の課題や目標について話し合うことです。
初回のセッションでは、自分の現状や悩み、理想の姿について共有する機会があります。
例えば、「毎朝早起きを習慣化したい」や「毎日運動を取り入れたい」といった具体的な目標を伝えることで、コーチがサポートの方向性を明確にできます。
また、このセッションを通じて、コーチとの相性やサポートの方針を確認することも重要です。
この段階でしっかりとコミュニケーションを取ることで、今後の取り組みをスムーズに進められます。
STEP2: 効果的な目標を設定をする
STEP2は「目標設定」です。
次に、コーチと一緒に達成可能で効果的な目標を設定します。
この段階では、目標が具体的で測定可能であることが重視されます。
たとえば、「1週間に3回30分以上の運動をする」など、進捗を測れる形まで落とし込んでいくことが重要です。
また、達成期限や具体的な成果を明確にすることで、自分がどの方向に進むべきかが見えやすくなります。
目標を設定する際は、無理のない範囲で挑戦的な要素を含めることで、モチベーションを保ちながら行動を続ける基盤を作れます。
STEP3: 現状とギャップを分析する
STEP3は「現状分析」です。
設定した目標に向けて、現在の自分の状況とその間にあるギャップを分析します。
このプロセスでは、自分の行動や習慣の中でどの部分が課題となっているのかを明らかにします。
たとえば、「朝起きられないのは夜更かしが原因」「運動が続かないのは時間管理が不十分」など、具体的な問題点を洗い出します。
コーチの視点から客観的なフィードバックを受けることで、自分一人では気づきにくい課題を見つけることができます。
この分析を通じて、次のステップで実行可能な計画を立てる準備が整います。
自分の課題で人から言われないと気づかないもんだよね
STEP4: 今やるべきことを計画する
STEP4は「行動の計画」です。
ギャップを分析した後は、それを埋めるための具体的な行動計画を立てます。
この計画では、いつ、どこで、何を行うかを明確にします。
たとえば、「毎朝6時に起きたら、10分間のストレッチをする」といった具体的なスケジュールを設定します。
また、可能な限り簡単に始められるタスクを選ぶことで、最初のハードルを低くし、取り組みやすくします。
さらに、コーチのアドバイスを参考に、進捗をモニタリングする仕組みも取り入れることで、計画の実行力を高められます。
STEP5: 毎日行動し振り返り修正する
STEP5は「行動・継続化」です。
最後のステップは、行動を継続し、定期的に振り返りを行うことです。
行動を繰り返す中で、うまくいった点や改善が必要な点を確認し、必要に応じて計画を修正します。
たとえば、「運動が続かなかった日は何が原因だったのか」を振り返り、解決策を考えるといった具体的な対応を行います。
これを毎日、毎日くりかえしてPDCAを回します。その上で、1週や2週に一度コーチとセッションも行います。
コーチとのセッションでは進捗を共有し、モチベーションを維持するための新しいアプローチを提案してもらいます。
この軌道修正のプロセスをひたすら繰り返すことで、息を吸うように習慣が無意識に行えるレベルになっていきます。
ここまでくればやりたかった行動が自走できるようになり習慣化の完成です。
さいごに
以上「習慣化に向けたコーチングの活用」でした。
習慣化は、自分だけで挑むと難しい壁に感じることもありますが、コーチングの力を借りることで実現への道筋が見えてきます。
適切な目標設定や行動計画を立て、コーチのサポートを受けながら実行することで、成功率が大幅に向上します。
また、振り返りや計画修正を繰り返すことで、無理なく継続できる環境を整えることが可能です。
この記事を参考に、自分に合ったコーチや方法を見つけて、理想の習慣を手に入れていきましょー!٩( ‘ω’ )و