
今回はセルフコーチングについてまとめていきます!
自分で自分をモチベートさせる方法とは何か?
「今までいろいろな自己啓発本を読んできた」
「でもなんだか自分に合うやり方がピンとこない…」
ただ、コーチをつけるとなると、金も時間もかかるなんだか重い…
もっと手軽でかつ自分をモチベートさせる効果的な手法とはないものか。。
こんなことを考えている人にオススメしたいのがセルフコーチングという考え方です。
数あるコーチングの手法の一つに数えられますが、人を必要とせずに
自分の中に自分のコーチをつくって自分の中だけでコーチングを完結する手法のことを指します。
「では、これはどうやって使うのか?」
今回はセルフコーチングの資格を有する私が、学んできたことを噛み砕きながらまとめます。
セルフコーチングに興味がある人への一助になれば幸いです!(‘◇’)ゞ

ビビっときたTips/自己管理術を発信します ٩( ᐛ )و
●特徴:7つの習慣セルフコーチング認定コーチ
●属性:30代管理職 | プログラミング/英語勉強中
●実績: 自作手帳歴8年| 47人をマネジメント
目次
セルフコーチングについて

セルフコーチングとは
まずそもそも論ですが
「セルフコーチングって何だよ」
「コーチングの間違いでは…?」
と思う人も多いと思います。
簡単に言葉を整理すると
セルフコーチング
=セルフ(自分)+コーチング(導く)
になります。
一言で言うと”自分”でなりたい状態へ”導く”ことを指します。
これを実現する方法として”自分”との対話(自己対話)で実践します。
つまり、セルフコーチングとは、プロフェッショナルなコーチやカウンセラーの助けを借りずに、
自己対話を通じて、自己啓発を促進するアプローチのことを指します。
自身が自身のコーチとなり、自身の問題解決や目標達成に向けて自己成長させる手法です。

対話相手を自分に置くと言うのは最初聞いた時にびっくりしました
ストレス社会で必要なこととは
現在、多くのビジネスマンは多くのストレスをかかえてうつ病になる方は後を立ちません。
5年以上前の2017年時点ですでに120万人以上にのぼっており大きな社会問題です。
特にうつになる人の特徴として「真面目で頑張りやすいタイプ」ほどなりやすいと言われています。
仕事においては、責任感をもって進める人ほどなりやすいです。
ワタシ自身も、会社で重い責任を課されて、多くの人をマネジメントする立場になった時
「なんとかせねば…!」
という気持ちと共に、結果が伴わない時に、重圧でウッとなり
倒れかけることが何度もありました。
また、周りをみていても、実は、管理職以上が倒れたり心療内科にお世話になっていました。
これは30前後から皆、想像以上に起きるものなのだなと感じたモノです。
そんな時にワタシが救われたのがセルフコーチングという概念です。
セルフコーチングの主な目的は、自己認識を深め、自己効力感を高めることです。
自身の強みや弱み、価値観、目標を理解し、それに基づいて行動することで、自己成長を促進し前向きな自己暗示を強めます。
そして、セルフコーチングは、自己認識と自己効力感を向上させることで
日々の満足度を高め、ストレスを軽減し、人生のクオリティを向上させる効果があります。
また、自分自身の目標を明確にし、それに向けて行動する能力を高めることで、
キャリアや人生全般の成功につながる可能性もあります。

こうやってみると今後、必要となる最強スキルのようだね
セルフコーチングの特徴
セルフコーチングには似たような概念が多くあり、初見では違いがよくわかりません。
代表的なものがカウンセリングやコーチングです。
カウンセラーやコーチは、他人を指導し、アドバイスを提供するプロフェッショナルです。
一方、セルフコーチングでは、その役割を自分自身が担います。
特徴としては下記が挙げられます。
・自分で自分をコントロールする
・時間や場所の制約がない
・自分のペースでできる
・高い専門性が必要なわけではない
コーチングを広く捉えると、ビジネスコーチング、ライフコーチング、ヘルスコーチングなど
さまざまな分野で色々な手法が存在します。
そして、それぞれの分野でセルフコーチングの手法を応用することは可能です。
例えば、「7つの習慣」という自己啓発書は、
ビジネスコーチングの領域にセルフコーチングを適用する方法を教えています。
また、近年は手帳を使ったセルフコーチングも広く認識されています。
自分自身の目標や進行状況を記録することで
自己認識を深め、自己効力感を高めることができます。
手帳は、自分自身の成長を促進するための効果的なツールとして活用ができます。
セルフコーチングのやり方

セルフコーチングの条件とやり方
まず、セルフコーチングに必要な条件はシンプルに1つです。
自己啓発に対するやる気を持つ
これだけです。
やる気を持つために必要なことは自分に対して素直になることです。
自分自身の弱点や限界を認識し、それに向かい合う勇気が必要です。
正直なところ、自分と向き合うのは嫌いな人は嫌いです。
まずは、自分に語りかける気持ちをもつことから始めましょう。
改善や成長は時間と努力を必要とします。
焦りは禁物で、過度な自己批判も避けるべきです。
このプロセスは自己成長の旅であり、それ自体を楽しむことが重要です。
その上でセルフコーチングは下記の4プロセスを日常に組み込めばOKです。
STEP2: ギャップを知る
STEP3: 計画を考える
STEP4: フィードバックと評価を行う

具体的なやり方・ポイントを下記に順にまとめます。
STEP1: 目標を考える
セルフコーチングの一部として、まずは明確な目標の設定が必要です。
目標は具体的で達成可能、かつ時間制限のあるものでなければなりません。
また、自分自身がコントロールできる範囲で設定することも重要です。
目標設定は自己啓発のための道筋を示し、モチベーションを維持する役割を果たします。
この考えを自分の人生や日々の行動に当てはめて考えます。
STEP2: ギャップを知る
目標を設定したら、現状と目標との間にどれだけのギャップがあるのかを理解することが重要です。
自己反省を通じて、現在の自分がどこにいて、どこに向かいたいのかを明確にすることができます。
自己評価はなるべく客観的でなければなりません。
自己評価を難しく感じる場合は、他人の意見から考えることも有効です。
ポイントはなるべく客観的にマクロの視点で今の状態を考えることです。
このステップではメタ認知・メタスキルというものが必要になります。
STEP3: 計画を考える
現状と目標のギャップを理解したら、次に行うべきは具体的な行動計画を作成することです。
これには、具体的な行動、期限、そしてそれぞれのステップを完了するために
必要な条件(誰かに任せてしまうこと等)も含まれます。
また、計画はフレキシブルであるべきで、新たな情報や状況の変化に応じて
調整できるようにすることが重要です。
STEP4: フィードバックと評価をする
最後に、セルフコーチングの重要な要素は、定期的な自己フィードバックと評価です。
自分自身の行動と結果を反省し、必要な調整を行うことで、継続的な成長と改善を実現します。
自己評価は客観的であるべきで、強みと弱点の両方を認識することが重要です。
ここで大切なのは、自己評価が自己批判にならないようにすることです。
評価は成長のためのツールであり、完璧主義を追求するものではありません。
セルフコーチングは自己啓発の旅であり、ミスや挫折もプロセスの一部です。
この「セルフコーチングのやり方」を理解し、実践することで
自己啓発のプロセスを自分自身でコントロールし、自己成長を達成することができます。

次の章では、認定コーチのワタシが実践する具体的なヒントを共有しますね
認定コーチのワタシの実践例・ヒント

ワタシは上記のステップを全て自作手帳を作って自分ならではの型を作っています。
その中でも特に誰でも使えそうなポイントを3点絞って、本日はお伝え致します。
効果的な質問法
セルフコーチングの中心となるのは、自己理解を深めるための質問です。
一例として
「私は何を真剣に取り組んでいるのか?」
「私の行動は私の価値観と一致しているのか?」
などの自己反省的な質問があります。
これらの質問は、自己理解を深め、内なる思考や感情に対する洞察を提供します。
質問は具体的であり、自己への正直さを促すべきです。
この自分への適切な”問い”をどれだけストックとしてもてるかが
セルフコーチングをする時の大きな武器になります。
ワタシの場合、この問いをあらかじめすぐに使えるように手帳に印刷しています。

自己対話が必要になる時はいつになるか分かりません。
特に仕事中に精神的に
ウッ!
となる瞬間はよくあります。
そんな時に頭の中で行うのは実際にはパニック状態で機能しません。
自作手帳は、自己対話を視覚化し、実践するのに理想的なツールとなります。
日々の感情のコントロール(アンガーマネジメント)があてはまりがよいですが
それ以外にも日記や振り返りの型として扱うのもアリです。
ポイントは、紙にアウトプットして、脳の外へ取り出すことです。
気づきと目標の見える化
自分自身の行動、感情、思考に対する気づきは、セルフコーチングの重要な要素です。
これらの気づきは、自己の行動パターンや反応を理解し、自己啓発につながる新たな視点を提供します。
これらの気づきを記録することで、自己理解を深め、
自己成長のための具体的なステップを特定することができます。
これには日記をつけることが最も良いですが、日々気づいたことを都度メモるのでも十分効果があります。
その点、手帳を使うと、パソコンが開けない時でも気づきを記録し追跡できるため理想的なツールとなります。

また、それに加えて目標設定も、成功への道のりを明確にするための重要なステップです。
自作手帳は、目標を具体的に書き出し、それに対する戦略を計画するのに役立ちます。
目標設定のやり方は色々ありますが、既存のフレームを使うのが良いです。
ワタシの場合「7つの習慣」を応用して、自身のミッションと目標を明確にし
自作手帳を使って、職場での目標達成や昇進、それを踏まえた転職時期など
目指すための具体的な目標を設定しました。
その結果、驚くほどその通りに現実化しました。

これはどの自己啓発書にも書いてありますが、紙に起こして言葉にすることで
意識が変わり、行動が変わり、結果が変わるということなので
さほど不思議なことではなく、誰でも転用できることです。
自己評価の仕組化
セルフコーチングでは、自己評価が不可欠です。
自己評価は、自己の行動と結果を分析し目標達成の進捗を評価する方法です。
自己評価の方法・観点としては
「7つの習慣」のような既存のフレームワークを利用すると良いでしょう。
これには、リーダーシップ、管理、個人成果、対人関係、自己更新など
自己成長のための重要な領域が含まれます。
自己評価は正直で公正でなければなりません。
自分自身に対して厳しすぎることも、甘すぎることも避けるべきです。
全体的な自己評価は、自己理解を深め、自己啓発のための具体的なステップを明確にします。
自己管理は、セルフコーチングの重要な部分です。
自己管理は自己評価、時間管理、タスク管理などを含みます。
この点においては、7つの習慣においては1週間コンパスというツールがあります。

ここに目標とその結果を一週間ごとに記載します。
自分の行動と結果を定期的に評価し、そのフィードバックを基に行動計画を調整します。
また、このツールと時間管理のスキルを磨くことで、効率的に目標達成に近づくことができます。
また、この点においても自作手帳は強力なツールとなります。
この考え方を自作手帳に応用することで、自分に合った観点で振り返りの仕組みを作ることができます。
これらの具体的な例は、セルフコーチングを実践するための方法と手帳の効果的な利用法を示しています。
上記の通り、手帳は自己対話、目標設定、自己管理といったセルフコーチングの各段階で有効に利用できるツールです。

問いって大事だよね。その視点で見ると自己啓発書を見るとヒントが多いかもね
まとめ

この記事を通して、セルフコーチングの強力な可能性とその実践方法を探りました。
セルフコーチングは、自分自身を理解し、目標を設定し、行動計画を作成し
フィードバックと調整を行うというプロセスを通じて
自己啓発と成長を達成するための道具であるということを強調しました。
また、「7つの習慣」や自作手帳などのツールを使って、これらのプロセスをより効果的に実行する方法についても説明しました。
セルフコーチングは一人ひとりの個々の状況に合わせてカスタマイズできるため
その効果は人によって異なります。
しかし、一貫していえることはこの方法が我々に自己啓発の力を与え
自分自身の人生をより良くするための道を見つける手助けをすることは間違いありません。

セルフコーチングのスキルは誰でも一生使えそうだね
【実践例】セルフコーチング×手帳活用

最後に、一番大切なことは具体的なアクションです。
自己啓発と成長は一夜にして達成されるものではありません。
それは継続的な努力と、自分自身に対する深い理解を必要とする旅です。
セルフコーチングを活用して、あなた自身の人生をより良くするための第一歩を
まずはどんなに小さなことでもいいので一歩アクションをしてみて下さい!
ご参考までにここで紹介したポイントを実践するツールとしては、手帳の活用は相性がとてもよいです!
【実践例】セルフコーチング×個別相談
また、本格的に深く学びたい!という方は下記のセミナーを利用してみることもオススメです。
上記は結構な金額がかかるため、個人的に認定コーチをとるまでに必要なことなどを
費用を抑えて軽く相談したい・概要をバクっと知りたいということであれば
下記のサイトでご相談できるように致します。
【関連】セルフコーチング×手帳活用のご相談に乗ります | 7つの習慣セルフコーチング認定コーチがポイントを共有
上記、どう言う形であれ、セルフコーチングを始めることで自分自身の可能性を最大限に引き出すことができます。
ご覧いただいている方々のセルフコーチングのイメージが沸き今後の人生に少しでも貢献できていたら幸いです。
以上!
ツールもうまく使いながら一緒に自己対話のスキルを高めながら思い描いた人生にしていきましょう!٩( ‘ω’ )و
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m