今回はジャーナリングのおすすめの時間帯についてご紹介します。
「ジャーナリングって本当に効果があるの…?」
多くの人が、ジャーナリングのメリットに期待する一方で、その効果を疑問視する人も多いと思います。
事実、ワタシの周りにも効果を実感できずに挫折したり辞める人はいます。
「では一体何が、問題になるのか?」
本記事では、ジャーナリングのデメリットや効果が出にくい原因を解説し、それを乗り越えて効果的に習慣化するポイントを具体的に紹介します。
ジャーナリングを通じて自己成長や目標達成を実現したい方へ、今までやって分かってきたノウハウをお伝えしていきます!٩( ᐛ )و

ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴1年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
ジャーナリングのメリット・デメリット

まず「ジャーナリングのメリデメ」について整理します。
ジャーナリングは自己成長やメンタルケアに役立つ一方、効果が得られないケースもあります。
ここでは、ジャーナリングの良い面と課題の両面を整理して解説します。
ジャーナリングのメリット
まず「良い面」から考えます。
ジャーナリングには、自己理解の促進やストレス軽減、目標達成の手助けといった多くのメリットがあります。
例えば、日々の思考や感情を紙に書き出すことで、自分が抱える問題や感情のパターンに気づきやすくなります。
また、書く行為そのものがストレス解消の手段になることもあります。
特に、目標達成においては、思考を整理して計画を明確にすることで具体的なアクションに繋がりやすくなります。
このように、ジャーナリングは日々の生活を豊かにするための有効なツールです。

ネットで調べててもこういう良い側面しか目にしないんだよなぁ
ジャーナリングのデメリット
次に「課題の面」を考えます。
一方で、ジャーナリングには注意が必要な点もあります。
例えば、書くことが義務感やプレッシャーになり、かえってストレスを感じる場合があります。
また、日記がネガティブな感情に偏りすぎると、自己批判が強まり、逆効果になることもあります。
さらに、書く時間や場所が確保できなかったり、何を書けばよいか迷ったりすることで習慣化が難しいケースも少なくありません。
これらの課題を意識しながら取り組むことで、ジャーナリングの効果を最大限に引き出すことが可能になります。
デメリットをなくすために、まずはマイナスになる場合・原因を考えて、一つずつ要因を潰していきましょう
ジャーナリングがデメリットに働く原因とは

続いて「ジャーナリングうまくいかない原因」についてです。
ジャーナリングは効果的な習慣ですが、うまく進まない理由があると効果実感が難しくデメリットが強くなります。
実際に、ジャーナリングがうまく出来ている実感がないという人に話しを聞くと、主には下記の3つの原因としてあげられます。
- 集中ができる状況でない
- テーマ設定と振り返りができていない
- 目的意識がない
それぞれ、詳しく解説します。
デメリットになる原因①:集中ができる状況でない
原因の1つ目が「集中できる状況でない」です。
まず前提として「鬱と診断されている」「メンタルを崩して動けない」などの重度の精神疾患がある場合はジャーナリングはやってはいけません。
というのも、マイナスの感情に支配されて、身体が正常に動かせない時は、正常な思考が働かず、自己嫌悪の感情からマイナスの側面を強化する恐れがあります。
軽度のストレス状態であれば、深呼吸や睡眠などをとって頭をクリアにして集中できる状態が作れればジャーナリングでストレス軽減ができます。
一方で、重度のストレスの状態であれば、自分で何とかしようと思わず、すぐに専門医に相談をして周りの力を頼ってください。
その他にも、子どもがうるさくて、集中ができないなど、物理的に集中できないみたいな人も、ジャーナリングの効果を感じられない要因になります。
そのため、どのような環境であれ、まずは自分で集中できる環境を作れているかどうかが最重要です。
キャリコンの国家資格を受けるプロセスで学びましたが、コーチングを受けるのも逆効果で厳禁です。
デメリットになる原因②:テーマ設定と振り返りができていない
原因の2点目が「適切な型がないコト」です。
ジャーナリングのは、自分の感情を深掘るために、書いたことを振り返って思考を深めることにありますが、これができていないとただの記録に終わることがあります。
例えば、「今日は忙しかった」など表面的な内容だけを書いてしまうと、深い気づきには繋がりません。
具体的な感情や行動の背景に目を向け、自分自身に問いかけることで、振り返りの効果が高まります。
「なぜそう感じたのか」
「どうすれば次に活かせるのか」
と良い問い・良いテーマをあらかじめ設定できるかどうかが重要です。

確かに、なんとなくやって終わりってコト多いかも。。
デメリットになる原因③:目的意識がない
原因の3点目が「目的意識の希薄さ」です。
これは全てのことに対して言えますが、目的意識が欠けていると、効果を実感できず習慣化が難しくなり、継続できなくなります。
例えば「ただ何か書けばいい」と思ってただ単純に書いているだけだと、単なる作業になります。
どのような動機ではじめるでも問題ないですが、自分がジャーナリングで得たいものやなりたい姿を考えながらやることがポイントです。
「なんとなくよさそうだからやる」
というマインドの人は要注意です。
やりはじめた当初のワタシはまさにこれでした
ジャーナリングを効果的にするポイント

では、ジャーナリングの効果を最大化するためには、どのような工夫をすると良いか。
ここでは、具体的な3つのポイントを紹介します。
- まずは気持ちを落ち着かせる
- 振り返りの観点を決める
- 先の未来・やりたいを考える
まずは気持ちを落ち着かせる
ポイントの1つ目は「心を落ち着けるコト」です。
焦ったり不安な状態では、思考がまとまらず、深い洞察を得にくくなります。
例えば、書き始める前に数分間の深呼吸や瞑想を行うと、気持ちが整い、集中しやすくなります。
忙しい日常の中でも、心を静める時間を作ることで、頭の中の雑念が減り、思考がクリアになる効果があります。
また早朝の静かな時間や、昼休みに誰もいない会議室を使うなど、集中環境を併せて作りましょう。
このような準備が、ジャーナリングをより深いものにする第一歩となります。
ジャーナリング前の深呼吸は簡単にできる上に、効果をすぐに感じられるので万人におすすめ。
テーマと振り返りの観点を決める
ポイントの2つ目は「適切なテーマと振り返り」です。
ジャーナリングで得られる効果を高めるためには、振り返りの観点を明確にすることが大切です。
何となく書き始めると、内容が散漫になりやすく、効果が薄れます。
そのためまずは事前に、テーマを設定した上で、書き始めます。
その上で、マイナスに感じたこと、プラスに感じたことをそれぞれについて、事実と感情の分離・深掘りを行います。
最後に、終わった後に、どのような行動をするかもセットにすると効果を感じて、毎日続けやすくなります。
これは実践する時間帯によって変わるので、下記の記事(ジャーナリングをやるべきは朝or夜)なども参考にしてみてください。
先の未来・やりたいを考える
ポイントの3つ目は「やりたいコトを考える」です。
ジャーナリングは過去の振り返りだけでなく、未来の目標ややりたいことに目を向けることも効果的です。
未来にフォーカスすることで、希望やモチベーションが湧きやすくなります。
例えば、「来月までに達成したいこと」や「将来実現したい理想の生活」を具体的に書き出すと、目標が明確になり行動に繋げやすくなります。
このように未来を描くジャーナリングは、前向きな気持ちを引き出し、自己実現への一歩を後押しします。
そのためには、ジャーナリングと並行して、バケットリスト(やりたいリスト)を作っておき、逐一、やりたいことを振り返れるようにすると効果的です。
バケットリストの作り方は下記を参考にしてみてください。
さいごに

今回は「ジャーナリングのデメリット」に焦点をあててまとめました。
ジャーナリングは、自己理解や成長を助ける強力なツールですが、その効果を実感するには適切な方法で行うことが大切です。
また、簡単で効果が高いものが故に、取り扱い方を間違えるとマイナスに働くこともあるので、自分に合った適切なやり方を開発しましょう。
これまで紹介したポイントを参考に、ぜひ自分に合ったやり方を見つけてなりたいジブンに近づく習慣を作ってみてください!