【手帳術】 バレットジャーナルのポイント7選!絵心がなくても1年以上続けられたコツ。

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ワタシ

こんにちは、今回はバレットジャーナルについてご紹介します。

「バレットジャーナルって見た目がすごくてハードルが高い…」

こんなことを感じる人も多いのではないでしょうか。

バレットジャーナルと調べて出てくるサイト他の人の例を見ると

「こんなん自分には無理だろ…」

と、絶望します。。

実際、ワタシがそのようにして一度挫折しました。

ただ、実はバレットジャーナルの本質は見た目ではなく、絵心がなくても実践できるノウハウだと気づき、今では毎日応用しています!

そのため、今回はバレットジャーナルの正しい理解と、実践のコツをお伝えします!٩( ᐛ )و

バレットジャーナルとは何か

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まず「バレットジャーナルとは」何か。

これは、アナログのノートを使ったノート術(広い意味でのジャーナリング)で世界的に人気になった本です。

ただ、ネット上でバレットジャーナルと検索すると、手の込んだデザインのものが多く

「バレットジャーナル=デザインが美しい自作手帳」

と捉えがちですが、全く違います。

美しく書くということは全く書かれておらず、本質はそこにはありません。

むしろ時短で必要なものを手早く、我流でまとめるメソッドです。

デザインも自分の気持ちを上げるために我流でやれば、良いので気にする必要はありません。

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なお、バレットジャーナルを学ぶなら本家のこの本だけで十分、他の本は一切読む必要がありません

(むしろその時間が勿体無いので、その時間があればこの本を深めた方が良いです)

ちなみに、この本の中のQ&Aの中でも

「美しいデザインにする必要はない」

という点が記載されているので、絵心がない人も、トライする価値は大アリです!

ツマ

バレットジャーナルって見た目がすごいものとしか捉えていなかったなー

バレットジャーナルの効果

では「バレットジャーナルの効果」とはどういったものか。

結論から言うと、主に下記のような効果があるとされています。

バレットジャーナルの効果
  • 自分の気持ちとタスクをコントロールできる
  • 物事を短く要約してまとめられる
  • 全ての情報を一元化できる 

バレットジャーナルのジャーナルというのは、本来、英語で日記という意味合いで、ライフログをつけることを意味します。

そのため、スピーディーに身の回りのことを全て書き記してまとめる技術がバレットジャーナルであり

書くコトで気持ちが整理されて、タスクやタイムマネジメントもできるようになります。

また、手書きで素早く書くためのTipsが多いため、物事を短く要約する力もみにつき

ノートに全ての情報をまとめて、タスク・予定・思考、全てを一覧化できるようになる点が最大のメリットです。

ワタシ

こうやってみると忙しいビジネスマン向けのノウハウかもしれません。

バレットジャーナルがおすすめな人

では「バレットジャーナルをやるべき人」とはどんな人か。

結論としては、下記のような人が実践するべき内容です。

バレットジャーナルの効果の例
  • ノート術などを行う書くのが好きな人
  • マルチタスクに追われるビジネスマン
  • 自分用に手帳をカスタマイズしたい人 

すでに手帳や日記をつける習慣がある人は、バレットジャーナルを試す価値は十二分にあります!

バレットジャーナルが難しいのは書く習慣を持続する点にありますが、手帳や日記ですでに習慣化している人は

この最大のハードルをすでに超えている人たちなので、楽しくバレットジャーナルを学ぶことができます。

バレットジャーナルは独特な考え方が多いので、それだけインプットして実践ができればOK!

次からは独自の考え方と実践する際のポイントについてまとめていきます!

ワタシ

書く習慣がある人は、独自の考え方をおさえればすぐマスターできますよ!

バレットジャーナルの手帳術 ポイント7選

続いて「バレットジャーナルのやり方」です。

基本的なやり方としては

白紙ノートに独自のルールでライフログをとる」

というシンプルな方法です。

ノートは方眼ドッドを使って、独自のルールを作って情報量を少なく、コンパクトに美しくまとめます。

バレットジャーナルの独自のルールは色々ありますが、まずは下記を押さえればOKです!

バレットジャーナルの独自ルール
  • ポイント1. ラピッドロギング
  • ポイント2. Keyという箇条書き
  • ポイント3. インデックスとトピックス
  • ポイント4. コレクション
  • ポイント5. デイリーログ
  • ポイント6. マンスリーログ
  • ポイント7. フューチャーログ 

これらの解説とともに、どう実践するかについて解説します。

ワタシ

これさえ押さえれば今すぐ実践できますよ!

ポイント1.ラピッドロギング

まずは「ラピッドロギング」です。

これは、見たまんまの意味で

  • 早く(ラピッド)
  • メモをとる(ロギング)

手法です。

これに慣れると、普段のメモを短く端的にまとめていくことができます。

ポイントになるのは下記の2点です。

効果的なラピッドロギングのやり方

効果的な方法は何かと言うと、箇条書きを多用せよ、が本書の主張です。

バレットジャーナルのバレットは、弾丸の意味合いで、”・”を意味します。

つまり箇条書きの意味合いです。

とにかく無駄な内容を省いて箇条書きでシンプルに書くのがバレットジャーナルのコアであり、ラピッドロギングと言う手法です。

例えば、ノートをとる時、よくある日記的なまとめ方をすると

日記的なまとめ方

□●●に折り返して電話をする。今週末、どこで夕食をとるか相談をする。
□××にメールして、プロジェクトの参加者に送るA社のリリース・フォームについて、再度相談する。事前にフォームを送りサインをもらう必要あり。
A社のユーザーエクスペリエンスに関するプレゼンテーションの締切=2月12日

こんな感じでごちゃっとします。

それに対してラピッドロギングを使うと

ラピッドロギングでのまとめ方
  • ●●:折り返し電話;土曜の夕食
  • A社:リリース・フォーム
    • ××:メール、フォームの件
    • 参加者にフォームを送る
    • サインをもらう
    • A社:UXプレゼン@2/12

と、まとまります。

箇条書きと省略語やムダを省いたシンプルな文章。構造的なまとめ方をするだけでここまで見やすくなります。

これが日常的にできると時短でメモがとれて、かつ後から何をするべきかもわかりやすく、要約する力も身につきます。

独自の省略法を覚える・作る

バレットジャーナルではムダを省いてシンプルに表現します。

そのためには省略語するやり方を押さえると良いです。

まずは下記の3点を意識して進めましょう。

基本的な省略のやり方
  1. 単語と記号の組み合わせで表現
  2. つながりは構造化して組み込む
  3. 文を書く時は略語を使い20字以内

これができると、劇的に書く文字数が減ります。

また、略語は、自分の中で独自のルールを作るなども効果的です。

例えば、時間や場所などを示す時に@を使うなど、独自のルールを設けると省略が簡単になります。

あとは箇条書きメモをしたものを次のKey(キー)という考え方で処理をしていきます。

ツマ

これを続けるだけでまとめる力が身につきそうだね。

ポイント2.KEYという記号

次に「KEY(キー)という考え方」です。

バレットジャーナルのコアは箇条書きでメモをするラピッドロギングと、メモしたものの取り扱うKeyという考え方の2つです。

KEYのルールを押さえることで、箇条書きをベースにしたタスク処理の術が確立します。

このKEYは素早く箇条書きするために使われる記号で、大きくは種類は「基本」「強調」「タスク管理」の3つに分かれており、使う記号が違います。

Keyの種類
  • 基本のKEY
  • 強調のKEY
  • タスク管理のKEY

基本のKEY

基本となる、箇条書きに使うKEYです。

  • 「・」 : 実行可能なタスク
  • 「○」 : 今後のイベント
  • 「-」 : 思いつきや単なるメモ、アイデアなど

強調のKEY

基本のKEYの左横につけ、強調するためのKEYです。

  • 「*」 : タスクや予定の中で重要度が高いもの
  • 「!」 : アイデアの中で役にたつものやひらめきなど

タスク管理のKEY

記載したタスクを管理するためのKEYです。

特にタスク管理は、「・」と書いたタスクを後から「×」、「>」、「<」と書き込むことで更新する点が超重要ポイントです!

ツマ

なるほど「・」なら後から違う記号に変えられるのか。考えられているね。

ポイント3.インデックス

3つ目が「インデックス」についてです。

ラピッドロギングKEYと合わせてポイントになるのがインデックスという考え方です。

これはいわゆる目次です。

これをつくって、どこに何を書いてあるかがわかるように一覧化します。

これを作るコトで、ノートに好きなページに好きなことを書いても、あとから全てを参照することができるようになります。

やることは、ノートを書く時に必ず、ページ番号を書いて、インデックスに戻り、それを追記します。

ただ、正直これは、結構手間がかかります。

そのため、後述するマンスリーログなども含めて、自らフレームをあらかじめ作っておくか

方眼ドットの用紙を組み込んだ、システム手帳やデジタルプランナーなどを使うなどの応用もおすすめです。

ツマ

確かに、毎回ページ番号を書いてくのは地味に面倒だね。

ポイント4.コレクション

4つ目が「コレクション」についてです。

コレクションは「1つのかたまり」という意味です。

例えば、何かプロジェクトなどを進めているときなど、複数の日・複数のページにまたがってしまいます。

そんな時、これらの飛び飛びになった関連したノートをまとめてコレクションと呼びます。

具体的な使い方としては、前述のインデックスを使って、関連するノートをまとめて参照ができるようにします。

これを作るコトで

「あ、そういえば過去にもこんなことがあったはず…!」

とコレクションでまとめられていると後からすぐに過去の情報にアクセスできます。

そのため、ノートや手帳を使う時に問題になる、順不同にメモをして”わけがわからなくなる問題”を解決できます。

ワタシ

この問題には長年、悩まされておりました。。

ポイント5.デイリーログ

5つ目が「デイリーログ」についてです。

具体的には、その日のタスクや予定などをメモに書き込みます。

前述のKEYを活用して、タスクや予定、アイデア、情報などを箇条書きにしていきます。

ポイントは、日記もアイデアも、イベントも全て、ごちゃ混ぜで書いていくということ。

また、バレットジャーナルでは

「好きなときに好きなだけ書く!」

ということを提唱されており、1日に使って良い分量は決まっておらず好きに使えます。

ただ、個人的には、デイリーログこそ

「いつ何を、どれほど書くか」

あらかじめ決めておいた方が習慣化しやすいということを10年以上続けて思うので

ここを完全フリーでやるか、ある程度の型を作ってやるかは好みの分かれどころだと思います。

ツマ

確かに、最近は1日1ページ系の手帳が人気だもんね

ポイント6.マンスリーログ

6つ目が「マンスリーログ」についてです。

続いて、これは月間のログです。

いわゆる月間のスケジュールとタスク管理です。

バレットジャーナルでは、見開き1ページを使って、箇条書きで左に予定を一覧にし、右にタスクを箇条書きで一覧化することを推奨しています。

ただ、ポイントは、自分の使いやすい方法で、月間の予定とタスクを何らかの形で一覧化して運用することです。

そのため、一般的なボックスの形でスケジュールを書きつつ、余白にタスクを一覧化するスペースを作るのでも問題ないです。

参考:マンスリーログの応用

また、バレットジャーナルでは、マンスリーログの応用として

ハビットトラッカー(習慣化するためのログのスペース)も紹介されています。

一覧化できるとマンスリーもうまく使えていけます。

ちなみに、月間の予定・タスク・ハビットトラッカーをまとめたマンスリーシートと、ドット方眼のメモ帳はPDFで無料公開しています。

デジタルプランナーなどで実践したい人などはぜひこのページをチェックしてみてください٩( ‘ω’ )و

ワタシ

手帳を使う人であれば、月間カレンダーの活用の参考になるはずです!

ポイント7.フューチャーログ

7つ目が「フューチャーログ」についてです。

これは未来(来月以降)のタスクを一時保管する場所です。

具体的には半年から1年を見開きでタスクを箇条書きで書けるスペースを作ります。

何か未来のタスクがあればそこに書き込むというルールを作ります。

これを作るコトで、自分の頭で考える

「いずれやりたいこと」

を頭から吐き出して、整理することができます。

また、それを毎月1回、タスク整理しつつも、その月にやらなければいけないことを実行タスクに落とし込み、抜け漏れをなくします。

参考:タスク移動(マイグレーション)の効果

バレットジャーナルを応用するとタスクの移動が頻発します。

そのため

「わざわざタスク移動させるのムダでは?」

という質問をたまにされるのですが、タスクを移動することには意味があります。

本書では、マイグレーションという表現をされていますが、これをやる効果としては

  • タスクのリマインド
  • タスクの優先度の精査

があります。

つまり、抜け漏れなくしつつも、本当にやるかどうかを考えるきっかけができます。

一見、面倒に見えますが、これを繰り返すことで思考を強めることができるため、めちゃくちゃ大事な工程です。

ツマ

確かに、タスクって一度書いただけだと忘れちゃうんだよね。

バレットジャーナルの手帳術を続けるコツ

最後に「バレットジャーナルを続けるコツ」についてです。

バレットジャーナルは毎日続けることで効果があがっていきます。

ただ、初めて実践する人は、コツをつかめず1週間で挫折する…ということもよく耳にします。

そのため、あらかじめ、習慣化するコツを押さえてから実践に移ると、挫折せずに進められます!

まずは下記の3点を意識して試してください!

バレットジャーナルを続けるコツ
  1. デザインを気にしない
  2. 他の人のやり方をパクる
  3. 部分的に型を使う

順に触れていきます。

デザインを気にしない

まずコツの1点目は「デザインを気にしない」ことです。

繰り返しになりますが、バレットジャーナルの本質はデザインではありません。

我流でスピーディーにノートをまとめる点がコアです。

そのため、デザインが汚くなるのは気にせず、箇条書きで書くコツをつかむのに力点をおいて実施しましょう!

「デザインが気になってモチベ上がらない…」

という人はスタンプなどを利用するとセンスがなくともそれっぽくなります。

デジタルでやる人は、デジタルステッカーを使うのも手です。

他の人のやり方をパクる

コツの2点目は「やり方をパクる」ことです。

バレットジャーナルはそもそも考え方であって、やり方や事例はネット上にオープンにされています。

色々な人の方法をパクることを前提になっています。

そのため、良い考え方ややり方はパクることが推奨されているので、どんどん真似ていきましょう

ただ、その際に, Pinterestなどのかっちょいいデザインばかり見ていると心が折れそうになるので注意。

あくまで、部分的に、取り入れられそうなところだけを真似る程度が良いです。

また、バレットジャーナル本書にある内容の例を眺めて考えるのもおすすめ。

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部分的に型を使う

3つ目は「部分的に型を作る」ことです。

バレットジャーナルでは全てを箇条書きで書くことを推奨していますが

多くのバレットジャーナルの実践例は、そんなことはありません。

ただ、この考え方の本質はいかに早く、楽に情報を整理するかという点であるので

そのために型を使うのも有効です。

例えば、下記のようなやり方

あると楽になる型
  • マンスリーログの型
  • デイリーログの型
  • インデックスの型

これらを意識して下記のような応用も可能です。

バレットジャーナルの応用
  • ドット方眼のノートに、マンスリーカレンダーを挟む
  • システム手帳にドット方眼のメモを組み込む
  • デジタルプランナーでドット方眼を使う

特にデジタルであれば、ページ番号は自動的につくので、インデックスを毎回書くなどの煩わしさはありません。

また、市販の手帳などを使って、機能的なマンスリーログ・デイリーログを使うのも手です。

ちなみに、バレットジャーナル用にデジタルプランナーで使えるフレームは無料で配布しているのでよければ使ってみてくださいね。

ワタシ

完全ゼロベースでスタートしなければハードルがグッと下がりますよ!

さいごに

以上「バレットジャーナル」についてでした。

あまり聞き馴染みのない、考え方かもしれませんが、慣れるととても実践的なやり方です!

実際、これを使うことで、情報を整理することはもちろんのこと、頭の中で要約する力もついてきました。

また、ワタシは書く瞑想と言われるジャーナリングなども並行して行うことで人生観がガラと変わりました!

ビジネスマンであれば、誰にでも、この「書く」というアプローチはおすすめできるやり方です!

今日からバレットジャーナルの手法をとりこんで、生活の質をよりよいものにしていきましょー!٩( ᐛ )و

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