
どうも、らーにゃです。今回は「デジタルマーケティングの定石」についてまとめます。
「アクセス解析や分析の正しいやり方が分からない。。」
そんな悩みはありませんか。
本業でも副業でも今やデータは至るところにあるので、色々と手を変え品を変え色々な分析ができます。
ただ実はその努力、ほぼ無駄になっているかもしれません。
今回はそんな「あるある」を一刀両断してくれる「デジタルマーケティングの定石」という本をご紹介します。
3万サイトの分析とユーザー行動観察から導かれた、生々しい「正解・不正解」が詰まった一冊です。
そのため、Web担当者・マーケターなどの人の他、副業でブログなどウェブメディアを運営する人に強くオススメできる本です。
- 「デジタルマーケティングの定石」の要点まとめ
- 「デジタルマーケティング」の正しい考え方とあるあるの失敗
- 「デジタルマーケティング」の学びを目の前の仕事に落とし込む方法
「デジタルマーケティングの定石」とは

今回の本は「デジタルマーケティングの定石」です。
著者は株式会社WACULの垣内勇威氏。
3万サイトの定量分析と、ユーザー行動観察の定性分析をかけあわせています。
「成果の出ない施策」を繰り返すマーケターに向けて、正解・不正解を一刀両断する内容です。
本書の押さえドコを、自作のサマリー画像にまとめました。

この6つのポイントさえ押さえれば、本書の8割は理解できたと言っても過言ではありません。
- ①よくあるデジタルの勘違い
- ②デジタルの限界
- ③デジタルの強み
- ④デジタル/アナログの広告効果
- ⑤デジタルマーケティングの肝
- ⑥顧客主導の考え方・定石
順番に解説していきます。
今回はこの観点に沿って、ポイントをまとめていきます。

1枚にまとめておくと、後で見返す時にラクなんだよね。
ポイント①:よくあるデジタルの勘違い

最初に紹介するのは「よくあるデジタルの勘違い」です。
多くのマーケターが陥る勘違いは、大きく2つあります。
- 最新技術は魔法の杖ではない
- 細かい分析の多くはムダになっている
順番に見ていきましょう。
まず「最新技術は魔法の杖ではない」ということです。
AIやMAツールを導入すれば成果が出る、という期待は幻想です。
ツールはあくまで手段であり、目的や戦略が曖昧なままでは意味がありません。
もうひとつは「分析の多くはムダになっている」ということです。
本書いわく、まずはやってみて経過を比較すれば十分とのこと。
クレームリスクがある場合のみ、慎重な事前分析を活用すればOKです。
なるほど、と思わず声が出た箇所でした。
細かい分析に時間をかけるくらいなら、さっさと施策を試した方が早いというわけです。

「とりあえず分析」って、実は一番時間を溶かすやつだよね。
ポイント②:デジタルの限界とは何か?

続いて「デジタルの限界」です。
デジタルはアナログと比べてすごいもの、なんでもできるみたいに捉えがちですが、デジタルは万能ではありません。
本書では、次の4つの限界がはっきり示されています。
- 限界①:3秒以上の営業トークは無視される
- 限界②:ユーザーの顔は全く見えない
- 限界③:爆発力はなく、少しずつしか伸びない
- 限界④:大量データを集めただけでは何も分からない
順番に見ていきましょう。
まず「3秒ルール」です。
ユーザーはスクロールの手を止めてくれません。
長い前置きより、結論を先に見せる設計が必須というわけです。
次に「顔が見えない」という限界です。
アクセス数や滞在時間は分かっても、感情までは分かりません。
さらに「爆発力のなさ」という限界もあります。
デジタルはコツコツ型で、一発逆転を狙う施策には向いていません。
最後に「データ量と理解は比例しない」という限界です。
意味のない数値の向上は、頑張った気になるだけの偽りの努力になりがちです。
KPI設定が肝だ、と本書は繰り返し強調しています。
実際、このブログでもGoogle Search Consoleのデータを毎週Pythonで自動集計しています。
ただ、以前はクリック数だけを眺めて満足していました。
今はカテゴリ別の傾向まで見るようにして、初めて数字が意思決定に使えるようになりました。
KPIの立て方そのものに悩んでいる方は、KPIマネジメントの要約記事もあわせて参考にしてみてください。

数字を眺めるだけの時間、正直けっこう無駄にしてた気がする。
ポイント③:デジタルの強みとは何か

次に「デジタルの強み」です。
限界の裏返しとして、デジタルには次の3つの強みがあります。
- 強み①:無料で無限に情報発信できる
- 強み②:ストックになり半永久的に利用できる
- 強み③:大量のリアルタイムデータを無料で入手できる
順番に見ていきましょう。
まず「発信コストがゼロに近い」ことです。
紙やテレビと違い、発信量に上限がありません。
また「資産として残ること」も強みです。
一度作ったコンテンツが、何年も集客し続けてくれます。
さらに「データが無料で手に入ること」も見逃せません。
アクセス解析ツールを使えば、今この瞬間の反応まで把握できます。
ただし本書は、デジタル活用の目的は「コストカット」だと釘を刺しています。
アナログでできることの代替先として捉えるのが正しい姿勢だそうです。

「コストカットが目的」って言われると、急に地に足がつく感じがするね。
ポイント④:デジタル/アナログの広告効果

そして「広告効果の違い」を見ていきましょう。
アナログとデジタルでは、効果の出方がまったく違います。
- アナログ=フロー効果(瞬間的だが持続しない)
- デジタル=ストック効果(じわじわ効くが長く働く)
まずは「アナログ=フロー効果」です。
テレビCMや看板は、流れた瞬間の効果は大きいです。
しかし時間が経てば、効果はスッと消えていきます。
一方で「デジタル=ストック効果」です。
1本の記事や動画が、公開後も長く働き続けてくれます。
短期的な派手さはなくても、長期的なコスパでは圧倒的に有利です。
Before/Afterで例えるなら、アナログは花火、デジタルは焚き火のようなものだと感じました。

焚き火のたとえ、地味に気に入ってる。
ポイント⑤:デジタルマーケティングの肝

ここからが本書の核心、「デジタルマーケティングの本質」です。
本書が一番強調しているのが、ここです。
- 直接フィードバックの仕組み化
- 独自コンテンツで勝負すること
- 連呼による単純想起
順番に見ていきましょう。
まず「直接フィードバックの仕組み化」です。
問い合わせやコメント、アンケートなど、生の声を集める導線が欠かせません。
次に「独自コンテンツで勝負すること」です。
広告に頼るより、サイト内に独自の情報を積み上げる方が強いというわけです。
そして「連呼による単純想起」です。
メルマガは中身より、キーワードをどれだけ認知させるかが肝だそうです。
思い出してもらえる回数が、そのまま広告効果につながります。
このブログも、まさに同じキーワードのテーマを繰り返し発信してきました。
詳しいやり方はブログで月3万円まで稼いだ10ステップにまとめています。

同じこと何回も言ってる自覚はあったんだ(笑)
ポイント⑥:顧客主導の考え方・定石

最後の気づきは「顧客主導の考え方」です。
本書の締めくくりとなるパートです。
- 5名の行動観察
- 現状考察としての活用
- 3つのフェーズ整理
順番に見ていきましょう。
まず「5名の行動観察」です。
大量データより、少人数のリアルな行動を観察する方が発見が多いそうです。
次に「現状考察としての活用」です。
顧客を操作する企画のためではなく、現状を正しく知るために使うのが本来の姿です。
そして「3つのフェーズ整理」です。
日常生活・初回購入・継続購入の3つに分けて考えると、打ち手がクリアになります。
独自フレームの詳細は本書内で丁寧に解説されているので、気になる方はぜひ手に取ってみてください。

3フェーズに分けるだけで、頭の中がスッと整理される感じがした。
この本の学びをどう活かすか

続いては「学びの活かし方」です。
読んで終わりにせず、具体的なアクションに落とし込みます。
活用①:自分のブログ運営に当てはめてみる
ストック型コンテンツと連呼想起は、そのままブログ運営の土台になる考え方です。
実際にこのブログでも、家計管理や睡眠データの分析など、一度扱ったテーマを切り口を変えて何度も記事にすることを意識しています。
同じキーワードで繰り返し発信するほど読者の記憶に残りやすくなり、1本の記事が資産として積み上がっていく感覚があります。
実践のやり方はブログで月3万円まで稼いだ10ステップで詳しく紹介しています。
活用②:KPI設定を見直す
「意味のない数値」を追いかけていないか、定期的に棚卸しする習慣が欠かせません。
PV数やクリック数だけを見て一喜一憂していると、本書が指摘する「データ量と理解は比例しない」という罠にそのまま陥ります。
大切なのは、その数値を見て「次に何をするか」まで決めておくことです。
「何のために測っているのか」を一言で説明できないKPIは、思い切って手放してみるのも一つの手です。
活用③:少人数へのヒアリングを実践する
大量のアクセス解析データよりも、身近な5人の生の声のほうが多くの発見をくれます。
難しく考える必要はなく、家族や友人、SNSのフォロワーに「このブログのどこが分かりにくかった?」と率直に聞いてみるだけで十分です。
実際に聞いてみると、自分では気づけなかった導線のわかりにくさや説明不足の箇所が見えてくることがあります。
まずは身近な5人に、率直な感想を聞いてみることから始めましょう。

全部やろうとすると続かないから、1つに絞るのはいいね。
まとめ

以上、今回は「デジタルマーケティングの定石」についてまとめました。
今回の押さえドコは以下の通りでした。
- 勘違い:最新技術は魔法の杖ではなく、細かい分析の多くはムダ
- 限界と強み:デジタルは3秒ルール・爆発力なしの一方、無料でストック型の発信ができる
- 肝:直接フィードバック・独自コンテンツ・連呼想起の3点セット
- 顧客主導:5名の行動観察と3フェーズ整理がすべての土台
タイトルだけ見ると小難しそうですが、中身は驚くほど実践的な一冊でした。
誰でも最初は初心者ですので、今日からできるアクションを1つずつ試しながら読み進めてみましょう。
この手の話は、機を逃すと急にやらなくなるので、思い立ったが吉日です!
今後、成果につながるデジタル施策をしたいと思っている人は、まずは本書を手に取ってみて一歩を踏み出していきましょう!

分析より先に手を動かせ、って改めて言われると刺さるね。
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m
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