【プロ直伝】2分で分かる!7つの習慣の要約|最初に理解すべき押さえドコ

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ツマ

7つの習慣って読んだことあるけど、途中で読むのやめちゃった…。

分量が多すぎて躊躇しちゃうよね。今回は認定コーチのワタシが「7つの習慣」の押さえドコを解説するよ。

「7つの習慣」は、世界中でベストセラーとなった自己啓発の王様的な位置づけのビジネス書です。

とはいえ、あの分厚いビジネス書をどんなことに注意して読むべきなのか

今回は、死ぬほど分厚いこの名著を、どこからどう読むといいか読むポイントをまとめます。

抵抗感を感じやすい『7つの習慣』を読みはじめる一助になれば幸いです。(‘ω’)ノ

7つの習慣の要約・押さえドコ

最初に「7つの習慣」のポイントを先にお伝えします。

7つの習慣を理解して実践に移すには、上記の画像を拡大して、これらのキーワードに関するアクションを考えればそれでOK

これらの内容がなんとなく頭でイメージわけばここでソッと、このページを閉じて頂いて問題ないです。

ちなみに、「7つの習慣」は端的に言えば「成功哲学のまとめ本」であり、成功の原理原則がまとまっています。

もともと、原題は「The 7 Habits of Highly Effective People」というものです。

内容は、成功している人に関する書籍や研究を過去200年に遡って特徴をまとめた「まとめたもの」です。

つまり、新しい考えが述べられているのではなく、あくまでまとめ本なのです。

そのため、極端のことを言えば、成功哲学系の本はこれ1冊マスターすれば他の本を読む必要はないです。

では、その上で、

「どこを重点的に読んで実践すべきか?」

というと最初に押さえるべきおすすめポイントは下記の3点です。

※上記はクリックすれば該当の箇所にジャンプします

詳しく知りたい人に向けて、これらについて順に解説していきます。

上記のキーワードを押さえてぜひ、日々の実践に繋げてみてください!!

参考:「7つの習慣」で挫折する理由と対策

ちなみに「7つの習慣」はなぜ読むのを挫折する人が多いのか?

挫折する理由は「分量」「独自の用語」にあります。

7つの習慣の内容は下記の通りで分量はなんと480ページにも及びます!

第1部 パラダイムと原則について
 インサイド・アウト(内から外へ) 
 人生の扉を開く「7つの習慣」 
第2部 私的成功
 第1の習慣 主体性を発揮する 
  自己責任の原則 
 第2の習慣 目的を持って始める 
  自己リーダーシップの原則
 第3の習慣 重要事項を優先する 
  自己管理の原則
第3部 公的成功
 第4の習慣 WinWinを考える 
  人間関係におけるリーダーシップ
 第5の習慣 理解してから理解される
  感情移入のコミュニケーション
 第6の習慣 相乗効果を発揮する
  創造的な協力の原則
第4部 再新再生
 第7の習慣 刃を研ぐ
  バランスのとれた自己再新再生
  再びインサイド・アウト

「7つの習慣」本書より引用

また、これに加えて挫折するポイントは、独自の用語が多いことです。

特に7つの習慣を理解する上で最重要なのは第1部の前半です。

ここで、下記のようなキーワードがでてくるのですが、初見ではわかりにくいです。。

これらの意味が理解できれば全体感が一気に理解できます!!

ただ、正直なところ、多くの人はここで

「言っている意味わかんねー!!」

「まだ、こんなにあるのかよ…。。」

と”難しさ”と”分量”のコンボで挫折してしまうのが現実だと思います。

そのため、最初読む時は、第1部+第2部の”第1の習慣”」だけを理解し、あとは実践法がわかる第4部にとんで文章を減らして読むのがおすすめ

その上で、2週目に、第2〜第3の習慣を読んで第2部をマスターし、その後の3周目で第4〜6の習慣を読んで第3部をマスターします。

ポイントは、一気読みしないことであり、コアになる部分を理解した後は、実践しやすいところから読んで実践しながら読むのがコツです!

今回は1週目で押さえるべきポイントを解説します。

ツマ

改めて分量が多いなぁ…。

7つの習慣の実践ポイント

ここから「7つの習慣のポイント」を解説します。

7つの習慣は非常に長い上に、独自の用語が多いため、最初は大事なポイントに絞って理解します。

その上で、自分の身の回りでの実践を意識して読むことで理解がグッと進みます!

「7つの習慣をはじめて読むぞ!」

と言う人は、下記の3点をまずは最初に押さえましょう!!

下記、順に触れていきます。

各習慣のつながりを押さえる

1つ目のポイントは「つながりの理解」です。

まず、7つの習慣というタイトルなのだから当然、7つの習慣があります。

「では、それぞれの習慣は何を示しているのか」

まずは、それぞれ下記のようなニュアンスであると一旦捉えておきましょう。

そして、この、それぞれの習慣は、さらに以下の3つに分類分けできます。

7つの習慣を3つに分類
  • 【分類1】:第1の習慣〜第3の習慣
    >>自分との向き合い方について(私的成功)
  • 【分類2】:第4の習慣〜第6の習慣
    >>周りとの協働のし方について(公的成功)
  • 【分類3】:第7の習慣
    >>習慣の継続させ方について(再新再生)

上記の分類はそれぞれ本書の章立てと関連しています。

7つの習慣の章立てとのつながり
  • 【分類1】
    =本書の第2部で解説されている。
  • 【分類2】
    =本書の第3部で解説されている。
  • 【分類3】
    =本書の第4部で解説されている。

また、本書によく出てくるイメージ図にこれを当てはめると以下の通りです。

7つの習慣を元に作成 (右側のオレンジの3分類に分割できます)

また、押さえたいポイントとしてはこれらの「習慣のつながり」です。

最初に7つの習慣を読んだ時には気づかなかったのですが、実はこれは実践する習慣の順番が大事です。

例えば、”第1の習慣”はすべての習慣の基礎であり最重要の習慣です。

これを理解しないと”第2の習慣”から”第7の習慣”の理解ができません。

また”第2の習慣”の理解がある前提で、”第3の習慣”が書かれており、”第4の習慣”の理解がある前提で”第5の習慣”と”第6の習慣”が書かれています。

ただ、第7の習慣は少し独立しており上記の習慣を日常化するための方法論であり、これだけ単独で読んでも理解はできます

このように各習慣が影響しあっているということを頭にいれた上で読むと理解が進みます。

ワタシ

最初に読んだときはぶつ切りの理解で全くわかりませんでした。。

インサイドアウトの流れを理解する

2つ目のポイントは「インサイドアウトの理解」です。

1つ目のポイントで述べた通り7つの習慣において全ての習慣の中心・起点にあたる習慣が第1の習慣です。

この第1の習慣は「主体的になる」ための習慣ですが、ここでキーワードになるのが”インサイドアウト“という考え方です。

これは端的に言えば「自分がまずは変わって、その後に周りを変えていく」という考え方・アプローチです。

そして自分が変わるという点については下記の2点が具体的なポイントです。

自分が変わるポイント
  1. 「行動を選択する」という考え方を実践
  2. 「影響の輪を広げる」という考えを実践

順にふれます。

1. 「行動を選択する」とは

1点目は「行動を選択する」という考え方です。

本書では一貫して

「刺激に反応してはいけない!行動を選択せよ!」

という主張がなされます。ただ初見では

「???」

となってしまうのでイメージを持つ必要があります。

例えば、現代の共働きの夫婦を考えます。

よくあるケースとして妻が育児について不満を抱えており、口論になりそうな状況を想定します。

刺激に反応する例
  • 【妻の発言】
    →「夫が育児に協力的じゃない!」と主張する
  • 【夫の心境】
    →協力している気持ちの夫は嫌な気持ちに
  • 【夫の反応】
    →「そんなことない!」とムキになり言い返す
  • 【結果】
    →お互いイライラして険悪なムードになる

これは、夫婦でのあるある状況かと思います。

こうなってしまってはもう建設的な議論は望めません

一方で、行動を選択する場合は下記になります。

行動を選択する例
  • 【妻の発言】
    →「夫が育児に協力的じゃない!」と主張する
  • 【夫の心境】
    →協力している気持ちの夫は嫌な気持ちに
  • 【夫の選択】
    →イラっとした感情に気づく
    →反論しても不毛であると考える
    →何が問題になっているかを考える
  • 【夫の行動】
    →一呼吸おいて冷静になる
    →その後に話し合いの場を提案する
  • 【その結果】
    →建設的な議論に移行する

この状態にもっていければ建設的な議論ができます。

図示すると以下のような違いになります。

スライド3

この違いのポイントは選択肢は実はいっぱいあるということにまずは気づけるか否かということです。

その上で

  • 「意図的に売られた喧嘩を買う」
  • 「自分を殺して単に謝る」
  • 「課題解決の提案を模索する」

などの数ある選択肢の中から自ら行動を選択するということです。

これは、「言うは易く行うは難し」の典型です。

ただ、このフレームが頭にあるかないかで行動には雲泥の差ができます。

日常を過ごしていると、イライラすることなどは毎日あるわけですが、それに振り回されないようにするには

「なぜそうなったのか、どうすればよかったか」

を、このフレームで振り返るとあるべき状態に誘導しやすくなります。

2. 「影響の輪を広げる」とは

これは正しい人との接し方について示してくれます。

ただ、この単語だけ見てもわけがわからないと思います。

これは自責と他責という考え方で整理すると理解が深まります。

自責と他責の特徴
  • 【自責の考え】
    →全てのことは自分の責任であるという考え
  • 【他責の考え】
    →全てのことは他人の責任であるという考え

言わずもがなですが、7つの習慣が大事だというのは前者の自責の考えです。

これもイメージを持つことが大事です。

例えば、会社内でいつも無理を言ってくる上司がいることを想定します。

その時に上記の観点で考えると感じ方や行動が変わります。

自責と他責の比較
  • 【他責の場合】
    →何でこんな無茶を毎回いわれなきゃいけないんだ。こんな上司の元だから俺は活躍ができないんだ。最悪だ。
  • 【自責の場合】
    →求められるレベルが高い、その真意を自分はわかっていない、まずは何をすると役にたつか聞いてみよう。

上記のような考えをもって行動できる人はほんの一握りかと思います。

ただ、このような行動ができたら、上司からも一目置かれ、周りからもすげぇなと言われてみられ方が変わります。

これを7つの習慣では影響の輪を広げるという表現をしています。

また、こうなると自分の立場や周りの関わり方も結果的に変わり、環境が変わります。

この状態を自ら作っていくことをインサイドアウトというアプローチとして7つの習慣のコアの考え方になっています。

ワタシ

2つとも実践はめちゃムズイですが、まずは本質を理解することが大事です。

刃を研ぐ仕組みを構築する

3つ目が「刃を研ぐ仕組み」です。

7つの習慣は考え方の提示だけではなく、具体的なアクションプランや方法論も実は、ちょいちょい提案してくれます。

特に、7つの習慣の後半部分では、なりたい自分を設定した上で

「日常的に何をすればいいか?」

という視点で言及もしてくれます。

それが第7の習慣にあたる刃を研ぐ(再新再生) という考え方です。

画像3

成功は一過性なものではなく、人格を磨き続けるための日々の習慣を作らないと決して成功できないという考えがベースにあります。

具体的には下記の4つの視点で己を磨け!と言及があります。

刃を研ぐ4つの視点
  • 【肉体面】
    >>身体が強く物理的に生産性を下げないためにやるべきこと
  • 【情緒面】
    >>人との交流や自分の趣味嗜好を深めるためにやるべきこと
  • 【知性面】
    >>読書や勉強など知識を常に更新するためにやるべきこと
  • 【精神面】
    >>自分の精神や習慣の力を維持するためにやるべきこと

ポイントはこれらをバランスよくやりなさいという点です。

また、人によってやるべき習慣は違いますし、年齢によるライフステージによってやるべきことは変化します。

そのため、イマの状況を正しく捉えて、自分なりのあるべき習慣を考え実践することで人格を磨き続けることが第7の習慣のコアです。

ちなみに、私の場合は手帳にこれらを明記して、毎月4つの視点で設計しなおし、毎日振り返る習慣を作っております。

下記では第7の習慣だけをとりだし別途、ポイントをまとめています。

まとめ

今回は以上です。

本書の押さえドコは以下3点でした。

今回のまとめ

本が大嫌いだった私も結果的に読書をするようになってきたのはこの書籍の影響によるところが大きいです。

また、この考え方を軸に、手帳を自作して全てが変わりました。

本当に本の出会いで自分の人生ってガラッと変わるもんですね。

これからもこの7つの習慣の考え方はブラッシュアップして

自分の人生を好転させる生き方を模索していきましょー。٩( ᐛ )و

ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m

参考:各習慣の実践ポイント

また、7つの習慣は各章ごとにオーディブル(聴く読書)が存在します。

各習慣一つでもかなりボリューミーなので実践のコツとしては

体得した習慣に的を絞り期間も絞って実践することをオススメします。

その点、下記のような7つの習慣を分解して解説する書籍もあるので活用していきましょう。

上記は、2023年時点で全てオーディーブルに対応しており聴き放題コンテンツのため

通勤しながら、掃除しながら、など ●●ながらでポイントになるところを繰り返し聞いて頭に刷り込みながら

実践ポイントをイメージすること、そして日常で実践する回数を増やす回路を作るのがオススメです。

>>【参考】Audibleの無料体験はコチラから

参考:7つの習慣のセミナー

また、7つの習慣は実は専用のセミナーがあったりします。

所用時間も他のセミナーと比べるとさほどかからないのでサクっと理解を深めたい人にはオススメです。

【参考】7つの習慣リーダーシップセミナー

また、実は実践するための資格もあるので実践を極めたい!という方はこちらがオススメ

【参考】7つの習慣セルフコーチング認定コーチ

個人的に受講して思いましたが、似た想いを持つ人とも出会えるのでオススメです。

自己対話のスキルを高め、一緒に理想の人生にしていきましょう!٩( ‘ω’ )و

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