
ども、成長教のらーにゃ(@SuperDairyMan)です
「KPIってどうやって考えれば良い?」
KPIをはじめ目標設定に関してググってみても
「SMARTに考えよう!設計しよう!」
くらいの情報しか出てこず、ポイントが分からない。。
こんなことを感じている人に強くオススメしたいのがこの「KPIマネジメント」です。
そのため、今回はこの「KPIマネジメント」の要点とともに、どんな活かし方ができうるかをまとめます。
これから読んでみようと思う人は、下記をつまみ食いしてから読み始めて見て下さい!٩( ᐛ )و
- 「KPIマネジメント」のサマリー
- 「KPIマネジメント」のポイント解説
- 「KPIマネジメント」を活かすコツ
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目次
「最高の結果を出すKPIマネジメント」サマリ

まずは「KPIマネジメント」の押さえドコです。
KPIマネジメントを実践に移すには、上記の画像を拡大し5つのキーワードを理解しアクションを考えればそれでOK!
これらがなんとなく頭でイメージがわけば、ここでソッとこのページを閉じてしまいましょう。
- KPIとKGIとCSFの定義
- なんちゃってKPI
- KPI設定の10ステップ
- KPIを運用するコツ
- ゴーイングコンサーン
結論を先に言うと3つ目の「コントロールできる数値を10ステップで設計せよ」ということがコアです。
ここを理解すれば後は身近なところでアクションすればOK。他の情報はそのコアの理解を補強するものとして捉えてください。
本書を読む時は、上記を中心に必要な情報を得ていきましょう。

KPIってビジネスマンだと色々なところで使うから転用の幅が広いですね

確かに、これに特化して学ぶことって実はないよね。。
参考:「最高の結果を出すKPIマネジメント」の目次
本書は以下のような構成になっています。
「KPIマネジメント」本書より
- 第1章 KPIの基礎知識
- 第2章 KPIマネジメントを実践するコツ
- 第3章 KPIマネジメントを実践する前に知っておいてほしい3つのこと
- 第4章 さまざまなケースから学ぶKPI事例集
- 第5章 KPIを作ってみよう

”ダメダメKPI”など、あるあるなコトをキャッチーに表現していて読みやすいです
「最高の結果を出すKPIマネジメント」解説

次に「KPIマネジメント」の理解ポイントです。
特に、読み始めて最初に理解するべきポイントは下記の点です。
順にふれていきます。
ポイント①:KPIの用語の理解

まず1点目は「専門用語」の定義です
そもそも”KPI”という用語は、ビジネスマンになって初めて耳にする人も多いと思います。
なんとなくの理解でいると、KPIをうまく扱うことはできません。
そのため、まずはKPIとKPI回りの定義をしっかりと押さえる必要があります。
具体的にはまず、下記の3点を押さえましょう。
- KGI :「Key Goal Indicator」
→「重要目標達成指標」と言われ、最終的な定量目標を表す指標です。 - KSF:「Key Success Factor」
→「重要成功要因」と言われ、KGIの実現になくてはならない要素です。 - KPI:「Key Performance Indicator」
→「重要達成度指標」と言われKSFを指し測る指標です。
この中でも特に、KSFを耳にしたことがない人はセットで位置付けを押さえる必要があります。
KGIを実現するための具体的な活動・行動のことをさし、KPIを設定する時の拠り所になります。

なるほど、KGI→KSF→KPIという順でブレイクダウンする必要があるのね
ポイント②:コントロール可能な数値化

ポイントの2点目は「コントロールできる数値」です。
往々にして目標をコントロールできない数値におくことはビジネスのあるあるです。
ただ、細かく言うと、目標としてKGIにコントロールできない数値をおくこと自体は悪くなく、問題はブレイクダウンしてKPIに落とせてない点です。
そのため、何が目標になっており、アクションプランとしての行動目標をどこにどう置くかという点まで考える必要があることをまずは押さえます。
この思考になると、ビジネスでもプライベートでも漠然と目標だったり、やりたいと書いてあることが如何にKPIマネジメントできていないかがわかります。

やりたくても目標を分解していくやり方がわからないんだよね
ポイント③:KPI設定の10のステップ

ポイントの3点目は「KPI設定の10ステップ」です。
では、具体的にどうKPIを設定すればいいか、結論からいうと、下記の10ステップを行います。
- KGIの確認
→到達点となる目標数値 - ギャップの確認
→現在の状況での予測とKGIの差を見る - プロセスの確認
→ゴール到達までのビジネスプロセスをモデル化する - 絞り込み
→プロセスで何が一番重要かコントロール可能な数値か - 目標設定
→CSFを数値化してKPIにする - 運用性の確認
→整合性、安定性、単純性を考慮できているか - 対策の事前検討
→いつ、どうなったら、誰が、何を、どうするか、事前決定 - コンセンサス
→関連者と目線合わせ・合意をする - 運用
→KPIツリーやダッシュボードで確認の仕組み - 継続的改善
→関連者との継続的なMTGで改善のPDCA
とりあえず本書を見ながらこのフレームに合わせて真似ればOKです。
本書の解説をもとに、順々に目標を設計すれば、効果的な目標設計ができちゃいます。
個人的に一番、難しいなと思うのが「コンセンサス」というプロセスです。
関連する人に説明し、理解してもらい、相手のメリットにもなるような形で擦り合わせる必要があります。
ビジネスにおいては、このすり合わせるプロセスが最難関だったりします。
また、プライベートでも家族などとすり合わせるプロセスは必要だったりするので、どの場面でも一番大事な観点です。

ポイントが理解できたらあとは下記のコツを掴んで、実践していきましょう。
「最高の結果を出すKPIマネジメント」コツ

最後に「KPIマネジメント」を活かすコツです。
この本で学んだことはどう活かしていくべきか。
実践するコツとしては下記の3点です。
これらを意識して実践できればOK!
参考までに下記にワタシの実践例をまとめます!٩( ᐛ )و
ちなみに、これらと合わせて読書ノートを作り、他のビジネス書での気づきも一緒に考えるとより効果的です!

読書は日々の行動につなげてはじめて意味があります
①プライベートへ取り入れる

1点目が「プライベート」への応用です。
KPIマネジメントが想定するのは基本的にビジネス上の目標設定です。
しかし「目標設定」という考え方をすれば、これはビジネスに限らずプライベートにも応用は可能です。
具体的には、個人的に行なっている活動の目標設定に応用することが可能です。
例えばワタシの場合、以下の実践をしています。
- 仕事の活動のKPIマネジメント
- 複業の活動のKPIマネジメント
- キャリアのKPIマネジメント
これらは、共通して
「〜になりたい…!!」
で終わらせるのではなく、具体的に状態目標(KGI)とプロセス(KSF/KPI)を記載します。
定量的かつ自分がコントロールできることをまとめることで、プライベートでもやりたいことをやりきる計画ができます。

特にイマ考えている目標を全て10ステップで考え直すと実現度がグッとあがりますよ
② KSFを考え抜く習慣をつける

2点目が「KSFの思考習慣」です。
KSFとはポイント①で解説した通り、「重要成功要因」といわれるものです。
ポイントはゴール達成をするために一番肝になると感じる点を”一点に絞りきる!”と言う点です。
ただ、この一点に絞るというのがなかなかに難しいのですが、これが最重要です。
これはとにかく考え抜いて
「ココだ!!」
と言う点を知恵をふりしぼって絞り切る習慣が必要です。
逆にこれさえ見つけられれば、その後はそれを何も考えずにひたすらにやり続ければ勝手に成果がでます。
これは言うのは簡単ですが、実際には
「これも大事だし、これも大事!」
と取捨選択できないことが多々あります。
実際、ワタシは目標や行動を絞り込むのが苦手でなかなか思うような目標設定ができませんでした。
そのため、普段から目標(KGI)を起点にやることを1点に絞り込む習慣を作るコトが重要です。

これは名著「エッセンシャル思考」に通じるものがありますね。
③手帳を使って目標管理をする

3点目が「目標管理のリフィル」です。
最後に目標設定をした内容を管理するために手帳に組み込みます。
具体的には、手帳のリフィルを使って、日々の活動に組み込んでいきます。
KPIマネジメントで学んだ観点を取り入れることで具体的な活動に落とせます。
特に、やりたいことリスト100など、を作っている人には具現化するための方法論としておすすめします。
実際に、手帳に目標設定のリフィルを作り、この考え方を応用することで1年間のプライベートの計画なども考えやすくなります。

ジブンの目標の実現プランを具体的にできるのはとてもいいね
さいごに
以上「KPIマネジメント」についてでした!
社会人になったら「目標設定のスキル」はめちゃくちゃ実践的なスキルです。
ビジネス上はもちろんのこと、家族のことや、自分自身のキャリアについてなどとにかく汎用的です!
これが身につくことで、自分で思い描いた成果を思うように得られるようになります!
一緒に、目標設定のスキルを研ぎ澄ましながらも、なりたい自分に近づいていきましょう!!٩( ᐛ )و
ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m
ちなみに、本書はAudible(オーディブル)にも対応しているので、通勤などの時間などに聞きながら学ぶこともできちゃいます!