【プロ直伝】ジャーナリング(書く瞑想)と日記の違いとは?感情や出来事を書くそれぞれの効果とは

今回はジャーナリングと日記の違いについて解説します。

日記とジャーナリングの違いは何か?

気持ちを整理したり日々のストレスを軽減したり目標達成を目指す中で、ジャーナリングも日記もどちらも有効です。

ただ、この2つが自分の中で整理されないとモヤっとした気持ちが気になって行動に身が入らなかったりします。

そこで!今回は、セルフコーチングの資格を持ち、10年以上ジャーナリングを実践してきた筆者が、両者の目的や効果、具体的な書き方の違いを解説します。

それぞれの違いを理解して、目的に合った方法で毎日の習慣を充実したものにして下さい!٩( ᐛ )و

ジャーナリング(書く瞑想)と日記の違い

そもそも「ジャーナリングと日記の違い」とは何か。

ジャーナリング(書く瞑想)と日記はどちらも書くことで自己を見つめる手法ですが、目的や書き方に違いがあります。

結論から言うと、日記が日々の出来事を記録し整理することを目的とする一方、ジャーナリングは自分の内面に深く思考や感情を掘り下げるマインドフルネスの一種です。

この違いを知ることで、自分に合った方法を見つけ、効果的な実践が可能になります。

参考:ジャーナリングには2種類ある

ちなみに、ジャーナリングには2種類の意味があります。

ジャーナリングは、狭い意味での「書く瞑想」と、広い意味での「自己表現の一環」としての2つの種類があります。

どちらも心の中を文字にすることが本質ですが、目的やアプローチが異なる点が特徴です。

それぞれの特徴を理解することで、日記との違いなどがスッキリすると思います。

狭い意味のジャーナリング(書く瞑想)

まず、狭い意味でのジャーナリング、通称「書く瞑想」は、内面の思考や感情にフォーカスして書き出す手法です。

日本国内においては一般的にジャーナリングというとこちらを指します。

目的は頭の中を整理し、感情を言葉にすることで心の平穏を得ることにあります。

例えば「今日感謝していること」をテーマにして3分間集中して書く、といったことをするなどです。

この形式はストレスを軽減し、自分の本音と向き合うのに役立ちます。

広い意味のジャーナリング

広い意味でのジャーナリングは、自己表現や記録、目標設定を含む幅広い目的で使われる方法です。

感情だけでなく、将来の計画や学び、アイデアを書き出すことも含まれます。

例えば、プロジェクトの目標を書き出したり、旅行の計画をまとめたり、ライフログを残すこともこれに該当します。

ジャーナリングの語源は「journal = 日記」のため、日記は広い意味でのジャーナリングでもあります。

つまり、ジャーナリングの定義によって、日記との違いがあるかどうかは変わります。

ジャーナリングはそれぞれ皆が好きな解釈で使われるので混乱しやすいんですよね。

ジャーナリング(書く瞑想)と日記の効果

では「それぞれの効果」は何か。

ジャーナリング(書く瞑想)と日記は、書くことで気持ちを前向きにさせる効果を持ちます。

ただ、目的と方法はそれぞれが異なります。ここでは、両者の効果を具体的に解説します。

ジャーナリング(書く瞑想)の効果

まず「ジャーナリングの効果」です

ジャーナリング(書く瞑想)は、心の中にある感情や思考を深く掘り下げることで、ストレスの軽減や感情の浄化に効果があります。

例えば、日々の不安を書き出すことで、抱えている問題が明確になり、解決への糸口が見えることがあります。

特にストレスやモヤモヤといったマイナス感情は、書くことで視覚化され、問題点を客観的に捉えられるようになります。

ちなみに、ジャーナリングの実用性は、学術的にも多くの研究がなされ論文などでも効果を実証されています。

ジャーナリングは、ストレス解消から自己実現まで、多岐にわたる効果をもたらす実践的な手法です。

日記の効果

次に「日記の効果」です

日記は、日々の出来事を振り返りながら感情を整理することで、自己表現の場として役立ちます。

過去の出来事を書き残すことで、後から振り返りやすく、自己成長のプロセスを確認できるのが特徴です。

また、毎日続けることで習慣化され、日々の生活リズムの一部として安定感をもたらします。

さらに、気軽に書ける日記は、いつでもどこでも、集中力なども必要とせず、記録としてのライフログの役割を果たします。

特に、寝る前に日記を書くと、1日のことが整理され、同時に頭の中を整理されてリラックス効果が得られ、睡眠の質を向上させることも期待できます。

目的が違うので、日記とジャーナリングは並行してやることもおすすめです。

ジャーナリング(書く瞑想)と日記の書き方

最後に「やり方の違い」についてです。

ジャーナリング(書く瞑想)と日記の書き方には、それぞれの目的に応じた手法と工夫があります。

本セクションでは、効果的な書き方や活用法を具体例とともに紹介し、自分に合った方法を見つけるコツをお伝えします。

ジャーナリング(書く瞑想)の書き方

まず「ジャーナリングの書き方」です

ジャーナリング(書く瞑想)は、自分の内面と向き合うための手法であり、自由に書くことが基本です。

心の中に浮かぶ感情や思考をそのまま書き出すことで、頭の中を整理しやすくなります。

用意するのはノートとペンだけで十分です。形式にとらわれず、まずは1日5分程度から始めるのがおすすめです。

文字数や内容に制限を設けないことで、心の奥深くにアクセスすることができます。

書くタイミングやテーマを工夫することで、より効果的に取り組めるでしょう。

ジャーナリングのテーマ

ジャーナリングのテーマは、感謝していること、不安に感じていること、目標、夢など幅広く設定できます。

例えば

  • 「今日一番楽しかった出来事は何か」
  • 「今抱えている問題は何か」

などをテーマにすることで、自分の感情や考えを深く掘り下げられます。

テーマはその日の気分に合わせて柔軟に変更するのがおすすめです。

ジャーナリングの例

例えば、朝に「今日達成したいこと」を書き出すことで、その日の目標が明確になります。

また、夜に「今日一番感謝したいこと」を記録することで、ポジティブな気持ちを深ぼって自分の考え方と向き合い前向きな気持ちで1日を終えることができます。

書き方は短い箇条書きでも、自由に文章を綴る形でも構いません。

ジャーナリングをする際のポイント

ジャーナリングを行うのに適したタイミングは、朝の静かな時間や夜のリラックスした時間帯です。

朝は、その日の計画や目標を書き出すことでモチベーションを高められます。

夜は、1日の振り返りをすることで頭を整理し、ストレスを軽減する効果が期待できます。

ワタシは朝ジャーナリングをするようになってから、1日の充実度がグッと上がりました!

日記の書き方

次に日記の書き方」です

日記の書き方は、日々の出来事や感情を記録するというシンプルなプロセスを中心に構成されます。

主に1日の振り返りとして活用するため、短時間で簡単に書けるのが特徴です。

日記も10年以上、続けているので、そこで分かった、続けやすい工夫やポイントを下記にまとめます。

日記のテーマ

日記では、1日の中で印象に残った出来事や感情をテーマにするのが一般的です。

  • 「今日学んだこと」
  • 「嬉しかったこと」

など、自分にとって書きやすいテーマを選びましょう。

また、特定のイベントやプロジェクトに関する記録も日記として有効です。

日記の例

日記の例としては、

「今日の夕食に家族で食べた料理が楽しかった」

「職場で褒められて嬉しかった」

といった具体的な記録をします。

簡単な箇条書き形式にすることで、書く時間を短縮でき、長く続けやすくなります

日記を書く際のポイント

日記を書くタイミングは、1日の終わりが最適です。

夜寝る前にその日の出来事を振り返ることで、リラックスした状態で眠りにつくことができます。

また、都度、思ったコトは日記にメモをしつつも、1日の終わりにそれらをまとめると気づきと出来事を整理しやすいです。

特に日記用のテンプレートをあらかじめ用意できると、書き込みがしやすいです。

さらに、週末や休日に1週間を振り返る時間を設けることで、より深い洞察を得られます。

ワタシは日記はDayoneというアプリを使って実践していますがとってもおすすめです。

さいごに

以上「ジャーナリングのコツ」に関してでした。

ジャーナリング(書く瞑想)と日記には、それぞれ独自の目的と効果があり、どちらも自己理解や成長をサポートする手段として活用できます。

自分に合った方法を見つけるためには、それぞれの特徴を理解し、日々の生活に取り入れることが重要です。

どちらも続けることで、新たな発見やポジティブな変化が生まれるでしょう。

今回の記事を参考に、自分自身と向き合う時間を作り、心の整理や新しい視点を得る習慣を始めてみてください。

ジャーナリングの効果を実感しつつ、理想の自分に一歩ずつ近づいていきましょう!٩( ‘ω’ )و

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