今回は潜在意識と心のブレーキについて解説します!
「やるべきなのに、なぜか行動できない。。」
そんな“無意識の抵抗”を感じたことはありませんか?
それは潜在意識に根づいた「心のブレーキ」が原因かもしれません。
誰でも気づかないうちに自分で自分の選択や行動を制限する傾向があります。
そこで!今回は、この心のブレーキの正体を明らかにした上で、どうすればそれを解除できるか具体的な5つのステップを解説します!
無意識の抵抗を乗り越え、目標に向けて頑張り続けたい!という人の参考になれば幸いです!٩( ‘ω’ )و

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●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴2年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
心のブレーキとは何か

まずそもそも「心のブレーキ」とは何か。
心のブレーキとは、自分では前に進みたいと思っているのに”なぜか行動できない…”と感じる“無意識の抵抗”を指します。
日常の選択や習慣の中に隠れており、多くの場合、本人はその存在に気づいていません。
これを如何にしてうまくコントロールできるかどうかが自分の成功に直結します。
なんだかんだで不思議と現状維持をしちゃうんですよね。。
潜在意識と心のブレーキの関係
心のブレーキの正体は、私たちの「潜在意識」に原因があります。
この潜在意識とは、普段、意識していない思考や感情の集まりみたいなもので、行動や判断の約9割に影響を与えているとされます。
この潜在意識は、変化や未知のものを“危険”とみなし、安全で慣れ親しんだ状態を守ろうとする働きがあります。
その結果、新しい挑戦に対して
- 「無理かもしれない…」
- 「失敗したくない…」
- 「笑われたくない…」
といったブレーキがかかるのです。
たとえば、やりたいことがあっても一歩踏み出せない時、その裏側では
「今のままのほうが安心」
という潜在的なメッセージが流れている可能性があります。
心のブレーキを外すには、この潜在意識の働きを理解することが第一歩となります。
潜在意識の特徴
では「潜在意識の特徴」とは何か。
その性質は一言でいうならば「現状維持を好む」という点にあります。
変化に対して“危険”というサインを出し、無意識に今の自分を守ろうとします。
たとえば、新しい仕事や挑戦にワクワクする一方で
「やっぱりやめておこう」
と感じるとき、潜在意識はそれを“安全ではない”と判断しているのです。
このように、潜在意識が不安や恐れの反応を強めてしまうと、本人の意志とは逆の行動を選びやすくなります。
そのため、まずはこの内側の状態に気づいた上で、自分で自分の潜在意識を意図的に書き換えることが必要です。
3つの心のブレーキ
では一方で「心のブレーキとはどのようなもの」があるか。
心のブレーキを分類分けすると代表的なものは下記の3つがあります。
- 「時間がない…」パターン
- 「お金がない…」パターン
- 「自信がない…」パターン
これらのブレーキは、すべて潜在意識によって強化され、行動の妨げとなっています。
どれも一見、それらしく聞こえますが、深く掘り下げると潜在意識の中にある違う本音(恐れや不安)があります。
具体的には、それぞれ下記のような潜在意識が働いています。
パターン①:時間がない
まず、「時間がない…」と感じる人は、何かに挑戦することで現状の生活リズムを崩すのを無意識に恐れています。
例えば、何か新しいことをする時に、時間がない…と感じる場合、現状やっていることをやめることをしたくないという心理が働いています。
今やっていることに何らか変化が起きることが怖いという潜在意識が働き、現状維持をしようとするわけです。
パターン②:お金がない
また、「お金がない…」と言う人は、失敗による損失や未来への不安を抱えています。
お金を投資した後に、その費用に対するリターンがイメージできず、お金を失ったと感じるイメージができています。
その結果、お金を失う(プラスにならない)未来に抵抗する意識が働き、購入行動に対して抵抗します。
パターン③:自信がない
最後に、「自信がない…」と動きにつながらない人は、過去の経験や周囲からの評価に影響を受けています。
具体的には、今までの失敗経験から、どうせ行動しても失敗して自己嫌悪になったり周りに笑われるだろうと考えています。
結果、チャレンジするくらいなら今ある娯楽活動でストレス発散する方がよいという意識が強く行動ができません。

周りの目が気になって、こんなことはできない…というのはめっちゃあるなぁー。
心のブレーキを解除するステップ

では「どのように心のブレーキを外して」いくか。
心のブレーキを外すには、潜在意識の働きを理解した上で、段階的に思考と行動のクセを整えることが必要です。
具体的には下記の5ステップで実践してください。
- ブレーキの存在を知る
- 他責から自責の思考にする
- ブレーキを踏まない覚悟を持つ
- 結果から行動に焦点を移す
- 潜在意識を書き換える
順に解説します。
ステップ1: ブレーキの存在を知る
まず、STEP1は「見えない心のブレーキ」を認識することです。
私たちは普段、やる気が出ない理由を
- 「疲れているから」
- 「タイミングが悪いから」
と表面的な理由で片づけがちです。
しかし、その背後には
- 「失敗したくない」
- 「傷つきたくない」
といった無意識の防衛反応が働いていることが少なくありません。
こうした潜在意識の声に気づくには、日々の行動や感情のクセを観察し、言い訳のパターンを記録してみるのが有効です。
何が自分を止めているのかを把握することで、変化の第一歩が始まります。
ステップ2: 他責から自責の思考にする
次にステップ2は「他責から自責へのシフト」です。
心のブレーキを外すには、物事の原因を外部に求める“他責”の思考から脱却しましょう。
潜在意識は、外部のせいにするほど、今を肯定して現状維持にとどまろうとします。
一方、自分の内側に原因を探す姿勢があると、変化へのきっかけを見出しやすくなります。
たとえば「忙しいからできない」ではなく、「優先順位の決め方を見直そう」と考え直すことで、行動が少しずつ変わっていきます。
責任を持つ姿勢は、潜在意識にも前向きなメッセージとして届きます。
ステップ3: ブレーキを踏まない覚悟を持つ
ステップ3は「覚悟を持つ」ことです。
潜在意識は“現状維持”を最優先するため、新しいチャレンジには強い抵抗を示します。
だからこそ、「不安があっても前に進む」という覚悟が必要です。
たとえば、転職を考えていても「安定を手放すのが怖い」と感じて行動に移せない人は多くいます。
そのとき、「怖い」と感じている自分を受け入れたうえで、「それでも一歩進む!!」と決めることがとても重要です。
潜在意識は、本人の選択に応じて新しい習慣や信念を構築していく性質があります。
ステップ4: 結果から行動に焦点を移す
ステップ4は「行動に焦点をあてること」です。
ブレーキがかかる原因の一つに、「結果に対する過剰なこだわり」があります。
たとえば、
- 「失敗したらどうしよう」
- 「成果が出なかったら意味がない」
といった思考が、無意識に行動を止めてしまうのです。
この思考パターンを変えるには、結果よりも「行動そのもの」に意識を向ける必要があります。
- 「今日は10分だけ作業できた」
- 「1ページだけ読めた」
といった小さな前進を積み重ねることで、行動習慣が強化され、潜在意識も変化を受け入れるようになります。
自分を過去の自分と比べることが、継続のモチベーションにもつながります。

気を抜くと、何かとすぐに自分にも結果を求めちゃうよね。。
ステップ5: 潜在意識を書き換える
ステップ5は「意識の書き換え」です。
最後のステップは、潜在意識そのものを望ましい方向に書き換えていくことです。
具体的には、ポジティブな自己暗示を日常的に繰り返すこと、理想の状態を具体的にイメージすることを習慣化することがポイントです。
たとえば
- 「自分にはできる」
- 「挑戦することが楽しい」
といった言葉を、朝晩に繰り返すだけでも、徐々に思考の前提が変わっていきます。
また、生活リズムや環境を整えることも、無意識の影響力を受けにくくするために効果的です。
潜在意識の書き換えは、一朝一夕にはできませんが、日々の小さな積み重ねで未来が確実に変わります。
さいごに

今回は「潜在意識と心のブレーキの外し方」について解説しました。
忙しい日常の中では、「つい後回しにしてしまう…」といった状態に陥りがちですが、それは人間誰でも陥る普通なことです。
多くの人が無意識のうちに自分を止めてしまう構造に影響を受けています。
だからこそ、ステップを踏みながら自分と向き合ってこのブレーキを丁寧に外していくことが重要です。
心のブレーキを解除し、本来目指したい未来に向かって今から頑張っていきましょう!!٩( ‘ω’ )و
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m