【レビュー】キャリアコンサルタント試験の”筆記”の対策ポイントを大公開!(理論家編)

キャリアコンサル・転職

ワタシ

今回はキャリアコンの理論についてまとめます

「キャリコンの勉強を効率的に学ぶ方法はないか?」

キャリアコンサルタントを独学し始めるともっと良い勉強方法がないかを考えたくなります。

そこで、今回は、実際にキャリアコンサルタントの独学をして分かった試験対策を範囲に絞ってお伝え致します!

「アプリとか教材とかサイトとか色々あるけど何をどう使って勉強しよう…」

と悩んでいる人のお悩み解決のご参考になれば幸いです٩( ᐛ )و

キャリコンの筆記で扱うべきテーマ

まずはじめにキャリコンの勉強で「学ぶべき内容」についてまとめます。

これを考えるには、キャリコンの試験範囲から考えるのが良いです。

まず、前提としてキャリコンの筆記は70%が合格ラインです。

そして、キャリコンの試験内容は幅広いので、分類分けして領域を絞って勉強するのがおすすめ

個人的には以下の4つに分類分けして勉強します。

キャリコン内容の分類分け
  1. キャリコン概要
    →キャリコンの社会的意義/基本的な技能/倫理と行動など
  2. キャリコン理論
    →キャリアに関する理論/カウンセリング・動機づけの理論など
  3. キャリコン政策
    →労働政策及び労働関係法令/社会保障や学校の制度など
  4. キャリコン知識
    →職業能力や労働市場の知識/人生の転機の知識など

この中で今回扱うのが「②キャリコン理論」です。

早めに押さえるべき「キャリコン理論」

今回のテーマは「②キャリコン理論」に関してです。

ここは10~20時間くらいが勉強する目安です。

この学習テーマは具体的には下記の大項目について学びます。

キャリコン概要の大項目
  • キャリアに関する理論
  • カウンセリングに関する理論 

この範囲はキャリコンに関わる理論で、全体を通してカタカナが多く、聞きなれない人物や名称が多いため正直とっつきづらいです。

ただ、世界史の勉強のように時系列で整理しつつも、関連する理論のつながりをおさえれば、さほど時間をかけずに覚えられます。

また、試験で出るパターンはある程度、決まっているので、過去問を繰り返して頻出の箇所を抑えることで学習コストを下げられます。

ちなみに過去問は本家の公式サイトで無料公開されているのでどんなものかは早い段階でみてみましょう。

ツマ

全部覚えるじゃなく8~9割とれるくらいと考えると気が楽になるよね

「キャリコン理論」の独学ポイント

続いて、「キャリコン理論」の範囲を独学する際のポイントについてです。

この範囲を学習する時は下記3点をまずはざっくり理解していきましょう。

はじめに押さえるべき3つのポイント
  • ポイント①:理論は系統や分類分けする
    →系統ごとに理論の歴史やそのつながりをまずは理解する
  • ポイント②:実践の内容とセットで理解
    →具体的なカウンセリングでどう使われるかもセットで覚える
  • ポイント③:人物とセットで名称・ポイントを記憶
    →人物とセットで理論を記憶し、語呂や図解も使って記憶させる

まずは大雑把に上記の3つのポイントを押さえます。

その上でにこのポイントに関連させる形で細かな知識をつなげて理解していきます。

あとは、どのような教材でもいいので、ガンガン過去問の演習問題を解いて、わからなかった箇所はメモを残して復習しましょう。

では具体的な今回の範囲の学習項目について記載します。

「キャリコン理論」の勉強項目

今回の範囲を小項目で整理すると以下のような項目になります。

キャリコン理論の学習項目
  1. 特性因子理論:パーソンズ
  2. 職業発達理論:スーパー
  3. 社会的学習理論:クランボルツ
  4. 意思決定理論:ジェラット
  5. 組織キャリア理論:シャイン
  6. プロティアンキャリア:ホール
  7. 総合的人生計画:ハンセン
  8. キャリア構築カウンセリング:サビカス
  9. 動機づけ理論:ハーズバーグ
  10. 精神分析理論:フロイト
  11. 行動療法:スキナー
  12. 論理療法:エリス
  13. 認知療法:ベック
  14. ゲシュタルト療法:パールズ
  15. 交流分析:バーン
  16. システム論的アプローチ
  17. 解決志向アプローチ
  18. その他の療法(フォーカシングなど)

これらの小項目を前述した3つのポイントに当てこみながら理解をしていきます。

ツマ

確かにこうやってみるとあまり聞きなれない内容だね

「キャリコン理論」のつまづきポイント

次に独学した時のつまづきポイントです。

前述の通り、そもそもがとっつきにくい範囲ですが、理解すればさほど難解ではありません。

ただ、実際に過去問を解く中で、ワタシが間違えたつまづきポイントを赤裸々に記載します。

これから勉強する人は、下記のポイントには要注意です…!

注意①:系統や分類分けに関して

まず、理論や系統に関してのミスです。

時系列で押さえることで、最近よく使われるものか、それとも古典の昔のものかを判別して考える必要があります!

系統や分類分けに関する質問
・キャリア構成理論に関する記述の正誤を問う問題
→サビカスはスーパーの教え子であるホランドに指導を受けてその流れを汲むなどの系統に注意

注意②:実践の内容と理論のセットに関して

次に、理論と実践内容に関してのミスです。

ここはとにかく内容の細かいところを問われるので、再頻出の内容は語呂を使うなりして覚える必要があります。。

実践の内容と理論のセットに関する質問
・ホランドの理論とVPI職業興味検査に関する問い
→6つのタイプ、スリーレターコード、六角形モデル、5つの行動傾向11の尺度などセットで出てくるので注意

注意③:人物と取り組みに関して

最後に、人物と取り組みに関してのミスです。

ここは人物名と取り組みの正誤を問うものが多いですが、わかりにくいものや似たものもあるので注意です!

人物・名称・ポイントをセットにした質問
・心理療法の名称×提唱者×関連する用語の組み合わせに関する問い
→上記を3つセットで組み合わせてそれぞれ覚えておかないといけない点に注意

以上です。これらは

「いやいやこれ初見じゃわからんだろ!」

と思ったことがあったので初学者は要注意です!

ワタシ

お恥ずかしい内容ですが、ワタシみたいにならないで下さいね

「キャリコン理論」の勉強計画

上記を踏まえて、「勉強の計画」を考えていきます。

大まかには下記の3ステップで考えていきます。

キャリコン理論の勉強計画
  • STEP①:キャリコンの理論の全体像を書き出す。
  • STEP②:過去問や演習を繰り返して間違いやすい箇所を炙り出す。
  • STEP③:苦手な箇所に絞り語呂などで覚え方をメモする。 

上記を順に行います。

STEP①は1度だけやればOKです。

その後にメモをすることを考えて大きめのノートに書いたり加工がしやすいデジタルツールを使って書くなどもおすすめです。

あとは、STEP②を繰り返し、どうしても無理!というものだけしぼって覚え方を考えます。

それでは最後に、具体的に何を使ってどう勉強するかについて考えます。

ワタシ

勉強の流れをイメージしたらあとは自分に合う方法を考えるのみです

キャリコンを独学して学ぶためのツール

続いて「独学するためのツール」に関してです。

キャリコンの概要を独学する手段の結論としては

「1冊のメイン紙教材対策アプリの活用」

でOKです。

なお、ツールを検討する際のポイントは

ツールを選ぶときの留意点
  • メインで使う参考書は厳選して絞る
  • メインで使う参考書は紙で持っておく
  • 参考書は絶対に最新版のものを買う

これを押さえるだけでムダがかなりなると思います。

(電子書籍はサブでもっておくくらいの認識がよいです)

ちなみにワタシが結果的にメインにしたのは下記のみん合の対策本です。

ここまで公開するのかというほど情報量が多いのですが、やはり書籍としてまとまると使い勝手がよいです。

また、上記で学びつつも、サブツールとしてスキマ時間の活用として下記の3つの対策アプリも全てやりきりましょう。

キャリコン対策でおすすめのアプリ
  • キャリコンOX(オックス)
  • キャリアコンサルタント秒トレ
  • キャリアコンサルタント試験対策

上記のおすすめアプリの使い方別途記事でまとめておりますので、使いたい人はコチラもチェックです。

ワタシ

無料でここまでの情報がでているのかと驚きます

さいごに

以上がキャリコン対策「筆記の対策(理論家)」でした!

筆記対策をする中で最初にぶつかる壁がこの「理論家が覚えにくい!」と拒絶しやすい領域だと思います。

ただ、勉強すると一番、実は点数がとりやすい範囲であり稼ぎどころの領域になります。

そのため、キャリコンの勉強法などを参考にまずは、いつまでにどう攻略するかの計画をまずは作りましょう!

自分だけのベストな計画を立てれば確実に合格できる資格ですので、コツコツと頑張っていきましょー!٩( ᐛ )و

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