今回はキャリアコンの独学の方法についてまとめます
「キャリコンの勉強を効率的に学ぶ方法はないか?」
キャリアコンサルタントを独学し始めるともっと良い勉強方法がないかを考えたくなります。
そこで、今回は、実際にキャリアコンサルタントの独学をして分かった試験対策を範囲に絞ってお伝え致します!
「アプリとか教材とかサイトとか色々あるけど何をどう使って勉強しよう…」
と悩んでいる人のお悩み解決のご参考になれば幸いです٩( ᐛ )و
- 最初に押さえるべき範囲とそのポイントが分かる
- 実際に独学してつまづいた質問や注意点がわかる
- 具体的な勉強方法と教材の使い方についてわかる
ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴1年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
キャリコンの”筆記”で扱うテーマ
まずはじめにキャリコンの勉強で「最初にやるべき内容」はどこか。
これを考えるために、キャリコンの試験範囲についてまずは整理します。
まず、キャリコンの座学内容は幅広いので、個人的には大きく下記4つに分類分けして領域を絞って勉強するのがおすすめです。
この中でも、まず最初に勉強するべきなのが「①キャリコン概要」です。
最初に学ぶべきキャリコンの「概要」とは
今回、まとめるのが「キャリコン概要」に関してです。
ここは5~10時間くらいが座学で勉強する目安時間です。
この学習テーマは具体的には下記の大項目について学びます。
- 社会・経済の動向とキャリア形成支援の必要性の理解
- キャリアコンサルティングの役割の理解
- 相談場面の設定、実施過程と総括
- 自己理解・仕事理解の支援
- 企業におけるキャリ形成支援の知識
- 教育と普及活動
- 環境への働きかけ
- ネットワークの形成と自己研鑽
- キャリアコンサルタントとしての倫理と姿勢
内容はキャリコンの概要的なもので比較的難易度は低めでわかりやすく、点数の稼ぎどころだと思います。
どの参考書であっても初めの部分と終わりの部分でまとまっています。
また、試験で出るパターンはある程度、決まっているので、過去問を繰り返して頻出の箇所を抑えることで学習コストを下げられます。
ちなみに過去問は本家の公式サイトで無料公開されているのでどんなものかは早い段階でみてみましょう。
勉強をする時は全体像をつかんでから勉強すると効率が上がるよね
キャリコン「概要」の独学ポイント
続いて、「キャリコン概要」の独学する際のポイントについてです。
まずは、この領域を学習する際には下記の3点をまずはざっくりと理解するところからスタートします。
- ポイント①:キャリコンの社会変化に伴うニーズの高まり
→社会の変化に伴い、何が必要になってキャリコンサルタントに何が期待されているか - ポイント②:キャリコンのやることや流れを理解
→具体的に誰に何を使ってどのようなことをするかを細かく理解する - ポイント③:キャリコンを活性化させるための方法
→どうすれば中小企業など身近なところへも広がっていくコトができるか
まずは大雑把に上記の3つの全体感を押さえます。
その上でにこの大きな3つのポイントに関連させる形で細かな知識をつなげて理解していきます。
これは、どのような教材でもいいので、情報を読み込みつつもガンガン演習問題を解いて、わからなかった箇所はメモを残しましょう。
特に、この分野から勉強をはじめていくことでキャリアコンサルティングの全体像が掴めるのでこの後の勉強がしやすいです。
では具体的な今回の範囲の学習項目について記載します。
キャリコン「概要」の勉強項目
今回の範囲を小項目で整理すると以下のような項目になります。
- 社会・経済の動向
- キャリア形成支援の必要性
- キャリコンサルティングの役割
- 相談場面の設定
- 自己理解に関わる理論や支援法
- アセスメント、自己理解に用いるツール
- 仕事理解の意義・職業理解の内容
- 自己啓発の支援
- 意思決定の支援
- 方策の実行の支援
- 新たな仕事への適応の支援
- 相談過程の総括
- 教育、普及活動
- 環境への働きかけの認識と実践
- ネットワークの重要性の認識と形成
- 専門機関への紹介
- 専門家への照会
- 自己研鑽
- 指導を受ける必要性(スーパービジョン)
- キャリアコンサルタントしての倫理
- キャリアコンサルタントしての姿勢
- キャリコンサルタントの活動
これらの小項目を前述した3つのポイントに当てこみながら理解をしていきます。
キャリコン「概要」の注意ポイント
次に独学した時のつまづきポイントです。
実際にワタシが過去問や問題集を解く中で、陥ったミス・間違えポイントは以下の通りです!
「これから勉強する!イマ勉強している!」
という人は下記のポイントには要注意です。
ワタシのようにはならないで下さいね!!
注意①:社会変化に関する内容に関して
まずは社会変化に関する問いです。ここは近年のタイムリーな内容が入ります。
特に近年の出題にはコロナの問題が必ずと言っていいほど出てきます。
男女の違いなど細かい考察が入るので要注意。実際ミスをしたのはこちら
「令和3年度版厚生労働白書」によれば、新型コロナウイルス感染症の影響によって、自粛生活が増え、そのストレスにより、2020年5~6月時点では、男性の生活満足度は女性よりも下がった。
注意②:キャリコンの実質率に関して
キャリアコンサルの実施率に関しての質問です。
実際にキャリコンを実施してどうだったかなどの、企業や個人のアンケート結果などが出題されます。
割合などかなり細かめの質問がでるので、ざっくりと半数いったかどうかなを自分のイメージと結びつけて覚える必要があります。
正社員に対してキャリアコンサルティングを行うしくみを導入している事業所は、半数を超えている。
注意③:キャリアコンサルタントの範囲に関して
キャリアコンサルの守備範囲について問われる問題です。
基本的には、何でもござれでテリトリーが幅広く、困ったらリファーできるようにネットワーキングしよう。
の文脈で出題されるケースが多いですが、企業でやるべきことと、キャリコンに任されることは割とパキッと分かれています。
この切り分けは頭で理解しておきましょう。
キャリアコンサルタントが担うべき役割として、企業内での労働者の職業能力開発向上を支援するため、目標管理制度の整備と管理者支援の役割発揮が示された。
それでは最後に、こういった注意ポイントをどう克服するかについて考えます。
キャリコン「概要」を学ぶ おすすめツール
続いて「独学するためのツール」に関してです。
キャリコンの概要を独学する手段の結論としては
でOKです。
なお、ツールを検討する際のポイントは
- メインで使う参考書は厳選して絞る
- メインで使う参考書は紙で持っておく
- 参考書は絶対に最新版のものを買う
これを押さえるだけでムダがかなりなると思います。
(電子書籍はサブでもっておくくらいの認識がよいです)
ちなみにワタシが結果的にメインにしたのは下記のみん合の対策本です。
ここまで公開するのかというほど情報量が多いのですが、やはり書籍としてまとまると使い勝手がよいです。
また、上記で学びつつも、サブツールとしてスキマ時間の活用として下記の3つの対策アプリも全てやりきりましょう。
- キャリコンOX(オックス)
- キャリアコンサルタント秒トレ
- キャリアコンサルタント試験対策
上記のおすすめアプリの使い方は別途記事でまとめておりますので、使いたい人はコチラもチェックです。
無料でここまでの情報がでているのかと驚きます
さいごに
以上がキャリコン対策の「筆記の対策(概要編)」でした!
まず、筆記対策をやり始めた時に、最初にとりかかるべきはこの内容からです。
ただ、最初だからと侮るなかれ、この領域は時事問題など世論に連動して問題がでるので一番変動する内容です。
そのため、キャリコンの勉強法などを参考にまずは、いつまでにどう攻略するかの計画をまずは作りましょう!
自分だけのベストな計画を立てれば確実に合格できる資格ですので、コツコツと頑張っていきましょー!٩( ᐛ )و