【手帳術】メタスキルとは何か?スキルの分類とメタスキルの実践法のご紹介

今回は”メタスキル”とその実践方法について言及します。

メタスキルって言葉を耳にしたことはありますか?

「耳にしたことはあるけど、よくわからん…!」

という人も多いかとおもいます。

これはスキルの分類の一つですが、物事を客観的に捉えてスキルを使いこなす力を指します。

また、このスキルは勉強やビジネス、メンタルやモチベーション管理まで幅広く応用できます。

先日、仕事の同僚にこの考えを説明したところウケがよかったのでまとめてみます。

メタスキルの考えを整理したい!実践したい!と感じている人のヒントになれば幸いです٩( ‘ω’ )و

メタスキルとメタ認知

メタスキルを一言でいえば「スキルを使いこなすスキル」です。

例えば、勉強する時に、自分に合った学習方法を考えることができるなどが該当します。

また、メタスキルと似た言葉として「メタ認知」という言葉があります。

これは色々な記事で紹介がされています。

端的に言うとこれは「自分自身を客観的に観察する」ことを指します。

メタ認知との明確な違いを整理されたものは見当たりませんが、ざっくり似たものとして捉えて問題ないです。

そのため、今回は下記について深掘りをしていきます。

今回の押さえドコ
  • メタスキルの位置付け
  • メタスキルの活用方法

それでは、順に触れていきます!

メタスキルの位置付け

まずスキルと言われて何を思い浮かべますか?

「いや、スキルと言われても何も思い浮かばないですが…」

と、そもそものこのスキルというが漠然としておりイメージが湧きません。

そのため、スキルに関しては色々な分類方法が存在します。

今回は、メタスキルと関連する「ソフトスキル」「ハードスキル」も含めてスキルの分類から整理します。

ツマ

漠然したものほど分解して考えないと理解が深まらないよね

ハードスキルとは何か?

スキルと言われてまずパッと思いつくのは以下の2つです。

【資格系】
▶️〇〇検定を持っている、〇〇のテストで●●点である。等
【技能系】
▶️プログラミングの●●が書ける。○○の経験を有する等

これはいわゆる「ハードスキル」と言われるわかりやすく自分の実務力を示すものです。

例えば、履歴書などに書くことができる能力・資格が該当スキルです。

そのため就活時のエントリーシートを見返すと自分のハードスキルは何となく分かります。

ワタシ

あれ、自分のスキル…自動車免許しかない気がする…シニタイ…

ソフトスキルとは何か?

ここで、スキル=ハードスキルという前提で考えると、ワタシが履歴書を書いた時

「スキル=自動車免許のみ」

といった”アピールするスキルがなさすぎ状態“に陥りました。

これはイカンと思って、アピールポイントを考えている中で下記のようにスキルを2つに分類する考え方があることを知りました。

スキル】
=ハードスキル+ソフトスキル

と、ソフトスキルというものとセットで整理します。

でがこのソフトスキルとは例えばどんなものがあるのか?

ソフトスキルの例
・プレゼンテーション能力
・リーダーシップ能力
・マネジメント能力 など

何の「ハードスキル」も取得していなかったワタシはこの「ソフトスキル」という考えを知り救われた気持ちになりました。

営業職などは、おおよそこの暗黙知になりがちな「ソフトスキル」の領域がなんらか向上しているはずです。

ワタシ

社内調整、段取り、社内政治など、ネタにされがちだけど意思決定の上で重要になる力もこういうカテゴリになるんでしょうね。

メタスキルとは何か?

前述のようにメタスキルも入れてスキルを3つに分類する考え方があります。

スキル
=ハードスキル+ソフトスキル+”メタスキル”

これを簡単にまとめると下記の通りです。

スキル名ハードルスキルソフトスキルメタスキル
スキル分類体系だった知識ヒューマンスキル応用スキル
スキルのイメージ理論やツールを使いこなすスキル自己および対人スキルスキルを使いこなすスキル

この3つ目のメタスキルは例えばこんなものです。

メタスキルの例
・効率的な勉強のやり方
・目標達成のための方法
・モチベーションの管理

この「ハードスキル・ソフトスキル・メタスキル」の3つの視点で整理すると、自分のスキルが立体的に見えていきます。

ツマ

スキルをこうやって分けられるのは知らなかったなぁ

メタスキルの活用

では、このメタスキルは実生活ではどのように使えるものか?

身の回りの生活を考えると実は色々なシーンで使えます。

特に日々使う手帳との相性が良いです。以下で具体例を触れていきます。

メタスキルの活用シーン

まず、メタスキルが活用できるシーンとはどのような場面か。

例えば、下記のようなシーンではメタスキルが知らずのうちに求められます。

メタスキルが活用できるシーン
①勉強する時
②目標達成を目指す時
③モチベーションを高める時

①勉強をする時

まず、分かりやすいところで言うと、勉強する時はメタスキルを求められます。

何かというと「どうやって勉強をすると効率が良いか」ということが考えることです。

これができるできないで勉強成果に雲泥の差になります。

ベネッセの調査でもメタスキルで自分を客観的に捉えて調整できる子供は学力が高いです。

例えば、東大生は頭が良いですが、”学力が高い”という点を噛み砕くと、メタスキルが高いとも捉えられます。

今後は大人でもリスキリングが求められる中で、メタスキルは誰であっても必要となります。

ツマ

勉強の効率をあげる方法は時間がないビジネスマンこそこだわりたいよね

②目標達成を目指す時

次に、ビジネスシーンで目標を達成する時に必要になるのもメタスキルだったりします。

目標達成のためには、客観的に今の現状を捉えて、何が問題で何をすればいいか、を考える必要があります。

この点で、現状を整理して、目標達成に向けてやり方を常に変化させて調整できる人は確実に成果を出します。

そのため、メタスキルが高い人=仕事ができる人、になります。

これは、上記の勉強での考え方と同様ですね。

③モチベーションを高める時

また、そもそもの自分のやる気を高める時もこのメタスキルによって影響します。

「やる気を高める」というコトを噛み砕くと「自分の行動を増やす」とも言えます。

この点、自分を動かす方法論を、感情に影響されずに、客観的に捉えられるかどうかが肝です。

これができると、メンタルがやられた時でも、やる気がでずにダラっとしている時も

客観的に自分を分析して立ち直らせるためまでのリカバリーするスピードがグッと縮まります。

以上。このように日常の至るシーンでメタスキルは生活に影響します。

ワタシ

イラっとしたり感情に支配されそうになった時にコントロールする力ってめちゃ大事だなと思います。

メタスキルの実践法

では、上記に記載したシーンを踏まえて、どのようにメタスキルを高めればいいのか。

これには手帳を活用することがオススメ。

下記に、メタスキルを活かす方法としての手帳の活用術を記載します。

①勉強をする時

勉強する時は、いきなり、やり方を考えるのではなく、まずは自分の状況を見える化することが重要です。

自分の学習状況を客観的に見ることができてはじめて、最適なやり方が考えられます。

この点、手帳に学習した内容を記載するフレームを作り、見える化することがポイントです。

例えば、ぬりえ勉強法などを応用することで手帳に学習状況を見える化するのも一つの手です。

このように見える化ができると、自分の勉強の分析ができるとともに、単純に達成感を味わえます。

これはフレームの一例ですが、毎日使うデイリーのページにやったことを書くでも日記に書くでもありです。

まずは、現状を見える化して客観的に考えるクセをつけることが大事です。

ワタシ

見える化することで如何にネットサーフィンをしてやるべきことができていないかが分かります。

②目標達成を目指す時

これも単純に目標に対しての現状を明らかにすることで、打ち手を考える必要があります。

仕事においては、目標と達成までのプロセスを計画として何らか形にしていると思うので、それをまずは一覧化します。

その上で、定期的に現状を振り返り、ゴールイメージを持ちながら打ち手を修正する習慣を作ることがポイントです。

振り返りの頻度は、最低でも週に1回はやるべきです。振り返りをする数が多いほどに

「目標を達成せねば…!」

という気持ちが強まるので、その分モチベーションも維持しやすくなります。

③モチベーションを高める時

モチベーションは全てのことに影響します。

前向きなモチベーションを作る時は、①や②のやり方が分かりやすいです。

ただ、モチベーションが低い(メンタルがやられている等)時はマイナスを0に戻す必要があります。

この点においては自己対話を促すフレームを用意することで正常に戻しやすくできます。

その他にも、思っていることを時間を決めて、ひたすら書きまくるジャーナリングという方法などもあります。

とにかく、深く考えずに決まったやり方で、思考停止しつつも手は動かしまくる仕組みを作るのが効果的です。

まとめ 

今回のまとめは以下の通りです。

今回の押さえドコ
・メタスキルの位置付け
▶️客観的に自分を捉えスキルを使いこなすスキル
・メタスキルの活用方法
▶️手帳を活用して見える化することから始める

メタスキルは普段に耳にすることが少ないですが、今後、間違いなく誰もが必要となるスキルです。

これは勉強にとどまらず、仕事の成果やメンタル・モチベーションというように活用範囲の幅は広いです。

また、実践方法に関しても手帳を利用することで、誰でも手軽に実践することができます。

メタスキルを磨いて、日常生活の質をより良いものにしていきましょう!٩( ᐛ )و

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ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m

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