【ScanSnap】Kindle, Audibleだけではない本の電子化と”ながら読書”の実践法

効率化・ツール活用
ワタシ

ども、らーにゃです。今回は”ながら読書”について言及します。

さて、社会人になってからは、読書する機会・必要性が増えました。

ただ、私は書籍というものを読み始めて開始3分で眠くなり10分で熟睡できるほどの活字耐性ゼロ人間です。

そこで「本を聴く」という「ながら読書」のアプローチをとってみたらこれがめちゃくちゃ良く、「もっと早くからやればよかった!」と思うほどにハマりました。  

移動時間や家事をしている時間など、隙間時間を使ってながら読書が出来てかつ眠くならずに頭に入るというのが本当に画期的です。

そこで、今回は私のように活字嫌いな人でも読書をゆるく、かつ実践知に変えられる「ながら読書」のやり方についてまとめます。

(※20代〜30代にオススメのビジネス書の名著はこちらにまとめていますので合わせてご参考にくださいませ!)

今回の論点

まず、前提として最近はこういった超絶便利なものも売られ始めています。

これを使えば、特に何も準備はいらずに聞く読書体験ができます。

ただ、今回は、既に紙で買った本、もしくはkindle等の電子書籍を対象にしてどうやって「ながら読書」が出来る形にするか。といったところを焦点にします。

結論からいうと、以下のポイントを押さえれば既にある本を元に「ながら読書」が出来てかつ学びが深められます。

ながら読書のポイント
  • ポイント①:本の”電子書籍化・音声化”を行う
  • ポイント②:電子書籍の再生(ながら読書)を行う
  • ポイント③:合間で”ちょい記録”を取り入れる

何のことやら…だと思いますので1つずつ触れていきます。

ポイント①:本の電子化・音声化とは

まず、読書・活字好きで普通に家でも電車でも机でも紙の読書が好きなんじゃ!という人は下記見る必要はないと思います。

私の場合、内容に興味があろうがなかろうが、今まで活字離れをしてしまっていたために、読書が睡眠導入剤になりします。

とはいえ、最新のビジネス書などの内容には惹かれてしまいついつい買ってしまいます。それではこの本をどう自分に腹落ちさせるか?

ここでまずポイントになるのが

「書籍の電子化」

です。これのメリットは以下の3点です

電子化のメリット
  • タブレットでもスマホでも見れる
  • 部屋のモノが減り断捨離できる
  • 書籍データの音声化が出来る

他にもメリットはあるかもしれませんが、個人的にはこの3点が大きいです。

(※書籍によっては自炊(電子化)してはいけないものもあるようですので、そこはご注意ください。)

ただ、ここで考えたいのが

そもそも電子化ってどうやんの?

という具体的な手段についてです。

まず、この書籍の電子化の手段はこれも大きくは3点です。

電子化のやり方
  • そもそも電子書籍で買う
  • 裁断機とScanSnapを使う
  • 自炊業者に委託する

1つずつ触れます。

やり方①:電子書籍で買う

これは言わずもがなです。電子書籍で買ってしまえば、下記の面倒な工程がありません。

私も現在、新書を買う際は、kindleで購入していますが、これが良いのは「24時間その場で買ってその場で読み始められる」という点です。

本屋は営業時間が決まっていますが、amazonの場合はそもそも24時間で場所を選びません。

そのため、時間や場所を問わず、誰かと雑談している際に、その場で本を購入して確認したりなどが出来ます。

これはリアル店舗にはできない強みですよね。

ワタシ

個人的にはリアル書店で色々とつまみ食いしながらオススメ書籍を読んで回るのも個人的には好きです。(それを紙で買うかどうかは別にして…。)

やり方②:裁断機とscansnapを使う

ここからは多少お金がかかります。何かというと、手元の書籍を自分で電子化(自炊)します。必要なものは2点。

まず1点目はこれ、裁断機

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こいつは切れ味もよくバサッといけるので自前でガンガン自炊したいのであればオススメです。逆に薄い雑誌やトリセツなどを中心に電子化したいのであれば、こちらがオススメ。。

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上記ほど重くなく、がさバラず、サクッとできます(ただ値上がりしている気がする…。需要があるのですね…。)。そしてもう1つ必要になるのが、これ、Scanner

これはお値段がはります。私が買ったのは5年前ですが全く値崩れしない…(すごい…。)それだけ高機能で満足度が高いです。

上記がそろえば、やり方は簡単で下記の2ステップです。

自分で電子化ステップ
  1. 裁断機で書籍をバッサリ切る
  2. scansnapでスキャンボタンを押す。

これだけです。そうすると、後は高速で読み込み、1冊3分もせずにすぐにPDFにしてくれます。私の場合は勝手にEvernoteに格納する設定にしています。書類・紙類の断捨離は最強の組み合わせです。

ツマ

ただ両方揃えると結構な金額だし、家中を断捨離をする!みたいに決意を決めた時がいいかもね。

やり方③:自炊業者に出す

そしていきなりコストをかけてやるのは…という方にオススメしたいのが自炊業者の利活用です。

「書籍 自炊 業者」で検索すると比較サイトなども出るので、興味があればググってみると良いと思います。

②と比べるとやり方は簡単、サイト内で会員登録した後、電子化したい量を注文・納金し、その後に書籍を段ボールにいれて指定住所まで送ったらあとは待つだけです。

この手の業者でお願いするメリットは、とにかく楽、PDF化がキレイ、そして音声化まで可能。という点が良いです。

ーーーーー

以上電子化するための、3つのアプローチでした。

ワタシ

後述しますが、活字嫌いの人ほど、耳で聞く読書(オーディオブック)は試してみる価値ありだと思います。

ポイント②:~ながら読みで”インプット”

続いて読書の運用の在り方についてです。

ながら読みの具体策

これは結論からいうと「移動しながら読書」がオススメです。

特に通勤などで歩いている時に、歩きスマホをするのも危ないし、この時間をもっと有効利用できないものかと思った結果が音声で読書(オーディオブック)です。

私の場合、毎日の移動時間(往復で2時間)で、音声読書(kindle読み上げ機能)を使って「ながら読み」をしています。

やり方は以下の通り。

ちょいテク
  • iPhoneの場合、文字の読み上げ機能がiOSに標準装備されています。
  • アンドロイドの場合はkindleの機能自体にあるようです。
  • iPhoneのやり方は設定で読み上げ機能をオンにし、二本指で画面上部をスワイプするとできます。
ワタシ

これを覚えると、”移動しながら”は勿論、防水スマホで”お風呂入りながら”、”料理しながら”など色々の『ながら読書』に拡張ができます!

ながら読みの留意点

ここで、特に活字や読書が苦手だ…という人と共有したいことが

普段の読書でガッツリ精読する必要はない

ということです。これは賛否両論ありますが、前提として精読できるならそちらの方が良いです。

ただ、それができるにこしたことはないのですが、毎回集中して何かを学びきる!という感覚でいるとそれこそ即効で眠くなります。

そのため、負担なく軽い気持ちで流しながらつまみ食いするというスタンスだと活字嫌い・本嫌いでも続きます。

流している間は基本的にはさほど集中せず、「オッ!」と思うキーワードがでてきたら急ぎとまってメモします。

これが出来るだけで、後から振り返って興味ある視点だけが蓄積されていきます。

そのため、個人的に何が大事かというと

本読んでいると意外と気づきがあるな!面白い!シェアしたい!

という感覚をもつことだと思います。

ワタシ

本嫌いの人は、私が代表的ですが、幼少期から、国語の授業で失敗経験ばかりなので、面白い、楽しいと前向きな感覚を少しずつ積み重ねるのが重要なのだと思います。

ポイント③:ちょいメモで”アウトプット”

上記、少し話がそれましたが、上記で継続可能な形がなんとなく見えましたので、それをどう積み重ねるかという点で次の戦略に移ります。

結論からいうと、まとまってなくてもいいので、ちょいちょいメモを取ることだと思います。

それを何にどうアウトプットするかですが、個人的には以下のツールを使っています。

ツールその①:読書メーター

本を読んだログを残しています。以下のようなものです。

■ご参考:読書メーター(外部リンクに飛びます)

メモを取る程度なら他のソフトやツールでもいいのですが、個人的に気に入っているのは、以下の要素が良いなと思っているためです。

読書メーターの活用
  1. スマホからでもサクッといれて履歴残せる
  2. 200字でめちゃ短くログを残す
  3. 他の人の感想なども見れる

特に2,3は手軽にいれられて、かつ他の人の思考も見えると、またそれを元に再度読み返したりと二度おいしかったりします。

読書メーターのポイント
  • ポイント①:自分でメモをして蓄積が出来る
  • ポイント②:同じ書籍で色々な人のコメント/視点がみれる
  • ポイント③:イイネされてなんか嬉しくなれる

ちょっとでもメモをしておけば、どの本をいつ頃に読んで、どんなキーワードがあったかくらいは思い出せます。

これでメモを積み重ねた上で、更に綺麗にまとめていくために使えると思うのが下記のツールです。

ツールその②:ブログソフト

そうですブログです。

私の場合、今回wordpressでまとめはじめましたが、アメブロでもはてなブログでもnoteでもなんでもいいと思っています。

とにかくやることとしては、上記のメモを元に、自分なりに書評としてまとめつつ実践知を整理することだと思っています。

そして、自分なりの読書の書評集ができると、自分の読書のポートフォリオもできて自分の傾向や成長が可視化できると思います。

ワタシ

まずは整理してみて、自分の実践知集を作っていきたいと思います。

まとめ

上記、本を読むことが本来的に苦手な人のための読書戦略について記載してきました。

活字嫌いの読書戦略
  • 戦略①:本の”電子化・音声化”を促進
     ▷裁断機とscansnap or 自炊業者に委託
  • 戦略②:”ながら読書”の取り入れ
     ▷移動時間を使ってつまみ食い
  • 戦略③:”ちょい記録”の取り入れ
     ▷ちょいメモしてブログで清書

軽いトラウマ的に、本を読むことに抵抗があったとしたら、今までの読書のやり方・考え方をまずはガラッとかえて、まずは自分でもできる形を模索するのが一番です。

本から先人の成功法則を学ぶサイクルが出来てくると、目の前の仕事にも活きますし、そもそも人生が豊かになってきます。

少なからず自分の子どもには私のような回り道をさせる必要はないので、本から学んで自分の糧にする術を早い段階で教えてあげたいなと思う今日この頃です。

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ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m