ども、らーにゃです。今回はData Portalの活用についてまとめます。
最近BIツールって言葉をよく耳にするがどう活用できるものか…?
普段の行動や習慣なども見える化することは可能なものか…?
ここ数年で業務中の会話で出てくることがグッと増えてきたBIツール、一体これはどういったものか。
色々なことができる便利ソフト・概念でありますが、実は業務だけでなく個人利用でも効力を発揮します。
普段の活動自体をダッシュボードで見える化すると実は7つの習慣を応用することも出来ると分かったので備忘録的にまとめます。
自分の行動改善をしたい!という人や7つの習慣の考えをもっと定着させたい!という人の一助になれば幸いです(‘ω’)ノ
目次
今回の論点整理
さて、今回ですがGoogle Data Portalのダッシュボードを活用するにあたり
「7つの習慣に基づいた自分の活動のダッシュボードを作れないか」
という視点で言及します。
色々とツッコミどころ満載だと思いますが、BIツールは日々の活動・実績を見える化することに強い側面があるため組み合わせとして相性は良いです。
自分自身、第7の習慣である「刃を研ぐ」という面で自分の活動のKPIを設定して、ダッシュボード化することで日々の活動のムダが減っています。
そのため
『7つの習慣とこのBIツールをどう組み合わせ得るのか』
『そしてどのように設計して運用するのか』
という視点について、下記3点述べていきます。
- Google Data Portalとは
- 第7の習慣とKPI設定
- 7つの習慣 × Google Data Portalの連携
順に触れていきます。
Google Data Portalの活用ポイント
Google Data Portalとは
まずGoogle Data PortalとはBIツールといわれるツールの一つでGoogleが提供する無料のイケてる見える化ツールです。
ところで、そもそもBIツールとは何なのか?
このBIツールのBIとはビジネス・インテリジェンスの省略語でして、wikiると下記のような説明がなされています。
ビジネスインテリジェンス(英: Business Intelligence、BI)は、経営・会計・情報処理などの用語で、企業などの組織のデータを、収集・蓄積・分析・報告することにより、経営上などの意思決定に役立てる手法や技術のこと
Wikipediaより
BIツールとはビジネスでの意思決定やデータ解釈のスピードを向上させるために出てきた概念でありツールであるということです。
ただ、世界的に見ると、PowerBI(Microsoft)とtableau(BIツールの老舗)がシェアでいうと2トップです。
しかし、これはあくまで商用利用が主で、割高だったり、ムダに高機能すぎたりして個人がライトに使うことは想定していません。
仕事柄、PowerBI、tableauもいじりますが、個人がお試し的にやるのであれば無料でクラウドに特化したGoogleで試すのがオススメです。
とっても軽くて、そして何よりも完全無料でGoogle アカウントさえあれば、割となんでもできるというのが強みです。
ただ、これら以外にもBIツールは色々存在し、色々な紹介サイトもありますので、色々試してみるのがベストではあります。
次からはGoogle Data Portalに焦点を合わせて、どのように使っていけば良いかを考えます。
データで見る世界になるにあたりBIツールの基礎知識は取得必須ですね。
第7の習慣とKPI設定
次にKPI設定についてです。
7つの習慣を読んだことがある人であれば、7つの習慣の中の第7の習慣「刃を研ぐ」という章の重要性はご存じかと思います。
この習慣の内容を誤解を恐れずに言い換えると
「自分なりの良い行動習慣を作って磨き続ける仕組を創ろう!」
というのが私の解釈です。
「では具体的にどうやるのか?」
7つの習慣では「肉体面・社会面・知性面・精神面」の4つの観点でそれぞれ考えてみようというフレームが提案されています。
そこで、今回、紹介する内容も、この4つの観点を起点にした自分のライフログのダッシュボード化(リマインドによる行動の仕組化)についてです。
これはどういうことかというと、上記の4観点で自分の行動KPIを設定して、毎日確認するためにBIツールに反映させて自分だけのダッシュボードを作ります。
ちなみに私は以下のような設定をしています。
- 肉体面:体調を保ち集中できる状況を創る
▷ KPI: 睡眠、運動、食事、体温、体重 - 社会面:家族や友人と多くの思い出を創る
▷ KPI: 対話時間、イベント企画数、写真数 - 知性面:求められるスキルを日々更新する
▷ KPI:勉強時間、読書量、ブログ更新数 - 精神面:気持ちが折れず常に前向きでいる
▷ KPI: 日記更新数、学びの数、瞑想時間
実際にはもう少し細かく設定していますがざっくりと上記のようなことを記載しています。
そもそも刃を研ぐってどんなことだったけ?みたいに思う方は下記で簡単にポイントをまとめています。
7つの習慣はその都度その都度で意識したい考え方だよね
7つの習慣 × Google Data Portalの連携
最後に、上記の4観点をダッシュボードにどう反映させるかの方法についてのべます。
結論からいうと、各種データをスプレッドシートにまとめて、Google Data Portalで参照させます。
やり方は以下の通りです。
例えば睡眠や運動量であれば下記のツールを使えば自動計測できます。
さらにこれをAPIを参照してスプレッドシートへ自動で連携させるには下記のようなプログラムを創れば自動的に蓄積されます。
同様に、時間の計測であれば、下記の無料ソフト(Toggl)を使えば計測とAPI参照の両方が出来ます。
また、読書量のデータなどは下記のような無料ソフトを使うと計測が楽です。
体重や体温などは下記のようなものでオムロンのソフトも利用しながら計測してデータ化します。
食事データも含めてこの情報は無料サービス(あすけん)でデータを一元化した上で、スクレイピングで情報を収集しています。
あとは、その他、その日の気分などトラッキングがしづらい点においては、Google Formを毎日夜に共有する設定にすることで簡単にトラッキングできます。
あとは、それぞれスプレッドシート化したデータをGoogle Data Portalで参照してダッシュボードの中に一元化していきます。
ダッシュボード化すると以下の通りです。
これを毎朝、メールで連絡がくるように設定しているので、毎日の状況を俯瞰してみて、何が問題かを客観的に判断ができるようにしています。
実際にやってみると、忙しい時に必要なデータの入力し忘れなども発生するので、出来る限り、トラッキングするデータは自動でとれるものが好ましいです。
ポイントはツールを使って自動化・半自動化してなるべく更新・入力の手間をなくすことです。
以上の流れでダッシュボードが作れると、その数字に意識がいくので結果的に、数字に関わる行動を習慣化しやすくなります。
習慣化したい行動があるならばトラッキングできる形にしてリマインドの仕組を創るのが良いですね
まとめ
今回ポイントしてまとめてきたのは以下の3点です。
- Google Data Portalとは
▷Googleが提供している無料でシンプルに使えるBIツール - 第7の習慣とKPI設定
▷肉体面、社会面、知的面、精神面の4つの視点で目標とKPIを設定する
- 7つの習慣 × Google Data Portalの連携
▷KPIのデータをスプレッドシート経由でダッシュボードで見える化する
ここまでがテンプレを使った簡単にイケてるダッシュボードを創れるGoogle Data Portalの活用例でした。
非常に簡単にかつ、感覚的にデータの見える化ができます。
そして何と言っても凄まじいのが、なんと全部無料!ということです。
これはデータ分析が好き嫌い関わらず、だれもが覚えておくべき内容だと思います。
今後も大量データ社会になることは間違いないので、身近なところからデータを整理して自分で分析する習慣を共に作っていきましょう(‘ω’)ノ
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m
▼オススメ参考書▼
【BIツール入門】Google Data Portalとは何か、超具体的に使い方を解説