【7つの習慣】第4の習慣のコツ!認定コーチがWin-Winの作り方を解説

セルフコーチング・7つの習慣
ワタシ

今回は”7つの習慣”の『第4の習慣』の実践法をまとめます。

7つの習慣は読んでみたけど、実践に移せていない…

そんなことを思う人も少なくないのではないでしょうか。

7つの習慣は例示も多く理解もしやすいのですが、

意外と抽象的な話が多く具体のアクションに落としづらいです。

「一体どうすれば日常の行動に応用できるのか」

こんなことを思う人のために、第4の習慣を実践するコツをまとめてみました!

今回は7つの習慣歴14年、7つの習慣セルフコーチング認定コーチのワタシが

学んだコトに独自の解釈も交えながら日々の実践につながるヒントをお伝えしてまいります。٩( ᐛ )و

【実践まとめ】7つの習慣のコツ|認定コーチが1~7の習慣のポイント解説!

7つの習慣における「第4の習慣」とは

7つの習慣における「第4の習慣」の概要から考えます。

「第4の習慣」は端的に言えば「Win-Winの作り方・考え方」がメインテーマです。

この習慣がマスターできれば、人付き合いが苦手な人でも人間関係で悩むことが減ります。

「ではどうやればいいか?」

結論としては下記の3つのキーワードを理解して実践ができればOKです。

第4の習慣の超大事なキーワード
  1. 人間関係の6つの種類
  2. 人間関係と信頼残高
  3. Win-Win or No deal/box]

ただ、初見だと

「それぞれの言葉の意味がわからん!」

という方が大半だと思うので、下記で用語の意味と合わせて実践ポイントについても解説していきます。

上記のキーワードを押さえてぜひ、日々の実践に繋げてみてください!!

ワタシ

7つの習慣の資格取得をして分かったポイントを公開していきます!

第4の習慣の実践ステップ

それでは、第4の習慣の「実践ポイント」について触れていきます。

これは端的に言うと、下記の3つの実践ができればOKです。

  1. 6つのパラダイムを理解する
  2. 信頼残高の貯め方を考える
  3. No Dealのカードを持つ

順番に触れていきます。

STEP1: 6つのパラダイムを理解する

まずは「6つのパラダイム」の理解からです。

6つのパラダイムとは、Win-Win、Win-Lose、Lose-Win、Lose-Lose、Win、No-Dealの6つの観点です。

これらのパラダイムは、自分と相手の関係性や結果に対する見方を表しています。

自分と関わる人たちとの現状をこれらのパラダイムで分析し、理想のパラダイムに近づくための改善点をまずは見つけましょう。

理想系はWin-Win (or No deal)で、他はよろしくないパラダイムと言われています。

何点かピックアップして解説します。

まず「Win-Lose」「Win」というパラダイムです。

これは自分がなんらか勝っている状態のパラダイムです。

これらは一見よく見えるかもしれませんが、周りと協力して長期的な信頼関係を築く上では効果的ではありません。

そのため、自分だけが良いというこれらのパラダイムはWin-Winへの関係の前段階として捉えることが重要です。

次に「Lose- Lose」「Lose-Win」のパラダイムです。

Lose-Loseのパラダイムは小言や口喧嘩をしている時など、どちらもストレスが溜まって関係性も悪化しやるだけ無駄なことなどが該当します。

これはいつも一緒にいる家族など、兄弟や夫婦などにはちょいちょいあることです。

また、意外と陥りやすいのがLose-winです。

これは家庭内で暴力で支配するDVの構図や会社の目標のプレッシャーで支配する社畜の構図が代表例です。

ただ、セミナーを受けて衝撃を受けたのが、子育てにおいても子供優先で親が他のことを諦めるのも実はLose-winに該当します。

これが良い悪いではなく、無意識にそれが当たり前になっている点が問題であり、これらもWin-Winに進めていくにはどうすればいいかを考える必要があります。

このWin-Winへの移行のポイントも実は7つの習慣で書かれています。

ワタシ

人間関係をこのパラダイムにあてはめて考えると意外な気づきがあります

STEP2: 信頼預金でWin-Winをつくる

次に「Win-Winの作り方」についてです。

Win-Winとは、双方が満足する結果を目指すことを指します。この考え方は、信頼関係がベースになっています。

そのため、相手に対しての信頼口座にどれだけ預金を預入がポイントです。

これを実現するには相手がどのような結果を求めているのかを理解し、共通の目標を設定して相手の視点で活動することが重要です。

Win-Winの関係を築くためには、自分の利益だけでなく、相手の利益も考慮する必要があります。

双方にメリットがある形で取り決めを行い言語化する必要があります。

ポイントは双方が納得がいく取り決めを行うことです。

これを合意した上で、それを元にしたルールの取り決めを行い共通言語にすることでWin-Winが長期的に続く仕組みができあがります。

そのためには対話を通じて、それぞれの利害を明確にし、協力する関係性を築くプロセスが非常に大事になってきます。

ツマ

ビジネスでもプライベートでもお互いの立場を理解することって大事だよね

STEP3: No Dealのカードを持つ

そして、最後が「No Dealのカードを持つ」です。

第4の領域で一番理解しておかないといけないパラダイムが 「Win-Win or No Deal」というものです。

これは、ビジネスのパラダイムといわれるもので、お互いにプラスになれば行い、そうでなければ何もしない。という考え方です。

個人的に第4の習慣で最も効果的かつ実践的な内容は実はこれだと感じています。

ここで大事なのが

「No Deal=合意に至らないというカードを持つ」

がめちゃくちゃ重要です。

日常生活をしていると、ビジネスでもプライベートでもどちらかの論が強く、誰かがやりたいことを、他のひとはしぶしぶ従うみたいなことはよくあります。

そのようなことが起きそうな場合、やらない、という選択をします。

これは簡単そうに見えますが、期限が決まっていることなどがあると、何もやらないはあり得ない、みたいなことを言い出るため、実践ハードルは一番高いです。

そのため、この考え方のメリットを伝え、事前にNo Dealのカードを切るという選択肢をお互いに認識した上で話をすることが必要です。

これには合意を得る高度な交渉のスキルが求められますが、この選択肢があるかないかで、相手が誰であっても対峙の仕方や心持ちが変わりLoseになることがなくなります。

ビジネスマンであれば、組織を超えた連携など交渉する時には絶対もつべき考え方であり、下記の名著にある「不敗」の考え方とも重複します。

created by Rinker
¥990 (2024/04/29 10:07:49時点 Amazon調べ-詳細)
ワタシ

やらない・諦めるという選択肢を持つことで救われる瞬間は多々あります

第4の習慣の実践アウトプット例

では、最後に「日常でのアウトプット例」について触れていきます。

頭で活動のイメージができてもアクションをしなければ意味がありません。

アクションをするには具体的なイメージがないと行いづらいです。

そのため、今回はワタシが実践している下記3つの具体例を示しますのでご参考にしてみてください!

具体例1:6つのパラダイムを計画に組み込む

1つ目が「計画への組み込み」です。

まず、STEP①で示した人間関係の6つのパラダイムは理解しただけではあまり意味がありません。

この考え方を日々の計画に組み込むことで、本領を発揮します。

特にビジネス上では、他部署との関係性や、顧客との関係性や、協業先との関係性など 「Win-Win or No Deal」の状態を如何にして作り上げるかが肝です。

そのためには、現在の状況がどのような状況になっているかを6つの観点で分析した上で、計画や日々のアクションプランを考えるのが効果的です。

具体的には、何が相手のメリットになるかを考え抜き、こちらのメリットと相手のメリットをすり合わせるための場を戦略的に設けます。

これは公式の会議でも、非公式な雑談やランチや立ち話などでも何でもOK、ポイントは相手に本音を語らせて、それを組み込んで計画や行動をすることです。

ワタシ

相手のメリットって考えても分からず、話し合いを通じて理解できることって多いですよね。

具体例2:日記で毎日の感謝をいれる

2つ目が「日記で感謝のコトバを増やす」です。

これは、相手への信頼預金を増やすための実践例です。

これはビジネス上だけでなくプライベート、特に夫婦間などへ応用の幅が広く効果も高い方法です。

具体的には、相手のメリットになることを考えつつも、毎日、その相手に対しての感謝の念をもって接することです。

そうすることで自ずと、相手のためになる行動を息を吸うように実践できるようになり、結果的に信頼預金が貯まります。

これを仕組みとして習慣化するためには、毎日、日記をつけてその中に一言でも感謝の言葉を書く習慣をつけることです。

これは紙で書けるとベストですが、日記アプリなどを使って1日1分などでもいいので、毎日繰り返すことで効果がグッと上がります。

ツマ

ああああ

具体例3: 第4の習慣に特化して読む

3つ目が「アクションに特化した書籍の利用」です。

また、7つの習慣は、各習慣に特化してまとまった書籍やオーディブルが存在します。

このシリーズは7つの習慣の各習慣ごとに実践的なアドバイスを1冊にまとめています。

下記、目的を1つの習慣に絞って読むとアクションを実施がしやすいです。

実際ワタシもオーディブルで聴きながら、下記のようにまとめて手帳に入れています。

項目数は多いですが、1つ1つの章はコンパクトにまとまっているので、さほど時間をかけずに実践ポイントがわかります。

Kindleで読んだり、Unlimitedで無料で読むことも可能ですが、特におすすめなのは、オーディブルでの聴く読書。

オーディブルならば倍速で読むと1時間ちょっとで読み切れます。初めての人は無料トライアルも使えます。

忙しい、社会人であればオーディブルで通勤の往復時間などを使うと1日でインプットすることも可能だったりします!٩( ‘ω’ )و

>>【参考】Audibleの無料体験はコチラから

ワタシ

無料かつ1日でサクっと網羅できちゃうのがめちゃくちゃいい感じです!

まとめ

以上「第4の習慣」を実践するポイントに関してでした!

本が大嫌いだった私も結果的に読書をするようになってきたのはこの書籍の影響によるところが大きいです。

また、この考え方を軸に、手帳を自作して、行動の仕組みを作ったら人生が変わりました。

本当に本の出会いで自分の人生ってガラッと変わるもんですね。

今後も自分の人生を好転させる生き方を共に模索して実践していきましょー٩( ᐛ )و

【実践まとめ】7つの習慣のコツ|認定コーチが1~7の習慣のポイント解説!

>>【参考】Audibleの無料体験はコチラから

ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m