今回はキャリアコンの知識についてまとめます
「キャリコンの勉強を効率的に学ぶ方法はないか?」
キャリアコンサルタントを独学し始めるともっと良い勉強方法がないかを考えたくなります。
そこで、今回は、実際にキャリアコンサルタントの独学をして分かった試験対策を範囲に絞ってお伝え致します!
「アプリとか教材とかサイトとか色々あるけど何をどう使って勉強しよう…」
と悩んでいる人のお悩み解決のご参考になれば幸いです٩( ᐛ )و
- 最初に押さえるべき範囲とそのポイントが分かる
- 実際に独学して分かったつまづきポイントがわかる
- 具体的な勉強方法と教材の使い方についてわかる
ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴1年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
キャリコンの筆記で扱うべきテーマ
まずはじめにキャリコンの勉強で「学ぶべき内容」についてまとめます。
これを考えるには、キャリコンの試験範囲から考えるのが良いです。
まず、前提としてキャリコンの筆記は70%が合格ラインです。
そして、キャリコンの試験内容は幅広いので、分類分けして領域を絞って勉強するのがおすすめ。
個人的には以下の4つに分類分けして勉強します。
この中で今回扱うのが「④キャリコン知識」です。
最後に仕上げたい「キャリコン知識」
今回のテーマは「④キャリコン知識」に関してです。
ここは10~20時間くらいが勉強する目安です。
この学習テーマは具体的には下記の大項目について学びます。
- カウンセリングの技能
- グループアプローチの技能
- キャリアシートの作成・活用技能
- 相談過程の進行管理の技能
- メンタルヘルスの知識
この範囲は全方位的な内容で、キャリコンの概要も理論も労働政策も、全て一度ポイントを押さえた上で、補足的に学びたい内容です。
そのため、順序としては最後の総仕上げとして押さえていきたい内容になります。
一つ一つの内容でみるとさほど難しいわけではなく、カウンセリングの実践的な内容と組み合わせて覚えると覚えやすいです。
また、試験で出るパターンはある程度、決まっているので、過去問を繰り返して頻出の箇所を抑えることで学習コストを下げられます。
ちなみに過去問は本家の公式サイトで無料公開されているのでどんなものかは早い段階でみてみましょう。
他の領域との関係性などを頭の中で理解しながら進めるのがよいかしれないですね。
「キャリコン知識」の独学ポイント
続いて、「キャリコン知識」の範囲を独学する際のポイントについてです。
この範囲を学習する時は下記3点をまずはざっくり理解していきましょう。
- ポイント①:相談の流れを科学的に整理する
→システマチック・アプローチをベースに現実世界でのアウトプットをイメージする - ポイント②:具体的なツール活用をイメージする
→どうやってキャリア支援をするべきかツールの使い方までつっこんで理解する - ポイント③:メンタルヘルスは企業/学校の両軸で考える
→企業の現場と学校の現場の両面で自分の経験を元にイメージする
まずは大雑把に上記の3つのポイントを押さえます。
その上でにこのポイントに関連させる形で細かな知識をつなげて理解していきます。
あとは、どのような教材でもいいので、ガンガン過去問の演習問題を解いて、わからなかった箇所はメモを残して復習しましょう。
では具体的な今回の範囲の学習項目について記載します。
「キャリコン知識」の勉強項目
今回の範囲を小項目で整理すると以下のような項目になります。
- カウンセリングの技能
- グループアプローチの技能
- 相談過程の進行の管理に関して
- 相談過程に必要な知識
- メンタルヘルスの知識
- 中高年のライフステージ・発達課題に関して
- 人生の転機の知識
- 個人の多様な特性の知識
これらの小項目を前述した3つのポイントに当てこみながら理解をしていきます。
確かにこうやってみるとあまり聞きなれない内容だね
「キャリコン知識」のつまづきポイント
次に独学した時のつまづきポイントです。
前述の通り、そもそもがとっつきにくい範囲ですが、理解すればさほど難解ではありません。
ただ、実際に過去問を解く中で、ワタシが間違えたつまづきポイントを赤裸々に記載します。
これから勉強する人は、下記のポイントには要注意です…!
注意①:相談までの流れに関して
まず、相談までの流れに関してのミスです。
カウンセリングの流れ(システマチック・アプローチ)は頭で理解しつつも、ロープレでの実践とセットで覚えるのが得策です。
→4S(状況、事故、支援、戦略)の1つをさりげなく違う英単語にしてくるので注意
注意②:具体的なツール活用をイメージに関して
次に、具体的なツール活用をイメージに関してのミスです。
コンサル場面を想定して、何をどのように使うかという点で似たようなツールが色々でてくるので実際に自分で試してみて記憶するのがおすすめ。
→コンサル用だけでなくキャリアの棚卸し、振り返り、自己プランニング、職業能力証明の機能もある点に注意
注意③:メンタルヘルスに関して
最後に、メンタルヘルスのミスです。
かなり身近な題材なのですが、症状名になると途端にわかりにくくなるので、似たような症状を整理して覚える必要ありです。
→ハイな躁とローの鬱の組み合わせに対して健康な陽性症状と失う陰性症状のすり替えに注意
以上です。これらは
「これ初見じゃわからんだろ!」
と思ったことがあったので初学者は要注意です!
お恥ずかしい内容ですが、ワタシみたいにならないで下さいね
「キャリコン知識」の勉強計画
上記を踏まえて、「勉強の計画」を考えていきます。
大まかには下記の3ステップで考えていきます。
- STEP①:カウンセリングの自分なりの型・流れを見える化する
- STEP②:上記をベースに各種理論や知識をそこに位置づかせる。
- STEP③:人生の転機を踏まえた具体的な方法論をまとめる。
上記を順に行います。
STEP①②はセットで一気に書ききるのがおすすめ。
その後はSTEP②③を繰り返しながら、上記のメモを追加する形で学びを整理します。
以後にメモを増やすことを想定し最初から大きめのノートに書いたり加工がしやすいデジタルツールを使って書くなどもおすすめです。
それでは最後に、具体的に何を使ってどう勉強するかについて考えます。
勉強の流れをイメージしたらあとは自分に合う方法を考えるのみです
キャリコンを独学して学ぶためのツール
続いて「独学するためのツール」に関してです。
キャリコンの概要を独学する手段の結論としては
でOKです。
なお、ツールを検討する際のポイントは
- メインで使う参考書は厳選して絞る
- メインで使う参考書は紙で持っておく
- 参考書は絶対に最新版のものを買う
これを押さえるだけでムダがかなりなると思います。
(電子書籍はサブでもっておくくらいの認識がよいです)
ちなみにワタシが結果的にメインにしたのは下記のみん合の対策本です。
ここまで公開するのかというほど情報量が多いのですが、やはり書籍としてまとまると使い勝手がよいです。
また、上記で学びつつも、サブツールとしてスキマ時間の活用として下記の3つの対策アプリも全てやりきりましょう。
- キャリコンOX(オックス)
- キャリアコンサルタント秒トレ
- キャリアコンサルタント試験対策
上記のおすすめアプリの使い方は別途記事でまとめておりますので、使いたい人はコチラもチェックです。
無料でここまでの情報がでているのかと驚きます
さいごに
以上がキャリコン対策の「筆記の対策(知識編)」でした!
この領域は、やれば割とすぐに点数がとれる内容であり、かつキャリコンの実技に影響するハウツーが多いです。
実技の練習をしながらも振り返る事で、自分のキャリコン実践のよりどころにできる領域になります。
そのため、キャリコンの勉強法などを参考にまずは、いつまでにどう攻略するかの計画をまずは作りましょう!
自分だけのベストな計画を立てれば確実に合格できる資格ですので、コツコツと頑張っていきましょー!٩( ᐛ )و