【要約 | 生き方】2分で理解!稲盛和夫氏が説く日本人としての人生の指針・正しい生き方について

ワタシ

今回は『生き方』について言及します。

人としての”生き方”はどうあるべきか?

この壮大な問いに対して、現代のビジネスを成功させ続けた稲盛和夫氏が生前にまとめたのが本書の『生き方』です。

これは現代の全ビジネスマンが押さえるべき人生の参考書です。

「まだ読んでない!でも興味がある!」

という方に向けて

「読むにあたりココだけは押さえた方が良い!」

と感じた点・ポイントについてまとめます!٩( ᐛ )و

尚、本から得た気づきを最大化にする方法については参考情報のコチラでまとめます!

オススメ書籍:「生き方」とは

今回扱う書籍は『生き方』という本です。

京セラやKDDIの創業者であり、JALの企業再生も成し遂げたもはや伝説になりつつある稲盛氏の書籍です。

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ワタシ

稲盛さん人気は中国を中心に海外にも広まっているんだよね

ツマ

ビジネス系に疎いワタシはあまりすごみがわかっていないかも。。

「生き方」のあらすじ・ポイント

本書の結論から言うと、人としての生き方について詳しく解説してくれます。

ものすごい成果をあげた成功者が語る内容のため、他の類似本と比べて重み・厚みが違います。

また、人生全体を俯瞰しての啓発本は7つの習慣をはじめ、あまり日本発のものは少ないため貴重です。

この書籍の内容を一言で言うならば

「親から教えてもらった人としての原理原則にのっとり、イマをど真剣に生きろ!」

というものです。

事業を進める中で迷うことがあっても、基準はとてもシンプルで

「人ととして正しいかどうかが」

という基準で常に考えたと書かれています。

抽象的ではありますが、これは誰にでも実践できる考え方です。

また、実際にこの書籍を読む中で、経営の神様といわれる松下幸之助氏や、日本の昔からの偉人である二宮尊徳(金次郎)とも重なるところがあります。

そのため、日本人としての見習うべきポイントは時代を問わず、共通する点があると感じます。

このような偉人伝に近い内容は、類似する内容と掛け合わせて考えると学びが広がります。

>>【参考】「生き方」はコチラ

ワタシ

自分の尊敬する人たちは、共通した考え方がある気がします。

「生き方」の目次

本書は以下のような構成になっています。

  • プロローグ
    (混迷の時代だからこそ「生き方」を問い直す;魂を磨いていくことが、この世を生きる意味 ほか)
  • 第1章 思いを実現させる
    (求めたものだけが手に入るという人生の法則;寝ても覚めても強烈に思いつづけることが大切 ほか)
  • 第2章 原理原則から考える
    (人生も経営も原理原則はシンプルがいい;迷ったときの道しるべとなる「生きた哲学」 ほか)
  • 第3章 心を磨き、高める
    (日本人はなぜその「美しい心」を失ってしまったか;リーダーには才よりも徳が求められる ほか)
  • 第4章 利他の心で生きる
    (托鉢の行をして出会った人の心のあたたかさ;心の持ち方ひとつで地獄は極楽にもなる ほか)
  • 第5章 宇宙の流れと調和する
    (人生をつかさどる見えざる大きな二つの力;因果応報の法則を知れば運命も変えられる ほか)
  • おわりに
「生き方」本書より

ツマ

目次だけみると抽象的だね。ただ、読んでみると具体的なアクションにも活かしやすいよ

「生き方」のポイント解説

本書は誰にでも気づきがあり、人生に応用ができる書籍です。

とはいえ、抽象的でピンとこない、というところもあるので、実際に書籍を読んだ上で

特に日常で使えうるポイントを意識してレビューをしていきます。

本書「生き方」で押さえたいポイントは下記の点です。

順にふれていきます。

ワタシ

日々の考え方や行動の指針にできる要素がいっぱいです

ポイント①:人として正しいかどうかの判断軸で考える

ポイントの1点目は「人としての判断軸」に関してです。

人としての正しさとか、判断軸と書くと、一見難しく考えてしまいますが、これはとってもシンプルなことです。

本書では、この判断軸は

「子供の頃に親から言われたことを考えれば良い」

といっています。

何かというと、例えば

  • 誰かにあったら元気よく挨拶をする
  • 嘘をつかずに素直にいる
  • 自分よがりにならず人に迷惑をかけない

など、親が子供にいうことを、大人になった今あらためて思い出して、親に言われていたことを自分の判断軸にすればよいということでした。

確かに、こう考えるとそんなに難しくないと思うと同時に、その当たり前が意外と自分ができていないこともわかります。

ポイントは、幼少期を思い出し、後ろに親がいることをイメージすることです。

自分のやることなすことに対して、オカンやオトンは自分にどんな小言をいっているでしょうか?

こんなことを考えることからまずははじめていきましょう!

ワタシ

子供のころのしつけって、生き方の判断軸づくりだったんですねぇ。

ポイント②:成果=考え方×熱意×能力

ポイントの2点目が「成果の構成要素」に関してです。

本書では成果をあげるための要素は3つとしており

( 成果 ) = ( 考え方 ) × ( 熱意 ) × ( 能力 ) 」

の掛け算であるといっています。

つまり、どんな能力がある人でも熱意がなければ、成果にはつながらず

逆に熱意があっても能力がなければ成果にはつながりません。

ただ、この中で一番大事な要素は「考え方」と言われていいます。

なぜならば、考え方は邪悪な考え方をすると、マイナスに触れて、成果もマイナスになるからです。

個人的に早期されたのが、江副氏のリクルート事件はまさにこの掛け算で説明ができる気がしました。

事実、稲盛氏はKDDIの構想中に、江副氏をメンバーにいれることを拒むシーンもありました。

ツマ

確かにどちらも偉人だけど、本で読む限りタイプが全然違うかもね

ポイント③:試練を「機会」として捉える

ポイントの3点目が「試練の捉え方」に関してです。

本書では、日々の労務も、修行の一環として捉えるということで、かなり仏教よりな考え方が書かれています。

それもそのはずで、実際に稲盛氏は修行僧として出家している時期があります。

その経験を踏まえて、自分の経験とかけあわせて人生観が形成されています。

そのため、本書の中では、「魂を磨く」という表現がでてきます。

これは目の前の試練を「機会」として捉えて生前よりも良い人間になるための成長の場として捉える考え方です。

昨日より今日、今日よりよき明日であろうと日々誠実に務めることで、自分の心が強くなり、捉え方が変わり、不思議と充実感や感謝の気持ちが芽生えます。

いうは易し行うは難しの典型例ですが、これは誰もが実践するべき考え方です。

夜と霧でのドクターフランクルの悟りにも近いものを感じます。

ワタシ

やはり偉人になる人は凡人には想像できないほどの圧を耐え抜いているんですよね。

稲盛和夫氏の「生き方」 まとめ

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上記の通り、この本を読んで印象的であったのは以下の点です。

押さえるポイント
・人として正しいかどうかの判断軸で考える
▶️幼少期のオトン・オカンに言われたことを思い出す
・成果=考え方×熱意×能力
▶️考え方が最重要、自分よがりの考え方は危険
・試練を「機会」として捉える
▶️魂を磨く訓練の場として、捉え方を変えていく

以上です。

目次を見ると、抽象的な内容が続きますが、読んでみると、当たり前の内容を含めて非常に具体的かつ参考になります。

また、これを書いているのが、オトン・オカンではなく、実業界で大成功をしている稲盛氏だからこそ説得力が全然違います。

同氏は2022年に他界されてしまったが、こんな今こそ現代の日本から生まれた偉人から学ぶべきことはいっぱいあると思います。

読書での気づきを自分のものにして人生を豊かにしていきましょう!٩( ‘ω’ )و

ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m

ツマ

他にビジネス書の名著でこれだけは読んどけ!みたいな本ってないの?

ワタシ

まずは下記の本を無料体験も使って読むのがおすすめだよ!

【参考】おすすめ本×Audible活用

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