
今回は、独自に作ったリフィルについて触れます。
普段、どのように手帳を使っていますか?
スケジュール管理、目標管理、タスク管理など、色々な使い方ができるのが手帳というツールです。
色々と用途が多い手帳ですが、このような中で
「読書で学んだことをもっと振り返りやすくできないものか?」
と考え、今回は、数年前から使っている読書ノートのリフィルを作り方・使い方も含めて公開します。
手帳を自作して前向きになるルーティーンを模索している人の一助になれば幸いです!(‘◇’)ゞ

ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:7つの習慣セルフコーチング認定コーチ
●実績:手帳歴は17年 | 自作の手帳歴は9年
●属性:30代2児の父 | キャリアについて勉強中
今回の自作リフィルに関して

さて、今回紹介するのは日常で使う「読書ノート」です。
読書ノートとは読書をして気づいたコトを忘れないようにノートにまとめる手法です。
忘れないようにまとめあげる方法は数々ありますが、今回は読んだものを手元ですぐに確認できるよう手帳のリフィルにしています。
そのため、本ブログでは手帳を活用した「読書ノート」の型や使い方について触れます。
「いやいや、手っ取り早く使えるリフィルがほしいんじゃ!」
という方は下記のリフィルダウンロードも用意しているので、DLして自分好みに修正してお使いください!
ということで、本ブログでは下記についてまとめます!
- 読書ノートとは
- リフィルの作成・活用ポイント
- リフィルのダウンロード
順に触れていきます。
「読書ノート」とは何か

まずそもそも「読書ノート」とはどういうものなのか。
具体的にどんなものかを考えます。
読書ノートとは?

読書ノートとは、読んだ本のメモや感想や要点などを記録した、気づきを残すための方法です。
これは紙のノートを使うだけではなく、メモ帳や手帳やメモアプリなどのデジタルツールを使用する方法などもあります。
特に人の記憶は1日たつと約7割のことを忘れる(エビングハウスの忘却曲線)と言われるため、せっかく読んでも記録をしないと忘れます。
「何冊も本を読んできたのに内容をサッパリ覚えていない…。。」
こうなってしまうのは非常にもったいないです。
このように感じる人こそ「読書ノート」は有効な手段です。
個人的に、読書ノートと手帳の活用と相性が良いので、手帳を使っている人は組み合わせるのがオススメ。
読書ノートのメリット

「読書ノート」は作ってみると多くのメリットがあります。
例えば下記の点はすぐに効果を感じれます。
②得た気づきを活用しやすい
③他に読んだ本と関連性を見つけやすい
④振り返り・共有がしやすい
⑤読書モチベーションが上がる
①知識を整理しやすい
読書ノートをつけていると自然と読書をしながらメモを意識しながら読むようになります。
忘れないうちにメモをすることで
「さっき、なんかいいコト気づいたのに忘れちゃった…」
ということを防げます。
また、読了後に読書ノートにまとめていくことで、何がどう良かったのか気づきを整理できます。

読書はメモを意識するだけで気づき量が雲泥の差になります。
②得た気づきを活用しやすい
読書ノートを作ると、本から得た気づきを日々の実践に活かしやすいです。
単に読書をしただけだと、すぐに忘れてしまうため、直後に会った人と雑談で少し話に触れる程度くらいのアウトプットしかできません。
ただ、ノートをつけて気づいたことをみえる化することで、何がどうよかったかを具体的かつどんな時でも話にだすことができます。
③他に読んだ本と関連性を見つけやすい
ビジネス書などは特に、多くの書籍が似たようなことを違う表現で書かれていたりします。
そのため複数の本をよんでいると
「この本でいっていることは、この本でいっているこれと同じかー」
など本をまたいだ発見をすることは多いです。
この点、読書ノートを書いておくことで以前に読んだ本のポイントがわかるので、関連性を見つけやすくなります。

本と本の関連性を考えると気づきが相乗効果で倍増するよね
④振り返り・共有がしやすい
読書ノートを作ると、忘れることがないので読書の気づきがだんだんと蓄積されていきます。
これを記憶に頼らずに記録をすることで、後からいつでもアクセスすることが出来、振り返りやすいです。
また、ポイントをみえる化することで、周りの人に説明する時も端的にポイントが紹介ができ共有がしやすいです。
⑤読書モチベーションが上がる
また、読書ノートというのは、気づきをまとめた時に達成感があり、シンプルに楽しいです。
要約してまとめる力もつくし、気づきがどんどん増えて、努力が目にみえる形で積み上がります。
そのため、読書嫌いの人でも読書モチベーションを上げるやり方としても有効です。

国語が苦手で活字が大嫌いなワタシでも続くのはモチベーションが上がるからですね。
読書ノートの作り方
前述の通り、読書のメリットは数多くあります。
ただ、その一方で
「わかっちゃいるけど、めんどくさそうだし、やり方わからない…」
と感じる人が多いのも事実だと思います。
実際、ワタシも3回ほど読書ノートにチャレンジして挫折しました。
理由は、面倒かつ気づきを有効活用できず習慣化できなかったことです。
そのため、やり方を変えて運用したところ、楽しく機能的に運用ができています。
今回は簡単かつ機能的な読書ノートの作り方・使い方を記載します。
STEP②:デジタルツールで整理
STEP③:紙にアウトプット
STEP①:好みのフレームを決める

まずは、自分好みのテンプレートを決めます。
これは正直どんなものでもいいです。
「読書ノート テンプレート」
と画像検索でググるだけでもいっぱいでてきます。
ビビっときたものを参考にすればOKです。
ただ、ポイントになるのは入力する内容です。
下記の内容は読書ノートの内容に入れるようにしてください。
・作者
・一言要約
・読んだ日付
・ポイントやあらすじ
・本の表紙
上記で特に、ポイントになるのは本の表紙をいれることと、タイトルと要約の文字を大きくすること。
これをすることで後で見返した時の、思い出すスピードが格段に上がります。

本の表紙画像をいれるだけで読書ノート”っぽさ”がめちゃ出ます
STEP②:デジタルツールで整理

次に、情報をまとめていきます。
アナログで紙に書くのもいいのですが、ワタシはこれで何度も挫折をしました。
毎日、日記で大量に書く人などであれば、いきなり書くがベストですが、
手帳を毎日ちょろちょろ書く程度のワタシのような人(もしくは書かない人)はデジタルツールを使いましょう。
STEP①で決めたものをツールで型を作ることです。
オススメなのはパワポの1スライドでまとめること。
読書ノートは長くかけば書くほど、負担が増えかつ、後から気づきを取り出しにくくなります。
そのため型はコンパクトにするのがオススメ。
また、デジタルツールを使うことで、本の画像データも簡単にキャプチャできます。
パワポのフレームは下記でDLできるようにしております。

パワポとかだとフレームをコピペで使い回しやすいね
STEP③:紙にアウトプット

最後に、紙にアウトプットをします。
正直なところ、知識をまとめるだけであれば、STEP②まででも十分です。
ただ紙にアウトプットするかしないかで驚くほど達成感・モチベーションが変わります。
また、紙に書くことで振り返りやすく、後からメモの更新もしやすいです。
そのため、デジタルツールでまとめものを何らか印刷するなどしてアナログ化しましょう。
その上で、普段使う手帳などに挟み込むことで定期的に振り返る(目にする)習慣をつくると効果的です。
手帳へのアウトプットの仕方については、「読書ノート」リフィルを作ることがオススメ。
こちらの作り方は下記にまとめます。

読書ノートが日々使う手帳に組み込まれると気づきが最大化します!
「読書ノート」リフィルの作り方

それでは次に、「読書ノート」のリフィルの作り方・使い方について触れていきます。
下記ではエクセルを使って手帳のレイアウトを記載していきます。
リフィルの作り方は下記の3ステップです。
②ざっくりとレイアウトをつくる
③色とフォントと説明文を決める
STEP1: 方眼のマス目を作る
これはどんなリフィルでもそうですが、方眼のマス目を一度作ってしまうと簡単にできます。
こんな感じで行の幅(縦幅)と列の幅(横幅)を指定すればそれで終わりです。

個人的に使っているサイズは3mmの方眼です。
この場合、エクセルであれば下記の数字に設定すると3mm程度のマス目になります。
- 行の幅(縦幅) = 12.75
- 列の幅(横幅) = 1.17
尚、横幅の設定は、上記A,B,Cと書いてある箇所を複数選択して右クリックすると「列の幅」が選択できます。

また、罫線の線の色をグレーに、スタイルを点線にすると、使いやすい方眼ノートになって便利です。
STEP2: ざっくりとレイアウトをつくる
次にレイアウトを作ります。
具体的には、エクセルの「セルを結合して中央揃え」というボタンをぽちぽち通して
パズルのようにレイアウトを作っていきます。

こんな感じでマス目をつなげて大きな四角を色々と作ればOKです。
STEP3: 色とフォントと説明文を決める
あとは、好みのテイストにするだけです。
これは単純に、文字の色や、塗りつぶしの色、フォントを指定すればOKです。

ちなみに、マス目を濃いめの色で塗りつぶして、文字を白字で書くと、それっぽくなります。
読書ノートは、読んだ本のカテゴリごとにまとめると、本と本の考察がしやすいためカテゴリと読んだ日時が記載できると良いです。
基本的な情報は、前述の1枚スライドでまとまっているので、あとはそれをピッタリコピペできるようにする箱を用意すればOK。
印刷した時の文字の大きさだけ注意です。
以上が、作り方でした。
もしも手元にエクセルがあれば、エクセルで試してみてください。
ワタシはエクセルで作っていますが、他の表計算ソフトでも作成の流れは同じです。
あとは好きなサイズ(私はA5)で印刷したり、6穴パンチで穴あけたりでオリジナルリフィルの完成です!
「読書ノート」リフィルの使い方

さて、この出来上がった「読書ノート」のリフィルですが、使い方は簡単です。
色々な使い方ができますが、誰でも出来るちょっとした手帳術のTipsを下記に記載します。
手帳術②:カテゴリごとに厳選3冊をまとめる
手帳術③:メモを余白に継ぎ足して更新
手帳術①:印刷する時はカラーを調整する

手帳を印刷する時は、画像の色に注意が必要です!
盲点になりやすいのですが、そのままの画像を印刷すると、裏にうつってしまったりすることです。
これは印刷用紙にもよりますが、薄い印刷用紙を使う場合は、なるべく色を薄く設定することがオススメ。
パワポであれば、「図の書式設定」から「色の彩度」を使って調整ができます。

黒塗りの表紙のものとかは特に注意が必要ですね
手帳術②:カテゴリごとに厳選3冊をまとめる

ワタシはジャンルごとに厳選した3冊を1ページでおさめています。
冊数を厳選することで、単純に手帳の厚みがへるだけでなく、本当にお気に入りの情報だけが目に入ります。
そして、同じジャンルでまとめることで、本の関連性を分析することがしやすい点も大きなメリットです。
また、前述の通り、お気に入り以外の気づきもデジタルツールで保管はされているので、必要に応じていつでも印刷することは可能です。
情報の管理のしやすさでもデジタル×アナログのハイブリッドにしてアナログ化する時は厳選するのがオススメです。

ルール設けないと好きな本やジャンルに偏っちゃうんだよね
手帳術③:メモを余白に継ぎ足して更新

最後に手帳にはさみこんだ情報はどんどんメモを継ぎ足しで書き殴ることがオススメです。
同じ分類ごとに情報を整理しているので、同じジャンルの本を読んだ時に、他の本を振り返って、気づきが深めやすいです。
思った時にすぐにメモをして積み重ねます。
また、週末はそのメモはデジタル上でも更新することで、どんどん気づきが深まっていきます。

更新したデータを印刷するのは何ヶ月かに一回で十分です
リフィルのダウンロード

上記で示した「読書ノート」のリフィルは下記でDLできるように致しました。
「自分でゼロから作るのは面倒だ!!」
という人は下記からDLしてお使いくださいませ。
その際に、上の作り方で示した方法で、自分の手帳サイズ・テイストに合わせた微修正をして頂くとより使いやすいと思います。
※PDFのプレビューが一部おかしく表示されることがありますが、DLして確認すれば問題ないです。

色味やレイアウトを好みに加工すると使いやすいね
手帳を使って人生にワクワクを!

以上、「読書ノート」のリフィル化に関してでした。
普段の読書の気づきを無駄なくメモることで、気づきの質がグッと上がります!
さらに、リフィルを自分好みのレイアウトにすることで、さらに効率が高まります!
自作手帳は、今回の「読書ノート」だけでなく、他の考え方も応用・拡張性は無限大です。
今後も手帳を使った自己実現を共に極めていきましょう!٩( ᐛ )و
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m

他に手帳の使い方で面白いものとかないの?

手帳の活用は色々なものがあるので下記のアイディアを参照してみて。
【参考】手帳を使い倒す!アイディア50選!
手帳の活用法でどんな使い方ができるか日々考えて試行錯誤しています!
思いついたことはなるべく汎用化してブログで公開します!
こんな使い方とかできないの?などあればお気軽にコメントなどご質問くださいませ \(^o^)/
【参考】おすすめのビジネス書・名著 50選!
ビジネス書は何万冊とありますが、名著をいわれるのはわずかです。
そのため、ワタシが今まで読み漁ってきたビジネス書からこれは!と思うものを厳選しておまとめしております。
押さえておくべき名著を手っ取り早く選んで読みたい!という方にはオススメです!٩( ‘ω’ )و