【要約 | 仕事は楽しいかね】仕事を楽しくかつ成功させるための極意とは

名著・ビジネス書
ワタシ

ども、らーにゃです。今回は「仕事は楽しいかね」について言及します。

みなさん、突然ですが、仕事は楽しいですか?

仕事を3年以上すると、色々な見たくなかった組織の負の側面が見えたりします。

また30にもなると周りからの理不尽な要求も増え、部下も家族もできて八方塞がりになり

「もう、仕事とか全部やめたい…」

と感じる方も少なくないのではないでしょうか。

「では、仕事を楽しく前向きに取り組むにはどうすればいいのか」

こんな疑問に対して、本書では小太りのおっちゃんが語ってくれます。

そのため、現在、仕事のモチベーションが湧かずキャリアの迷子になりかけているビジネスマンは必読の書です。

本ブログではポイントをかいつまんでまとめますので、本書に興味がある人はぜひご確認下さい!٩( ᐛ )و

今回オススメしたい書籍

今回扱う書籍は『仕事は楽しいかね』という本です。

ワタシ

この書籍て扱うテーマは「仕事の捉え方や取り組み方」です

ツマ

マインドセットなど抽象度が高い内容かな

「仕事は楽しいかね」のサマリー

本書の学びポイントは下記7点です!

>>【参考】「仕事は楽しいかね」はコチラ

ワタシ

Audibleにもしっかり対応しています

「仕事は楽しいかね」の目次

本書は以下のような構成になっています。

  • 仕事は楽しいかね?
  • 人生とは、くだらないことが一つまた一つと続いていくのではない。一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくのだよ。
  • 試してみることに失敗はない
  • 明日は今日と違う自分になる、だよ。
  • これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね。
  • 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ。
  • 目標に関するきみの問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ。
  • きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落してたんだ。
  • あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
  • それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。〔ほか〕
「仕事は楽しいかね」本書より

ツマ

語り口調の目次は珍しいね

本書で押さえるべきポイント

本書は30過ぎのほどほどに昇進しているビジネスマンが主人公です。

その主人公に対して仕事の取り組み方や接し方について説いた本です。

結論から言うと、個人的にこれは押さえておきたいと感じたポイントは以下の通りです。

押さえたいポイント
①ハードモードのゲームを楽しむ
②”明日は今日と違う”を習慣化する
③周り以上に試す!試す!試す!

順にふれていきます。

ハードモードのゲームを楽しむ

本書の主人公は30代の過ぎのビジネスマンです。

会社でもそれなりに成果を上げて、それなりのポジションに昇進するも、何を目指すかキャリアを迷いはじめます。

どんな会社の人であっても現代のビジネスマンであれば皆、共通の悩みがあるのではないかと思います。

30代の悩みとは何か

30代に差し掛かり、仕事で一定の成果を挙げた後に経験するのが、新たな役職とそれに伴う新たな困難です。

中間職となってぶち当たる上からの圧力と下からの突き上げ、さらに家庭内の調整で時間がなくなり八方塞がりです。

どれも今まで経験したことのないものが同時多発的に起こり一気に人生のハードモードに突入します。

このような30前後の人が感じる苦悩は「クオーターライフクライシス」と呼ばれたりします。

仕事・結婚・今後の人生など思い描いていた理想と現実のギャップにぶち当たり打ちひしがられます。

人生のハードモードにさしかかるのが30代ビジネスマンの宿命です。

自分を変えるマインドセット

これらの悩みを解決するためには、まずは現状を真摯に受け止め、それらに対処するマインドセットが必要です。

ポイントは目の前の問題を、自分を苦しめる悪夢としてではなく、成長の機会と捉えられるかどうかです。

成功する人は共通してどんな苦境でも、感謝をして前向きに捉える力のある人たちです。

>>【関連】【自助論】よりよく生きるために必要な努力・勤勉の習慣とは

前向きな気持ちで冒険する

ではどうやって、前向きに捉えるか?

その答えはとにかく、目の前のことに集中してトライすることです。

ハードルが高いことでもトライすればクリアせずとも何らか気づきがあり、試すことに失敗はありません。

偉人と言われる人は「いやいやそれ無理ゲーでしょw」と思うようなことに果敢にトライします。

無理難題なことでも、見る人からしてみれば、それはやり応えのあるハードモードのゲームになります。

この難解な人生の局面を攻略しがいのあるゲームとして捉え、冒険していく気持ちがまずは必要です。

>>【関連】【本田宗一郎 夢を力に】モノづくりのプロフェッショナルとダイナミズムとは

ワタシ

確かにベンチャーを起業した人とかはそういうマインドをもっているよね

明日は今日と違う自分になる

本書で説かれている考え方の柱の一つは

「明日は今日と違う自分になる」

ということです。これはどういうことなのか。

今日と違う自分とは?

まず「今日と違う自分になる」というのは言い換えると「1日で成長する」ということです。

つまり、今日・今に集中をすることで、明日は今と違う状態になることが大事だということです。

このためには、とにかく行動して試行錯誤を繰り返すことが重要です。

これを実行するためにポイントになりそうだと感じたのは下記3点です。

今日と違う自分になるポイント
①遊び心を持つ
②自己達成予言をする
③前向きな言葉を使う

①遊び心を持って挑戦する

まず、1つ目のポイントは “遊び心” です。

子供の頃は誰しも、あくなき好奇心で色々なことを試して、そこで新たな発見をして成長します。

大人になっても、この遊び心を持てるかどうかが成長できるかどうかの一つの分岐点です。

新たなチャレンジを”遊び” のように捉え、前向きな気持ちで試すことが成功への第一歩となります。

②言葉の力で自己達成予言

そして2つ目が”自己達成の予言”です。

自分がなりたい状態を明確にイメージし、それを言葉に出すことで、自然と意識と行動がそれに近きます。

これは言葉の力や”言霊の力”と言われたりしますが、本質的には、潜在意識を自ら刺激する誰でもできる成功法則です。

>>【関連】【マーフィー自己実現法】潜在意識を操り幸せや自己実現を作る法則とは

③前向きな言葉でジャーナリング

3つ目のポイントは”ジャーナリング”です。

ジャーナリングとは心を整えて前向きに物事を捉える瞑想の手法の一つです。

“明日は今日と違う自分になる”という強い意志を持ち、今日あったことを思うがままにアウトプットします。

これを続けていくことで、目指す状態に向けて、毎日変化をして明日には今日と違う状態になります。

ツマ

”毎日”変わるというのがポイントだね

誰よりもトライして”発明”する

もう一つ、本書で述べられているのが「発明」のやり方についてです。

ビジネスで置き換えるとイノベーションにもつながりますが、どうすればこの発明ができるのか。

何が発明をすることのネックになるのかも解説がされています。

発明=必要性+偶然性

本書の中では「必要は発明の母、偶発は発明の父」と言われています。

何かを生み出す時、必要性を感じないと、そもそも考えようとも思いません。

そのため、必要性を感じるコトが、何かを成す際にはまず前提となります。

ただ多くの人は「こんなんあったらいいな〜」という妄想をして終了します。

発明の一番のポイントは「あったらいいなぁ〜」と妄想して終わりでなく好奇心をもって実際に試して様々な可能性を模索します。

この行動がとれるかどうかが唯一、発明へと繋がる道です。

トライとエラーの数

では、好奇心をもって行動をすれば皆、発明ができるのか。というと、実はそうではありません。

前提として、ほとんどの方法はうまくいかない、ということを踏まえて試すことが必要です。

なぜなら、自分が思いついたアイディアは、他の人も思いついている可能性が高いからです。

死ぬ気で考えた良いアイディアでもうまくいくのは1%以下です。

新規事業の実践においても顧客のヒアリングは300回は必要という話もありますがこれにも通じます。

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アイディアに選ばれる

何かを発明する時におさえなければいけない事は「アイディアに選ばれる」という考え方です。

ほとんどのアイディアはすでに誰かが実践しているため筋が良いものでもうまくいく可能性は低いです。

これは抽選のハガキを出すようなもので、出さなきゃ当たらないが、出したところで確率は低いのです。

そのため、何度もトライすれば当選する”確率は高まる”ということを前提に実践する必要があります。

このためには、強い意志を維持し続ける自分で自分のやる気を高める仕組みも必要です。

この仕組み作りは、手帳を使った意識を上げる仕組みを応用するのがオススメ!

>>【関連】【手帳術】7つの習慣の“1週間コンパス風のツール”を作って運用する

まとめ

上記の通り、この本を読んで印象的であったのは以下の3点です。

押さえるポイント
①ハードモードのゲームを楽しむ
②”明日は今日と違う”を習慣化する
③周り以上に試す!試す!試す!

以上です。

本書で述べられているのは誰もが社会人になってぶち当たる壁の越え方の指南書です。

どんな辛い時であってもそれを前向きなものとして捉え、そしてそれを乗り越える方法が会得できれば向かうとこ敵なしです。

ちなみに、本書はAudibleに対応しており、倍速で1~2時間も聴けば上記のポイントはサクっと理解できちゃいます!

ぜひ、手帳や関連する書籍とセットで自分のものにしていきましょう!٩( ‘ω’ )و

(まだ読んでいない人はAudibleにも対応しているので、通勤時などに歩きながら聞くのがオススメ)

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ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m

参考:おすすめ本×Audible活用

「誰でもこれは押さえておくべき!」と感じる名著を下記にまとめています。

まずは何から押さえよう…と迷っている方は下記も合わせてご確認ください!٩( ᐛ )و
>>【関連】20代のうちから読むべきビジネス書・名著 50選!

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>>【関連】Audibleの使い方と活用法!

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