【体験記】キャリアコンサルタントに合格して分かった必要な時間と独学ポイントを大公開!

Screenshot
キャリアを考える

ども、キャリコンのらーにゃ(@SuperDairyMan)と申します!

「キャリコンってどれくらい勉強すれば合格できるものなの?」

キャリコンは2016年から国家資格として登場したキャリアコンサルタントの資格です。

合格率が高そうで、サクっととれそうな印象をもつけど、実際どうなのか?

実際に、ワタシが2024年度7月回に向けて対策し、受験してみました。

結果はコチラ↓

結論としては総学習時間が250時間程度でギリギリ、オールAで一発合格ができました。

そのため、今回は備忘録として、どの程度の勉強で、この程度の結果になったか、勉強ポイントなど

記憶があってホットなうちに振り返って、今後受験する人の参考記事にします。

これからキャリコンを受けるぞ!!と考えている人のご参考になれば幸いです٩( ᐛ )و

合格に必要となるポイント

では、早速、「合格のポイント」を振り返ります。

具体的には大きく下記の3点で振り返ります。

テスト振り返りポイント
  • テストの難易度はどうだったか
  • 学習時間はどの程度だったか
  • 個人的な手応えはどうだったか

順にふれていきます!

テストの難易度(合格率)について

まずは「合格率」に関してです。

国家試験キャリアコンサルティングは各回によって合格率が異なります。

また、試験はキャリアコンサルティング協議会(協議会)と日本キャリア開発協会(JCDA)の2団体それぞれが運営しています。合格率はそれぞれの団体ごとに学科のみ、実技のみ、同時合格の3種類で合格率を算出しています。

各回の合格率は下記の通り

出典:キャリアコンサルティング協議会・JCDAのサイト

2団体で合格率が異なるものの、各回でおよそ50〜60%くらいです。

特にワタシが受験した回(第26回JCDAの同時受験)の合格率は平均的でさほど難しくない状況でした。

それでも受験をした時は1問目でつまづいたため

「今回のテストは難しすぎる!ハズレ回だ!」

と勝手に被害妄想をしたものでした。

ただ、テストが終わって時間をあけて出てきた合格率のデータを冷静にみると、むしろ合格率は良い方でアタリ回でした。。

そのため、難易度はさほど高くなかった前提で、学習時間などの対策内容を分析します。

らーにゃ

筆記試験が終わった直後はあまりの出来なさに動揺して泣きそうになりました

合格に必要な時間数について

次に合格までの「勉強時間」について考えます。

諸説ありますが、ネット上の情報などを調べたところ、合格に向けてはおよそ250時間〜350時間のようです。

うち、およそ半分の150時間が養成講座で学ぶ内容で、独学する時間は個人差はあるものの大体100~200時間が目安のようです。

そのため、1日2時間くらい捻出できるのであれば3ヶ月弱で対策は完了し1日1時間くらいであれば対策は半年かかるという計算です。

ワタシの場合2024年1月〜3月まで養成講座に通い、4月~7月に独学して、7月に試験を受けています。

下記が実際にかかった所要時間です。

ワタシはTogglというソフトと手帳にログをとって時間を計測していたのですが、合計するとおよそ250時間くらいです。

(養成講座が終わった4月と5月はダラけて、6月から本腰いれて7月の直前に猛烈にやった感じです。。)

ワタシの場合、養成講座の予習復習を怠ったため120時間と少ないですが、独学時間は140時間程度で平均的です。

また、実技科目は、合わせて20~30時間程度で、面接対策は試験の2週間前から、論述は1週間前からの詰め込みでなんとかなりました。

自分のマインド(手応え)について

最後に「試験の手応え」についてです。

正直なところ、ここが一番の大反省点です。

というのも、特に筆記はボーダーギリギリにも関わらず、テスト受験時は

「まぁ、80点は硬いだろう…!」

という自信まんまんな感じで実際の実力とギャップがありました。

というのも、過去問を20回近く実施したのですが回数を繰り返すうちに、85点〜90点強がとれて

「これならばいける!」

と過信していました。実際のワタシの過去問の成績は下記の通り

(試験当日(7/7)の直前は詰め込みで受けまくっています。)

最後の1週間(青い点線)は高得点を推移しているのですが、実は最後の5回は1度やった問題をといていました。

そのため、うっすらと問題の傾向を覚えていたためか、点数が高くでていただけでした。

これが変な自信をうみました。

実際にはその前の結果をみるかぎり7割〜8割5部の実力しかなかったため、当日の成績は実力相応の結果でした。

(ただ緊張感によってかその中でもかなり低い方の点数ですが、決しておかしな点数ではないと感じます)

そのため、上記を踏まえ、キャリアコンサルタントの勉強で必要なことをまとめると以下の通りです。

ここまでのまとめ
  • 対策の総時間は250〜350時間が学習目安
  • 独学はスクールとは別に140時間は担保したい
  • スコアは直近の2週間の最低点を想定  

ツマ

さすが国家資格だけあって簡単にササッとということは難しそうだね

合格に向けた独学ポイント

では、続いて独学で具体的な「勉強方法」についてです。

正直なところ、ワタシ自身はムダが多く非効率な勉強をしてしまいました。

そのため、それらを反省しつつも、もっとこうやると効率がよくなると思ったことを整理します。

順に触れていきます。

ポイント①:余裕をもった目標設定

ポイントの1点目は 「過信しても大丈夫な目標設定」です。

「なんだよそんなことかよ」

と思うかもしれませんが、自分の感覚-15点くらいを想定して本番に挑む・本番に向けて準備をするのがよいです。

そのため、過去問で85点くらいがとれるように仕上げましょう。

また、直前は論述対策面接対策もはじまることから、2週間前に85点をとることを目標にするのがおすすめ。

試験2週間前までに、筆記の対策時間を100〜120時間くらいが設計できるようにしましょう。

なお、過去問はキャリコンスタディみん合のサイトに登録することで、今までの全ての過去問とその答えが見放題になります。

試験の1ヶ月前からは過去問を力点においた学習を想定しておきましょう。

らーにゃ

試験勉強がゼロベースの人は講座を選ぶ際に無料説明会などでここらへんの疑問を聞きまくると不安が解消されます

ポイント②:時間をモニタリングする

ポイント②は「時間のモニタリング」です。

次のポイントは学習時間を目安にすることです。

どうしても独学をし始めた時は、先が見えず不安になりますが、勉強の量を担保すれば必ず合格ラインにのるので、努力量で考えるのがおすすめ。

具体的には総学習時間は250時間以上、独学時間は150時間を目安にしてみてください。

ワタシの場合は、ざっくりと過去問のスコアは下記のような伸びでした。

学習時間の目安
  • 30時間:過去問で約55点
  • 60時間:過去問で約65点
  • 90時間:過去問で約75点
  • 120時間:過去問で約85点

70~80時間くらいでボーダーを超えてきた感じがします。

ただ、これはあくまでワタシの場合の例であり

「いやいや、自分は常に学年トップで、東大ストレート合格しとるんじゃ!」

という超優秀な人や、学習効率の鬼!という人はもっと少なくてもよいです。

ただ、ワタシのように

「自分は凡人だ」

と感じる人は、一つのベンチマークする値になると思います。

そのため、具体的な勉強の方法以前に、どのようにこの時間捻出をできるかを計画してみましょう。

ツマ

独学って意図なく思いつきでやると非効率になりやすいんだよね。。

ポイント③:自分に合う独学法を確立する

STEP③では自分に合う「独学の方法」です。

ワタシは筆記にかなり手こずりそちらにばかり気がいきましたが、論述対策面接対策もあるため考えるべきことは多いです。

そのため、キャリアコンサルティング試験は、早期から自分にあった教材・独学法を見つけるのが一番の近道です。

色々な対策ツールはあるものの、どれが一番自分に合うかは試さないとわからないですが

ブログなどの情報を事前に読み込むことで、自分にあう方法のあてはつくと思います。

そのため、独学をしはじめたら、あまり金額はけちらずに色々ためして、自分に合う方法を早くに見つけだしましょう。

ちなみに、ワタシの場合、筆記対策は、色々なものを一通り試した結果、紙教材+アプリ教材+対策サイトを併用しました。

また、論述対策は1回キャリアオアシスの有料講座を受け、面接対策は有料のものとスクールの仲間との自主練習会で10回ほどロープレをして合格しました。

なお、キャリコンの対策に関して詳しくは別の記事(キャリアコンサルティング合格までの7ステップ)にまとめるので、興味がある人は参考にしてください!

らーにゃ

勉強時間が担保できて、自分に合うやり方を見つけたら、確実に合格ラインにいけます!

さいごに

以上がキャリコン合格に向けたポイントと独学のコツに関してでした!

色々な対策の情報がありますが、個人的に感じるのは、最も大事なのは適切な学習の量だと思います。

これが、どのサイトをみていてもよくわからなかったので、一つの参考にしてもらえると嬉しいです!

また、キャリコンの勉強が素晴らしいのは専門性を身につけるだけでなく、勉強のプロセス自体に学びが多く、自分のキャリア観にも影響がでることです!

もしも、キャリコンの勉強に少しでも興味がもてた人は、自分のキャリアを考え見直す好機かもしれません…!

まずは、自分に合う講座を探しつつも無料相談などで自分の想いを伝え、新たなキャリアを切り開いていきましょー٩( ᐛ )و

【レビュー】地域連携プラットフォームのキャリコン講座を受講して分かった評判とメリットデメリット