
ども、らーにゃです。今回はPythonとGASを比較していきます。
もっともっと効率化したい!
自分でプログラム書けるようになりたい!
こんなことを考えている人にはPythonとGASがオススメです。
では、PythonとGASはどっちをやればいいの??
結論としては、ケースバイケース!になるのですが、
そもそも、PythonとGASってどんな特徴があり、どんなシーンで使えるのか
2つの特徴を比較して整理することで、どちらをどういう意図で学ぶべきかを整理していきます。
自動化や効率化を進めたいプログラミング初心者の人の一助になれば幸いです٩( ᐛ )و
目次
今回の結論

先ほども述べた通り、結論としては
ケースバイケース!
ですが、2つの言語は強みが違います。
Pythonは色々な領域での活用ができる
一方でGASはGoogle系アプリと組合せて
オンライン上で色々なことが簡単かつ無料で完結させることができます。
そのため、一言で言うならば下記のような整理です
◻︎GAS:自動化のプログラムをサクっと作りたい!
つまり分析系ならPython!自動化系ならGAS!といった整理です。
とはいえ
いやいや、実際によくわからんよ。。
と感じる人が多いと思うので、下記の観点で特徴を押さえると整理がしやすいと思います。
◻︎PythonとGAS 活用シーン
◻︎PythonとGAS オススメ学習法
順に触れていきます。
PythonとGAS 特徴の比較

Pythonの特徴
Pythonは現在注目を集めている言語で、10年も前くらいからググっと知名度があがり
今では人気プログラミング言語の地位を確実なものにしています。
そんなPythonの特徴とは何なのか?
ポイントは下記のようになります。
◻︎Web上のデータ収集が可能
◻︎アプリの開発まで出来る
また、これに加えて、コードが非常にシンプルで初心者向けな構成と言う点も特徴的です。
コードの文法と基礎的な使い方さえわかってしまえば
ライブラリといわれる既に誰か頭いい人がつくってくれたプログラムをそのまま使うことができ
ちょっとの学習コストで多くのメリットを享受することが可能です。
そのため、プログラミング言語でもそのお得さから人気です。
実際に私も、Pythonを機械学習のモデルが何がよいかを自動で選ぶライブラリなどを使ったことがあります。
どのAIを使えばいいかをAIに聞くということができるため、
使い方さえ分かれば、もはや自分でしっかり考える必要ないんじゃね?
とさえ思ってしまいます。

AIの盛り上がりとセットで人気が出てますね
GASの特徴
一方でGASというのは、Pythonと比べるとイマイチ知名度が高くありません。
ちなみにこの名称はGoogle Apps Scriptの略でして一言でいうならば
Googleアプリを自由に動かすための言語になります。
(MicrosoftのVBAやマクロみたいなイメージですね)
特徴は以下の通りです。
◻︎マクロ機能でノンコードで記述も可能
◻︎開発環境不要でWeb上で実行が可能
特に個人的なポイントとしては3つ目の
Web上で実行することが可能
というのがめちゃくちゃポイント高いです。
何かというとGoogle上のサーバーで作ったプログラムを実行させることができるため
web上での実行環境を無料でサクっと作れてしまうのです。
これが、自動化のプログラムを作る上で非常に便利で自由度が高いのです!
しかもスプレッドシートでデータを一元化して
Google製のBIツールのLookerで可視化すれば
簡易的なデータ分析ダッシュボードが完成です。
また、APIをつなけばLINEに流したり、Twitterデータを使ったりと
外部アプリケーションも含めてほとんどが無料で完結できてしまいます。
JavaScriptとの互換性もあり、その点での拡張もあります。
個人的に、何でこんな知名度が低いのかが理解ができません。

確かにあまり目にしないけどこう見ると便利そうだね
PythonとGASの比較
上記を踏まえて、2つの言語の特徴を比較をすると
下記の整理になります。
比較の観点 | Pythonの特徴 | GASの特徴 |
機械学習/分析 | ◎ | △ |
Web上のデータ収集/分析 | ◎ | ◯ |
プログラムの拡張性 | ◎ | △ |
他言語との親和性 | △ | ◎ |
自動化の仕組み作り | △ | ◎ |
Googleサービスと連携 | △ | ◎ |
外部サービスとの連携 | ◯ | ◯ |
取り扱いやすさ/ローコード | ◯ | ◎ |
アプリ開発 | ◎ | △ |
業務の基盤にGoogle系サービスをつかっているという場合や
自動化のプログラムを無料でサクっ作りたいという方はGASを検討し
それ以外の効率化をしたい場合はとりあえずPythonを選択すれば問題ないです。

2つを比較してみると目的に合う方が見えてきます
PythonとGASの活用シーン

Pythonで出来ること7選!
では次にPythonでできることですが
具体的には下記のようなことができます。
②自動データ処理/分析などの業務効率化
③Web上の画像・テキストの自動収集
④Webサービス/アプリケーション開発
⑤外部アプリケーションとの連携
⑥デスクトップ/スマホアプリ開発
⑦ブロックチェーン技術の開発
特にweb上の分析をするためには
- クローリング
→ネット上の情報を集めにサイトを回る - スクレイピング
→サイト上の情報を引っこ抜く - クレンジング
→集めたデータをキレイに整理する
という3つの工程を踏む必要があるのですが、Pythonではどれも1ストップで行えます。
そのため、分析に関しては定量でも定性であってもなんでもいけちゃう万能な言語なのです。
下記に、ご参考までに実際に私がPythonで作ってみたプログラムも公開しております!

数字だけでなく文字の分析もできるのは凄いね!
GASで出来ること7選!
一方でGASでできることですが
具体的には下記のようなことができます。
②自動化プログラムの作成
③単純作業/ルーティンの仕組化
④情報共有/リマインダー
⑤Webアプリケーション開発
⑥Webサイトからの情報収集
⑦外部アプリケーションとの連携
1つ目と2つ目が最大にして最強ポイントになります。
またスタンドアロンで開発環境の構築が不要でウェブ上で実行できることから
ウェブアプリケーションを開発した後に実行することができます。
ただ、出来ることはPythonと比べて限定的ですが
単純作業や情報流通の自動化はこちらの方が簡単にできて効率がよいです。
あとは、ChatworkやSlackといった外部アプリケーションと連携させて自動化させる使い方も◎です。
つまり、活用シーンとしては、外部アプリ連携も含めた工程の自動化が得意フィールドです。
下記に、実際に私がGASで作ってみたプログラムも公開しております!

今でこそマイナーですがどんどんメジャーになると思っています
オススメの学習方法

では最後に、上記の特徴を踏まえて、
で、どう学ぶのが一番効率が良いの?
という点について整理します。
私の経験も含めて下記にまとめていきますが、やり方は色々あります。
現在、感じている課題の緊急度と費用感を踏まえて検討してみてください!

実際に試しみた5つの方法をご紹介しますね。
やり方①:自力で頑張る💪
まず、最初の勉強方法としては、自力でやるというアプローチです。
これはどシンプルにネット上の情報を自分で見つけて出してやることになりますが
何といっても無料で全て完結します。
プログラミングのコードはネットを調べると多くでています。
ただ、前提として、記載されているプログラムをある程度読めたり、
自分なりに解釈して応用するスキルが求められます。
ゆえに、初心者にはあまりオススメな方法ではないです。
ただ、多少かじったことがある人にはオススメできる勉強法です!
費用メリット:★★★★★
学習の効果 :☆☆☆☆☆

確かに無料ではあるけれど初心者には厳しいね
やり方②:参考書で勉強する📚
次に本を使った勉強法です。
おそらくどのやり方の中でも最もオーソドックスなやり方かと思います。
多くの書籍は初心者向けに書かれたものが多く、校正・更新もしっかりされています。
基本的には書籍の記載通りに進めばいいので、迷子になることはなく解説で疑問も解消できます。
オススメはKindleの書籍を使うことです。
パソコンアプリで開けばプログラムなどはそのままコピペできますし検索することも可能です。
とはいえ、現在は紙の参考書でもDL可能なプログラムが多いので
紙かウェブかは自分の勉強スタイルに合わせて使い分けるのがよいです。
ただ、本を自ら読みながら進めるので、ある程度自分で学習コントロールすることと
学習モチベーションをキープして自分で進める意思の力が必要になります。
費用メリット:★★★★☆
学習の効果 :★☆☆☆☆

買った瞬間はいいのですが持続させるのがムズイんですよね
やり方③:Udemyで勉強する📲
個人的に一番コスパが良いと思うのコレです。
Udemyを使った動画学習での勉強についてです。
これはパソコンでもスマホでもマルチデバイスで学ぶことができます。
Udemyがイケてると思う理由は下記の点です。
- どのデバイスでも対応可能
- 膨大のコースがあり、割引もある
- スマホを想定して動画がとられている
特に3つ目が素晴らしく、今までの学習方法のパラダイムが変わります。
移動中や寝る時のベットの中などでもスマホだけで学習が完結できるため
まさにスキマの時間を超有効活用できます。
忙しい社会人にはうってつけです。
また、評価が4.0以上で、口コミをみることで質の担保もある程度できますし、
割引がかかった時はめちゃくちゃコスパが良くなります。
使ったことがない人はまずは騙されたと思って使ってみるのが良いです。
費用メリット:★★★☆☆
学習の効果 :★★★★☆

家の中でも外でもどこでも勉強できそうだね!
やり方④:コーチや外注を使う🏃♂️
そして、もう一つ知る人ぞ知るアプローチで強く勧めたいのがこれです。
コストパフォーマンスでいえばUdemyに軍配があがりますが
時間や締め切りが決まっており、なるべく早く、必要なところだけをスポットで学びたい
というタイムパフォーマンスで見ればこれがno1になります。
何かというと、専門家の人に自分の求めるコードやプログラムをつくってもらいつつも
それを解説してもらい、ゴール逆算で必要な知識だけを学んでいくと言うやり方です。
勉強というとどうしても積み上げ式のイメージをもってしまいがちですが
効率化など、目的が明確な場合は、必要なものを作って、その後から必要なところだけ学ぶのはありです。
PythonでもGASでも基礎を軽くかじった上で、この手のサービスを使うのは効率が良いです。
費用メリット:★★☆☆☆
学習の効果 :★★★★☆


実際にプログラムを作ってもらい解説もしてもらい効率がとても良かったです
やり方⑤:スクールを使う🏫
最後に、学習効果ということであれば、スクール一択です。
有名どころのスクールであれば、洗練されたカリキュラムのほか、相談にいつでものってくれる
メンター制度や、学習仲間も一緒に作ることができ、学習効率がめちゃくちゃ上がります。
スポットでこなすのではなく、長い目で見て、
この言語を使いこなしたい!
と、明確に目標が決まっている場合であれば、スクールが一番良いです。
また、スクールの場合は、現在国の方の支援策も拡充されており、
超お得な給付金の制度があり、これを使うとすこぶるコスパがよくなるました。
私自身、この制度を使うことによって70%の授業料がキャッシュバックされるという経験があり
めちゃくちゃ美味しい想いをしました。
コチラに制度と使い方をまとめましたが、
まだ使ったことがない人はセットで使うのがおすすめ。
費用メリット:★☆☆☆☆
学習の効果 :★★★★★
※上記の給付金制度を使うならば費用メリット+1
↓まずはオンラインレッスンでサクっとGAS/Pythonを学びたいならコチラ
↓機械学習×Pythonをまとめて身につけるならコチラがおすすめ

※気になるようであればどちらも無料相談で聞いちゃうのが確実です。
まとめ

以上です。
誰でも最初は初心者ですので、今後なりたい自分の姿を妄想しながら、まずは最初の一歩を踏み出しましょう。
効率化をしたい!と思った時が勉強を始める吉日です!まずは無料で出来ることから行動につなげていきましょー(^^)/
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m