【給付金】50万円も得をした!”職業訓練給付金制度”の超オトクな内容と使い方

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ワタシ

今回は“職業訓練給付金制度”について言及します。

いきなりですが、職業訓練給付金制度の存在をご存知ですか?

これは自己研鑽に励む社会人には声を大にしてオススメしたい国の補助制度です。

これは自己研鑽に励む社会人には声を大にしてオススメしたい国の補助制度です。

ただ、やる気のある社会人の強い味方である制度ですが、あまり認知度が高くないような気がします。

『社会人向けの学習プログラムってアホみたいに高くて、今の自分では手が出ない…』

『色々と調べると50万円以上のプログラムは当たり前…。高い…。。』

『ただ、今後のキャリアを考えると自己投資は必要そう…どうしたものか…。』

こんなことを考えながら自己研鑽を積みたいけれども二の足を踏む若手社会人の方の一助になれれば幸いです。

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結論めいた話

今回の結論から言うと

とりあえず職業訓練給付金制度を調べて使ってみよう!

ということです。

ただ、これだけ聞いても

( ゚Д゚)ハァ?

と、思われると思うので少し背景からまとめます。

私の場合、自己研鑽としての自己成長の場を作らないと市場価値が下がり続けるという不安を日々、強く感じていました。

ただ、自分のお財布事情から、学習プログラムには出せても20万程度のプログラムが限度であり、

巷であふれる学習プログラムやスクーリングの50万円以上の価格は高すぎます…。

『自分でお金をかえずにやるのも限界があるし、どうしたものか…』

こんなことを悶々と考えつつも、ネットを調べているとこんな見出しを見つけます。

『職業訓練給付金制度で費用を70%還元』

( ゚Д゚)ナニソレ

自分のアンテナに引っ掛かり思わずググってみます。。

その結果、この制度は学び続ける社会人の支援として厚労省の方で実施しているものだと分かりました。

その後は、これは使わない手はないと思い色々調べて実施した結果、

実際に70%還元で50万円以上の還元があって超オトクに使えましたので、

この内容について下記に備忘録としてまとめていきます。

今回の抑えドコ
  • 職業訓練給付金制度とは

  • 適応されるルールと条件とは

  • 具体的な利用手順

順に触れます。

職業訓練給付金制度とは

これは厚労省が定める社会人になっても勉強をし続けることを支援する取り組みになります。

どういう立てつけの制度かは下記に記載があります。

■ご参考①(職業訓練給付金制度の概要)

具体的な内容などの詳細部分は下記に記載がされています。

■ご参考②(職業訓練給付金制度の詳細)

ただ、かなり情報量が多いため、頭の悪いワタシにはパッと見で、あまり理解できなかったので要約します。

超ザックリ言うと下記の3ステップを踏んで学習プログラムのキャッシュバックを得られる制度です。

  • STEP1: 制度対象となる学習プログラムを探す・申し込む
  • STEP2: キャリアカウンセリングして諸々の申請書類を出す
  • STEP3: プログラムの受講後, 修了書を提出して還元を待つ

上記を行えば超割安で学習プログラムを実践できます。

また、職業訓練給付金制度には大きく大別すると2種類あります。

  • 一般訓練給付金
    ▷割とライトな内容な学習プログラムが対象、還元額は20%
  • 専門実践訓練給付金
    ▷専門性を高める学習プログラムが対象、還元額は50~70%

勿論、狙うべきは後者の専門実践給付金です。

私の場合、下記の第四次産業革命スキル習得という領域でいわゆる「データサイエンス」のイロハを格安で学べました。

■ご参考リンク(第四次産業革命スキル習得講座一覧)

結論としては半年で合計70万円強の受講額に対して、50万円以上が還元されて、実質的に負担した額は20万円程度(実質月72,000円引き)になります。

学習内容としても大満足であり、予めこれを知る事がよかったと未だに思っており、情報を見つけ出した過去の自分をめちゃ褒めています笑。

適応される条件やルールとは?

適応条件は働く社会人であれば基本的にはどのような立場の人でも制度として使うことが出来ます。

ただ、条件としては以下の2点だけあります。

  • 雇用されて3年経過している(もしくは離職して1年以内)
  • この制度を以前に使ったことがある場合は3年以上経過している

これを満たす人であれば基本的に誰でも使えます。

また、一点だけ個人的に注意ポイントだなと思ったことがあります。

それは、本制度を利用する際に、所属企業が福利厚生などで存在する学習補助のプログラムは同時に使わない方が良いということです。

会社側にそういった援助があるなら、そもそもこのプログラムの支援を受ける必要がないと判断されるのかわからないですが、面倒な対応が必要になりそうです。

そのため、そういった支援がある場合は、それはそれで別で使うべきかなと思います。

具体的な利用手順

今回は専門実践給付金を利用することを想定して記載します。

ハローワークへの対応がやや面倒ですが、流れが分かればさほど時間はかかりません。

時系列に並べて記載します。

①プログラムを探す

まず、下記のリンクで該当プラグラムを検索をします。

■ご参考リンク(教育訓練給付金制度、検索システム)

1.講座をしたいをクリック

読み込みスピードやUIが心配になりますが、特に検索する上では支障はないので進めていきます。

2. 一読して「次へ進む」をクリック

とりあえずザっとみて次へ。あくまで参考までに、気になったら直接対象企業に連絡してねというのが強調されています。

3.「分野・資格名から検索」をクリック

何があるかを確認するのであれば一番上で検索するのがおすすめ。

4.条件を入力して検索

社会人で働きながら学ぶ場合は、通学(昼間)のチェックを外し、一番オトクな還元率を期待するならば専門実践教育訓練をチェック

5.下にスクロールして希望するジャンルをチェック

上記の中から気になるものをチェックして検索すれば該当プログラムが探せます。

私の場合、第四次産業革命スキル習得講座(AI・データサイエンス系のプログラム)を学ぶことを意図していたので、ここにチェックをいれて検索します。

基本的にここで検索してひっかかるところはどこの企業の育成プログラムでも基本的に制度の適応対象です。

6.気になる企業・プログラムの対象可否を確認

今回データサイエンス系のプログラムで調べていますが、中身をみると価格帯で11万~110万くらいとかなり幅があります。

ちなみに、パッと見で多い価格帯は20万前後、50万前後、80万前後、110万前後です。

この中から、プログラムの受講期間と還元される額も加味して、どのプログラムを利用するか検討します。

あと、地味に注意したいのがブラウザの「戻る」を押すとエラーになるので右上の「画面戻る」ボタンを使って下さい。

②該当スクールにいって申請書類を書く

①を踏まえて「いいなー」と思うプログラムがあればすぐに連絡してみましょう。

電話でも相談できると思いますが、おすすめなのは、無料体験や入会説明会みたいなものを多くのところでは実施しているのでそこで聞きまくりましょう

企業側も、この職業訓練給付金制度が如何にオトクかということを起点に猛烈に勧めてくると思いますが、それ以上に気になることを聞きまくりましょう。

そこで、やるべき対応を踏まえたら、申請に必要な書類を揃えて申請手続きに移ります。

まずは下記を参照して必要な手順や流れを確認。

■ご参考リンク(職業訓練給付金制度の申請について)

上記をクリックしてPDFをザっと確認します。

結論としては以下のものを揃えて申請する必要があります。

ただ、これを見ても、

資格確認表って何?どこにあるの?で、どう書くの?いつまでに出すの?

と私は不明点が尽きなかったので、結局電話して諸々ききました。

近くのハロワークの問い合わせると割と丁寧に答えてくれます

Google Mapなどでハローワークと検索すれば近くの管轄の場所と連絡先が分かるのでそこから電話すればOK。

「教育訓練給付金制度について分からないことがあるので教えてくれ」

と伝えれば、その担当の人に繋いでもらえます。

③キャリアコンサルを受ける

そして②まで行えば、ほとんどのことが準備できます。

ただ、唯一自分だけでは完結しないのがキャリアコンサルを受けるという点です。

これは、自分でキャリアコンサルを頼んでみてもらうことも出来るみたいですが

オススメなのは、ハローワーク専属のコンサルタントに見てもらうということが出来るので

こちらもハローワークを介して連絡先を聞いて、ササッとアポを取るのがオススメです。

キャリアコンサルを受けるために必要なのはプチ履歴書(職歴と学習歴)をまとめたものだけです。

具体的には下記の観点をまとめたものです。

カウンセリングシートで記入すること
  • 価値観・興味、関心事項
  • 強みなど
  • 将来取り組みたい仕事や働き方等
  • これから取り組むこと
  • その他質問したいこと

就活や転職活動で既にまとめたものがあると思うので、それをベースに少し整理する程度で問題ないです。

あとはアポをとった日程にキャリア面談を受けて、面談実績を記録してもらえばOKです。

④申請書を出しに行く

②で調べて記載した内容と③の実績を元に改めて、ハローワークにいって提出をします。

ただ、ハローワーク自体が休日対応をしていないため、郵送で送って不備があれば電話で説明というやり方も出来るとのことです。

電話で、平日業務でいけないということを伝えたら、郵送でも良いですよ、との反応だったので割と認められるハードル高くないと思います。

ただ、個人的には郵送手続きや何かあった時の出戻りがあったら嫌だったので、なんとか半休を調整して直接提出+今後の対応をヒアリングしてきました。

ここまでで申請は完了です!!

⑤スクールで受講して修了書をもらう

④まで出来れば後は、該当のプログラムを頑張って修了するのみです。

ここはひたすらに集中して知見を獲得し、早期に修了を目指しましょう。

また、入金証明と修了証明は必要になるので、必ずここだけはPDFでもなんでも控えておきましょう

⑥もう一度ハローワークへいって報告書を出す

⑤で修了した証明と入金証明と事後に必要な諸々の書類を取り揃えて再びハローワークに提出します。

面倒ですが、ここも不備がでないように直接いって対応しきるのがオススメです。

尚、ハンコを色々なところで押したりするので、こういった小物の忘れ物がないよう

⑦振込されたかを確認する

そして最後に指定された日時に振込がなされたかどうかを確認して対応完了です。

上記まで時間はかかりますが、時間をかけてもオトクであることは間違いないので使わない手はないです。

少し迷っている人も速攻でやるべきです。

まとめ 

上記、まとめるとポイントは以下の3点です。

今回の抑えドコ
  • 職業訓練給付金制度とは
    ▷最大70%も還元される隠れた超お得な制度

  • 適応されるルールと条件とは
    ▷3年の勤務経験があれば3年に1度誰でも使える

  • 具体的な利用手順
    ▷ハローワークのやりとりで進める、気になったら電話相談

以上、職業訓練給付金制度について整理しました。

私自身の経験からいうと50万以上のリターンがあったので、プログラムの受講期間で割っても月70,000円以上トクをしました。

条件はあれど、これは今までの節約の中でも最もオトクに利用が出来た制度になります。

社会人でもっと自分で学んで自己啓発・自己研鑽を積んでいきたい!という方は使わない手はないです。

少しでも興味を持った人は、すぐにでもお調べください!

ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m

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