
今回は『第5の習慣』の実践について解説します。
7つの習慣を読んだものの、実践に移せていない…
こんなことを思う人はいませんか?
特に第5の習慣「共感による傾聴」は、重要な概念でありながら実践が難しいと感じる人も多いです。
そこで!本記事では、7つの習慣歴15年、7つの習慣セルフコーチング認定コーチのワタシが独自の解釈も交えながら
「共感による傾聴」の特徴や、実生活で活かすための具体的なステップを分かりやすく解説します。
仕事や家庭でのコミュニケーションを向上させ、信頼関係を深めるために、ぜひ最後まで読んでみてください。٩( ᐛ )و

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●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴2年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
「共感による傾聴」とは?

まず「共感による傾聴」とは一体何なのか?
共感による傾聴とは、相手の話をただ聞くだけでなく、その気持ちや視点を理解しようとする聴き方です。
これは「7つの習慣」の第5の習慣として紹介されており、深い人間関係を築くうえで欠かせないスキルです。
自分の意見や判断を挟むのではなく、相手の立場に立って話を受け止めることで、信頼関係を構築し、より良い対話を生み出すことができます。
「共感による傾聴」と「自叙伝的な反応」
共感による傾聴を実践するうえで注意すべきなのが「自叙伝的な反応」です。
自叙伝的な反応とは、相手の話を聞く際に、自分の経験や価値観をもとに判断し、アドバイスや評価をしてしまうことを指します。
これは、相手の話を理解するのではなく、自分の視点から解釈する行為であり、結果的に相手の気持ちを十分に汲み取れない原因になります。
例えば、家族が悩みを打ち明けたときに、「自分も同じ経験をしたけど、結局こうすれば解決したよ」と即座にアドバイスをすることがこれにあたります。
相手はただ共感してほしいだけなのに、こちらが解決策を押し付けてしまうと、かえって距離を感じてしまうことがあります。
共感による傾聴を行うには、まずこの自叙伝的な反応を抑えることが大切です。

自分も無意識に課題解決型のアドバイスをしちゃいます。

聞いてほしいだけなのに、、これ、男性あるあるな気がする。。
対人関係における「反応的な行動」
「共感による傾聴」を妨げるもう一つの要因が「反応的な行動」です。
反応的な行動とは、相手の言葉に対して瞬間的に感情的な反応を示してしまうことを指します。
これは無意識のうちに起こることが多く、特に否定的な言葉を向けられたときに防衛的になったり、感情的に反応してしまうことがあります。
例えば、誰かに批判されたときにすぐに言い返したり、イライラした気持ちをそのまま表に出してしまったりするのが典型的なケースです。
こうした反応的な行動は、一時的な感情に流されるため、相手との関係を悪化させる原因になります。
共感による傾聴は、こうした反応的な行動を抑え「この人はどんな気持ちで話しているのか?」を意識することで、冷静かつ建設的な対話が可能になります。

これもまたかなり難しいことではあります。これを実践するには第1の習慣の実践が肝です。
第5の習慣 「共感による傾聴」を実践するステップ

それでは、第5の習慣の「実践ポイント」について触れていきます。
これは端的に言うと、下記の3つの実践ができればOKです。
- 自叙伝的な反応を止める
- 共感による傾聴を実践する
- ストロークを毎日行う
順番に触れていきます。
STEP1: 自叙伝的な反応を止める
まずはじめに「自叙伝的な反応」です。
この自叙伝とは何かというと、自分の生い立ちや経験に基づいたという意味合いです。
これには下記の4タイプがあります。
- 助言タイプ
→自分の経験に基づき解決策を導く - 探りタイプ
→自分の見地に立って質問をする - 解釈タイプ
→自分の経験に基づき分析する - 評価タイプ
→自分の見地から賛成/反対で裁く
つまり、自叙伝的な反応とは「自分だったら…」という自分の価値基準に基づき”自分視点で助言することです。

これをまず止めようというのが第5の習慣のコアです。
ただ、困ったことにこれはビジネスの世界では推奨されるケースも多く、無意識にこの反応をする人も多いです。
そのため、意識的に控えないと自然と無意識にでてきてしまいます。
では、どうすればいいかというと、共感による傾聴というものが目指すべき方法です。
これは次のステップになります。

ワタシも気を抜くと無意識にやってしまうタイプです。
STEP2: 共感による傾聴を実践する
次に「共感による傾聴の実践」です。
傾聴とは、相手の言葉だけでなく、その背後にある感情や意図を理解し、心から耳を傾けることで、本音をいったり、話を聞いてみようと思ったりします。

これを実践するには大きく4ステップを踏みます。
- STEP1: 話の中身を繰り返す
- STEP2: 内容を置き換えて表現する
- STEP3: 感情を反映する
- STEP4: STEP1〜3を同時に行う
ここで重要になるのが相手への共感であり、如何にしてその人の感情にフォーカスしつつも、自分のコトバに置き換えて要約できるかです。
ポイントは課題解決することと、自分視点は一度わきにおいて、相手を主語に感情を引き出して整理して、気づきを与えることです。
自分のコミュニケーションを振り返るための方法として、下記の10のチェックリストで振り返り改善する習慣を作るのが効果的です。
- 結論を急いでいなかったか
- 相手の話/感情に集中したか
- オープンな問いで広げたか
- 異なる点を理解し認めたか
- コントロールしていなかったか
- 相手の立場で考えられたか
- 適切な質問ができたか
- 相手へ説明を促せたか
- 自分の言葉で表現/要約したか
- 相手の言動に敏感だったか
これを意識的に行うことで相手が話しをしながら、自分で気持ちを整理することが手助けできます。
あくまでこちらは手伝うスタンスで相手が自身で前向きな気づきをもってもらえばOKです。
これができると、相手は「話を聞いてくれた!そしてスッキリ!」と心を開きやすくなり、結果、関係性が向上します。

でも、ワタシの話ちゃんと聞いてくれないコト多いよね
STEP3: ストロークを毎日行う
最後に「ストローク」という考え方です。
共感による傾聴を実践する上で押さえておくべきが「ストローク」という手法です。
これは、簡単かつ超・実践的な手法です。
具体的な行動で言うと、挨拶をしたり、笑顔ではなしたり、感謝を伝えるなどのコミュニケーションを指します。
基本的にはどんな時でも使える手法ですが、特に効果を発揮するのが関係性が悪い時です。
関係性が悪いと、上記の「共感による傾聴」といったところで、聞く耳すら持たないという状態です。
つまり、前提となる「傾聴する場自体がない」という状況になります。
このように、心を閉ざして傾聴に入ることができない場合は、ストロークを繰り返してコミュニケーションを続けつつもまず相手の状況を理解に努めます。

ストロークを実践すると、実は無条件で信頼口座の預金が増えます。
そこで、一定水準に達したところで、相手の口が開き、話ができるようになります。
この回路に入れば、STEP②の傾聴を実践するのみです。
ちなみに、ストロークはどんな相手であっても基本的に信頼口座に預金を増やせるので、常に誰にでも意識的にやることが効果的です。
人間関係を家庭関係でも交友関係でもビジネスでも重要になるのが、この考え方です。
ちなみに、このコミュニケーション法はコーチングやキャリアコンサルにも共通することが多く、下記の名著などとも共通点が多いため合わせて読むと理解が深まります。
STEP1: 自叙伝的な反応に気づく
STEP2: 共感による傾聴を実践する
STEP3: ストロークを毎日行う
第5の習慣 「共感による傾聴」を日常で実践するコツ
では、最後に「日常でのアウトプット例」について触れていきます。
頭で活動のイメージができてもアクションをしなければ意味がありません。
アクションをするには具体的なイメージがないと行いづらいです。
そのため、今回はワタシが実践している下記3つのコツを示しますのでご参考にしてみてください!
コツ1:求められるコトの見える化
1つ目が「関係性/役割の見える化」です。
まずは最初に信頼関係を築きたい相手との関係性から考えます。
それには、その人とどういう関係性にあるかを考えるのと同時に、自分にはどのような役割があるかを考え書き出します。
例えば下記のようなイメージです。
- 対上司との関係性
→部下としての役割/行動を考える - 対部下との関係性
→上司としての役割/行動を考える - 対夫婦での関係性
→夫/妻としての役割/行動を考える
このように、自分がどのような役割を期待されているかを明確にすることで、一体何を意識して、どんな言動をとるべきかが明確になります。
これを手帳などに見える化して一元化することでいつでも、これを思い出すことができます。
これによって、日々意識するべき言動や会話のテーマなどが明らかになり、前向きなアクションが考えられます。
>>自分の優先順位を見える化する!「価値観の整理シート」の使い方

意外と書き出してみると自分には色々な役割があることに気付かされます。
コツ2:対話シート・ジブンDBを作る
2つ目が「対話シートの導入」です。
これはコツ1とセットで明確にしておくと、話したネタが積み上がって楽しくなります。
難しそうなことをいっているように見えますが、具体的には仲良くなりたい人・集団を想い浮かべて、下記3点を考えてまとめればOKです。
- 相手との関係性と自分の役割を書く
- ありたい状態・Win-Winのゴールを書く
- 興味あるテーマ・今まで話したネタを書く
これを一覧化して、雑談のような会話でも話をする機会があれば、メモを残して、どんどん更新します。
これでジブンDBの完成です。
これが積み重ねていければ、あとから思い出せるようにします。
ビジネスの世界では、この動きを当たり前のようにやりますが、プライベートでは面倒なので、ここまでやる人は少ないです。
ただ、日常的な会話も楽しい・良いと思ったネタはメモして積み上げることで、いつ会っても、話が積み上がって、関係性もどんどんよくなります。
ちなみに、実践の仕方としては手帳を使うのがおすすめです。

まぁ確かに普段合わない人は忘れちゃうことは多いけどね。。
コツ3: 第5の習慣に特化して読む
3つ目が「アクションに特化した書籍の利用」です。
また、7つの習慣は、各習慣に特化してまとまった書籍やオーディブルが存在します。
このシリーズは7つの習慣の各習慣ごとに実践的なアドバイスを1冊にまとめています。
下記、目的を1つの習慣に絞って読むとアクションを実施がしやすいです。
実際ワタシもオーディブルで聴きながら、下記のようにまとめて手帳に入れています。

項目数は多いですが、1つ1つの章はコンパクトにまとまっているので、さほど時間をかけずに実践ポイントがわかります。
Kindleで読んだり、Unlimitedで無料で読むことも可能ですが、特におすすめなのは、オーディブルでの聴く読書。
オーディブルならば倍速で読むと1時間ちょっとで読み切れます。初めての人は無料トライアルも使えます。
忙しい、社会人であればオーディブルで通勤の往復時間などを使うと1日でインプットすることも可能だったりします!٩( ‘ω’ )و

無料かつ1日でサクっと網羅できちゃうのがめちゃくちゃいい感じです!
さいごに
以上「第5の習慣」を実践するポイントに関してでした!
本が大嫌いだった私も結果的に読書をするようになってきたのはこの書籍の影響によるところが大きいです。
また、この考え方を軸に、手帳を自作して、行動の仕組みを作ったら人生が変わりました。
本当に本の出会いで自分の人生ってガラッと変わるもんですね。
今後も自分の人生を好転させる生き方を共に模索して実践していきましょー٩( ᐛ )و
ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m