【7つの習慣】第6の習慣のコツ!認定コーチがシナジーを発揮させる方法を解説

セルフコーチング・7つの習慣
ワタシ

今回は”7つの習慣”の『第6の習慣』の実践法をまとめます。

7つの習慣は読んでみたけど、実践に移せていない…

そんなことを思う人も少なくないのではないでしょうか。

7つの習慣は例示も多く理解もしやすいのですが、

意外と抽象的な話が多く具体のアクションに落としづらいです。

「一体どうすれば日常の行動に応用できるのか」

こんなことを思う人のために、第6の習慣を実践するコツをまとめてみました!

今回は7つの習慣歴14年、7つの習慣セルフコーチング認定コーチのワタシが

学んだコトに独自の解釈も交えながら日々の実践につながるヒントをお伝えしてまいります。٩( ᐛ )و

【実践まとめ】7つの習慣のコツ|認定コーチが1~7の習慣のポイント解説!

7つの習慣における「第6の習慣」とは

7つの習慣における「第6の習慣」の概要から考えます。

「第6の習慣」は端的に言えば「個の力を合わせてシナジーを発揮させる方法」がメインテーマです。

この習慣がマスターできれば、周りの人と協働して一人ではできなかったようなチームや組織を作ることができます。

「ではどうやればいいか?」

結論としては下記の3つのキーワードを理解して実践ができればOKです。

第6の習慣の超大事なキーワード
  1. シナジーの発揮
  2. 妥協案と第3の案
  3. シナジーとイノベーション

ただ、初見だと

「それぞれの言葉の意味がわからん!」

という方が大半だと思うので、下記で用語の意味と合わせて実践ポイントについても解説していきます。

上記のキーワードを押さえてぜひ、日々の実践に繋げてみてください!!

ワタシ

7つの習慣の資格取得をして分かったポイントを公開していきます!

第6の習慣の実践ステップ

それでは、第6の習慣の「実践ポイント」について触れていきます。

これは端的に言うと、下記の3つの実践ができればOKです。

順番に触れていきます。

STEP1: シナジーの前提を整える

まずはじめに「概念の理解」です。

第6の習慣は「シナジーを発揮する」ことに重点を置いています。

「いや、シナジーと言われても何のことやら…」

という人も多いと思います。日本語にすると相乗効果とも言い換えられます。

具体的にはチームで仕事をする際に、人の力を借りて、自分一人では到底できないことを成し遂げるということも相乗効果を発揮した例です。

例えば、提案資料1つとっても自分だけじゃ大したものは作れずとも同僚に壁打ちしながら2人で作ったらめちゃくちゃいいものができた!などが起きたらそれがそうです。

このように、シナジー(相乗効果)とは、1+1=2(平凡なものが2つ)といった単純に足し合わせた成果ではなく、1+1=10(超イケてるものができる)のように考えられないような成果を作ることがゴールです。

これはイノベーションとも共通することが多く関連性が高いと言われています。

ポイントはシナジーやイノベーションを偶発的に起こすのではなく、意図的に起こるべくして起こすことが第6の習慣の真髄です。

ちなみに、第6の習慣は第4の習慣(Win-Winを考える)の考え方と第5の習慣(理解してから理解される)の行動の上に成り立ちます。

ワタシ

なんかやたら難しそうに見えるけど、概念は何となく理解はできたかも。

STEP2: 妥協案, 第3の案を理解する

次に「妥協案と第3の案」です。

7つの習慣の中に1+1≠2ということが書かれており、セットで妥協案と第3の案というものが出てきます。

これは下記のようなイメージ図で1+1のイメージを考えることがポイントです。

上記のA、Bの人が力を合わせて、どんな結果を作れるかを考えます。

妥協案と第3の案
  • 妥協案:1+1<2の場合
    →両者が100%の納得をしていないけども、まぁこれでいいかと、最大公約数をとる。
  • 第3の案:1+1>2の場合
    →単にそれぞれの案を混ぜ合わせるのではなく、一旦リセットして新しい価値をゼロから一緒に作る。

つまり、真のシナジーは、自分も相手も今まで考えついていなかった、全く新しい第三の選択肢をWin-Winの関係を前提に創りだすことです。

また、ここでもう一つのポイントは第三の案は元のAとBの共通項が少ないほどに大きなものができます。

つまり、似たもの同士よりも似てないもの同士がシナジーを発揮することで、非常に大きな価値を作ることができる点も注目ポイントです。

ツマ

こうやって図示すると違うもの同士が連携するすごさがわかるね

STEP3: シナジー発揮の土壌を作る

最後に「シナジーを発揮する土壌」の作り方についてです。

各習慣の位置付けやシナジーのイメージはわかったが、肝心のシナジーをどう発揮すればいいのか。

具体的にはシナジーを発揮する土壌・環境をどのようにつくればいいのか。

この点においては所属するチーム全体で下記の10個の要素をチーム全員で実践できるようにします。

環境を作るチェックリスト10
  • 興味を示しよく質問する
  • 率直にコミュニケーションをする
  • 誰であっても約束を守る
  • 緊迫していても冷静でいれる
  • 誰にでもわかりやすく伝える
  • 他人への期待を現実に即して考える
  • 貢献と成功を他人と分かち合う
  • 違う意見の理解に真剣に努力する
  • 事実を誇張せずに述べる
  • 何かあったら自分の責任をみとめる

見てわかる通り、これらは第1〜第5の習慣の実践ポイントの集大成のようなものです。

そのため、全ての習慣を実践ができるようになった上で、かつメンバー全員がそれを実践できるようになるというある種の理想形・最終形が第6の習慣です。

これを実践できると意識的にシナジーを誘発させ、どのような人とも最高なチームワークを作ることができます。

結果もさることながら、何かに向けて頑張るアクションやプロセスを誰とでも楽しめる、そんな雰囲気・文化を作れる習慣です。

「こんなコトできるわけない。。」

と思うかもしれませんが、世にある成功している企業はこの組織文化の醸成にうまくいっている会社です。

今までの過去を振り返って、会社だけではなく、部活やサークル、学校のクラスなど、一丸となって頑張る経験がある人はそれを思い出してみてください。

おそらく、そのような集団では、上記の条件の多くを満たしていたのではないかと思います。

今度はその文化や土壌を自らが中心となって作っていくことが第6の習慣のゴールです。

created by Rinker
¥1,000 (2024/04/29 16:02:17時点 Amazon調べ-詳細)

ワタシ

ちなみに、現代経営の神様の稲盛氏などは超模範的な代表例かと思います

第6の習慣の実践アウトプット例

では、最後に「日常でのアウトプット例」について触れていきます。

頭で活動のイメージができてもアクションをしなければ意味がありません。

アクションをするには具体的なイメージがないと行いづらいです。

そのため、今回はワタシが実践している下記3つの具体例を示しますのでご参考にしてみてください!

具体例1:想いのシェア

1つ目が「自己開示と共有」です。

まず、シナジーを発揮するために必要なのは、関連者が安心して想いを共有する場を作ることです。

当たり前ですが、本音をさらけて話をする場がなければ、シナジーもくそもありません。

ここで一番大事なコトはそういう場を設定することと、その際に自ら口火を切って想いを共有することです。

自ら自己開示をすることで、想いを共有する雰囲気を作ることができ、結果的にみなが話をしやすくなります。

また、会議体は何をいってもOKで否定はNGというルールを作ったブレスト会議が良いです。

ポイントは、その場の空気を敢えて読まずに自己開示をして想いをガンガン伝えることです。

本気度が伝わると、意外と周りも茶化すことなくのっかってきてくれます。

上記は、やりたいコトリスト、自分史など原体験、自分の大切にしていることなどをあらかじめ整理しておくと、意図的に想いを伝えやすくなります。

>>【手帳術】”人生100のリスト”を自作してリフィル化しました!(PDF無料ダウンロード可!)

ワタシ

想いを伝えて共感する仲間ができると結束力が強まりますし、何よりも嬉しいです。

具体例2:チームのミッション作り

2つ目が「チームのミッション作り」です。

想いの共有ができたら次に「第3の案」の実現に向けて、チームのミッションを考えます。

これは考え方として第2の習慣で実践したミッションステートメントをチームで実践すればOK

具体的には、何を目指して何を大事にするチームなのかを皆で集まり、皆で議論して、文章にしていきます。

これはビジネス上の有名な成功例でいえば、京セラのフィロソフィーや、リッツ・カールトンホテルのクレドのようなものです。

自分たちの大切にしたいことを、明文化して、それに根ざしてやることを考えていけると関連する人が前向きかつ、最大限のパワーを発揮できます。

これは一見、非常にハードルの高い内容に見えますが、実は、小さなチームでも家族でも、どんな組織でも転用ができるのです。

まずはブレストしたりする場を設けた上で、どのようなことができると良いかを考えるのを楽しみながらミッションを文字にしていきましょう。

>>【7つの習慣】第2の習慣のコツ!認定コーチがミッションステートメントを解説

ツマ

家族のルール作りって感じて話し合うとそのプロセスが楽しいよね

具体例3: 第6の習慣に特化して読む

3つ目が「アクションに特化した書籍の利用」です。

また、7つの習慣は、各習慣に特化してまとまった書籍やオーディブルが存在します。

このシリーズは7つの習慣の各習慣ごとに実践的なアドバイスを1冊にまとめています。

下記、目的を1つの習慣に絞って読むとアクションを実施がしやすいです。

実際ワタシもオーディブルで聴きながら、下記のようにまとめて手帳に入れています。

項目数は多いですが、1つ1つの章はコンパクトにまとまっているので、さほど時間をかけずに実践ポイントがわかります。

Kindleで読んだり、Unlimitedで無料で読むことも可能ですが、特におすすめなのは、オーディブルでの聴く読書。

オーディブルならば倍速で読むと1時間ちょっとで読み切れます。初めての人は無料トライアルも使えます。

忙しい、社会人であればオーディブルで通勤の往復時間などを使うと1日でインプットすることも可能だったりします!٩( ‘ω’ )و

>>【参考】Audibleの無料体験はコチラから

ワタシ

無料かつ1日でサクっと網羅できちゃうのがめちゃくちゃいい感じです!

まとめ

以上「第6の習慣」を実践するポイントに関してでした!

本が大嫌いだった私も結果的に読書をするようになってきたのはこの書籍の影響によるところが大きいです。

また、この考え方を軸に、手帳を自作して、行動の仕組みを作ったら人生が変わりました。

本当に本の出会いで自分の人生ってガラッと変わるもんですね。

今後も自分の人生を好転させる生き方を共に模索して実践していきましょー٩( ᐛ )و

【実践まとめ】7つの習慣のコツ|認定コーチが1~7の習慣のポイント解説!

>>【参考】Audibleの無料体験はコチラから

ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m