
「7つの習慣」は読んだけど実践と言われるとできていないなー。。
認定コーチのワタシが実践する時の押さえドコを教えるね。
7つの習慣は読んでみたけど、実践に移せていない…
そんなことを思う人も少なくないのではないでしょうか。
7つの習慣は例示も多く理解もしやすいのですが、
意外と抽象的な話が多く具体のアクションに落としづらいです。
「一体どうすれば日常の行動に応用できるのか」
こんなことを思う人のために、各習慣の実践ポイントを1枚もののスライドでまとめてみました!
↓↓クリックしたら動きます!↓↓
- 第1の習慣の実践ポイントはコチラ!
- 第2の習慣の実践ポイントはコチラ!
- 第3の習慣の実践ポイントはコチラ!
- 第4の習慣の実践ポイントはコチラ!
- 第5の習慣の実践ポイントはコチラ!
- 第6の習慣の実践ポイントはコチラ!
- 第7の習慣の実践ポイントはコチラ!
ぜひ、「この部分が特に腹落ちしていない…」という箇所をかいつまんで見てみて下さい!
7つの習慣を実践するためのきっかけとなれば幸いです。(‘ω’)ノ

ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●特徴:7つの習慣セルフコーチング認定コーチ
●属性:30代管理職 | プログラミング/英語勉強中
●実績: 自作手帳歴8年| 47人をマネジメント
目次
今回のポイント

実践するべきポイントはココ!
結論としては各習慣で下のポイントを押さえて思考・行動することがポイントです!
【第1の習慣】
>>『主体的な行動』を増やす習慣創り
【第2の習慣】
>>『正しい目標設定・実践の型』を体得
【第3の習慣】
>>『タイムマネジメント』の体得
【第4の習慣】
>>『対人関係の分析視点』を体得
【第5の習慣】
>>対人の『傾聴の押さえドコ』を体得
【第6の習慣】
>>他者との『相乗効果の創り方』を体得
【第7の習慣】
>>バランスよく『成長する仕組』を構築
各習慣一つでもかなりボリューミーなので実践のコツとしては
体得したい習慣に的を絞り期間も絞って実践することをオススメします。
今回は、実践をしやすくするために、各習慣のポイントを1枚ものでサマライズしています。
実践ポイントのヒントを確認いただき、日常生活でアウトプットしてみてください。
また、下記のような7つの習慣を分解して解説する書籍もあるので活用していきましょう。
上記は、2023年時点で全てオーディーブルに対応しており聴き放題コンテンツのため
通勤しながら、掃除しながら、など ●●ながらでポイントになるところを繰り返し聞いて頭に刷り込みながら
実践ポイントをイメージすること、そして日常で実践する回数を増やす回路を作るのがオススメです。
ただ、7つの習慣は共感ポイントが多いものの実践する段となると
「さて、どうしたものか…」
と思考停止の状態になりやすいので、なるべく具体的な行動に繋がるよう整理します。

認定コーチとして実践のお手伝いをしますね!
7つの習慣の実践ポイント

では7つの習慣の実践ポイント習慣ごとに1つずつ触れていきます。
第1の習慣:『主体的な行動』を増やす習慣創り
まず、第1の習慣は下記7点がポイントです!

第1の習慣は端的に言うと「”主体的な行動”を増やす習慣創り」がメインテーマです。
主体的な行動をするためのポイントが詰まっている一方で、
7つの習慣の独自言語が多くでるため混乱がしやすい章でもあります。
ただ、他の全ての習慣の根本にあたる一番大事な習慣になりますので
ぜひ定義と合わせて実践ポイントを押さえてみてください٩( ᐛ )و
>>【関連】7つの習慣 | 第1の習慣のレビュー・7つの実践ポイント
1. 価値観を明文化する
「7つの習慣」の実践を始めるには、まず自身の価値観の明確化が求められます。パラダイムと原則を理解し、自分の価値観を明確にするところからまずは実践をスタートします。
端的に言うと、パラダイムは我々の視点や考え方、原則とは成功のための普遍的な真実で、私たちの行動や思考に影響を与えます。例えば、勇気や誠実などの要素が原則として挙げられます。
>>【関連】7つの習慣におけるパラダイム、原則、価値観とは?
2. インサイドアウトの回路を作る
次に「インサイドアウト」の考え方を理解しましょう。これは自分自身の内側から変化を起こす、つまり自己の思考や感情をコントロールすることで行動を変えて周りにも影響を与えるという考え方です。
一方、「アウトサイドイン」は外部の環境や他人の意見に影響を受けて自分を変える方法です。しかし、「7つの習慣」の実践ではインサイドアウトを重視します。外部に左右されず、自己の核となる価値観に基づき行動することが大切です
ポイントは必ずしも「アウトサイドイン」を全否定はせずに、外部の影響すらもうまく利用すること、自ら「インサイドアウト」に移行させることです。
>>【関連】7つの習慣におけるインサイドアウトとアウトサイドイン
3. 自己信頼口座の視点で振り返る
信頼口座とは信頼関係を金銭の口座に例えたもので、誠実な行動を積み重ねることで「預金」が増え、不誠実な行動は「引き出し」となります。自己信頼口座は自分自身への信頼度を表し、自己効力感の源泉となります。
自己信頼口座を高めるには、自分自身への約束(例えば早起きをする、計画通りに過ごす等)を守ること、能力開発に取り組むこと、自己への健康的な自己評価を行うことが有効です。
4. P/PCバランスを客観化する
P/PCバランスとは「成果(P)」と「生産能力(PC)」のバランスを保つことを指します。例えば、仕事で成果(P)を上げつつも次の成果に向けて勉強・予習(PC)するなどP/PCバランスを保つことが必要です。
この点では、一週間コンパスを使うと、時間管理や優先順位を視覚的に確認することが可能です。これらのツールは自己の生産能力を最大限に引き出し、生産の質を向上させる役割を果たします。
5. 反応的な行動を脱却する
反応性と主体性は、どのように行動を選択するかを示しています。反応性は環境に左右されやすい行動で、主体性は自分の意志による行動を指します。「7つの習慣」では主体性の持つ重要性が強調されます。
反応ではなく選択することは、自分の意志で状況をコントロールし、自己の成長につながります。反応しない練習として、一時停止して自分の感情を見つめ直すクセを作る実践からやってみましょう。
6. 率先力の発揮の仕方を考える
率先力とは、自分から先導し行動する力のことです。この力を発揮するための4つの観点は、自覚、想像、良心、意思です。
この要素を踏まえた率先力を発揮する行動例として、「行動の一時停止をする」、「主体的な言葉を使う」、「自責の念で取り組む」などが挙げられます。まずは、日常で意識的にトレーニングをしていきましょう。
7. 影響の輪を広げ方を理解する
影響の輪とは、自分が影響を及ぼすことのできる範囲のことです。これを広げるには、自己の核となる価値観を見つめ直し、率先力を発揮する行動が大切です。
インサイドアウトの考え方を活用し、自己の行動を通じて影響力を広げていきましょう。主体的な行動は影響力を増大させ、より多くの人々にポジティブな影響を及ぼすことが可能となります。
これは公式の公開動画を見るとイメージが湧きやすいです。
以上、「7つの習慣」の第1の習慣を実践するためのポイントでした。

この習慣を腹落ちさせて行動につなぐのに10年もかかりました。。
第2の習慣:『正しい目標設定・実践の型』を体得
第2の習慣は下記7点がポイントです!

第2の習慣は端的に言うと『正しい目標設定・実践の型』がメインテーマです。
目的設定のあり方と設計の考え方・実践の仕方についてまとめられています。
特にミッションステートメントの作成というのは7つの習慣の中核の一つなのですが
抽象的でよくわからない、作り方もピンとこないというのが最初の印象でしたので
ぜひ定義と合わせて実践ポイントを押さえてみてください٩( ᐛ )و
>>【関連】7つの習慣 | 第2の習慣のレビュー・7つの実践ポイント
8. PDSとSDGの違いを理解する
第2の習慣を理解するために、まずはPDSサイクルならぬSDGサイクルを理解しましょう。SDGサイクルは、「See : パラダイム(ものの見方)」、「Do:プラクティス(実践)」、「Get:結果」の3つのステップから成ります。
一般的なPDSやPDCAと違って、ものの見方であるSを起点に考えられているところがポイントです。結果を得た上でなお、自分の意識を変えていく俯瞰する視点を作っていきましょう。
特に最初のS、パラダイムという考え方が重要な考えなのですが、下記の公式動画を見るとイメージが湧きます。
9. ”2度作る”という考えをする
次に「すべてのものは2度作られる」という概念についてです。「1度目の創造(知的)」と「2度目の創造(物的)」という2つの段階を経て、物事が成り立つという考え方です。
1度目の創造では、目標や夢をこれ以上はないと言うほど解像度を高く具体的にイメージします。そして2度目の創造は、それをカタチにします。イメージとしては家を建てる際の①設計と②建設の2回の創造です。
これを実践する時は紙などに書き出しながらやることがオススメ。自作手帳で目標設定を行い、それを具現化するアクション・計画を描き日々リマインドすることが重要です。
10. リーダーシップとマネジメントの違いを知る
リーダーシップとは、人々を影響して共通の目標に向かわせる力です。一方、マネジメントは、システムやプロセスを効果的に運用し、目標達成を支援する力と定義できます。
自己リーダーシップは自分自身を導く力で、これを発揮することで自己の成長や自己達成を加速することができます。手帳活用は自己リーダーシップを高める有効なツールと言えます。
11. ミッションステートメントを理解する
ミッションステートメントとは、自己の存在目的や、生き方の指針を示す文言です。フランクリン・ルーズベルトも独自の13の徳目を持ち、毎日みて行動指針にしていたと言われています。
フランクリンの自伝をもとに手帳に活用したのがフランクリンプランナーの起源であり、この観点でフランクリンプランナーの要素を見るとミッションステートメントの理解と構築が一層深まります。
12. ミッションを過去の事実から考える
前述のミッションステートメントの考え方・書き方は特に決まったやり方はありません。色々なやり方が存在します。
例えば、過去の経験を振り返ることで、自身のミッションステートメント作成につながります。特に自己史を用いた振り返りは、自己理解を深め、過去の学びを活かす良い機会となります。
13. ミッションを未来の目標から考える
ミッションステートメントは過去の振り返りからしか作れないわけではありません。逆に未来イメージを明確にすることでも、ミッションステートメントの作成につながります。
「なりたい自分」「達成したいこと」を具体的に描くことで、行動の指針を得ることができます。具体的には”やりたいことリスト100″等を作成し、その中から要素を抽出するやり方もあります。
14. ミッションを年表でまとめる
ミッションステートメントは自己の過去と未来を繋げ、自己の価値観や目指す姿を明確にするものです。
キャリア年表と一緒に見直し、手帳に出力することで、より実現可能性の高いミッションステートメントを作ることができます。
以上、「7つの習慣」の第2の習慣を実践するためのポイントでした、第2の習慣を深めたい場合は上記の書籍を参考にしてみてください。

何をするにしても目標が定まらないと何をしているのか分からなくなるよね
第3の習慣:『タイムマネジメント』の体得
第3の習慣は下記7点がポイントです!

第3の習慣は端的に言うと『タイムマネジメント』がメインテーマです。
ただ、7つの習慣におけるタイムマネジメントというのは単純に時間の進捗を図るのではなく、
自分の価値観・ミッションを踏まえた上での時間管理の合理化になります。
ぜひ定義と合わせて実践ポイントを押さえてみてください٩( ᐛ )و
>>【関連】7つの習慣 | 第3の習慣のレビュー・7つの実践ポイント
15. タイムマネジメントに優先順位をいれる
第3の習慣では「優先順位をつけて行動する」タイムマネジメントについて言及します。仕事上では、締切や依頼の多さに追われてタイムマネジメントが崩れることがよくあります。
この点、公式の解説動画があり、タイムマネジメントの重要性を体感できます。下記の特別公開動画2:00前後から見るとイメージが湧きます。
16. 時間管理の方法をアップデートする
時間管理は、1)リマインダー機能、2)計画性の機能、3)優先順位付けの機能、4)価値に基づく管理機能と進化をしています。フランクリンプランナーのように1~4までを機能させる必要するがあります。
また、市販のプランナーを使わずとも、今ではネットを使って情報を集め自由ならではの手帳で上記を設計することも可能です。個人的に5)カスタマイズ機能も含め時間管理をすることを推奨します。
17. 緊急性×重要性のマトリクスを活用する
緊急性と重要性のマトリクスは、タスクの優先度を判断するのに便利な道具です。ビジネス上ではタスク管理と意思決定を整理するために非常に使える考え方です。
このマトリクスの概念は毎日使う手帳のデイリーリフィルにを組み込みながら日々のタスク管理に応用することで生産性が上がり、抜け漏れをなくします。
18. 第二領域に集中する仕組み構築する
緊急性も重要性も高いタスクが多いと毎日追われて、振り回される日々になります。そのため、日々の時間管理で肝になるのは、重要性は高いが緊急性が低いもの(第二領域)に如何に時間資源を投下できるかです。
例えば、事前の対策に時間を当てたり、未然に解消するための方法について学ぶことで緊急な対応を減らすことができます。
この点、時間管理ツール(Toggl等)も絡めることでより効果的な仕組を作れます。
>>【関連】自作手帳×Togglで勉強習慣を作る(塗り絵 勉強法)
19. 第二領域の行動を行う流れを作る
第二領域の活動にはステップがあります。大きくは6ステップで実行できます。
2.役割の確認
3.役割の目標設定
4.スケジューリング
5.取捨選択
6.週ごとの評価
これを個人で実践しつつも、リーダー以上の人においては、組織においても検討して活動することで、組織的に課題解決の行動を増やすことも可能です。
20. デレゲーションを実践する
第二領域の活動を増やすためにはそれ以外の活動をなるべく無くす必要があります。そこで必要になるのはノーということとデレゲーションを行うことです。
ノーを言うためには、自身の目標や価値観に基づいて判断することが重要です。仕事を効率化するだけでなく、断捨離することも大切です。“嫌われる勇気”という思考も、ノーを言うスキルに繋がります。
デレゲーションとは、他者に仕事を任せることです。これはリーダーシップの一部であり、組織の生産性を高めます。これには“エッセンシャル思考”という本質的なことに集中する思考法が必要になります。
>>【関連】不要なタスクを極限まで減らす実践ポイント(エッセンシャル思考)
21. 日々と月間の計画を分けて考える
第二領域の活動に集中するための最も有効なやり方は「毎日15分計画時間に使う」ということです。これによって集中すること捨てることを取捨選択する仕組みができます。
また、自分の目標に照らし合わせて、俯瞰的な視点から月間単位でプロジェクト管理を行うことも有効な考え方です。毎日の15分の中や週末に実践する1週間コンパスと連動させることで自分の理想の時間管理を行えます。
以上、「7つの習慣」の第3の習慣を実践するためのポイントでした、第3の習慣を深めたい場合は上記の書籍を参考にしてみてください。

若手の時はこの習慣のコツを掴むことで上司から評価される機会が激増しました。
第4の習慣:『対人関係の分析視点』を体得
第4の習慣は下記7点がポイントです!

第4の習慣は端的に言うと『対人関係の分析視点』がメインテーマです。
対人関係を良好にするための実践の前の考え方にフォーカスしているところがポイントです。
この後の第5・第6の習慣のベースになる考え方になるため
コミュニケーション術を学びたい人はHowの前にこの考え方を押さえることをオススメします。
ぜひ定義と合わせて実践ポイントを押さえてみてください٩( ᐛ )و
22. 依存・自立・相互依存の段階を知る
人間関係は主に「依存」「自立」「相互依存」の3つの段階からなります。依存は他者に頼って生きること、自立は自己に頼ること、相互依存は互いに頼りあう関係性を示します。
理想の状態はどのような人とも相互依存状態になることです。そのためにはそれぞれの関係性のあるべき状態を考え言語化し、日々のコミュニケーションで意識することが有効です。
23. Win-Winと信頼口座の関係を理解する
Win-Winとは、双方が満足する結果を目指すことを指します。この考え方は、信頼関係がベースになっています。そのため、相手に対しての信頼口座にどれだけ預金を預入がポイントです。
これを実現するには相手がどのような結果を求めているのかを理解し、共通の目標を設定して相手の視点で活動することが重要です。
24. 6つのパラダイムで分析する
Win-Winの6つのパラダイムとは、Win-Win、Win-Lose、Lose-Win、Lose-Lose、Win、No-Dealの6つの観点です。これらのパラダイムは、自分と相手の関係性や結果に対する見方を表しています。
自分と関わる人たちとの現状をこれらのパラダイムで分析し、理想のパラダイムに近づくための改善点をまずは見つけましょう。
25. Win-Lose, Lose-Win, Winの欠点を知る
Win-Loseは自分だけが勝つ、Lose-Winは自分だけが負ける、Winは自分だけが勝つという観点です。これらは一見効果的に見えるかもしれませんが、長期的な信頼関係を築く上では効果的ではありません。
Win-Winの関係へ移行するためには、これらの観点を理解し、自身の行動を改善することが必要です。仕事などで競争が起きる時や、家庭で自己犠牲的な活動がある時はこの点で再考が必要です。
26.Win-Winを実現する条件を理解する
Winは自分だけが勝つ観点で、Win-Winは双方が満足する結果を目指す観点です。商談や交渉、プロジェクトなどを進める時に自分だけが得をする考えはすぐに見破られます。
Winだけを追求すると、長期的な信頼関係が築けない可能性があるため、Win-Winを目指すべきであり、そのためには①人格, ②信頼関係 ③合意形成 ④システム化 ⑤プロセス作りの5つを作る必要があります。
27. No Dealのオプションを持つ
No Dealは合意に至らないという選択肢です。これは、双方が満足できる結果を得られない場合に取るべき選択肢です。
これがないと、お互いに譲れずに関係が破綻するケースが少なからずあります。そのため、No Dealという選択肢を持った上で合意を進める交渉スキルを磨くことが必要です。
この選択肢があるかないかで、相手が誰であっても対峙の仕方や心持ちが変わります。考え方は下記の名著とも重複するところがあります。
28. Win-Winの実行協定を作る
Win-Winの関係を築くためには、自分の利益だけでなく、相手の利益も考慮する必要があります。双方にメリットがある形で取り決めを行い言語化する必要があります。
納得がいく取り決めを合意した上で、それを元にしたシステムやその運用、ルールの取り決めを行い共通言語にすることでWin-Winが長期的に続く仕組みを作れます。
以上、「7つの習慣」の第4の習慣を実践するためのポイントでした、第4の習慣を深めたい場合は上記の書籍を参考にしてみてください。

対人関係をこういう視点で考えたことなかったなー
第5の習慣:対人の『傾聴の押さえドコ』を体得
第5の習慣は下記7点がポイントです!

第5の習慣は端的に言うと『傾聴の押さえドコ』がメインテーマです。
7つの習慣の中では最も具体的な行動のイメージがしやすい内容で応用の範囲が広いです。
個人的にはビジネス以上にプライベート(夫婦や親子など)での効果が高い気がしますす。
関係性をより良くしたい!と思う相手を思い浮かべながら読むと具体的なイメージが湧きます。
ぜひ定義と合わせて実践ポイントを押さえてみてください٩( ᐛ )و
29. コミュニケーションの分析視点を持つ
第5の習慣は、他人を理解することを中心に据えています。Win-Winの関係を築くためには、相手の視点を理解し、相手の利益や興味を尊重することが重要です。
しかし、現状ほとんどの人は理解しようとしてではなく返事をしようとして話を聞いており、理解するのではなく理解されようと必死になっている場合が多いです。これを念頭に置いた上で全てを考えます。
30. 読む・書く・話す・聞くの割合を考える
コミュニケーションスキルの中には「話す」「書く」「聞く」「読む」の4つがありますが、学校で知識・技術として学ぶのは「読む」、「書く」がほとんどです。
一方で現実世界では「話す」、「聞く」を使うケースが多く、特にコミュニケーションにおいては「聞く」スキルが求められます。「聞く」スキルを意識するだけでコミュニケーションの質がグッと上がります。
31. 自叙伝的な反応と傾聴の違いを知る
傾聴とは、相手の気持ちに寄り添い、相手の視点を理解することを意味します。反対に、自叙伝的な反応は自身の経験や視点からの反応であり、多くの場合で評価・探り・助言・解釈をしてしまうことが多いです。
対話をして話を深める時などは、相手を理解し関係性を向上させるためにも共感的な傾聴が必要となります。ポイントは必要な時にサッと傾聴モードで実践できるようになっていることが重要です。
32. 共感による傾聴のステップを理解する
傾聴とは、相手の言葉だけでなく、その背後にある感情や意図を理解し、心から耳を傾けることで、本音をいったり、話を聞いてみようと思ったりします。そのためには大きく4ステップを踏みます。
・STEP2: 内容を置き換えて表現する
・STEP3: 感情を反映する
・STEP4: STEP1~3を同時に行う。
STEPが進むほど難易度が上がりますが効力も上がります。スキルとして磨く必要があります。この実践に関しては下記の名著と共通点が多いです。
>>【関連】人に気持ちよく動いてもらうコミュニケーション術(人を動かす)
33. 共感する条件を知る
傾聴して聞くためには時間がかかります。自分のコミュニケーションを振り返るための方法として、下記の10のチェックリストで振り返り改善する習慣を作るのが効果的です。
・相手に集中したか
・オープンであったか
・異なる点を認めたか
・コントロールしていなかったか
・相手の立場で考えたか
・適切な質問をしたか
・説明を促したか
・自分の言葉で表現したか
・相手に敏感だったか
34. ストロークの実施をする
相手からのサインを正確に読み取ることは、傾聴の一部です。相手のサインを適切に読み取り、相手が何を伝えたいのか、何を感じているのかを把握した上で傾聴モードに入ります。
また、心を閉ざして傾聴に入ることができない場合は、ストローク(挨拶や笑顔や感謝)を繰り返すこと以外にできることはありません。まずはストロークを実施して信頼口座の預入を増やしましょう。
35. 想いを伝えてフィードバックを得る
信頼関係が担保されることで傾聴をすることができ、その延長にこちらの想いを効果的に伝えることができます。また、信頼関係をもとにしたコミュニケーションはお互いを高め合います。
このコミュニケーションをより強化していくためにはフィードバックを得ることで相乗効果を得られます。このためには相手との信頼関係とともに謙虚な気持ちが必要です。
>>【関連】フィードバックを自己成長に繋ぐポイント(みんなのフィードバック大全)
「7つの習慣」の第5の習慣を実践するためのポイントでした、第5の習慣を深めたい場合は上記の書籍を参考にしてみてください。

これビジネスでは手応えもち始めてきたのですがプライベートだとなぜかできないんです。

ハァ?
第6の習慣:他者との『相乗効果の創り方』を体得
第6の習慣は下記7点がポイントです!

第6の習慣は端的に言うと『相乗効果の創り方』がメインテーマです。
この習慣ではシナジーという言葉が多く登場しますが言い換えるならば相乗効果です。
また、この章はイノベーションの起こし方とも捉えられることもあります。
それゆえに、7つの習慣の中でも断トツで実践ハードルが高く、得られる成果のでかい内容です。
すぐに会得できる内容ではないですがマネジャーは特に実践ポイントを押さえてください٩( ᐛ )و
36. 第4→第5→第6の習慣の流れを理解する
第6の習慣は「相互依存的な効果を最大化する」ことに重点を置いています。それは、第4の習慣(Win-Winを考える)と第5の習慣(理解してから理解される)の上に成り立っています。
第4の視点でまずは他者との関係性を分析し、第5の習慣を実践することで関係性を向上させることで、第6の習慣である相互依存の力を最大限に引き出すことができます。
37. シナジーとイノベーションの関連性を理解する
シナジーとは、単独では得られないような効果や価値を複数の要素が協力して生み出す現象です。またイノベーションも、異なる視点や技術が組み合わさることによって生まれるため、シナジーと深く関連しています。
偶発的にシナジーやイノベーションを起こすのではなく、シナジーやイノベーションを起こるべくして起こすことが第6の習慣の真髄です。
38. 1+1≠2にならないゴールイメージを持つ
1+1=2協力です、1+1<2は妥協です。1+1>3を作ることがシナジーの発揮です。これは単に既存の選択肢を混ぜ合わせるのではなく、新しい価値を一緒に考え作ることです。
真のシナジーは、自分も相手も今まで考えついていなかった、全く新しい第三の選択肢をWin-Winの関係を作った上で想像し創造することで生み出すことが出来ます。
39. 似てない者同士の力の強さを理解する
似たもの同士では、新たな視点やアイデアが生まれにくいです。一方、異なる視点やスキルを持つ人々が協力することで、互いの違いを利用して新しい価値を生むことが可能となります。
一方で意見の衝突など強いストレスを乗り越える必要があります。気に触る人や言動に対してなぜイライラするのかを考え、コントロールできることは行い、できないことは受け入れる思考と度量が必要です。
40. シナジー発揮のやり方を理解する
シナジーを発揮するためにはその土壌を設計する必要があります。また、シナジーを阻む壁を打開するには自分がシナジーを発揮する人間にならないといけません。押さえるべき要素は10点です。
・率直にコミュニケーションをする
・誰であっても約束を守る
・緊迫していても冷静でいれる
・誰にでもわかりやすく伝える
・他人への期待を現実に即して考える
・貢献と成功を他人と分かち合う
・違う意見の理解に真剣に努力する
・事実を誇張せずに述べる
・何かあったら自分の責任をみとめる
41. 無意識のブレーキを外す
無意識のブレーキとは、自分の思考や行動に対する無意識の制限や制約を指します。これを外すことで、より自由に、創造的に考え、行動することができます。
今までの固定概念や、無意識のリスクヘッジの行動がないか、口癖も含めて振り返り、自分のストッパーを外すことでより創造的な思考・言動につながります。
42. チームのビジョンを共有する
人生において一番記憶に残るのは、行った実績よりもそこまでに至ったチームワークの精神とチームメンバーとの思い出です。
シナジーを発揮させるのが上手な人は一人でやるよりも皆を盛り上げて皆がやる気があがることに喜びを感じます。目指すべき状態とそこまでのアクションを楽しむ雰囲気作りが誰とであっても重要です。
「7つの習慣」の第6の習慣を実践するためのポイントでした、第6の習慣を深めたい場合は上記の書籍を参考にしてみてください。

シナジーを発揮している時って忙しくても楽しいし成果もすごいでるよね
第7の習慣:バランスよく『成長する仕組』を構築
第7の習慣は下記7点がポイントです!

第7の習慣は端的に言うと『成長する仕組』がメインテーマです。
7番目に位置するものですが、実は最後に実践するものではなく最初から実践するべき内容です。
第1〜6の習慣を補助する習慣であり、だれでもすぐに実践できてかつ効果を時間しやすいです。
そのため、各習慣の実践をしつつも並行して実践する習慣として捉えてください。
ぜひ定義と合わせて実践ポイントを押さえてみてください٩( ᐛ )و
43. 再生の仕組みを理解する
第7の習慣は「刃を研ぐこと」です。これは自己の能力や資質を常に向上させ、維持するという意味です。
刃を研ぐ領域は大きく4つに分けられ、それぞれが肉体、社会(情緒)、知性、精神の面を表し、それぞれの面をバランスよく能力・資質を向上させる仕組みを構築しましょう。
44. 肉体面を強化する習慣を作る
肉体面を研ぐことは、適切な運動、食事、休息によって健康を維持し、体力を保つことです。運動や睡眠時間などは定量的に目標を設定し、継続的に進捗を図ることで能力向上が見込めます。
・食事内容をコントロールする
・早寝早起きをする
45. 社会面を強化する習慣を作る
社会(情緒)面を研ぐとは、人間関係の質を高めることです。親密な人間関係を築き、助け合い、共感を深めることが重要です。接した人との会話から振り返り次に活かす学びを得る回路を作ることが肝です。
・家族との時間を濃密にする
・旧友との再会の場を設定する
46. 知性面を強化する習慣を作る
知性面を研ぐとは、絶えず学び続け、知識を増やし、スキルを向上させることです。参考書を読む、セミナーに参加する、新しい技術を学ぶなどの活動がこれに該当し、目標をもって進めることがオススメです。
・読書時間を担保する
・研鑽時間を担保する
47. 精神面を強化する習慣を作る
精神面を研ぐとは、自己の価値観や目的を明確にし、それに基づいて行動することです。自己反省や瞑想、”自己啓発”の読書やそれによる思考がこの領域を研ぐ活動となります。
・瞑想をする
・理想を考え計画をたてる
48. 1週間コンパスで行動の仕組化をする
一週間コンパスとは、その週の目標と行動計画を明確にするツールです。
これにより、全体のビジョンと日々の活動を結びつけ、具体的かつ効果的な行動を持続的に続ける習慣を作ることができます。
49. デジタルツールによって習慣化を強化する
デジタルツール(BIツールなど)を用いて、習慣の達成を追跡・管理することができます。
これにより、自身の進捗を可視化し、目標達成に向けてどれだけ前進しているかをより細かく、より日々の活動に合わせて追跡・振り返りの習慣を強めることができます
「7つの習慣」の第7の習慣を実践するためのポイントでした、第7の習慣を深めたい場合は上記の書籍を参考にしてみてください。

習慣化に向けた仕組みを作るには手帳活用が一番です!
まとめ

以上になります。
【第1の習慣】
“第1の習慣”の7つのキーワードを押さえて
>>『主体的な行動』を増やす習慣創り
【第2の習慣】
“第2の習慣”の7つのキーワードを押さえて
>>『正しい目標設定・実践の型』を体得
【第3の習慣】
“第3の習慣”の7つのキーワードを押さえて
>>『タイムマネジメント』の体得
【第4の習慣】
“第4の習慣”の7つのキーワードを押さえて
>>『対人関係の分析視点』を体得
【第5の習慣】
“第5の習慣”の7つのキーワードを押さえて
>>対人の『傾聴の押さえドコ』を体得
【第6の習慣】
“第6の習慣”の7つのキーワードを押さえて
>>他者との『相乗効果の創り方』を体得
【第7の習慣】
“第7の習慣”の7つのキーワードを押さえて
>>バランスよく『成長する仕組』を構築
これが各習慣で実践するためのポイントでした。
また合わせて最後に押さえておきたいのがこれ
最後に…7つの習慣の全体に関するコツ
あとは、都度、原典をあたりつつも実践するためのペースメーカーを作るだけです。
50. 年末に原著を振返り年1で更新する
最後は「7つの習慣」の原典を読む習慣を年に1回でも作ることです。
特に、付箋やラインやコメントを書いてポイントを付け足すのがオススメ。
特にペンや付箋の色を変えて、メモをすることで、その時々に学びが変わりそれを振り返るだけでも学びになります。

また、この習慣を踏まえて、年始の計画作りを行うことがオススメ。
一年の計は元旦にあり、といいますが、これを実行するためには年末の振り返りがマストです。
日々の実践を積み上げ、年末年始に大きく振り返り、年始の行動計画を立てる回路を作ります。
この回路がつくれれば確実に人生を変えていけます!
51. 外部の力を活用する
また、本格的に深く学びたい!という方は下記のセミナーを利用してみることもオススメです。
上記は結構な金額がかかるため、個人的に認定コーチをとるまでに必要なことなどを
費用を抑えて軽く相談したい・概要をバクっと知りたい!という方がいれば
下記のサイトで誰でも気軽にご相談ができるように致しました。

>>【関連】セルフコーチングのご相談に乗ります | 認定コーチが実践サポート
上記、どう言う形であれ、セルフコーチングを始めることで自分自身の可能性を最大限に引き出すことができます。
自己対話のスキルを高め、一緒に理想の人生にしていきましょう!٩( ‘ω’ )و
ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m