今回はApple Watch 8 の活用についてまとめます。
「Apple Watchって結局、何が便利なの?」
「ぶっちゃけ高いだけで他のウォッチとそんな変わらんでしょ!」
と否定的だった私ですが、実際購入して、使ってみると見方が変わりました。
今回は、Apple Watch 8 を2年3か月年間使ってきて見えてきた使用感やオススメアプリについてまとめます。
Apple Watchに興味がある!購入したけどどう使おう!と考えている人の一助になれば幸いです!٩( ᐛ )و
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●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
Apple Watch 8 を使って感じるコト!
Apple Watch 8を使ってみての結論は
「めちゃ万能!みんな使うのも納得!」
の一言に尽きます。
特に、デバイスとしてのスペック、時計としての機能、効率をあげる活用方法、どれもが良い感じです。
“iPhoneユーザー×効率化を図りたい!”と感じる人はこれ一択だと思います。
そのため、今回は
「何が良くてどう使いやすいの?」
という点を踏まえて下記の3点でお伝え致します。
Apple Watch 8 のスペック
2024年現在では、最新のモデルではないですが、全く古さはないです。
これまでのApple Watchと比較して、そのスペックは進化し機能も強化されています。
旧モデル(Apple Watch 7)や廉価モデル(Apple Watch SE)との主な違いは下記の通りです。
モデル | Apple Watch 8 | Apple Watch 7 | Apple Watch SE |
皮膚温センサー | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
衝突事故検出 | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
チップ | S8プロセッサ | S7プロセッサ | S8プロセッサ |
防塵性能 | IP6X等級 | ー | ー |
低電力モード | 搭載 | 非搭載 | 非搭載 |
血中酸素 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
常時表示 | 搭載 | 搭載 | 非搭載 |
値段 | 59,800円〜 | ー | 37,800円〜 |
上記を踏まえ、Apple Watch 8で押さえるべきポイントは下記になります。
・衝突事故検出が可能!
・処理速度さらにアップ!
・防塵性能が強化!
・低電力モードが実装!
Apple Watch 8は、低電力モードや防塵性能など、タフに使えるようになり、旅行やキャンプなどで泊まりの利用でもバッチリ対応できるようになりました。
また、皮膚温センサーが搭載され、生理の周期の予測のほか、体調と合わせた体温のモニタリングが可能になりました。
個人的に、キャンプにいくこともあり、体調を崩しやすく体調のモニタリングを意識していたため、Apple Watch 8はベストバイでした。
また、新品は販売終了していますが、中古の整備済み品というものが存在し、こちらはコスパ良しです。
Apple Watchは新品はAppleショップのみ対応ですが、中古(整備済み品)はAmazonでも買えるようになっています。
中古もあるんだね!ただ、すぐ売れちゃいそう。。
Apple Watch 8 の使いやすい機能
Apple Watch 8 を1年近く使い倒して感じることですが
「これは良い!!」
と感じる機能は以下の5点です。
機能②1日以上は確実に持つところ
機能③Apple Payで決済が早いところ
機能④コンプリケーションが使えるところ
機能⑤アプリでカスタマイズ出来るところ
順に触れていきます。
機能① 常時表示ができるところ
Apple Watch 8は「常時表示」機能を備えており、手首を上げるなどの特別な動きなく時間や通知を確認することができます。
これによるメリットは2つあります。
メリット①:見た目の良さ
まず1点目は見た目的な良さです。
スーツなどのフォーマルなシーンでも、アナログテイストな盤面を常時表示しているとそれっぽくなります。
しかも、アナログウォッチじゃないため
「僕のはオメガでね…ロレックスでね…」
みたいな時計のマウント合戦に巻き込まれることはありません。
またゴツゴツしたガジェットではないため
「うわ…何それ、ガジェオタクかよ…」
みたいな反応もされません。
Apple Watchは市民権も既に得ているので、どのシーンでも使えてかつ常時表示ができるとより自然に溶け込めます。
メリット②:置き時計にできる
また、2点目が置き時計の使い方ができる点です。
ワタシは常に手帳の横にタイマーを使って何をするにしても時間を測りながらやります。
このように時間効率を意識する人にはこの機能はマストです。
上記の2点はどうしても譲れなかったので、ワタシは最初からSEは選択肢から外していました。
使ってみてやはりこの機能はめちゃよいです。
これは使わないとピンとこない要素だね
機能② 1日以上は確実に持つところ
上記と加えて、もう一つ譲れなかったのがこのバッテリー持ちの要素です。
常時表示をしてかつ、ヘビーユースするワタシの場合、バッテリーがすぐにヘタると想定されました。
しかし、自分のデータを常にモニタリングしたいワタシはバッテリーが切れるのは許せません。
そのため、唯一外す、お風呂の時間だけで満タンになり、かつそこまでは持たないとダメというのが条件でした。
その点、このApple Watch 8はバッチリ条件を満たしてくれました。
また、1泊2日の旅行やキャンプの時などでも、低電力モードを使うことで対応ができます。
(常時表示を2日以上使いたい、2泊以上泊まる場合は、携帯充電器があると便利です)
バッテリー持ちをシーンに合わせて変えられるのが良いですね
機能③ Apple Payで決済が早いところ
あと、これはApple Watchを使って良いなと思ったことです。
何かというと、決済の対応が素早くできるようになったことです。
これは、期待していなかっただけに嬉しさが大きいです。
駅でのSuicaはiPhone側で登録すれば自動で決済できます。
また、右側のボタンをWクリックするとQuick payなどの決済もすぐにできます。
ワタシはQuickpayユーザーなのですが、コンビニなどでもスマホを出さずにサッと瞬間的に払えるのは便利です。
決済スピード、お得さの享受と、細かくデータ管理が全てもれなくできます。
とはいえスマホださなくていいから楽なんですけどね
機能④ コンプリケーションの活用
これも期待していなかったけれども想像以上によかったという点です。
Apple Watch は盤面からアプリに直接アクセスする機能(コンプリケーション)がめちゃ便利です。
これにより、見た目だけでなく機能面も自分の好みにあったカスタマイズができます。
後述するオススメアプリを1タップでアクセスできることはめちゃくちゃ便利です。
スマホを取り出し、スマホを立ち上げて、アプリを開くよりも圧倒的に手軽です。
スマホを毎回出してアプリ起動って意外と面倒だよね。
機能⑤ アプリで機能をカスタマイズ
Apple Watchの真価が発揮されるのはアプリの活用です。
App Storeで利用できる数多くのアプリケーションにより、Apple Watchは機能を拡張できます。
これにより、自分の好みに適した機能を持つ最強ウォッチを作り上げることができます。
アプリは細かいところまで触れると、止まらなくなりますが、特に、これは良い!と思ったものは次の章に記載します。
スマホでもアプリの存在がめちゃくちゃでかいよね
厳選!使えるApple Watchアプリ7選
最後にApple Watchを1年間使ってみて
「このアプリ使える!」
と感じたアプリを7つに厳選してお伝えします。
アプリ② マインドフルネス
アプリ③ Streaks
アプリ④ Drafts
アプリ⑤ 1Password
アプリ⑥ Toggl
アプリ⑦ ショートカット
アプリ① タイマー
まずApple Watch 8で最も使っているのは標準アプリである「タイマー」です。
これは、家庭では調理時間の管理や運動のインターバル設定などで使えます。
例えば、カップラーメン食べるにしても、手元で3分すぐに登録できます。
また時間になったら音がならずに振動で知らせてくれるため、外にいる時でも周りを気にせずに使えます。
また、ビジネスシーンでもタイマーで時間制限を設けながら仕事をすることで恐ろしく効率が上がります。
Apple Watchは身につけてどこにでも運べるので、どんな場所でもこの使い方ができるのはめちゃくちゃ便利です。
アプリ② マインドフルネス
そして、意外と使ってみてよかったのがこの「マインドフルネス」です。
「マインドフルネス」は心地よい音楽やガイド付きの瞑想を通じて、リラクゼーションと集中力の向上をサポートします。
これはApple Watch 8では標準で使えるようになっています。
スキマ時間で1~2分のマインドフルネスを実行すると心を落ち着かせるのに非常に有効です。
例えば、トイレの個室、寝る前の布団の中、休憩時間の椅子の上など色々なところで使えます。
仕事だけでなく、むしろプライベートでイライラした時などに効果を発揮します。
マインドフルネスは関連した書籍でポイントを把握した上で実践するのがオススメです。
アプリ③ Streaks
Apple Watchのためにあるのではないかというアプリがこの習慣化アプリの「Streaks」です。
「Streaks」は個々の目標を設定し、達成するたびに連続記録を更新してモチベーションを維持するアプリです。
アプリ内で登録した習慣をリマインドしたり、実行した履歴をワンタップで残せます。
また、特筆するべき点はヘルスケアと連携させることで、自分の運動を自動で計測する仕組みもできます。
また使った後も、登録した習慣を曜日ごとの分析をしたり習慣化の仕組みができます。
アプリ④ DayOne
DayOneはApple Watch対応のメモ/日記アプリです。
なぜメモアプリをいれるかというと、意外にもiPhoneの標準メモがApple Watchにはないのです。
そのため、DayOneのようなメモアプリはApple Watch上でメモができるのはめちゃくちゃありがたいのです。
例えばメモアプリは下記のようなシーンで効果を発揮します。
- 散歩など移動している時
- ランニングやサイクリングしている時
- ジムやプールなどで鍛えている時
上記のような時はスマホを取り出すにも手間がかかり、やりながらメモをするのは困難です。
あ!と思いついた時に、サッとApple Watchにメモができるのはとても便利です。
特に文字だけでなく音声(からの文字化も)対応もできるのがめちゃくちゃ使いやすいです。
またDayOneは iPhoneやMacでも同様のアプリがあり自動同期がされます。
そのため、メモをとるだけでなくジャーナリングアプリとして日々の活動全般をログとして一元化できます。
アプリ⑤ 1Password
「あれ、このパスワードなんだっけ?」
となった時に役に立つのがパスワード管理アプリの「1Password」です。
これはApple watchのためにというよりは、iPhoneやPCにいれるべきアプリですね。
「1Password」はパソコンでもやスマホでも全てのパスワードを自動で一元管理するアプリです。
「パスワードはメモ帳に都度、記載しているが、管理がめんどう…」
と感じている人は超オススメです。
Apple Watchもあると、パスワードや銀行口座の番号など手首で素早くパスワードを確認することもできます。
パソコンのIDでもクレジットのカードでも安全な情報管理をしつつも必要な時に取り出せることが出来ます。
アプリ⑥ Toggl
ワタシが愛用する時間管理アプリの「Toggl」もApple Watchで使えます。
「Toggl」は日々の時間を記録し、どのタスクにどれだけの時間を費やしたかを可視化する非常に優秀なアプリです。
ただ、これは少し応用的な活用です。
時間を記録する習慣をつけるのは難しいですが、Apple Watchのアプリを使って手首で管理して一気に解決されます。
またこのデータは蓄積されたものを自分のダッシュボードにすることも可能です。
ビジネスなどで効率化を極めたい人はマストでいれるべきアプリです。
アプリ⑦ ショートカット
最後に紹介するのは、「ショートカット」です。
これも応用的な活用で少し活用ハードルは高めです。
ただ、このアプリを使いこなせると、Apple Watchの価値が3倍くらいになります。
例えば、家電を操作するのはもちろんのこと、メモをつけること、体温をいれたり、スプレッドシートに自動で数字をいれるなど
Apple Watchの唯一の弱点であったデータの利活用をするための補足することができます。
まだまだ出来ることは多いと思うので、もう少し色々と自由研究をしてみようと思います。
ショートカットとGAS/Pythonの組み合わせで効率化は無限大です
比較!Apple Watchのメリット/デメリット
最後に他のスマートウォッチとの比較をして感じたことを記載します。
比較して相対的に見ることでApple Watchの強みと弱みがよくわかりました。
参考までに下記に記載いたします。
他のスマートウォッチとの比較
Fitbitシリーズとの違い
元々、ワタシは fitbit愛好家として色々なシリーズを試してきました。
そのため、Apple WatchとFitibitとの違いが一番気になりました。
そもそも、Fitbitシリーズとはコンセプトが全く違うので比較はしずらいですが、Fitbitが良いのは以下の点です。
・取得データが使いやすい(API利用)
・バッテリーの持ちがすごい
Fitbitはこのように健康に特化したガジェットです。
体調管理の領域だけでいえば、Fitibitの方が使いやすいかなという感覚です。
そして何よりもFitbitがイケているのはデータの利活用の幅です。
>>【関連】Fitbit APIで計測データを見える化するプログラムを作る
例えば、取得したデータをAPIを経由して自分のスプレッドシートに連携して分析をカスタマイズするなどです。
これは玄人向けの分析オタクのための機能なので普通の人であれば不要かもしれません。
上記から、体調管理やデータ分析を尖らせたいならFitbitで、多機能に色々使いたいならApple Watchです。
ただ、個人的に両方を使って思ったことは両者は補完関係にあります。
そのためワタシはFitibitとスマートウォッチ2台づけしています。
※充電をほとんどしないで良いinspireシリーズを足首につけて使うのがめちゃ使いやすい。
Google Wearシリーズとの違い
また、ワタシは一時期、Google Wearシリーズも使っていました。
Apple WatchとGoogle Wearとの違いも結構ありました。
Google Wearシリーズは以下のような特徴です。
・種類が色々ある
・Androidとの連携機能が多い
特に、アナログテイストの丸いスマートウォッチが欲しい人はこれ一択ですね。
事実、ワタシもデザイン重視でフォーマルなスーツに合わせてみると、Apple WatchやFitbitなどの四角いものより
Google Wearの丸い形状の方が試着してみてしっくりくると感じて購入しました。
デザインは満足しており、何よりもAmazonのセールでグッと価格が下がることが多いのでスマートウォッチのお試しには最適な金額でした。
ただ、使っているとどうしてもAndroidでないと効果が半減してしまいます。
また、そもそものスペックがイマイチだったりでGoogle Wearは飽きてしまいました。
比較してみて使い勝手はApple Watchの方がめちゃいいですね。
使い勝手はやっぱりApple Watchに軍配が上がりますね
Apple Watch メリット・デメリット
上記の通り、FitbitやGoogle Wearなどとの使用感を比較して色々わかったことがあります。
ぶっちゃっけで感じたメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
Apple Watchの特徴を一言でいうなら「めちゃくちゃ使いやすい」ことです。
個人的に感じたメリットは下記の通りです。
・動きが滑らか!
・直感的な操作ができる!
・他のウォッチでやれないことはナイ!
・シーンを選ばないデザイン!
・アプリによる拡張性がすごい!
・それなりにバッテリーも持つ!
・iPhone連携の機能が多い!
一通り他のスマートウォッチも試して思いましたが、これほど全方位的なスマートウォッチは今のところないと思います。
特にiPhoneユーザーの人は一択です。
また、Apple Watch 8の場合は改善されたバッテリーライフと急速充電で1日1回の風呂の時だけでバッテリー切れにならないのが地味にめちゃ良いです。
デメリット
では、そんなめっちゃ良いApple Watchの何が、イマイチか?
ワタシの使い方で言うと下記の3点がもうちょっと…!という感じです。
・データ活用が自由でない
・丸い形も選びたい
バッテリー持ちは許容範囲なのですが、できればもっと長いと嬉しいというのが本音です。
というのも、上記で比較したFitbitは異常なまでにバッテリー時間がながく4日とかは普通で、併用して使っているinspire3は10日持ちます。
これは単純に多機能さとのトレードオフなので仕方ないですが、Fitbitと比較するともっと持つといいなーと思います。
(ただ、Google Wearと比べるとバッテリー持ちは良いです)
また、データの利活用は秘密主義・プライバシー保護のApple社は好き勝手に使わせてくれないのです。
データ分析オタクとしてはこの側面はいただけません。
(ただ、これもApple Watchというデバイスのマイナス点ではないです)
ただ、前述のショートカットというアプリでこれをうまく潜りぬけるやり方もあったりするので対応策はあります。
まとめ
以上、今回抑えたいポイントは以下の通りでした。
▶️他のウォッチと比べて万能感がすごい!
・Apple Watch 8 の機能で良いところ
▶️日常使いで使える機能が多い!
・Apple Watchの活用ポイント
▶️アプリで機能を拡張して死角がない!
今回はApple Watchの実際に使ってみてのオススメポイントをご共有しました。
基本的に日常の利用であればiPhoneユーザーは誰であっても使えるのがApple Watchです!
ただ、ワタシ自身1年近く使ったものの、利活用はまだまだ発展途上なので皆さん一緒に学んでいきましょう!
ショートカットなどのアプリで拡張することができると、効率化が信じられないほど進みます。
最新のデバイスやソフトを取り入れながら目の前の仕事に応用していきましょう!(‘ω’)ノ
※Apple製品を買う時は楽天リーベイツを経由してApple Storeで購入するとポイントがつくのでおすすめです!!
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m
・Apple Watch 8 の機能で良いところ
・Apple Watchの活用ポイント