今回は自作手帳における“目標管理の仕組”について解説します。
普段、目標管理はしていますか?
目標管理は手帳を使うことで誰でも簡単に、自分のやる気を上げて行動を最大化することができます。
しかし、どのようにして手帳を元にして振り返りの習慣を創ればいいのか?
そのため、今回は自分で自分のやる気をあげる手帳の仕組みをセルフコーチングの資格を持つ私が解説します!
自分の目標を効果的に管理したい!と感じる人の参考になれば幸いです(‘◇’)ゞ

ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴2年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
目標管理シートとは

まず「目標管理シート」とは何か。
これは自分の目標を可視化し、行動をブレずに目標達成に向けて、行動を促すためのシートです。
どのような方法でも問題ないですが、一般的には紙などに書き出して、自分の目標とその進捗を確認するシートを指します。
目標管理の効果
では「目標管理の効果」は何か。
目標管理シートを活用すると、自分の目指すゴールが明確になり、日々の行動に迷いがなくなります。
ただ「頑張る」ではなく、何をどこまでやるかがはっきりすることで、成果につながる確率が上がります。
目標を細かく落とし込むことで、行動の質が変わり、自分の成長を実感しやすくなります。

確かに目標って大体漠然としたもので終わるケースが多いよね
目標管理と手帳の相性の良さ
では「なぜ手帳を使うのが良い」のか?
手帳は、目標管理の「見える化」と「習慣化」の両方を強化できるため相性が抜群に良いです。
スケジュールとセットで目標や行動計画を書き込むことで、毎日の流れの中に自然と意識づけができます。
さらに手書きによる記録は、脳に定着しやすく、継続性も高まります。
たとえば、毎朝のルーティーンに「目標確認+今日やること記入」を加えるだけで、無意識にでも目標に向かう行動が増えていきます。
手帳は、忙しい日常の中でも目標を見失わないための“羅針盤”になります。
目標管理シートを使う3ステップ

続いて「具体的なステップ」です。
具体的には下記の3ステップで実践していきましょう。
- 目標を文字で見える化する
- 行動までのステップに分解する
- 現状を見える化する仕組みを作る
ステップ1: 目標を文字で見える化する
ステップ1は「目標の見える化」です。
まずは、自分が達成したい目標を「書き出す」ことから始めましょう。
頭の中だけで考えていると、思考が曖昧になりがちです。
たとえば「英語を話せるようになる」ではなく、「TOEICで700点をとる」や「毎日10分英語を聞く」など、明確な言葉で表現します。
こうすることで、目標が「やるべきこと」に変わり、日々の行動に落とし込みやすくなります。
目標は大きすぎず、少し背伸びしたくらいの設定が継続しやすいポイントです。

まずはちょっとしたものでも可視化してから考える方が良いですね
ステップ2: 行動までのステップに分解する
ステップ2は「行動のステップ化」です。
上記をやってまずは大なり小なりやりたいことが可視化されます。
その時点で「やった!できた!達成感あるからもうおしまい!」となってしまっては本末転倒です。
これを絵に書いた餅にしないためには行動するしかありません。
ただ、「どうやって行動しよう?」と思った時に考えるべきが行動をステップに分解するということです。
分解をしてスモールステップにすることで行動に伴う心理的なハードルを下げることが出来ます。
例えば、私の場合は以下のような形でステップをまとめていたりします。

私の場合は5段階にきっております。
ここでなるべく具体的な状態を示せるとよいと思います。SMARTな目標設定に出来るとなおよいと思います。
また、目標設定をするときはリクルート流のKPIマネジメントがとても参考になります!

こうなりたい!で終わらずプロセスまで設計するのがよさげです。
ステップ3: 現状の進捗を見る仕組みを作る
ステップ3は「進捗確認の仕組み」です。
上記の分解ができればあとは仕組化です。
これは簡単で毎週確認して進捗をとりながらリマインドすればOKです。
例えば私の場合は、進捗ページを創って、進捗を図ったりしています。

おおよその〆切時期だけがあれば、そこまでに達成するという達成目標の進捗表になります。
達成していなかったら読むだけ、達成したらチェックをいれる、毎週末これを繰り返し行い、リマインドを習慣化します。

行動につなぐにはだいぶ細かく落とし込むんだねぇ
目標管理をうまく扱うコツ

最後に「目標管理を効果的にするコツ」についてです。
目標管理シートは、目標の見える化・行動分解・進捗確認を通じて、日々の手帳習慣の中で自然と目標達成をサポートする便利な仕組みです。
ちょっとしたコツで、日常的に目標管理を効果的に行なって目標達成の角度を上げることができます。
コツ1: 長期と短期で考える
コツの1つ目が「長期と短期の考え方」です。
目の前のタスクに追われていると、目標の意味を見失いがちです。
そこで、長期と短期の視点を意識することが重要です。
たとえば「3年後に転職したい」という長期目標に対して、「今月は業界研究を始める」「来月はスキルを1つ学ぶ」など短期の行動に落とし込みます。
このように、全体像と今日の一歩を行き来できると、日々の行動が目標に直結し、やるべきことにブレがなくなります。
長期のことを思い出しつつも毎日の行動や具体的なアクションに落としこんでいくことがポイントです。

毎日の行動・タスクベースで落とし込めると具体的なアクションになります
コツ2: やりたいを紙に書き出していく
コツの2つ目が「手書きのやりたい」です。
外から与えられた目標は、途中で意欲が薄れやすくなります。
自分自身の価値観や「なぜそれをやりたいのか」という理由を明確にすることがポイントです。
目標に「自分らしさ」があると、日々の行動に納得感が生まれ、継続の力になります。
また、その目標を手書きで書き出すことで自分に刷り込まれます。
ちなみに、目標を書き出すだけでも目標達成する確率が上がるという研究もあります。
コツ1の長期と短期の視点でそれぞれが書き出すとベストです。

“死ぬまでのやりたいリスト”と”今年のやりたいリスト”をそれぞれ書き出しておけるとモチベーションが維持しやすいです。
コツ3: ジャーナリングの仕組みと合わせる
コツの3つ目が「ジャーナリングとの組合せ」です。
目標に対する気づきや感情を記録することで、自然と意識が高まります。
手帳に「今日の気づき」「うまくいったこと」「改善したいこと」などを毎日短く書き留めていくと、自分の成長や変化に気づきやすくなります。
たとえば週に一度、振り返りページを作って見直すだけでも、やる気が再度セットされ、次の1週間が前向きになります。
また、モーニングルーティーンなど毎日、書く瞑想としてジャーナリングを実践し、目標を意識してから1日の計画を立てる習慣を作るのも効果的です。

確かにジャーナリングとの相性はとても良さそう
さいごに

以上、今回は「目標管理シート」について解説しました。
目標管理シートは、ただの記録ツールではなく、自分の行動を導く「地図」のような存在です。
理想だけで終わらせず、毎日の小さな一歩を積み重ねることで、確実に前進できます。
特に手帳と組み合わせることで、日々の生活の中に自然と目標意識を溶け込ませることができます。
継続が難しいと感じたときは、立ち止まって振り返る時間を持つのも大切です。
焦らず、自分のペースで進めて、数年後の大きな変化・大成功に向けてコツコツ積み上げていきましょうᕦ(ò_óˇ)ᕤ
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m
【参考】自作手帳のリフィル一覧
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【参考】自作手帳×セルフコーチング
自作手帳はセルフコーチングという考え方と相性が良いです。
自己対話のスキルを高めて自分の中にコーチをつけて思い描く人生にしていくことが可能です。
コーチングの導入や人生設計の仕方、メンタルの維持の仕方などに興味がある方にはオススメです!٩( ‘ω’ )و