普段、自分のキャリアを振返る時に決まったやり方はありますか??
『振り返るといっても特に決まったやり方はないし、正直わかったようで分からない…』
キャリアのことを考えると、個々に明確な答えを持ちづらい領域だと思います。
こんな時にスキルの棚卸という考え方が役に立ちます。
ではそもそも、このスキルの棚卸とは何か?
そしてそれをどう整理するのか?
今回はこれに関して言及していきます。
目次
結論めいた話

最初に結論から言うと、以下の3つのステップで進めば基本的には整理がされます。
私の場合は、下記のフレームで整理をすることにしています。

上記の流れに則して順に触れていきます。
今回のポイント

①3つの段階に分けて考える
まずはスキルを考える上で大きなフレームを作ります。
スキルには大きく以下の3タイプがあるのでそれに準じて整理すると行いやすいです。
- 実務スキル
▷ex. プログラミングスキル、語学力etc… - 基礎スキル
▷ex. 協働力、計画力 etc… - 思考スタンス
▷ex. 課題解決の思考, 責任感の強さ etc…
実務スキルとは、字のごとく実務にそのまま「スキル」として実践で活かせる力です。
基礎スキルとは、実務スキルよりももっと汎用的な基礎的な力です。
思考スタンスとは、その人の価値観や意識の在り方についてです。
どれが一番大事かという議論は特にするつもりはなく
大事になるのは、これらの話をごちゃまぜで語らず分けて整理することです。

上記のように大きく3つに分けたら後は、それぞれの領域で
自分なりに分類わけして整理をします。
このスキルの分類わけについては色々な調査や研究がなされているので
ググッて自分の好きなものを参考にすればよいと思います。
個人的には以下の2点を参考にしています。
”基礎スキル”の箇所は「ポータルスキル」という概念を参考にします。
”思考スタンス”の箇所は「ストレングスファインダー」を参考にします。

週末などの休日にゆっくりとやるとハッピーな時間になります。
②必要な実務スキルを考える
さて、次に3つの力の内一番上にくる実務スキルについて考えます。
正直なところここは最も領域が広く整理がしきれないところだと思います。
そのため、この領域だけは網羅性を担保するのではなく
自分のなりたい状態にあわせて必要なスキルを書き出します。
例えば私の場合、自分で事業を創って回せるようになりたい、という考えがあります。
その上で、webサービスの立案や海外の経験などにも興味があるため、それも加味します。
さらに、今まで培ってきた自分の経験や強みも付与すると例えば下記のようなものが並びます。
- 事業立案の経験
- サービス運用の経験
- 事業経営の経験
- チームビルディングの力
- Webマーケの力
- Webサービス企画・実装
- プロマネの経験
- 語学力
- セールスの力
- プレゼンの力
全くバラバラなものですが、これらを整理することで、
今のスキルと今後伸ばしていきたいスキルが整理されます。


自分の目指すべきことが見えると何のためにやるかが明確になります。
③今の状態を見える化する
最後に、自分でも書いた視点に対して自己評価をしていきます。
これも特にやり方はありませんが大きくは2つのアプローチです。
- 外部のアンケートを使って客観的なデータを参考にする
- 自分なりに考えて主観的な感覚を参考にする
前者は企業などが作っているスキル整理に向けた調査や
書籍などについているアンケート(ストレングスファインダー等)を参考にします。
後者は自分で評価基準を決めて独自に評価することです。
この組み合わせで評価するわけですが、個人的には
今までやってきた性格診断系のアンケートなどを引っ張り出してきて
その他は、自分の感覚でエイヤッで決めればいいと思います。
例えば、自分のプレゼン力は5段階評価で考えたら、まぁ4くらいかな…なぜならば…
といった具合に自問自答して数値化していきます。
数字化すると、何が強くて何が弱いかが見えるので、そこに対してやるべきことが見えてきます。
これが見える化すればあとは目指す状態に向けてその数字をあげるために
必要なことを考えて実践あるのみです!

言われてみれば今までも適性試験っていっぱい受けているけど整理していないな。
まとめ

上記、まとめるとポイントは以下の3点です。
- 3つの段階に分けて考える
▷実務スキル、基礎スキル、思考スタンスに分けて考える。 - 必要な実務スキルを考える
▷理想状態になるために必要なスキルを中心にあぶりだす。 - 今の状態を見える化する
▷過去のアンケートや自問自答で自分のスキルを数値化する。
上記を通じて自分の今までやってきたことと今後やるべきことが整理されます。
やるべきことをA5の手帳にまとめて常に持ち歩いて意識することで成長の速度が変わります。
スキルの棚卸は自分の理想状態に近づく一番の近道だと思うので、万人におススメする手法です。
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m
その他、自作の手帳を創る時に参考になる書籍
上記の内容と併せて実務で活かすという視点では下記の参考図書も合わせてみるとアイディアが膨らみます(‘ω’)ノ
その他、自作手帳の作成・活用のバックナンバー
DLしてご参考頂けるようどんどん無料で公開していきますので宜しければご参考にしてくださいませ\(^o^)/
ー自作手帳の創り方・考え方ー
【自作手帳】100円で始めるA5システム手帳!DL出来るリフィル一覧
【自作手帳】word,excelで出来る!A5システム手帳のリフィル自作方法
【自作手帳】市販手帳自分で手帳を手作りするメリットや効用とは
ー自作手帳の活用術ー
【実践】手帳活用術!抜け漏れゼロで生産性を上げるタスク管理法
【実践】手帳活用術!転職検討時に行いたい”キャリアの棚卸し”方法
【実践】手帳活用術!スキルアップ・効率化に繋がる目標設定・朝活習慣
【実践】手帳活用術!効率よく情報を整理し成果に繋げる”メモ”の取りかた
【実践】手帳活用術!俯瞰して無駄なく効率を上げるスケジュール管理術
【実践】手帳活用術!今後のキャリアを考え将来設計するキャリア年表
【実践】手帳活用術!自主的に勉強のやる気を高めスキルアップへ繋ぐチェックリスト
【実践】手帳活用術!手帳とアプリを用いた共働き家計のお金の管理方法
【実践】手帳活用術!手帳とアプリを用いた日々の学びの管理方法
【実践】手帳活用術!活動の優先順位を決める”価値観リスト”の作り方(+応用法)