
今回は”7つの習慣”の『第6の習慣』の実践法をまとめます。
7つの習慣を読んだものの、実践に移せていない…
こんなことを思う人はいませんか?
特に第6の習慣は「シナジー(相乗効果)」の理解が難しく、重要な概念でありながら実践が難しいと感じる人も多いです。
そこで!本記事では、7つの習慣歴15年、7つの習慣セルフコーチング認定コーチのワタシが独自の解釈も交えながら
「シナジーを発揮する」の考え方や、実生活で活かすための具体的なステップを分かりやすく解説します。
仕事や家庭でのコミュニケーションを向上させ、信頼関係を深めるために、ぜひ最後まで読んでみてください。٩( ᐛ )و

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●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴2年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
シナジーとは何か?

まずそもそも「シナジー」とは何か。
これは日本語にすると「相乗効果」という意味合いです。
シナジー、すなわち相乗効果とは、複数の要素が協力し合うことで、個々の力の総和を超える成果を生み出すことを指します。
この相乗効果を意図的に作るというのが第6の習慣の真髄です。
7つの習慣における「シナジー(相乗効果)」とは
7つの習慣の中ではシナジーは他社と相互に協力して成功するための重要の要素として紹介されます。
ビジネスの場面では、異なる部署や専門分野のメンバーが協力し、それぞれの強みを活かすことで、単独では達成し得ない成果を上げることが可能となります。
例えば、技術部門と営業部門が部門を超えて連携し、新製品の開発と市場投入をスムーズに進めることで、売上を一気に拡大させるなどもシナジーです。
また、他社と手を組んで、1社ではできないことを成し遂げるような連携もシナジーです。
このように、シナジーは組織内外の協力関係を通じて、より大きな価値を創出する概念です。

こんな壮大なことを意図して実践するようになれるの?
「シナジー(相乗効果)」を発揮する条件
シナジーを効果的に発揮するためには、以下の条件が重要です。
- 明確な共通目標の設定
- オープンコミュニケーションと多様性の尊重
- 関連者の間での信頼関係の構築・強化
特に相乗効果では自分では考えられないことを実践することがポイントであるため
自分とは異なる視点や考え方を受け入れ、別々のスキルを持つメンバーが集まることが、柔軟で革新的な解決策につながります。
また、これを実現するために相手を信頼し、責任を共有する姿勢が、協力の質を高め、持続的なシナジーの実現につながります。
これは第4の習慣の実践につながります。
「シナジー(相乗効果)」と「イノベーション」の共通点
また、シナジーは「イノベーションと多くの共通点」が存在します。
両者とも、多様な視点やスキルの融合から生まれる新たな価値創造を目指しています。
オープンなコミュニケーションと柔軟な思考が、シナジーとイノベーションの双方において重要な役割を果たします。
このように、シナジーの発揮とはイノベーションを起こすことにも似た考え方であり、組織やチームの成長と成功に不可欠な要素で、密接に関連しています。

ちなみに、著者であるコヴィー博士は生前、来日した際、稲盛氏と対談する機会があり、上記のような話をしたと言われています。
シナジーを生み出すステップ

それでは、第6の習慣の「実践ポイント」について触れていきます。
これは端的に言うと、下記の3つの実践ができればOKです。
順番に触れていきます。
STEP1: シナジーのゴールイメージを持つ
まずはじめに「概念の理解」です。
第6の習慣は「シナジーを発揮する」ことに重点を置いています。
「いや、シナジーと言われても何のことやら…」
という人も多いと思います。日本語にすると相乗効果とも言い換えられます。
誰か2人が何かを行う時のシナジー(相乗効果)のイメージは下記です。
- シナジーが発揮できていない(1+1=2)
→平凡なものが2つできあがる状態 - シナジーが発揮できている(1+1=10)
→お互い納得する超イケてるものが1つできる状態
これはイノベーションとも共通することが多く関連性が高いと言われています。
ポイントはシナジーやイノベーションを偶発的に起こすのではなく、意図的に起こるべくして起こすことが第6の習慣の真髄です。
ちなみに、第6の習慣は第4の習慣(Win-Winを考える)の考え方と第5の習慣(理解してから理解される)の行動の上に成り立ちます。

なんかやたら難しそうに見えるけど、概念は何となく理解はできたかも。
STEP2: シナジーの作り方を理解する
次に「シナジーの作り方」です。
7つの習慣の中に1+1≠2ということが書かれており、セットで妥協案と第3の案というものが出てきます。
これは下記のようなイメージ図で1+1のイメージを考えることがポイントです。
上記のA、Bの人が力を合わせて、どんな結果を作れるかを考えます。
- 妥協案:1+1<2の場合
→両者が100%の納得をしていないけども、まぁこれでいいかと、最大公約数をとる。 - 第3の案:1+1>2の場合
→単にそれぞれの案を混ぜ合わせるのではなく、一旦リセットして新しい価値をゼロから一緒に作る。
往々にして、誰かと協力して何かをする時は、妥協することが多くありますが、それはむしろマイナスの結果です。
そうではなく、自分も相手も今まで考えついていなかった、全く新しい第3の選択肢をWin-Winの関係を前提に創りだすことです。
また、ここでもう一つのポイントは第3の案は元のAとBの共通項が少ないほどに大きなものができます。

似たもの同士よりも似てないもの同士がシナジーを発揮することで、非常に大きな価値を作ることができる点も注目ポイントです。
そのため、違いの多い人と、お互いの譲れない意見をぶつけ合いながら磨きあげた先に大きなシナジーが作れることを抑える必要があります。

こうやって図示すると違うもの同士が連携するすごさがわかるね
STEP3: シナジー発揮の土壌を作る
最後に「シナジーを発揮する土壌」の作り方についてです。
各習慣の位置付けやシナジーのイメージはわかったが、肝心のシナジーをどう発揮すればいいのか。
具体的にはシナジーを発揮する土壌・環境をどのようにつくればいいのか。
この点においては所属するチーム全体で下記の10個の要素をチーム全員で実践できるようにします。
- 興味を示しよく質問する
- 率直にコミュニケーションをする
- 誰であっても約束を守る
- 緊迫していても冷静でいれる
- 誰にでもわかりやすく伝える
- 他人への期待を現実に即して考える
- 貢献と成功を他人と分かち合う
- 違う意見の理解に真剣に努力する
- 事実を誇張せずに述べる
- 何かあったら自分の責任をみとめる
見てわかる通り、これらは第1〜第5の習慣の実践ポイントの集大成のようなものです。
そのため、全ての習慣を実践ができるようになった上で、かつメンバー全員がそれを実践できるようになるというある種の理想形・最終形が第6の習慣です。
これを実践できると意識的にシナジーを誘発させ、どのような人とも最高なチームワークを作ることができます。
結果もさることながら、何かに向けて頑張るアクションやプロセスを誰とでも楽しめる、そんな雰囲気・文化を作れる習慣です。
「こんなコトできるわけない。。」
と思うかもしれませんが、世にある成功している企業はこの組織文化の醸成にうまくいっている会社です。
今までの過去を振り返って、会社だけではなく、部活やサークル、学校のクラスなど、一丸となって頑張る経験がある人はそれを思い出してみてください。
おそらく、そのような集団では、上記の条件の多くを満たしていたのではないかと思います。
今度はその文化や土壌を自らが中心となって作っていくことが第6の習慣のゴールです。

マネジメント経験者として上記は理解できますがハードルは高めです。
シナジーを生み出すコツ

では、最後に「日常でのアウトプット例」について触れていきます。
頭で活動のイメージができてもアクションをしなければ意味がありません。
アクションをするには具体的なイメージがないと行いづらいです。
実際にワタシは32歳の時に、50人の部下を持つことになったのですが、中々これが実践できずに大苦戦をしました。。
そのため、そこで分かったことも含め、コツだと思ったことを3つ示しますのでご参考にしてみてください!
コツ1:想いのシェア
1つ目が「自己開示と共有」です。
まず、シナジーを発揮するために必要なのは、関連者が安心して想いを共有する場を作ることです。
当たり前ですが、本音をさらけて話をする場がなければ、シナジーもくそもありません。
ここで一番大事なコトはそういう場を設定することと、その際に自ら口火を切って想いを共有することです。
自ら自己開示をすることで、想いを共有する雰囲気を作ることができ、結果的にみなが話をしやすくなります。
また、会議体は何をいってもOKで否定はNGというルールを作ったブレスト会議が良いです。
ポイントは、その場の空気を敢えて読まずに自己開示をして想いをガンガン伝えることです。
本気度が伝わると、意外と周りも茶化すことなくのっかってきてくれます。
上記は、やりたいコトリスト、自分史など原体験、自分の大切にしていることなどをあらかじめ整理しておくと、意図的に想いを伝えやすくなります。
>>【手帳術】”人生100のリスト”を自作してリフィル化しました!(PDF無料ダウンロード可!)

想いを伝えて共感する仲間ができると結束力が強まりますし、何よりも嬉しいです。
コツ2:チームのミッション作り
2つ目が「チームのミッション作り」です。
想いの共有ができたら次に「第3の案」の実現に向けて、チームのミッションを考えます。
これは考え方として第2の習慣で実践したミッションステートメントをチームで実践すればOK。
具体的には、何を目指して何を大事にするチームなのかを皆で集まり、皆で議論して、文章にしていきます。
これはビジネス上の有名な成功例でいえば、京セラのフィロソフィーや、リッツ・カールトンホテルのクレドのようなものです。
自分たちの大切にしたいことを、明文化して、それに根ざしてやることを考えていけると関連する人が前向きかつ、最大限のパワーを発揮できます。
これは一見、非常にハードルの高い内容に見えますが、実は、小さなチームでも家族でも、どんな組織でも転用ができるのです。
まずはブレストしたりする場を設けた上で、どのようなことができると良いかを考えるのを楽しみながらミッションを文字にしていきましょう。
>>【7つの習慣】第2の習慣のコツ!認定コーチがミッションステートメントを解説

家族のルール作りって感じて話し合うとそのプロセスが楽しいよね
コツ3: インプットとシェア
3つ目が「インプット(書籍)とシェア」です。
「なぜこれが必要なのか」
「どういういいことがあるのか」
などを伝えて納得されないとちゃんとワークしません。
そんな時は、書籍などでまとまった内容をサマライズして伝えるのが一番効率的です。
そのため、ワタシは7つの習慣のポイントを自らアレンジして都度共有していました。

ちなみに、7つの習慣は、各習慣に特化してまとまった書籍やオーディブルが存在します。
このシリーズは7つの習慣の各習慣ごとに実践的なアドバイスを1冊にまとめています。
下記、目的を1つの習慣に絞って読むとアクションを実施がしやすいです。
Kindleで読んだり、Unlimitedで無料で読むことも可能ですが、特におすすめなのは、オーディブルでの聴く読書。
オーディブルならば倍速で読むと1時間ちょっとで読み切れます。初めての人は無料トライアルも使えます。
忙しい、社会人であればオーディブルで通勤の往復時間などを使うと1日でインプットすることも可能だったりします!٩( ‘ω’ )و

無料かつ1日でサクっと網羅できちゃうのがめちゃくちゃいい感じです!
さいごに
以上「第6の習慣」を実践するポイントに関してでした!
本が大嫌いだった私も結果的に読書をするようになってきたのはこの書籍の影響によるところが大きいです。
また、この考え方を軸に、手帳を自作して、行動の仕組みを作ったら人生が変わりました。
本当に本の出会いで自分の人生ってガラッと変わるもんですね。
今後も自分の人生を好転させる生き方を共に模索して実践していきましょー٩( ᐛ )و
ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m