今回は”7つの習慣”の『第2の習慣』の実践法をまとめます。
7つの習慣は読んでみたけど、実践に移せていない…
そんなことを思う人も少なくないのではないでしょうか。
7つの習慣は例示も多く理解もしやすいのですが、
意外と抽象的な話が多く具体のアクションに落としづらいです。
「一体どうすれば日常の行動に応用できるのか」
こんなことを思う人のために、第2の習慣を実践するコツをまとめてみました!
今回は7つの習慣歴14年、7つの習慣セルフコーチング認定コーチのワタシが
学んだコトに独自の解釈も交えながら日々の実践につながるヒントをお伝えしてまいります。٩( ᐛ )و
ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴1年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
7つの習慣における「第2の習慣」とは
7つの習慣における「第2の習慣」の概要から考えます。
「第2の習慣」は端的に言えば「”ミッションステートメント”を創って活かす」がメインテーマです。
この習慣がマスターできれば、これから死ぬまでの人生の目標設計の技術が身につきます。
「ではどうやればいいか?」
結論としては下記の3つのキーワードを理解して実践ができればOKです。
- すべてのモノは2度創られる
- 自己リーダーシップを実践
- ミッションステートメント活用
ただ、初見だと
「それぞれの言葉の意味がわからん!」
という方が大半だと思うので、下記で用語の意味と合わせて実践ポイントについても解説していきます。
上記のキーワードを押さえてぜひ、日々の実践に繋げてみてください!!
7つの習慣の資格取得をして分かったポイントを公開していきます!
第2の習慣の実践ステップ
それでは、第2の習慣の「実践ポイント」について触れていきます。
第2の習慣を実践するということは「ミッションステートメントを創って活かす」ことです。
これは端的に言うと、下記の3つの実践ができればOKです。
順番に触れていきます。
STEP1: ”2度つくる”の考えを理解する
まずはじめに「”2度つくる”の考え方」です。
これは家を建てるコトをイメージすると分かりやすいです。
家を建てる時はまず、第1段階として設計図を描き(第1の創造)、その後に第2段階として建築(第2の創造)をします。
この考え方を自分自身の目標設定に応用します。
具体的には、まず1度目の創造として、自分の頭の中で目標を明確にします。
これは目標を達成するための設計図を描くようなものです。
「どんな気持ちになっているか?」
「その時の周りの人たちの反応は?」
「その後の活動にどう繋がるか?」
なるべく詳細にイメージして計画に落とします。
あとは2度目の創造として、その計画を実行して形にします。
ポイントは第1の創造をどこまで解像度を上げてイメージできるかです。
いわゆる目標設定といわれることは第1の創造ということですね
STEP2: 自己リーダーシップを理解する
次に「自己リーダーシップの考え方」です。
7つの習慣の独特な表現であり、初見だと理解が難しいです。
ただ、先ほどの2つの創造の理解ができれば、とても簡単で、第2の創造を実行することです。
つまり、自分で建てた目標をしっかりと実行するために自分に対してリーダーシップを発揮するということです。
これは一般的なリーダーシップという概念と比較をして考えると整理がしやすいです。
リーダーシップとは
リーダーシップとは、一般的には集団や組織を指導し、目標に向けて導く役割を指します。
ビジョンを示し、周りのメンバーを統率して同じ方向に誘導する力として説明されることが多いです。
しかし、「第2の習慣」の視点から見ると、リーダーシップは自己指導の意味を含みます。
自己リーダーシップとは
これは自己リーダーシップと呼ばれ、自分自身の行動や決定を自己管理を行うことを指します。
さらに目標に向けて自分自身を導く能力を指しており、自分の中に自分だけのコーチをつくるイメージです。
これはセルフコーチングとしてプログラムにしていますが、基本的に自分との自己対話を大事にする考え方です。
目標設定した上で、実行する力のことを自己リーダーシップというのね
STEP3: ミッションステートメントを活用する
そして「ミッションステートメント創り」です。
これは前述の通り、第一の創造に該当する内容であり、人生の設計図を書くと言う意味合いです。
今回は具体的なミッションステートメントというコトバの意味とその活用法について下記に整理します。
ミッションステートメントとは
ミッションステートメントとは、個人や組織の行動指針、価値観を表した文章です。
これは自己の役割や目指すべき方向を明確にするための「生涯のコンパス」のようなものです。
自分自身のミッションステートメントを持つことは、日々の決断を自分自身の価値観に沿って行う指針となります。
ミッションステートメントの活用とは
7つの習慣では「フランクリン・ルーズベルトの実践」が紹介されます。
この偉人の活動を理解できると、ミッションステートメントの活用のイメージが湧きます。
かつてアメリカ大統領であったフランクリン・ルーズベルトは、なりたい自分になるため13の徳目を作り毎日チェックをしていました。
彼は、困難な状況になってもそこで決めた徳目を人生の指針として、一貫してやるべきことを明確にして数々の大成功をおさめてきました。
彼の例からわかるように、自分ならではのありたい姿を”言語化”することで、個々の人間の力を引き出すことができます。
>>【関連】【手帳術】フランクリン13の徳目|現代でも使える偉人のワザとは?
ちなみに有名手帳のフランクリン・プランナーはこの考え方を具現化したツールです
第2の習慣の実践アウトプット例
では、最後に「日常でのアウトプット例」について触れていきます。
頭で活動のイメージができてもアクションをしなければ意味がありません。
アクションをするには具体的なイメージがないと行いづらいです。
そのため、今回はワタシが実践している下記3つの具体例を示しますのでご参考にしてみてください!
具体例1:過去からミッションを考える
1つ目が「過去からミッションを考えるコト」です。
まずは、ミッションステートメントを考えるにあたり、過去の出来事から自分を見つめ直します。
あなたが過去にどのような決断をしたか、どのような行動をとったかを振り返ることで、価値観が浮かび上がります。
これらは自己のミッションステートメントを作成する上で重要なヒントとなります。
過去の成功や挫折、喜びや苦痛の経験は、自己の価値観や信念を形成し、それが自己の行動や決断に影響を与えています。
これを具体的には自分史を作るコトによって過去から現在までの経験を並べ、それぞれの経験からの気づきを明らかにできます。
>>【関連】【手帳術】手帳で自分史×ライフラインチャート|誰でも手軽に自己分析する方法
自分史を作ると色々な気づきがあるので就職/転職する人には特におすすめです!
具体例2:未来からミッションを考える
2つ目が「過去からミッションを考えるコト」です。
また、ミッションステートメントは未来のやりたいことから考えることもできます。
具体的には、自分が達成したい目標、特性、関わる人々にどのような影響を与えたいかを明確にすることでぼんやりと見えてきます。
これの一つのやり方としては、XX年後、自分の葬式をする時に、弔辞でどんなことを述べられているかを考える自己取材のフレームワークもあります。
また、未来の自分が、どのような状態で、どのようなモノをもって、どのようなことをしているかといった”do be have” のフレームワークなどもあります。
どのような手段であれポイントは自分の理想の未来像をより具体化し、その状態から逆算してイマそして今後どうありたいかを明確にします。
>>【関連】【手帳術】自分の優先順位を見える化する!「価値観の整理シート」の使い方
自分のミッションってこれまた考えたことがなかったな。。
具体例3: 第2の習慣に特化して読む
3つ目が「アクションに特化した書籍の利用」です。
また、7つの習慣は、各習慣に特化してまとまった書籍やオーディブルが存在します。
このシリーズは7つの習慣の各習慣ごとに実践的なアドバイスを1冊にまとめています。
下記、目的を1つの習慣に絞って読むとアクションを実施がしやすいです。
実際ワタシもオーディブルで聴きながら、下記のようにまとめて手帳に入れています。
項目数は多いですが、1つ1つの章はコンパクトにまとまっているので、さほど時間をかけずに実践ポイントがわかります。
Kindleで読んだり、Unlimitedで無料で読むことも可能ですが、特におすすめなのは、オーディブルでの聴く読書。
オーディブルならば倍速で読むと1時間ちょっとで読み切れます。初めての人は無料トライアルも使えます。
忙しい、社会人であればオーディブルで通勤の往復時間などを使うと1日でインプットすることも可能だったりします!٩( ‘ω’ )و
無料かつ1日でサクっと網羅できちゃうのがめちゃくちゃいい感じです!
まとめ
以上「第2の習慣」を実践するポイントに関してでした!
本が大嫌いだった私も結果的に読書をするようになってきたのはこの書籍の影響によるところが大きいです。
また、この考え方を軸に、手帳を自作して、行動の仕組みを作ったら人生が変わりました。
本当に本の出会いで自分の人生ってガラッと変わるもんですね。
今後も自分の人生を好転させる生き方を共に模索して実践していきましょー٩( ᐛ )و
ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m