
今回は「Win-Win」と「信頼口座」について言及します。
7つの習慣を読んでみたけど、独自のキーワードが多い…
こんなことを思う人も少なくないのではないでしょうか。
特に序盤で「Winの6つのパラダイム」や「信頼残高」など、聞き慣れないキーワードがでてくると
「一体これは何をいっているのか…」
と、困惑してそこで思考がストップしてしまう方も多いと思います。
事実ワタシもそうでした。。
そこで!今回は7つの習慣の実践歴10年以上、7つの習慣セルフコーチング認定コーチのワタシが
独自の解釈も交えながら日々の実践につながるヒントをお伝えしてまいります。٩( ᐛ )و

ビビっときたTipsや手帳術を発信します ٩( ᐛ )و
●資格:国家資格キャリアコンサルタント
●実績:手帳歴18年 | 自作歴10年| デジプラ歴2年
●属性:30代2児の父 | 7つの習慣の資格も保有
目次
Win-Winとは

まず「Win-Win」についてです。
Win-Winとは、双方が利益を得ることを目指す関係性の在り方です。
お互いが満足できる解決策を追求し、協力し合うことで、長期的な信頼関係を築くことができます。
この考え方は、人生を競争の場ではなく、協力の場と捉える視点に基づいています。
Win-winに関わる 6つのパラダイム

次に「6つのパラダイム」です。
この考え方を押さえることでWin-Winの考え方と実践のイメージを持つことができます。
まず、関係性には、以下の6つのパラダイム(考え方)があるとされます。
これらの中で、Win-Winのパラダイムは、長期的で健全な人間関係を築く上で最も効果的とされています。
お互いの利益を尊重し、協力し合うことで、持続的な信頼関係を構築できます。
ただ、理想的ではあるものの、相手も自立して主体的であるなど、前提の条件が厳しいという側面もあります。
Win-Win以外の問題点
6つのうち4つのパラダイムは長期的に問題を引き起こす可能性があります。
それぞれについて整理します。
①どちらかがLoseになる場合
まずどちらか一方がLoseになる2つのパラダイムを考えます。これには下記の問題点があります。
- 信頼関係の崩壊:
→一方が利益を得て他方が損をする関係は、不満や不信感を生み、関係性の悪化を招きます。 - 協力の欠如:
→競争的な姿勢は、チームワークや協力を阻害し、組織全体のパフォーマンス低下につながります。 - 自己犠牲の増加:
→自分を犠牲にするLose-Winの態度は、自己価値感の低下やストレスの蓄積を引き起こし、精神的な健康に悪影響を及ぼします。
ここで日本人があるあるなのが、自己犠牲の3つ目です。
わかりやすいところでいえば、親の責任感から家族の子供ファーストで親が疲弊するパターンや、言われずともサービス残業で会社に酷使されるパターンなどです。
良かれと思ってやっていることであってもこれは典型的なLose-Winのパターンになり、どこかで限界を迎えて倒れます。
②どちらもLoseになる場合
これは言わずもがなで、誰も得をしません。
ただ、なぜ、これが起きるかというと、その状況を止めることができないからです。
例えば、夫婦で口喧嘩をして、それが尾を引いて、すぐに言い合いになったりして関係性が悪化し続けるなどです。
これは感情的な側面をコントロールできなかったりなどの原因があります。
冷静に俯瞰して感情を理性でコントロールできるようにすることがポイントです。
③自分だけがWinの場合
これは一見良さそうに見えますが、これが続くと、周りはどうなってもいい、どうでもいいという発想になってきます。
そうすると、必ずどこかで壁に当たります。
社会で生き抜くためには、働くにしてもネットワークを作るにしても、相手に対して想いを巡らすことは必要不可欠です。
そのため、長い目で見て成功ができない考え方に染まっていく危険性があり、それに気づきにくいという点も危険なパラダイムです。

勉強だけをして賢いけど社会性は皆無のマッドサイエンティストとかこの代表例かもしれませんね。
Win-Win or No Deal が最適解
最後に「Win-Win or No Deal」です
Win-Win or No Dealとは、双方が納得できる合意に至らない場合、取引や協力を行わないという選択肢を指します。
このアプローチにより、無理な妥協や一方的な犠牲を避け、長期的な信頼関係を損なうリスクを減らすことができます。
例えば、ビジネスの交渉において、双方が満足する条件を見出せない場合、取引を見送ることで、将来的な関係悪化を防ぐことができます。
この姿勢は、相手への思いやりと自分の信念を尊重する成熟した対応といえます。
ビジネスのパラダイムとも言われるもので、理性的な言動が求められ、簡単にできるパラダイムではありません。
どのような人であっても対応ができ、実は最も汎用性が高いです。

なるほど、win-winにもできるし、断ることもできる状態になれば誰にでも対応できるね
信頼残高とは
次に「信頼残高」についてまとめます。
Win-Winのパラダイムを語る上で、信頼残高の考えが非常に大事になります。
ここでは信頼残高について考えます。
信頼残高と信頼口座

まず、結論から言うと信頼残高は信頼口座にある信頼の貯金額です。
信頼口座とは信頼度合いを銀行口座における貨幣に見立てた7つの習慣、独自の概念です。
信頼残高の増減には下記の2つの特徴があります。
- 信頼残高の預け入れ
→良い行いをして相手の信頼が増えるコト - 信頼残高の引き出し
→悪い行いをして相手の信頼が減るコト
例えば、人に親切をしたりすれば信頼が集まり、約束をやぶったりすると信頼が減るといったイメージです。
ちなみに、7つの習慣ではこの考え方を自分に対しても当てはめよう!という表現があります。
これについても解説します。

自分に対する信頼…?どういうこと?
“自己”信頼残高とは
信頼口座はイメージとしては”他者へ”の信頼というイメージをもってしまいがちですが
7つの習慣では”自己へ”の信頼も大事だと書かれており、これが第1〜第3の習慣には肝になってきます。
端的に言えば、自分との約束を守るということですが、具体的に言うと、下記のようなイメージです。
- 正月に立てた計画、そもそも忘れちゃった
- ダイエットする!といって3日で終わった
- 明日こそ早起きする!ができたことがない
これは全て自分との約束を破ったことになります。
つまり、自己信頼口座に何も残っていないということです。
こうなると、問題になるのは、自信がなく自己肯定感も低い状態になります。
そのため、信頼口座というのは他者だけでなく、自分に対してもできているかどうかという視点が大事な切り口になります。
Win-Winの関係を作るコツ

では最後に「Win-Winを作るコツ」についてです。
Win-Winの関係を築くためには、相手の立場を理解し、自分の目標を明確にし、互いに肯定的なコミュニケーションを取ることが重要です。
以下に、具体的な3つのコツをご紹介します。
コツ1: まずは相手の話を深く理解する
Win-Winの関係を築く第一歩は、相手の話を深く理解することです。
相手の意見や感情に耳を傾け、共感を示すことで、信頼関係が生まれます。
例えば、ビジネスの場面で相手の要望を正確に把握することで、双方にとって有益な解決策を見つけやすくなります。
また家庭内の場面ではパートナーと対話をして話をしっかり聞く時間があるだけで関係性はガラっと変わります。
このように、相手を理解する姿勢がWin-Winの基盤となります。
この点、7つの習慣の「第5の習慣」の内容が実践的です、また会話ログを残して会話を積み上げるのも有効です。
コツ2: 自分のミッションを明確にする
自分の目標や価値観を明確にすることも、Win-Winの関係を築く上で重要です。
前述のように、まず自分のWinを作るには、前で述べた自己信頼残高を高めることが大事です。
自分が何を求めているのかを理解し、それに対しての自信があれば、相手との交渉や協力の際に、適切な提案や意見を伝えることができます。
このように、自分のミッションを明確にすることで、相手との協力がスムーズになります。
この点を深めるには7つの習慣の「第2の習慣」や、価値観シートや目標シートなどを自分なりに作成するのがおすすめです。
コツ3: ストロークを実践する
ストロークとは、相手の存在や行動を認めるコミュニケーションのことを指します。
身近な例でいうと、ありがとう!と感謝をいったり、おはよう!などの挨拶をいったりすることなどです。
肯定的なストロークを積極的に与えることで、相手の自己肯定感を高め、良好な関係を築くことができます。
例えば、同僚の成果を称賛したり、感謝の言葉を伝えることで、職場の雰囲気が向上し、協力的な環境が生まれます。
また、家庭内で口喧嘩をして険悪なムードになっている時でも、挨拶などを繰り返すだけで、段々と険悪ムードが緩和することも期待できます。
このように、ストロークはすぐにできる上に万能な方法なので、ぜひ試してみてください!
さいごに
以上、今回は「Win-Winと信頼残高」について解説しました。
この「Win-Win」の考え方は、長期的で信頼に満ちた人間関係を築く上で不可欠です。
相手の立場を理解し、自分の目標を明確にし、互いに肯定的なコミュニケーションを取ることで、双方が満足できる結果を生み出すことができます!
ぜひ日々の生活や仕事の中で、これらの原則を意識的に取り入れてみてください!
そうすることで、より豊かで充実した人生を歩む一歩となること間違いなしです ٩( ᐛ )و
ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m
→自分も相手も勝つ。双方が満足できる結果を目指す考え方です。
→自分も相手も負ける。互いに妥協せず、結果的に双方が損失を被る状況です。
→自分が勝ち、相手が負ける。競争的で、他者を打ち負かすことに重点を置く姿勢です。
→自分が負けて、相手が勝つ。自分を犠牲にしてでも相手を優先し、対立を避ける傾向があります。
→自分の勝利のみを追求し、相手の結果には関心を持たない態度です。
→双方が満足できる合意に至らない場合は、取引を行わないという選択肢を取る考え方です。