【7つの習慣】第1の習慣 主体的である(率先力の発揮)」とは?分かりにくい原則を徹底解説!

ワタシ

今回は「率先力や主体的であること」について解説します。

7つの習慣は独特な用語が多くてよく分からない…」

7つの習慣を読み始めたものの、このように感じて、読書の手がとまる人も少なくないのではないでしょうか。

特に序盤で「反応性モデル」とか「率先力」とか「影響の輪」など、聞いたことないキーワードがでてくると

「一体これは何をいっているのか…」

と、困惑してそこで思考がストップしてしまう方も多いと思います。

事実ワタシもそうでした。。

そこで!今回は7つの習慣の実践歴10年以上、7つの習慣セルフコーチング認定コーチのワタシが

独自の解釈も交えながら日々の実践につながるヒントをお伝えしてまいります。٩( ᐛ )و

第1の習慣「主体的である」とは?

まず「主体的である」ということについて解説します。

『7つの習慣』の第1の習慣「主体的である」とは、自らの意思で行動を選択し、その結果に責任を持つ姿勢を指します。

環境や他者の影響に左右されず、自分の価値観や判断に基づいて行動することが重要です。

この習慣は、自己啓発や人生設計において基盤となる考え方であり、他の習慣を実践する上でも欠かせない土台となります。

また、主体的であるために必要となる力が「率先力」という考え方です。

まずはここから解説します。

率先力とは何か

まず「率先力」とは何を意味するのか。

率先力とは、物事に対して自ら進んで取り組む姿勢を意味します。

単に指示を待つのではなく、自分から行動を起こし、変化を生み出す力です。

例えば、職場で新しいプロジェクトが始まる際、誰よりも早く情報を集め、計画を立てる人は率先力を発揮しています。

このような行動は、周囲からの信頼を得るだけでなく、自身の成長にもつながります。

率先力を持つことで、人生の主導権を握り、反応的ではなく主体的な行動ができるようになります。

ワタシ

反応的にならないというのはいうは易し行うは難しです。

反応的な人や決定論との違い

一方で「反応的な人の特徴」はどういうものか。

反応的な人とは、外部の環境や他者の行動に対して受動的に反応し、自分の行動や感情をコントロールできない人を指します。

例えば、天気が悪いと気分が落ち込む、他人の批判に過度に影響されて振り回されるなどの特徴などです。

また、決定論とは、人間の行動や性格が遺伝や環境によってあらかじめ決まっているとする考え方です。

この考えにとらわれると

「自分はこういう性格だから仕方がない」

といった自分には責任がないとして、諦めの態度を取りがちです。

しかし、主体的である人は、このような決定論的な思考を乗り越え、自分の選択と行動によって未来を変えられるという信念と率先力を持つ点が圧倒的に違います。

自らの意思で行動を選択し、その結果に責任を持つことで、より充実した人生を築くことができます。

「率先力」と「影響の輪」について

次に「率先力と影響の輪」についてです。

『7つの習慣』の第1の習慣「主体的である」は、自己の行動や選択に責任を持ち、積極的に人生を切り開く姿勢を指します。

この習慣を理解する上で重要な概念が「率先力」に加えて「影響の輪」という考え方です。

ここでは、これらの概念とそれぞれのつながり・関係性について考えます。

率先力と影響の輪の関係

「率先力」とは、自ら進んで行動を起こす力を指します。

主体的な人は、この率先力を発揮し、自分が影響を及ぼせる範囲、つまり「影響の輪」に集中します。

影響の輪とは、自分の行動や選択で変えられる事柄の範囲を指します。

一方、これの対局にあるのが「関心の輪」というもので、これは自分では直接変えられないが関心を持っている事柄(例えば他人の感情など)を指します。

反応的な人は、この関心の輪に焦点を当て、コントロールできない事柄にエネルギーを費やしがちです。

主体的な人は、影響の輪に集中することで、積極的なエネルギーを生み出し、その結果として影響の輪を広げていくことができます。

ワタシ

前向きな人と後ろ向きの人の影響力の違いなどを考えるとイメージできますね

率先力のある人の特徴

では「率先力がある人」はどんな人か。

率先力がある人の特徴には大きく3点の傾向があります。

率先力がある人の特徴
  • 責任感が強い
  • 見立てる力がある
  • ポジティブである

責任感が強い

率先力のある人は責任感が強い人が多いです。

責任感は全てのことにおいて、周りのせいにせず、自分がどうするかという視点で考えます。

また、目標や与えられた仕事をやり遂げる想いも強いことが多いです。

これを心理学では「達成動機」と呼び、これを持つ人は、チャレンジ精神がありハードワークも問題なくこなします。

見立てる力がある

率先力のある人は、多少の失敗が想定されても、前に進むと判断すれば恐れずにチャレンジする覚悟があります。

ただ、チャレンジするにしても、何も考えず無闇に実行するのではなく、リスクも考慮した上で実行します。

つまり、率先力がある人は、失敗のデメリットとやることのメリットを冷静に見立てて、実行する力があります。

ポジティブである

また、率先力のある人は総じて考え方がポジティブです。

何をするにしても「何とかできる!」と思ったり、過酷な環境であっても「成長できるチャンス・試練だ!」と捉えることができます。

失敗しても「また次頑張ろう、ヒントは得られた!」と前向きで周りにもポジティブな雰囲気を広げます。

ツマ

チームにこういう人がいると仕事も楽しくなるよね

率先力を発揮し、主体的な行動をとるコツ

では、率先力を発揮する具体的なアクションとはどういったものかあるのか。

日常で使える小技・アクションを以下に3つほど例示します。

コツ①:自分の一時停止ボタンを作る

まず1つ目のコツは「一時停止すること」です。

イライラしてしまうなど気持ちが乱れるとなかなか率先力を発揮することが難しいです。

そんな時に、率先力を発揮させることで、イライラの感情を止めて前向きな行動をすることができます。

「では、どうやるか?」

具体的には、自分なりの一時停止ボタンを作り、それを実行する習慣をつけることです。

一時停止ボタンはどういったものでもよく、自分のおでこを押すでも、両手をギュッとするでも何でもOK

ポイントは、肉体を実際に動かし、その動きをした時間は思考を止めるということです。

イライラは6秒間待つと多くの場合は抜けるといわれています。

その後に、前向きになるアクションを考え、実行する習慣を作ることで日々のイライラに対応できます。

これはベストセラーの「反応する練習」という本でも同じようなアプローチが紹介されており合わせて読むと実践力が上がります。

コツ②:主体的なコトバを使う

2つ目のコツは「良いコトバ選び」です。

仕事をしている中で後ろ向きな気持ちになる場面は色々なところであります。

そんな時に、率先力を発揮することで、後ろ向きな気持ちを前向きな気持ちにさせることができます。

「では、どうやるのか?」

これにはコトバの力を借ります。

心理学では「リフレーミング」という手法があります。これはどのような状況でもその状況を前向きな角度で見て感じ方を変える手法です。

例えば、仕事に失敗してしまった時を考えると、感情として「はぁ…やってしまった…」と後ろ向きになります。

ここでリフレーミングを使うことで前向きに捉えられます。

リフレーミングの例
  • 失敗してしまう行動がわかった
  • 失敗を踏まえた計画を作ることができそうだ
  • 経験値が増えて成功確率が上がった

これらの置き換えを日常から習慣化して、実際のコトバにすることで率先力を発揮できます。

また、偉人の名言などをストックして辛い時に見返してリフレーミングするというやり方もおすすめです。

コツ③:自分で出来ることを考える

ワタシたちは、普段、周囲に発生する出来事に意識や関心がいきがちです。

しかし、気になることの多くは、自分でほとんど影響を与えられないものが多いです。

「ではどうすればいいか」

そんな時は、自分の関心のある事柄を一度、横に置き、自分のできること(自責)を起点に考える習慣をつけます。

例えば、周りの目や将来の不安などに対して、悩むことは、今の自分には何もできません。

そのような時は、考えるだけ意味がないと一度、その関心を捨てて、できることを中心に考えます。

例えば以下のようなことです。

自分で出来ることの例
  • とにかく朝は気持ちよく挨拶する
  • 仲間とともに目標達成に努める
  • 副業になることを試してみる

自分で出来ることを考えて実行し続けると、周りに影響を与えて状況が変わってきます。

そして何よりも、自分の考え方が変わり、無意味に悩んだりすることがなくなります。

こうなれば、怖いものなしです!

毎日、自分の出来ることは何かという視点で考えて実行しましょう。

>>【関連】1日の効率をあげる手帳術

ワタシ

とにかく出来ることを手帳に書く!書く!書く!

さいごに

今回は「主体的であることや率先力」について解説しました。

『7つの習慣』の第1の習慣「主体的である」は、自己の行動や選択に責任を持ち、環境や他者に左右されずに生きるための基本となる考え方です。

また、そのためには率先力が中心の考えになるため、これを意識して実践することで7つの習慣のコアの行動が実践できるようになります!

この考えが分かったら、あとは7つの習慣の他の習慣も実践していきましょう!

だんだんと実践ができるようになると人生が変わってきます。

今後も7つの習慣の内容を少しずつ実践できるようにして一緒に人生を好転させていきましょー。٩( ᐛ )و

ご精読頂きありがとうございました。
m(_ _)m

ツマ

今回の要点は分かったのだけど、7つの習慣を全体的に実践するコツってある?

ワタシ

7つの習慣は興味がある習慣に絞って実践をしたり、個人ワークとして日常に組み込んで習慣するのがおすすめだよ。

参考:おすすめ本×Audible活用

「7つの習慣をどう読み解けばいいか」

と感じる人は7つの習慣の要約まとめを別記事にまとめたので

  • これから読み始めるぞ!
  • 読み始めたけど、どう実践に活かすべきなの?

7つの習慣の読み方で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!٩( ᐛ )و

また、7つの習慣は実践に特化した本(7つの習慣プライベートコーチ)があることもご存知でしょうか?

しかもこの本はAudible(オーディブル)などに対応している本なので、無料期間中につまみ食いするなどができます!

通勤や家事をしながら7つの習慣のエッセンスを学んで実践につなげるやり方は超おすすめです。

ちなみに、Audible(オーディブル)でおすすめの他のビジネス書も別記事(オーディブル対応のおすすめビジネス書)でまとめています。

おすすめの読書サービス

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らーにゃ

また、本は読んだだけだとすぐに忘れちゃうので読書ノートを作るのもオススメです!

参考:セルフコーチング×ジャーナリング

「7つの習慣をどう実践すればいいか」

7つの習慣を読破した後におすすめしたいのが、「セルフコーチング」と「ジャーナリング」という実践法です!

これは、7つの習慣の考えを踏まえて、どのような価値観でどのような実践を日々するべきかを考えて、日常に落とし込むアプローチです。

どちらもすぐにできて毎日繰り返せるものなので、7つの習慣を日常で実践する時は上記のやり方も試すのがおすすめです!

特に「ジャーナリング」はハードルが低く実践ができるのでおすすめです。

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