【2023年版】効率を上げて気持ちが整理される10代で読んでおきたいオススメ書籍10選!まとめ

名著・ビジネス書
ワタシ

ども、らーにゃです。今回は中高時代に触れるべきだったと思う本をまとめます。

私自身、今でこそ本を読むようになりましたが、高校生当時は読書の効用が全く分からず、むしろ現代文が苦手な私は嫌いでした。

ただ、今、高校生に戻れるならば確実に本を読むでしょうし、10代のうちでも実利になるノウハウや知恵がいっぱあり受験勉強含め非常に効率があがります

学校ではいわゆるオススメの単語帳を指示される程度で勉強の方法やキャリアの考え方、日々の心持などは誰も教えてくれません。

特に私のように中途半端に進学校に所属すると、受験偏重型になりやすく、俯瞰した視点が持てず大学入学後にアンマッチを起こしやすいです

そのため、本ブログでは、10代の中高生のうちから目にしておきたかったと思う(いずれ子供に紹介したいと思う)本を備忘録的にまとめます。

留意すべきこと

10代のうちにもっておきたい読書視点

上記で示したように今まで読んだ中でこれはオススメ!と思う本をご紹介します。

基本的にこのページの活用方法としては大きく2点です。

  • 目的にあった良書選びの参考にする
  • ハードル低くはじめて段階を踏む

目的をもって読む

まずは、勉強も含めて、『読書は目的をもって読み始める』という思考を持つべきです。

ただ私の場合、往々にして「読書というのは”何のために?”とかそういうものではないのだ…」と諭されることが多かったです。

まぁそれはそれで分かるのですが、それは本を読むのが好き、活字耐性がある人の論だったりします。

(私のように苦手な人からすると目的なく読む読書はお経を聞くのと同じくただ無常に時間が流れる修行でした)

それよりも、自分の経験や考えと結びつけながら実践知につなげる読書の方が100倍生産的です。

そのため、まず一点目は、「目的をもって読む・選ぶ」という思考をもつことが大前提です。

ハードル下げて積み上げる

更に、もう一つ留意すべき点が『読書のハードルを下げることです。

これまた、「そんな駄文に触れたらだめだ、良い文章に触れるべきだ!」と分厚い本を勧めてくる論がありますが、これまた、出来る人前提です。

私のように読書習慣がなく、読書感想文が大嫌いの本アレルギーのある人はいきなり名著といわれるものに手をだしても挫折します。

それならば、小学生が読む本でもなんでもいいので、『読んで学べた!という実感・成功経験』を積む方が断然大事です。

そのため、漫画シリーズを代表とするハードルの下げた本から入って、積み上げていき、段々と原点にあたることをオススメします。

ワタシ

国語嫌いの私には読書は苦痛でしかなかった

人間関係に困った時に読みたい書籍3選

10代は多感な時だからこそ、モヤモヤしやすく、かつ誰にも相談できず一人抱え込んで辛くなってしまうことがあります。

そんな時に、下記のような本で自分の気持ちを整理した上で次のアクション(相談)ができるととってもスッキリ出来ると思います。

▷嫌われる勇気

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  • 書籍の概要:
    本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊。
  • 個人的所感:
    「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに対して、主人公の青年が少し穿った質問をしながら話を深めていくプロセスは自分に置き換えることが出来て腹落ちしやすいです。
  • 得られる点:
    ▶人間関係で辛くなる要因が分かる
    ▶自分の気持ちの持ち方がわかる

夜と霧100分で名著

  • 書籍の概要:ナチスによる強制収容所という過酷な状況に置かれた人間の様子を克明に記録し、「人間とは何か」という普遍の問いにひとつの答えを見出そうとした。人は、何に絶望し希望するか。容赦なく突きつけられる“運命”との向き合い方を探る。
  • 個人的所感:まさに地獄絵図の体験記。この様子と対比することで、自分の悩みがまず軽くなる。その上で絶望的な時でもどういったマインドでいるべきかが分かる本。これに感銘を受けたら夜と霧の原著にあたると更にインパクトがあります。
  • 得られる点:
    ▶自分よりも辛い人の体験記
    ▶絶望的な状況での立ち振る舞い方

7つの習慣ティーンズ

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  • 書籍の概要:『7つの習慣』の著者コヴィー博士の息子ショーンが、全米中の若者が7つの習慣をどう取り入れ、どう変化をしていったかを、語りかけるような文体で書き起こした全世界500万部突破の『7つの習慣 ティーンズ』
  • 個人的所感:社会人向けの成功哲学の本を10代で実践したらどうなるか、どうやればいいのか、という視点でかみ砕いて語りかけるように記載がなされている。中学生くらいから実践しはじめていけると、人に左右されず自分で自分の人生をコントロールできるようになります。
  • 得られる点:
    ▶自分の習慣・行動の原理を知る
    ▶行動原理の具体的な変え方

学習方法を深めたい時に読みたい書籍4選

勉強の技術

  • 書籍の概要:高校時代に徹底して効率的な勉強をすることを志向した著者がまとめた、確実に結果を出せる、正しい「勉強の技術」を解説本。
  • 個人的所感:中高時代にこの勉強するための知恵があればもう少し成績向上していただろうなと思います。ハウツー本は数ありますがこれで十分だと思います。これが実践がしきれたらLearn betterなどの社会人向けの学習の本などに移るのもありです。
  • 得られる点:
    ▶効率的な勉強方法の具体例を知る
    ▶効率化できる理由・根拠をしる

ドラゴン桜

  • 書籍の概要:「教えてやる!東大は簡単だ!!」常識破り、処世術。弁護士・桜木による落ちこぼれ高校の再建計画、その内容は東大合格者100人!! 日本のルールは東大を出たやつが作っている。だから……東大に入れ!!もっとも効率的な学習法を教えよう!!というのがコンセプトのマンガ。
  • 個人的所感:ストーリーとして効率的な学習方法が学べる書籍。内容も過激だが、主人公が根拠を元に論破していくところがどこか読んでいてすがすがしい。社会の裏側も少し分かったりと色々と参考になるマンガ。そしてリンクは5冊分が入っているオトク版。
  • 得られる点:
    ▶効率的な学習方法
    ▶効率的な受験勉強の流れ

頭がいい人はなぜ方眼ノートを使うのか

  • 書籍の概要:ビジネスから受験勉強から日々活用まで、全24事例、マッキンゼー、ボスコン(BCG)、東大合格生…トップエリートが使うノートなど、方眼ノートを使った情報整理術を図解で網羅した書籍
  • 個人的所感:この本を読んでから普段使いの手帳や、ノートも方眼に変えました。確かに何かと使い勝手がよいのですが、本書のような具体例があると、どう情報を整理すればいいのかが分かるので小学校のうちから慣れておきたい一冊です
  • 得られる点:
    ▶方眼ノートの使い方や活用事例
    ▶普段の情報整理術

合格ノート術

  • 書籍の概要:NHK Eテレ『テストの花道』で放送され大反響があった“花道流ノート術”がこの一冊に。「これだけは押さえておきたい、ノート術・3つの基本」「キミのノートに革命を起こす、ノート術・3つの種」など、ノート力がぐんとアップするノウハウが紹介される。
  • 個人的所感:こちらは受験・授業に特化したノート術の本。振り返ると、頭いいなーコイツ、というやつは字が汚くてもノートでの情報整理やそれを使った説明はピカイチだった気がします。普段長く続けることなので、自分にあったやり方は極めておきたいですよね。
  • 得られる点:
    ▶ノート活用術・活用事例
    ▶勉強の目標設定事例

そもそも論を考えたい時に読みたい書籍3選

マンがでわかるライフシフト

  • 書籍の概要:今こそ、自分の人生を生きよう!「100年人生」の一大ムーブメントを巻き起こした30万部のベストセラー、待望のまんが化。今が楽しければよく、将来に漠然とした不安を抱く大学生の美咲と真面目に仕事ばかりし、遊ぶことは罪だと思っている父などがおりなすストーリー。
  • 個人的所感:原著の内容で人生設計についての考え方がとても整理されて刺激をうけたのでそれをサクッと読めるのがよい。特に原著の場合、モデルケースが日本人でないのでこちらの方が入りはいいかもしれない。ただ、これを読んだ後、割と早めに原著にあたりたいところ。。
  • 得られる点:
    ▶LIFE SHIFTの概要
    ▶人生設計の考え方と具体例

2030のハローワーク

  • 書籍の概要:未来のハローワーク体験によって自分がどんな仕事につけるのか、そのためにはどんな勉強をしていけばいいのかがわかる、まったく新しい未来体験にでかけよう!というコンセプトの本
  • 個人的所感:読みやすい。そして大人が読んでも楽しめる。登場人物達にも、感情移入しながら、読めてザッと大体の概要も一度読みで掴める。中高生はどうしても目の前の学校のことで近視眼的になるため、こういった本で楽しくワクワクしながら未来を妄想することをもっとすべきだったとも思う。
  • 得られる点:
    ▶未来の世界について
    ▶未来の仕事について

勉強するのは何のため

  • 書籍の概要:なんで勉強なんかしなきゃいけないの?」――この問いに、絶対的な「正解」はたぶんない。本書では、「なんで勉強なんかしなきゃいけないの?」という問いに、哲学者たちが(2500年もの長きにわたって! )積み上げてきたものをぞんぶんに駆使して、答えていくことにしたいと思います。
  • 個人的所感:読みやすい、そしてこれこそ中学生くらいで出会いたかった。なぜ勉強しないといけない?という問は誰からも的を得た回答がもらえなかった。それはそれほど難しい哲学的な問いだから。そのため、この”教育哲学者”による見解が一番的を得た回答で腹落ちができた。
  • 得られる点:
    ▶なぜ勉強しなければいけないかということに対する回答
    ▶なぜ勉強しなければいけないかと問われた時の意見の整理

まとめ 

オススメしたい書籍は以上になります。

まとめると以下のような整理です。

オススメ書籍
  • 人間関係に困った時の本
    ▷嫌われる勇気
    ▷夜と霧100分名著
    ▷7つの習慣ティーンズ
  • 勉強方法に困った時の本
    ▷勉強の技術
    ▷ドラゴン桜
    ▷なぜ方眼ノートを使うのか
    ▷合格ノート術
  • そもそも…を考える時の本
    ▷マンガでわかるLIFE SHIFT
    ▷2030年のハローワーク
    ▷勉強するのは何のため?

以上になります。

ゲーム大好き!活字・本嫌い!という中高生であっても、上記の本で「本からの学びが多い」という経験までは少なからずしてほしいです。

『何を目的にして、どう活動するか』を常に考えながら日々を過ごせるとその後の何十年も周りに圧倒的な差をつけて後で楽できるのは間違いないです。

10代の方に超絶オススメです。

ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m

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