【手帳術】共働き家庭の家事分担!手帳を使った共働きタスク管理!

創るTips
ワタシ

今回は“家事・育児分担”について言及します。

共働きなのに家事の分担が納得いかない…。

こんなことを感じる人は多いのではないでしょうか。

夫婦共働きは、収入増などメリットがある一方で分担の仕方やバランスをめぐって、思わぬトラブルに発展しやすくもあります。。

我が家も、家事分担が妻に偏り、家庭内で闘争が幾度となく起きました。。

そんな中、やるべきことを見える化して目線を揃えることで解決ができたので、家事分担の手帳術についてまとめます٩( ᐛ )و

家の中でイライラが絶えない…!と感じる方々の一助になったら幸いです (‘◇’)ゞ

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家事分担を見える化するメリット

まず「家事分担をするメリット」についてです。

今回は普段の家事・育児における夫婦の分担に関しての手帳利活用を記載します。

結論から言うと、とにかく『やるべきこと』と『やっていること』を可視化し続けるということになります。

家事・育児の領域においては、往々にして、やって当たり前、言われずともわかるでしょ、みたいな暗黙知が多く存在します。

そしてそれが起因してトラブル(口論など)に発展することがしばしばあったため、これを形式知にすることで解決への糸口を見出すことが出来ます。

ここでポイントになるのが「タスクの見える化」です。

『やるべきこと』、『やっていること』が見える化することでお互い腹落ちして納得できます。

この暗黙知が形式知に代わり、何をやるために、どう連携するべきか、ここが見えてくると円滑なコミュニケーションの基盤になります。

ツマ

なんでこうまでしないと分からないのかなぁ…。まぁ動いてくれるならいいんだけど。

家事分担を見える化するステップ

そして次に「家事分担を行うステップ」についてです。

今回、行うのは下記の3ステップです。

家事分担の3ステップ
  1. 家事・育児のタスクをブレスト
  2. 標準時間と時間帯でリスト化
  3. 手帳化してPDCAを回す

順に触れていきます。

STEP①:家事・育児のタスクをブレスト

まずは『やるべきこと』のタスクのブレストからです。

これは非常にシンプルでやるべきことを洗い出します。

ポイントになるのはどんな小さなことでも良いのでなるべく分解して細切れでやっていることを出すということです。

例えばごみ捨てをすることを例にとると

  • 部屋中のごみを拾う・集める(5min)
  • ごみ捨て出来るようにまとめる・縛る(3min)
  • ごみ捨てをしてくる(3min)

のように3つに分解ができます。

そして可能であれば、所要時間もセットでやるとよいです。

これを、ごみ捨て以外にも、食事、掃除、洗濯、子守り、ミルク/離乳食づくり、オムツ、送り迎えとそれぞれを細かく分解してタスク化します。

その上で、現状夫婦それぞれがどの程度、どのタスクをこなしているかが見える化します。

このタスクと総時間数をカウントすることで、はじめて夫婦間の認識のズレが明文化されます。(我が家では妻のイライラが理解できました)

まずはこのプロセスを一緒に作ることが最重要だと考えます。

ツマ

やっと理解したか…って感じだったよ。

STEP②: 標準時間と時間帯でリスト化

次に、出てきたタスクを「リスト化して整理」します。

ここで大事になるのが”時間軸”で整理します。この時間軸は大きく下記2点でまとめます。

  • 標準時間:やることに対してどの程度の時間がかかるか
  • 時間帯:休日/平日、朝/昼/夜、どの時間帯で行うものか

この2軸で考えることで、その後、夫婦どちらがどの程度担当するかを決めやすくなります。

我が家で最初にやった時はこんな感じでした。

とてもシンプルですが、いつどの時間帯に、どんなことをする必要があって、総時間でみるとどれほどの負担感があるのかが見えます。

時間で表現ができれば、定量的にどれほどコミットできているかも明確になります。

ちなみに私の作成前のコミット率は全体の32%でした。

なんとなくそんな気はしていましたが改めて妻のイライラ要因が分かりました。

これと仕事の実情を併せて考える事で、現実可能な役割分担ができてきます。

ワタシ

これでようやく色々なことの頭が整理されました。

STEP③: 手帳化してPDCAを回す

最後に、これを印刷・手帳化して「PDCAを回す」ルールを作ります。

その上で、お互いが納得のいく運用・役割分担でしっかりとそれが実行されたかどうかを確認する仕組みを作ってPDCAサイクルを作ります。

具体的には下記のステップで

家事タスクのPDCAの流れ
  • P: 家事タスクがどちらの役割かを明確にする
  • D: タスクを手帳などに書いて役割を全うする
  • C: 週末に実績を書き出して共有し振り返る
  • A: 分担を再整理してタスク・役割を調整する

これを実行してPDCAを回していくことで感情論・水掛け論からもおさらばができます。

また、そもそも論ですが、夫婦での役割分担が円滑で特に課題がないということであれば上記はやる必要はないです。

そのため、上記のPDCAを回すことで習慣化されて無意識で息を吸うように分担できるようになれば、上記の流れはもはや不要で、めでたく卒業となります。

そのため、この習慣化のプロセスは上記を矯正ギブスみたいなものだと捉え、定期的に話をして矯正していき、慣れてきたらギブスを外すみたいなものだと思ってください。

我が家も娘が生後半年過ぎくらいでトラブルになって運用を開始しましたが1歳くらいになったら習慣化されて不要になりました。

1度上記のプロセスを踏んで矯正をしていけば、習慣化は早い気がします。

ワタシ

何にせよ家事育児を一度棚おろすこと自体はつよくオススメします

まとめ 

上記、まとめるとポイントは以下の3点です。

家事を分担するポイント
  1. 家事・育児のタスクをブレスト
    ▷とにかく細かいことでもいいのでタスクをあぶりだす
  2. 標準時間と時間帯で整理
    ▷2つの時間軸でやるべきことを整理
  3. 運用検討して手帳化・習慣化
    ▷役割責任を明示した上で定期的な目線合わせで習慣化

わざわざ書き出すまでもない!という論もありますが、やるべきこと、を敢えて明文化して共通言語にすることは非常に価値があります。

そしてそれが出来てはじめて、次やるべきことの可視化、ができるため次のステージに向かう事ができると思います。

個人的に、家族がワンチームで手を取り合って前に進むためには時にはこういったアプローチもあってもいいのではないかなと思います。

ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m

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