
今回は“食費の節約”について言及します。
普段、月々の食費どの程度かかっているでしょうか。
これはお小遣い制かどうか、食にこだわりがあるかどうかなどで全然変わってくると思います。
「気づくと仕事帰りに吸い込まれるようにラーメンを食ってしまう…」
私の場合、仕事帰りで疲れていると冷静な意思決定ができずに誘惑に負けます。
ただ、食事・外食が趣味でない限り、一人で食事する費用は抑えるにこしたことはないです。
ではどうやって食費を抑えるべきなのか?
ここについて対策を考えていきます。
目次
今回の論点
今回の内容は、結論から言うと
弁当持参を基本としつつ、それ以外は安いお店で楽天ポイントで済ますということです。
これが実践できればお小遣いを減らすことなく貯金ができます!
(私の場合、月30,000円使っていた食費の支出がなくなりました)
ただ、この節約の方法を考える前に、抑えなければいけないのは、
「そもそもなぜ外食しちゃうのか?」
という点です。
どんなに節約したいと頭で思っても、無意識のうちに外食が増える(浪費する)場合
節約は一行に進みません。
「これはなぜか?」
多くの場合、これは疲れ具合に依存したりしています。
例えば、仕事帰りでドッと疲れている時は、体に悪いし節約もできないと分かりながら、うまそう…とラーメン屋に吸い込まれます。
これは冷静に客観的に判断できず、食欲に頭を支配されている時です。
逆に、疲れておらず、さほど空腹感も強くなければ、「うまそう…」となっても、「また今度…」と冷静な判断ができます。
そのため、節約の前提としては疲れきる前に仕事を切り上げ、極度の空腹にならないように気を付けながら、節約実践をする必要があります。
また、これと併せて、考えたいのが外食の頻度です。
現在在宅で働く人が増えてきていますが
食費の究極の抑え方は頑張ってオールリモートにして全て家にあるもので賄うことです。
そもそも外食が0ならば、お小遣い内での食費は0円です。
ただ、そうはいっても、出勤ゼロにするのは難しい…
週に2回くらいは出ないといけない…
という方はまだまだ多いと思います。
そんな時、ポイントをうまく使うことで外食費を極限まで下げることが可能です。
そのため、今回は、下記3点で、お小遣いにおける食費0円を目指します。
-
外食(浪費)の要因を考える
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使える外食の選択肢を増やす
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食費0円を目指すプラン
順に触れます
浪費の要因を考える

さて、まず初めに食費の節約における最難関テーマは何か。
これはズバリ、ストレスをため込まないことです。
( ゚Д゚)ハァ?
と、食事のテーマなのになぜ急にストレスになっているのかと思いますが、これは節約にとって一番影響力が大きいのです。
何かというと、無意識に外食をする(誘惑に負けてしまう)という現象はその時の疲れやストレス量に依存します。
なぜかというと、ストレスが溜まっていると意志が弱まり、誘惑に負けるからです。
これはダイエットをする時などでも同じです。
この手の話は実は下記の本に詳細が記載されています。
持続力がないと思う人は一読するのを強く推奨します。
ちなみに、この本の中では、下記のような主張があります。
”ダイエットに効果がないのはあることが原因だとされています。それはみんなが効果的だと信じて行っていること。つまり「太りそうな食べ物を禁じること」です。
ある食べ物を制限されると、それがますます食べたくなってしまうことが、実験で明らかになってきました。
「自分を考える教室」本書より
ダメだ!と言われると、逆に意識しちゃうようになるということを指しています。
例えば、ダイエットをすることを想定します。この時、一定期間、気合いでなんとかラーメンと距離をおいたとしても、ラーメンの食べたさはむしろ増幅されるので、気をゆるした瞬間(ダイエットをやめた時)一気に爆食いをしてリバウンドするわけです。
つまり、無理して短期間で実践するのはあまり意味がなく、自分にあった形で継続して習慣化させる必要があるわけです。
ではどうすれば継続できるのか?
コレに対してもこういった対応策が記載されています
将来のことをリアルにあざやかに感じるほど、将来の自分が後悔しないような意思決定ができるようになります
「自分を考える教室」本書より
また、こういったアプローチもあります。
自制心の強い人のことを考えると、自分自身の意思力も強くなることが研究によって明らかになっています。
「自分を考える教室」本書より
つまり、短絡的に痩せるではなく、その先の目標を明確にしてそこに向けて活動することと、理想像を明確にイメージできることが大事になるわけです。
そのため、まず食費を抑えるときは前提として、食費を抑えた後にやりたいことや大きな目標設定、そして無理ない形を設計する必要があります。
食費を抑える方法
それでは実際に食費を抑える方法ですが、これには具体的に2種類あります。
- お弁当を持っていく
- ポイントを利用する
基本戦略は「なるべく家飯で外食は弁当に置き換える」+「どうしてもの時はポイントを使う」になります。
ただ、出勤かつ残業が必要で夜はさすがに弁当がいたんでしまう…ということも当然あるわけで、その時にはじめてポイントを利用します。
ただ、ポイントも無尽蔵にあるわけではないので、その時のルールを考えます。
私の場合、楽天ポイントを利用しているのですが、大体年間で45000〜50000ポイント貯まります。
つまり、継続可能で使えるポイント額は月4000ポイントくらいです。
週でいうと1000ポイントです。つまり、週に1回か2回の残業+家外での食事はOKで、その場合は500か1000ポイントになります。
では、週に2回の残業があると考えた場合、500ポイントで夕食が済ますことができるのか?
ここが次の論点になります。
(ちなみに、ポイントを最大化する方法は以下にまとめます。)
【実践】家計節約術!楽天ポイントを使って毎月約5,500円分を節約する
少ないポイントで外食を済ます方法
それでは食費をおさえるぐたいてきな手段を考えていきます。
500円で食べれるチェーン店
さて、では夕飯で500円以内で収まるようなお店はあるのでしょうか。
結論としてはチェーン店をうまく使えばいけます。
ただ、上記で挙げた通り、無理したやり方でストレスをためても長続きしないので、なるべく自分が食べたいものを選んでたべれるようにするべきです。
例えば、丼ものがたべたい!となった時や、麺類をすすりたい!となった時に、その要望にあわせて該当店舗をおさえておく必要があります。
つまり、500円以下で食べれるお店をジャンルごとにリストアップしておくことで、これが達成できます。
ではどんなお店があるのでしょうか。
楽天ポイントが使える店の場合は以下のチェーン店があるので使い分けると良いです。
丼ものごはんものが食べたい場合
これはイメージが沸く使い方です。
牛丼・豚丼などで利用する方法です。
多くの場合、クーポンなども発行していたりするのでそちらも合わせて利用するのが良いです。
▽楽天payが利用できるお店
▶吉野家
▶︎すき屋
▶︎松屋
▶天屋
▶なか卯
ファーストフードが食べたい場合
これも丼ものとセットでパっと最初に思いつく選択肢です。
ハンバーガーを代表とするファーストフードです。
これはマクドナルドやケンタッキーがワンコインで食べれる代表格ですが、
地味に狙って使いたいのがファーストキッチンです。
日替わりセットというオトクのセットがあるのでこちらも注目です。
▽楽天payが利用できるお店
▶マクドナルド
▶ファーストキッチン(日替わり)
▶ケンタッキー
定食ものが食べたい場合
これは500円しばりで考えると意外と選択肢が少ないです。
個人的に、地味に好きなのが、リンガーハットの餃子定食です。
2021年2月現在、ランチ価格が夜でも使えてかつごはん大盛無料です。
また、狙いたいのが、やよい軒のときたまある値引き。
クーポンなども利用して極まれに490円で食べれる時があります。
やよい軒はごはんお代わり無料があついので、こうなった時はねらい目です。
また、ランチだけにはなりますが、
さくら水産のランチはなんとごはんと卵がWで無料という大盤振る舞いのサービスもあったりします。
ガッツリ食べたいときにオススメです。
▽楽天payが利用できるお店
▶リンガーハット
▶さくら水産(ランチ)
▶やよい軒(値下げ時)
うんどラーメンなどの麺類が食べたい場合
そして、個人的にこだわりたいのがこれ。
とにかく麺類が無性に食べたくなる時があります。
ここで大変残念なのが、私が今まで愛用していた丸亀うどんがまさかの楽天pay対応していないということ…。
ただ、救いなのはライバル店である、はなまるうどんが使えるということです。
また、合わせて考えていたのがラーメンという選択肢です。
ここも残念なのが一番のコスパ最高の有力候補であった日高屋がこれまた対応していない…
他はワンコインで食べれるお店もなくどうしたものか…と思っていたところ。
ありました。
答えはすし屋のラーメンを食うということです。
はま寿司などのチェーン店では実はラーメンも提供しています。ラーメン屋ほどの
ボリュームは期待できないですが、価格を考えれば許せます。
これまたクーポンがいっぱいあるので確認しながらうまく利用したいですね。
▽楽天payが利用できるお店
▶はなまるうどん
▶はま寿司ラーメン
▶くら寿司うどん
▶かっぱ寿司
▶スシロー
ゆっくりとファミレスで食べたい場合
あとはやることが多い時に使いたいのがこれ。
手帳やパソコンを広げながら食事をしたい場合。
営業であれば、出先で昼食とりながら仕事をせざるを得ない時は結構あります。
その時にファミレスほど心強い場所はないです。
(最近はそういう客をとりこみたいのか電源まであったりします)
ただ、ここでも残念なのが、業界トップのサイゼリアが対応していない…ということ。
ただ、no2のガストが対応しているのでこちらで代替するのが良さげです。
また、穴場なのがラパウザの500円ランチ。
なんとドリンクバーもついてしかも土日もOKのランチです。
これは使わない手はないですね。
▽楽天payが利用できるお店
▶ガスト
▶ラパウザ(ランチ)
バランスよいお弁当が食べたい場合
そして、矛盾した欲望が出た時に使いたいのがこれ。
何かというと低コスト(500円以下)でバランスよく色々食べたい。という欲望が出た時です。
いや、それは無茶だろ。
と思いますが
弁当屋を利用すると実現できます。
具体的にはほっかほっか亭を代表とする格安弁当チェーン店です。
選べるバリエーションも豊富です。
(しかも大盛りにしても予算内になります!)
ただ、一番致命的な問題は食べる場所がないという問題です。
そのため公園のベンチで売れない営業マンスタイルで食べるか
もしくは近くのデパートのイートインコーナーでしれっと食べるか
それとも直帰して家か会社で食べるか
などの方法をとる必要があります。
少しトリッキーですが、コスパはよいです。
▽楽天payが利用できるお店
▶ほっかほっか亭
▶Hotto Motto
好きなものを組合せて食べたい場合
これこそ、一番の欲望です。
好きなものをワンコインで収めて食べたい!
できればその場で食べたい!
というものです。
これも結論としては出来ます!
一番オススメなのは、その場で買ってイートインコーナーを利用することです。
具体的にはコンビニやスーパーなどで総菜やカップ麺などを購入し、
その場で食べるという方法です。
実はちっちゃいサラダやスープ替わりのカップ麺など単価が安いものを
組み合わせることでうまいことワンコインにおさめたりできます。
コンビニを使うのは意外と灯台下暗しになることがあるので
イートインコーナーがあるコンビニは要チェックです。
▽楽天payが利用できるお店
▶コンビニイートイン
▶スーパーイートイン
▶デパートイートイン
ご飯の量が足りない時の対応策
そして最後に、「ワンコインのメニューだと量が足りない問題」についても言及します。
その時の対応策としては、3つあります。
- ご飯大盛りタダのお店を選択する
- おにぎりなどの間食をしのばせる作戦
- ココナッツオイルで満腹感を出す作戦
なお3つ目のココナッツオイルは下記の書籍でも紹介されており、手軽に摂取できるスーパーフードです。
他にも色々な食材が紹介されていますが、手軽に手に入れられて、パフォーマンスを落とさず、かつ経済的な手段のため、これは常に常備しておきたいところです。
さらに食べられる店を拡張する技
そしてさらに昨年にはこういった発表がありました。
何かというと、ポイントをSuicaにチャージができるというものです!
これは500円以内で夕飯を食べるワンコイン作戦においてもとても破壊力があります。
これがなぜかというと、Suicaで決済できる店まで候補を拡張できるからです。
コレができると、駅ビルのお店が全て使えることはもちろんのこと、楽天経済圏でカバーできないチェーン店や、個人店での利用などめちゃくちゃ多岐にわたります。
例えば、上記の楽天Payに対応したワンコインのチェーン店に入らなかった
- 日高屋
- 丸亀製麺
- サイゼリヤ
などが対応します。これで一気に利便性があがります。
また、これとは別にコスパがめちゃくちゃ良い駅の近くにある超格安の立ち食いそばや
町中にある割安のラーメン屋などの、最近は食券機がsuica対応をしはじめているので
こうなると対応できる飲食店が爆増します。
これはすげぇ!!テンションぶちあがる!!
と、思っていたら、
一点だけ大きな問題にブチあたります。
それは何かというと現時点でiPhone対応されていない問題です。
「そ、そんな…」
と私のようなiPhoneユーザーは愕然とするわけですが、
日本のiPhoneのシェア数を考えれば今後対応されると思います。
iPhone対応は優先順位の問題だと思うので2,3か月もすれば順次使えることと思います。
(これは勝手な私の希望的観測です)
常に得するクーポン・情報サイト
また、最後に抑えるべきは、ワンコインで好きな食事をするためには
上記のチェーン店のお得情報・クーポンをタイムリーに抑えることです。
具体的には下記の3サイトをおさえることです。
これを抑えることでバリエーションをもってワンコインで食べることが可能になります。
ブックマークをしておいて損はないと思います。
まとめ

以上のポイントを一言でまとめると以下の通りです。
-
浪費の要因を考える
▷浪費の根本要因はストレスと無理な計画。ここをまずは解消してから。 -
外食の選択肢を上げる
▷在宅・弁当・直帰の割合を増やしつつも、残業時はポイントを使って食事 -
食費0円を目指すプラン
▷基本は家飯!困ったらワンコインのチェーンから選んでポイントで食べる。
まず、前提として食費を抑えることは自分の意思力・誘惑との戦いになっていることを抑える必要があります。
その認識をもった上で、無理のない範囲で、自分の食べたいものをオトク情報を駆使してなるべく安く食すことが重要です。
上記をうまく利用することで、実は無駄なくストレスなく、食費を極限まで下げることが可能になります。
食事に特にこだわりがない人こそ、戦略的に食費を抑えて、自分が本当に使いたいところにお金を投じる下地を作っていきましょう。
ご精読頂きありがとうございました!
m(_ _)m